ヤオガンシャン産蛍石(水晶を伴う)


f0280238_13551923.jpg
Fluorite/Quartz
Yao Gan Xian,Hunan,China

今回のミネラルショーでは、工作材料のほかに自分用に蛍石をいくつか買いました。
これはその一つ、中国湖南省、ヤオガンシャン産の蛍石。

蛍石で一番好きなのはイリノイのもの、特に黄鉄鉱入りの八面体が好きなのですが、イリノイの鉱山は既に閉山していてあまり手に入りません。
ニューメキシコの青、フランスのスカイブルー、強蛍光のロジャリー…、心惹かれる産地は数々ありますが、このヤオガンシャンも儚げな青紫のゾーニングと透明感が美しい産地で、とても好きです。
特に好みなのは、こういった、水晶と共生している蛍石の標本。
個人的な好みとして、どうやら私はきっちりかっちりしているものより、あれこれ混ざり合って混沌としている方が好きなようです。


f0280238_14005642.jpg
この蛍石は「arth~地球がくれた宝物」さんで購入したのですが、ヤオガンシャンはまた、鉱山の持ち主が変わったのだとか(過去に二度、鉱山主が変わっています)。
その鉱山主が蛍石の価格を調整するために今、市場を開放しないそうで、このところ数年、ヤオガンシャンの美しい標本と出会える機会がめっきり減ったのにはそういった事情があるようです。

以前「クラウドミネラル」さんでやはりヤオガンシャンの蛍石を購入した際に、「10年くらい前までは安く素晴らしい標本が手に入ったけれど、このところ高騰している」という話を聞き、またこの日この後に訪れた「蛍石」さんでも「最近はもう、ヤオガンシャンのハイランクな標本は枯渇してきていて、ほとんどが透明感のない、くすんだものしか入ってこない」という話を聞きました。

これは、と思うヤオガンシャンの蛍石を見かけたら、迷わず購入したほうがいいのかもしれませんね。
石との出会いは本当に、一期一会。


f0280238_14085568.jpg
少し曇ったような気だるい水晶の上の儚げな蛍石、内部にはうっすらと紫の縁取り。
なんとも素敵な佇まいの蛍石です。

そして、この蛍石を購入して、店主さんといろいろお話をしていたところ…なんと、偶然にも鉱物スノードームを作っていらっしゃる方からお声をかけていただきました…!

今まで、ワークショップには参加したものの、特に誰に教えを乞うわけでもなく孤独に一人でモタモタと試行錯誤しながら作っていたので、嬉しくて嬉しくて。
この日は子供たちを実家の母に預けてのミネラルショーでしたので、時間がなく後ろ髪をひかれつつも名刺をお渡ししてその場を離れたのですが、これからいろいろとお話しできたらな、と思っています。

石が取り持つ不思議な縁、というか、こういったことは時折あります。
最近大分世間に認知されつつある鉱物趣味とはいえ、まだまだ狭い世界ですから、センスの近い人と知り合うチャンスも多いのかもしれません。
そういうところがまた、鉱物蒐集の面白いところですね。


・・・・・・

熱はだいぶ下がったのですが、あまり風邪がよくなりません。
なんだか体中、特に頭が痛くてぼーっとしてしまいます。
もう少し綺麗な写真が取れればよかったんですが…まとまりのない記事になってしまいました。

そんなわけでこの石についてはまた、写真を撮りなおすかもしれません。

継続は力なり、と自分に言い聞かせて毎日更新しているわけなのですが、体が弱ると「義務や責任があるわけでもなし、誰に頼まれたわけでもないのに何で頑張ってんだろ…」と思ったりもします。
が、「でもやるんだよ!!」の精神で行こうと思っています。
そういう無駄からきっと、文化とは生まれ来るもの、と信じて。






にほんブログ村 コレクションブログ 鉱物・岩石・化石へ
にほんブログ村
↑ランキングに参加しています。押してくださると、更新の励みになります。
いつも応援してくださる方々、本当にありがとうございます。



[PR]
トラックバックURL : http://zabiena.exblog.jp/tb/21054250
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
by zabiena | 2013-12-09 14:29 | 鉱物 | Trackback | Comments(0)