鉱物スノードーム「歯車と旅の尼僧」
2013年 10月 01日鉱物スノードーム「歯車と旅の尼僧」
鉱物:ブラジル産水晶
水晶の前に鞄を手にした旅の尼僧が一人。
雪原の中に埋まる歯車や時計の針。
彼女はこれからどこへ向かうのでしょう。
雪と共に、歯車や時計の針が降り注ぎます。
フィギュアはドイツ・プライザー社のHOゲージサイズのカソリック尼僧。角度的にわかりにくいのですが、鞄を下げています。
鉱物はCafe SAYAで購入したブラジル産水晶です。
半年ほど前、初めてスノードームのワークショップに参加した時に予備に、と買っておいたものです。
(Cafe SAYAの以前の紹介記事はこちら、直近のワークショップ記事はこちら、カフェでの鉱物倶楽部の記事はこちら、アラベスク万華鏡のワークショップの記事はこちら)
歯車、やっとクリーニングが終わりました。
当初は黄鉄鉱のスノードームに入れる予定で取り寄せたのですが、黄鉄鉱のドームは今準備中で、こちらのスノードームは乾燥が終わったところだったので、入れてみました。
時計部品なので、極小部品なのですが結構量は入れてあり、オイルの粘度はできる限り上げてあるので、歯車もゆっくり舞い落ちる、というくらいの速度で落ちてきます。
勿論、オイル封入なので歯車が錆びることはありません。
振ってみたところ。
今回、大理石細粒ではなく建築模型用の白砂利をスノーフレークとして使っています。
透明な水晶と白い雪、という構図が好きなので雪も入れてみたのですが・・・・当然ながら、歯車と雪の落ちる速度が異なるため、豪雪の中、歯車が先に落ちてしまいます。
やはり、歯車を入れる場合は雪ではなく歯車のみか、もしくは他の鉱物(手持ちのものでは蛍石、ペリドット)、あるいはもっと比重の軽いラメかホログラム等にしたほうがバランスはよいかもしれません。
が、個人的には雪と歯車のコントラストは気に入っています。
大理石のものも作ってみようかな・・・・。
時計部品自体が高騰しているため、気軽にふんだんに使えないのが惜しいところですが、人に譲るにはコストがかかりすぎたとしても自分が欲しいので、歯車シリーズはまたつくると思います。
もしくは本物でなくても、型どりして歯車のチップを自作しようか、などと計画しています。
いずれにせよ、想像力を掻き立て心躍るモチーフです。
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子供の運動会が週末に控えており、俄かに慌ただしい毎日です。
明日はそれとはまた別に、早朝から家族で1日外出しますので更新は深夜になると思います。
どうぞご容赦ください。
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