鉱物ガラスドーム「十字行の少年」
鉱物:モロッコ産デヴィル石(母岩アンケル石) (Bou-Becker mine Morocco)
ドームサイズ:35×24mm(こちらのアメジストと修道士のドームが同じ大きさです。 記事中に100円硬貨との比較画像あり)
遠いところで鐘の鳴る音がする水辺を歩く葬列がやってくる葬列の先頭に立つ少年の掲げる十字架がきらきらと水面に写りこむ
鉱物スノードーム「フラミンゴ」で使用したのと同じ、デヴィル石を使って、リベンジをしてみました。前回の大失敗は、デヴィル石(緑色の石)についているのがドゥルージー水晶だと思い込んでいて、水に入れてしまったこと…。実はラベルにはきちんと記載されていて、水晶ではなく透石膏だったので見事に溶けました…。透石膏は水に弱い、と鉱物好きなら誰でも知っていることなのに、見事にやらかしてしまったわけですが、スノードームを作るなら、きちんと鉱物のラベルを見て確かめてから作れ、正体がわからないならスノードームに入れるべきではない、という良い教訓になりました(笑)まあそんなことは大前提なのに、普段が大雑把すぎますね。
あれから透石膏は水に溶けてしまいましたが、その分ローザ石が露出して緑が鮮やかになり、透石膏の溶け込んだ水はセピア色に染まり、それはそれできれい。と思うことにしています。
ちなみに現在は水(当時は化学実験用の超純水を使用してました)ではなく、独自にブレンドした医療用・食添用・工業用のオイル各種を使用していますので、鉱物など溶け込むことはありません。入れるものもきちんと選ぶようになりました…。
フィギュアはドイツ・プライザー社のNゲージ用の葬列セット・カトリックバージョンから十字架を掲げる少年です。
プライザー社はドイツのメーカーなので、葬列セットもきちんとカトリックバージョンとプロテスタントバージョンがあり、しかも十字行(神の民の集まり=教会が天国に向かって行進していることを表す行列)を組んでいる様子が再現できるようにセットが組んであります。値段が張るだけあって細かいですね。
そのうちの一人をピックアップしたので、他の人形は他のところで使うつもりです。
十字架をささげる少年と、透石膏のきらめき、ほのかなデヴィル石の緑がなんとも言えず幻想的なガラスドームです。
こちらも、このあと金具をつけるつもりです。
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今週末、ずっと待っていたスノードームの制作用資材が各種届きました。
…が、今週はバタバタしてしまってあまり制作が進んでいません。
来週はもう少し落ち着いて過ごせる予定なので、少しづつ進めていきたいと思っています。
明日は鉱物の紹介の予定です。
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本日は長男の七五三参りでした。
朝からバタバタしどおしで、けれども次男の初宮参りの時に比べたら格段に楽になってしまったな…と嬉しいやら寂しいやら。
紋付羽織袴で両家の祖父母に祝われて、なんだか照れていたけれど、お参りはすっかりお兄さんでまったく騒がずきちんと受けられて、我が子の確かな成長を感じました。
子供の成長はあっという間で、あっという間に親の手を借りなくてもいろんなことができるようになり、手がかからなくなっていき…そのうち巣立っていくのですね。
お母さんを満喫したくて、そんなに急いで大きくならなくてもいいよ、なんてこっそり思った晴れの日でした。
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