第四回東京蚤の市 一日目
2013年 11月 09日第四回東京蚤の市(公式サイトはこちら、前回の記事はこちら)に行ってきました。
このイベントは明日も開催されています。(出店店舗・イベント内容などは確実で違います)
前回もかなりの人出でしたが、10時開場の30分前に会場に到着すると、既に大行列。
前回と異なり天気も怪しく寒い中、すごい混雑でした。
今回は個人的に他に行かなければならない用事もあったので、ゆっくりのんびり見て回るのは無理な為、お目当てだけササッとみてきました。
(なお、以下の写真はすべて、お店の方に許可を得て撮影しております)
まずは順路的に一番入り口から近買ったお目当てのお店、ツバメブックスさんへ。
インゼル文庫を豊富に扱っていらっしゃるとの噂を友人から聞いていて、実店舗にも一度行ってみたいと思っているのですがなかなか機会がなく…。
「小さな鉱物の本」や人気の蝶の本も何冊か取り扱いがあり、グレードの違うものの中から選べます。
価格も良心的だと思います。
(他の古書店で扱っているところも何店舗か見ましたが、同じような状態・年代のものであれば一番安値がついていました。ヤフオクなどで出ているものより安いです)
私はお目当てだった蝶の本を購入しました。
中の状態はとてもよく、けれど中表紙に以前の持ち主の署名が入っているため、格安でした。
店主様によると、インゼル文庫は最近ドイツでも品薄になってきているそうですので、手に入れたいものがあれば状態の良いものを今のうちに購入するのがよいかもしれません。
納得のいく買い物ができて気分の良くなったところで、本日のお目当てメイン、ラガード研究所(以前の紹介記事はこちら)さんへ。
東京蚤の市でラガード研究所さんのブースを訪れるのはこれが3回目ですが、未だ実店舗には行ったことがなく…遠方ではありますが、こちらは子供たちがもう少し大きく、小学校に入ったら一緒に連れて行ってもいいですか、と店主様にお会いするたびに聞いている気がします。
というのも、この遊び心、どこか少年を思わせる気がして、子供たちの心が純真なうちに、ぜひ連れていきたいな、と思っているのです…が、今はまだ、大人しくできる状態ではないので、もう2年ほどは我慢…。
我慢できなくなったら、私一人で訪れようと思っています。
理系アンティークもあり、道端で出会う不思議をピックアップしたようなものもあり、なんとも言えず不思議に魅力的なものたちが佇んでいます。
ロシアのネオン管は配線すれば赤く光るとのことで、3つほど購入したのでガラスドームアクセサリーに使用しようかと思っています。(配線はしませんが…)
方鉛鉱の飾り方が素敵で、思わず購入…と、こちらはそんな風に気軽に購入出来る価格だったのですが、
幻灯機のガラスを使ったオブジェ、すごく惹かれましたがこちらは金欠のため断念。
他、アメリカのスライドフィルムなど購入しました。
購入したものについては後日、記事にしたいと思っています。
ほか、会場内にはよく見ると博物画や理化硝子などの理系アンティークを扱っているお店もちらほら。
博物画はさておき、理化硝子はデッドストックものであれば未使用品で安く手に入るため、毎回購入している気がします。
私は理化硝子に関しては「アンティークでなければ」というこだわり(吹きガラスでなければ、とかそういうこだわりですね)はあまりなく、状態の良いもの、できれば未使用品が安く手に入るといいなあ、というゆるーい探し方をしているのですが、
antiquus daysさんでは、前回・前々回でもなかなか見ない理化硝子や実験器具などを扱っていて、今回も購入させていただきました。
大学の研究室などからの放出品や、デッドストックものの理化硝子などはお値打ちで、実験道具が好きな方にはたまらないものを扱っていらっしゃいます。
他に、植物乾燥標本(押し葉標本)なども扱っていらっしゃいました(表記がハングルでしたので、韓国のものなのでしょうか)
こちらも実店舗は京都…遠いですが、いつか訪れてみたいと思っています。
今回は「読書の秋」ということで古書店街と題して古本屋ブースがあったり、前回同様活版印刷のブースがありワークショップなども行われていましたが…時間切れ。
物凄い混雑でしたので、古本をゆっくり見たい方は実店舗の方がよいかと思われます。
人混みが凄くて落ち着いて選べない…雰囲気を味わうだけ、という感じですが、個性ある古書店をこういうところで知って、実店舗を訪れてみる、というのもよいかもしれませんね。
ストリートオルガンの演奏や、カフェの屋台(ただしすごい行列)などもあり、またトークイベントやワークショップなども数々あり…お祭りらしく楽しい雰囲気なのですが…私はいつもこの雰囲気にのまれてしまい、お目当てだけをササッと見て帰ってきてしまいます。
が、理系アンティークはぼちぼち、あとは大体ロマンティックなブロカントやアンティーク、可愛い雑貨やおしゃれなナチュラル系の家具などが多いので、客層は若い女性が主流です。
ひねくれたものばかり探している私ですが、純粋にアンティークが好き!!という方にはとても楽しいイベントだと思います。
明日はラガード研究所さんのトークイベントもあるようです。
ご興味のある方は是非、飲み物(中に自販機はなく、行列にならばないと飲み物が買えません)と防寒(吹きっさらしなので寒いです、トイレも混雑しています)、カフェ屋台の行列に並べない方は軽食(私はパンを持っていきました。ベンチはあちこちにあるので、軽食を取るのは可能です)を持参の上、行ってみてくださいね。
ちなみに雨天は配置替えをしたうえで決行、入場料は一日につき300円。
再入場は可ですが、駅近辺にお店はほとんどなく、一駅先の調布まで出ないと厳しいです。
ご注意を。
―――
昨日、実家の妹と共同で、5月のデザインフェスタに出店応募してきました。
デザインフェスタは抽選があるので、落ちる可能性もあるのですが、いよいよ本当に5月目指して始動です。
あれこれと出品するものを制作していく予定を立てています。
応募したのは5月18日(日)、明るいエリアMブースです。
団体名が必要だったのですが、「時計草の庭通信」では長すぎる!!との妹の意見に従い「時計荘」で応募しました。…2秒で屋号が決まってしまいました。
以後、製作物は「時計荘」名義で発表・販売する予定です。
今のところ、制作するのはスノードーム・スノーグローブとミニチュアガラスドーム(アクセサリー風)です。
抽選に当たるといいな…と祈るばかりです。
12月2日に当落発表がありますので、結果がわかり次第こちらでアナウンスいたします。
どうぞよろしくお願いいたします。
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