黒いペチュニア、ファントム

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霧雨が続いています。

濡れそぼった世界初の黒いペチュニア、「ファントム」が強烈な甘い芳香を振り撒きながら落花し、落ちた花は雨に濡れて青黒い汁を撒き散らします。

そんな毒々しい雨景も美しいですが、ファントムが植えてある鉢があるのが駐車スペースの横の狭い場所なので、放っておくとコンクリートにシミがついて見苦しい。

ので、見頃の花を摘んで室内に飾ります。
それにしても、ファントム、という名前が既に、麗しい。
ついでに、ブラックつながりで葉っぱを添えようと、コリウスの「ブラックマジック」も摘んできました。
ファントムとブラックマジック。なかなか素敵な取り合わせ。
昔、作家の長野まゆみ氏が庭で黒い花を集めて栽培していたという話を聞いたことがありますが、それも素敵だなあ、と思ったり。

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チェスの駒は大学の卒業旅行で訪れた大英博物館のミュージアムショップで購入した、世界最古のチェス駒「ルイス島のチェス駒」のクイーンのレプリカ。このチェス駒はハリーポッター映画版にも登場しました。
小さな頭骨は本物のデマレルーセットオオコウモリの骨格標本。
隠れて見えにくいですが、小さなニューメキシコの蒼い八面体蛍石を添えて。
なんとなく、ファントムぽいもの、ブラックマジックぽいものたち。

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我が家のそんな梅雨を楽しむ蛙は、透明標本のアフリカツメガエル。

トリプシンで酵素分解、筋肉を透明化され、アルシアンブルーとアリザリンレッドで染色された本物の蛙です。
命を失ってなお、生物は美しい。

メダカやコチ、タチウオなど他にも10体くらいの標本が我が家にはありますが、このカエルは透明工房のものです。
前々回のデザインフェスタ会場でルリスズメダイやメダカの標本とともに購入しましたが、こちらで購入したものはどれも仕事がていねいで、細かいところまできれいに染色されていますし、透明化処理もとてもきれいに仕上がっています。


ファントムという名前に引きずられて、どことなく奇妙な、霧雨の昼下がりでした。




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by zabiena | 2013-06-16 14:02 | 植物 | Trackback | Comments(0)