鉱物スノードーム「時のサーカス」
2013年 10月 04日鉱物スノードーム「時のサーカス」
鉱物:オレンジリバー産赤水晶
(Orange river,Farm Ntomm,Witbank,Northen Cape,South Africa)
雪の降る夜は一人きり
秘密の赤いテントにおいで
機械式の馬が嘶いて 時のサーカスが始まるよ
「星降るサーカス」と同じ、赤水晶とサーカスの馬のスノードームですが、雲母の代わりに時計部品と大理石の雪を入れてみました。
今回、大理石の雪があまり長く滞留してしまうと変なので、少し粘度をいじりました。
時計の部品は重いので落ちる、という感じですが大理石の雪はゆっくりと降り注ぎます。
雲母の星が降り注ぐ、というのも素敵なシチュエーションだと思うのですが、今回は大理石の雪に埋まる歯車や時計の針、という構図も素敵かな…と試してみました。
フィギュアはプライザー社のサーカスシリーズからサーカスの馬です。
羽根飾りが赤いので、赤水晶ともなじみがよいかな…と思っています。
サーカスの赤いテントに見立てた赤水晶は、いつも大変お世話になっているluciolitemineralsさんから購入した、B品質(赤鉄鋼のコーティングが少し欠けている部分がある)のものなのですが、却ってそのまばらさが、時を経た雰囲気を醸し出していてで素敵だな、と思っています。
赤水晶は「星降るサーカス」の他に、「赤い塔の下に埋めたもの」で使っています。
オレンジリバー産の赤水晶、初めて見た時にはそのビビットな色合いに驚きました。
赤鉄鉱の膜が水晶を覆うことにより赤く染まって見えるのですが、形は水晶とはいえ、「水晶」と言われてなかなか思いつく色ではありませんね。
自然の造型美は本当に驚異に満ちています。
振ってみたところ。
歯車はすとんと落ち、雪は豪雪がゆっくりおさまって、ちらちらとスローモーションで降り注ぐ感じです。
どちらかというと、振ってすぐの状態より、落ち着いてきてちらちらと降る所や、降り積もった雪の中に埋まる時計の歯車や微小部品を鑑賞するのを楽しむ感じです。
比重の違うものを一緒に入れるとなると、この辺りが難しいところなのですが、最近は「玩具」としてのスノードームというより「オブジェ」として所有し、飾って楽しむスノードームが自分の好みだと判ってきました。
子供たちに渡すと面白がって何度も振ってはじーっと見ていますが、私はどちらかというと、ただ置いて眺めている方が好きです。
家事や育児に追われていても、ふと部屋に飾ってあるスノードームが視界に入った時に少し、しあわせな気持ちになって、落ち着きが取り戻せる、というかそういう効果を求めているようです。
好き好きですが、作るときにはこういった好みが出てしまうものなのかもしれません。
時計部品の作品が続きましたが、次にご紹介するのは時計部品から少し離れたものになります。
続くと(作っている私が)飽きるので…。
―――
実家の両親が遊びに来ました。
本当は、明日が運動会で、いつも通り夫は仕事なのでその助っ人(長男のクラスの係りの仕事の際や、親子競技に出場する間、3歳の次男を見ていてもらう)のつもりで来てもらったのですが・・・明日は雨の可能性が高いので予め日曜に延期とのこと…。
母は用事があるので今日泊まって、明日子供たちと遊んだあと帰宅、父は仕事を休んで我が家に連泊し、日曜日も付き添ってくれることになりました。
明後日の運動会が終わるまで、更新は夜間(午後21時~24時の間)になります。
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