とても大きなドイツアンティークの鉱物博物画
2013年 11月 06日が、先日ネットをうろうろしていて思わず釘づけになり、悩みに悩んだ挙句購入した鉱物博物画が届きました。
ドイツのアンティーク鉱物博物画です。
広げた状態で94.5cm×64.5cmという、今まで購入した中でダントツの大きさです。
(あまりに大きいため、脚立に上って撮影したものの、うまく撮れませんでした…)
このように折りたたんであり、外表紙にも鉱物画が。
おそらく、高等教育の学校教材として使われていたもの。黒板などに掲示して使用していたと思われます。
デロールの往年の教材用タペストリが昔から欲しくて(でも高い!!)、ピアノの上に飾る絵はそういったものかもしくはデルヴォーの複製画にしたい、と思っていたのですが、この鉱物画を見つけた時にはこれしかない!!と思ったのでした。
これからしわを伸ばして、ちょうどよいサイズのパネルを購入し、額装して飾る予定です。
銀のインクの具合も素敵で、実物はもっと味があるのですが…傾けた状態で撮ったこの画像から少しは伝わるでしょうか。
今の印刷では絶対に出ないこの、何とも言えない佇まい。
蛍石の描き方も凛として、それでいて何となく寂しいような、リリカルな風合い。
敢えてシンプルな額に飾ったら、素敵だなと今から楽しみです。
とても満足な買い物でした。
ちなみに購入したお店は「ange de verre」。
ネットショップだけでなく、ヤフオクにも出品されていらっしゃるようです。
丁寧な対応で、とても親切にして頂き、ネットでの買い物でも安心でした。
他にも理系アンティークを扱っていらっしゃるようで、ご興味のある方は覗いて見てください。
どちらかというと、ロマンチックな雰囲気を大事にされている模様。
こんな素敵なおまけ(鉱物切手のみ、下に敷いてあるのは手持ちのジョセフ・コーネルの直筆の手紙のプリントです)まで頂いて…勿論だから褒めているわけじゃないですよ、断じて。
webショップをご覧になっていただければわかりますが、店主様の趣味がよく、目移りしてしまいます。
実際このお店では他にキノコの博物画(百科事典からの一枚)をとてもお値打ち価格で購入したので、それはまた後日ご紹介したいと思います。
私の物欲は本当に…どこまで行ったら満足するのでしょうね。
まあ、一生満足はしない気がしますが。
それが蒐集家気質というものかもしれません。
難儀な、そして紛れもなく幸福なことです。
―――
オマケ
切手で思い出した、小学校の時に購入したイッツア・スモールワールドのディズニー切手。
確か、大手町の逓信博物館の売店で購入したような気がします。
本日は幼稚園が休みだったので母子3人でディズニーランド(舞浜)に行ってきたのですが、もうすでにクリスマスファンタジーが始まっていて、いろいろ過去を思い出して泣きそうになりました。
いつもディズニーランドに行くときには夫がいるのではしゃいでいるだけで楽しい限りなのですが、本日は夫が仕事でいなかったので、つい青春のアレコレを思い出してしんみり。
夫に言わせると、「あなたの過去は大体がしょっぱい思い出しかない」とのことではあるのですが、大学時代4年間ずっと、ディズニーランドでアルバイトをしていたのでそれはもう、いろいろと懐かしいというか、失恋にまつわるあれこれを思い出したというか。
やっぱりしょっぱい思い出です。
とはいえ、子供たちの笑顔で、だいぶ癒されました。
「本物の偽物」の世界が好きで、今でもディズニーランドは大好きですが、嫌がる夫(ディズニーが大嫌いなのです)を無理に連れていくのは申し訳ないと思いつつ、やはりディズニーランドは家族みんなで行きたいところですね。
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