鉱物スノードーム「願い事を3つ言え」
2013年 10月 10日鉱物:ブラジル産タンジェリン水晶(Minas Gerais,Brazil)
逢魔が時の四辻で悪魔のような生き物に出会った。
願い事を3つ言うと、運命の歯車が回る。
10月、ハロウィンシーズンなので、タンジェリン水晶の逢魔が時のイメージでいつもとは少し違った経路のものを作りました。
鉱物はlucioliteminerals(以前の紹介記事はこちらさんがスノードーム用に譲ってくださったもので、「遥か昔のこと」のタンジェリン水晶と同じ産地のものです。
この夕暮れ色は水晶の表面に酸化鉄が付着し、それが錆びた色です。
着色しているわけではない天然の色彩ですが、なんとも郷愁を誘うような、切ない色合いですね。
水晶の根元には時計部品を接着し、運命の歯車に見立ててみました。
(オイル使用のスノードームですので、歯車がさびることはありません)
組み合わせると、何処となく不穏な雰囲気になりました。
フィギュアはドイツのプライザー社製HOゲージ用「悪魔のような生き物」。
アップで見ると表情が絶妙なのですが、日本人的な感覚の「悪魔」とはまた少し、違いますね。
プライザー社のこういったファンタジーシリーズのフィギュアや実在の人物のフィギュア(最近のだと、オバマ大統領夫妻のフィギュアなどがあります)はコレクターアイテムで、ひとつひとつ箱入りで販売されています。
振ってみたところ。
これこれ!この蝙蝠フレーク、ずっと探していたのです!
が、販売しているところがなくて…と以前ブログで書いた(記事はこちら)ところ、スノードームキットを購入させていただいている「クールラッシュ」の店主様が送ってくださいました!!
ずっと探していたものだったので、本当にうれしかったです。
この場を借りまして、お礼申し上げます。その節はありがとうございました。
蝙蝠と一緒に茶色のホログラムも入っているので、日に当てるとキラキラします。
やはり、このサイズ蝙蝠がしっくりしますね。自作分は縮尺があってないので・・・。
このチップはまだ、残りがあるのでハロウィンシリーズはあと4つくらい、作成予定です。
4つ分には…足りないかもしれないので、途中から自作の蝙蝠チップになってしまったときは…お察しくださいね。
―――
幼稚園の送り迎えの時に、金木犀の香りを嗅ぐと、泣きたくなります。
私の実家に植えてある金木犀は、父が私が生まれた時に植えた木です。
秋になるたび、胸が締め付けられるのは郷愁のせいでしょうか。
今は自分が子供を育て、毎日幸せだな、と思うとなぜか泣きたくなります。
私の毎日は何も変わり映えのしない、平凡でありきたりなものなのですが、
幸せとはそうしたものなのかもしれませんね。
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