鉱物スノードーム「土曜深夜」
2013年 10月 26日鉱物スノードーム「土曜深夜」
鉱物:ウルグアイ産紫水晶(Tucaramba,Uruguay)
土曜の夜更け 人通りのない歓楽街の裏通りで
ほろ酔い気分のサラリーマンがタクシーを呼ぶ
ここはどこだろう よくわからないがいい気分
星が降り注いで 空からタクシーが降りてくる
使用している鉱物はlucioliteminerals(以前の紹介記事はこちらさんに、スノードーム用にと紹介していただき、譲っていただいたアメジスト。
ウルグアイ産で色合いも濃く美しく、小ぶりで結晶の形もよいものです。
が、
フィギュアはプライザー社街の通行人シリーズからタクシーを呼ぶビジネスマン。
取り合わせがなかなか異様です。
もともと乙女チックなメルヘンの世界を作るというよりは、どちらかというと、もっと混沌として不思議な、けれど風通しの良い景色を作りたい、と思っています。
そこでテーマの「明け方に見たような気のする夢」なのですが、脈絡のないものが登場したり、当たり前に不思議なことが起こったり、という夢の景色って、それほどメルヘンではない気がします。
そんなわけで、麗しいアメジストと、サラリーマン男性のスノードームを作ってみました。
蛇足ですが私がサラリーマン(背広を着た男性)のモチーフが好きなのは、単に中高生の時好きだったマグリットの影響かと思われます。
中学時代マグリットが好きだった、というのはそれはもう、なんというか王道中の王道の青春時代ではありますが、他にも当時は太宰にハマってみたり梶井基次郎や阿部公房や稲垣足穂や澁澤龍彦が好きだったりとそれはそれはもう、ベタな中学生でした。
振ってみたところです。
今回、青い星が降り注ぐドームの中に、いつもコメントを下さる銀さんのアイデアを盛り込んでみましたが…写真ではわかりづらいです。
これ。
わかりますか?金色の星が一つだけ、封入されています。
肉眼では割とはっきり見えるのですが。
たまたま、アイデアをコメントで頂いたときにこのスノードームが乾燥済みだったので早速試してみたのですが、どうでしょう。なかなか素敵です。
金の星は流星のタクシーを捕まえようとする彼へのシグナルでしょうか。
それとも、彼は金の星に手を伸ばしているところなのでしょうか。
などと、空想するのもまた楽しいです。
銀さん、素敵なアイデアをありがとうございました。
―――
本日は結局、午前中に子供たちと実家の母、妹とで卸売センターのハロウィンセールへ行き、それから実家の両親が子供たちを「京王れーるランド」へお出かけに連れて行ってくれるというので、私は一人で、
渋谷パルコ内WRAPPLEにてリボンやペーパーアイテムなどの買い物→東十条のCafe SAYA(以前の紹介記事はこちら、カフェでの鉱物倶楽部の記事はこちら、万華鏡ワークショップの記事はこちら)へルーチカ図鑑Ⅱを購入しに行きがてらレジンアクセサリーワークショップ→渋谷ハンズへ戻ってあれやこれやとクラフト材料を調達。
というコースを楽しんできました。
本当は見たい美術館や博物館の展示、行きたいアンティークショップなどもあったにはあったのですが…今日は荒天の上あまり時間もなかったので、このくらいで。
Cafe SAYAでのワークショップの写真をまだ整理していませんので、Cafe SAYAの記事は明日、更新する予定です。素敵な鉱物と化石も購入したので、それもいずれご紹介したいと思います。
スノードームの台座のデコレーションを考えているのですが、使えそうな資材をいろいろと調達してきたので、帰宅したらまた、いろいろと試してみようと思っています。
スノードームの台座のデザインについてはしばらく迷走するかとは思いますが、どうぞあたたかい目で見守ってください。
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