石華工匠「ビスマス人工結晶」のさざれ

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年末年始の帰省中に家族で吉祥寺に寄ったのですが、夫が子供を見ていてくれる隙に私一人、匣ノ匣さんへ行ってきました。
お目当てはこれ、ビスマス人工結晶のさざれ。
ビスマス人工結晶の制作活動をなさっている石華工匠さんの作品です。

ビスマスはもともとの色は白銀色をしていて、この人工結晶のカラフルな色は融解したビスマスを冷却した際にできる酸化膜によるもので、シャボン玉と同じ光の干渉による発色です。
詳しくは石華工匠さんのサイトに説明がありますのでこちらをどうぞ。
(ビスマス人工結晶の作り方も載っています)


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以前にもこのブログでご紹介したビスマスは、Cafe SAYAでのビスマスワークショップの際に石華工匠さんが講師をなさっていて、当日作ったビスマスを購入させていただいたものです。
石華工匠さんは他にもデザフェス等で活動をなさっていて、お財布にちょこちょこと買い集めていたのですが、大きなものは出会うことがあっても、今までさざれは購入できずにいました。
ミネラルショーなどでもドイツ製のビスマス人工結晶は結構売られていて、実際にいくつか所有してはいますが、やはりさざれは売っているのをみたことがありません。
細かいものよりも、大きいものの方が個人的に観賞する分には見ごたえがあって好みだ、ということもあります。


ビスマス人工結晶のこの色は酸化膜の光の干渉によるものなので、オイル封入であってもスノードームには使用できません。(錆びることはなくても、この独特の色合いは見られなくなる)
また、ビスマス自体とても脆く柔らかい金属なので、アクセサリーなどの加工にも向きません。

が、ミニチュアガラスドームに封入するのであれば使える!!
ということで、工作用に購入してきたのでした。




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私はもともと、モノを偏愛するたちで、一度気に入るととことん拘ってしまうのですが、ビスマスの美しさにも執着しつつあります。
見ていて飽きない、偶然の作る美しい形。
そういったものを、なるべく身近に置いて眺めながら暮らしたい、などと考えています。
ガラスドームに入れて飾りたい、と考えるのも、大きな標本をルーペでじっくり鑑賞するのにはやはりまとまった時間が必要だけれど、いつでも眺められる場所に飾っておけば生活の中で眺めて暮らせる、などという、ビスマスへの固執がにじみ出ている気もします。



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さざれ、といっても他の鉱物のように研磨加工しているわけではないので、少し印象が違いますね。
どちらかというと、「ミニ人工結晶」といった風情です。

細長い瓶の方の長さが10センチ弱。
小さいものになると小指の爪の上にも載るほどの小さな結晶ですが、こんなにも表情が豊かで、不思議に満ちた美しい造型、美しい色です。
ジオラマ好きとしても、なかなか楽しい素材です。

今現在、鋭意制作中ですので、完成次第こちらのブログにてお披露目いたしたいと思います。



・・・・・・

ようやく今週から幼稚園が通常通り始まり、ほっと一息をついています。
が、また所用で明日から日曜日まで、子供たちを連れて東京都郊外の実家へ帰省いたします。
更新はまた夜間(22:00~24:00)となりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

帰省中の土曜日夜は、Cafe SAYAにて行われる蛍光鉱物観察会に行ってこようと思っています。
久しぶりのCafe SAYA、楽しみです!



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by zabiena | 2014-01-16 14:28 | 鉱物 | Trackback | Comments(0)