3日ほどお休みをいただいてしまいました。
このところ育児関連であれやこれやと雑事に追われておりました。事情があって詳しくは書けないのですが、これからも少し、時間をとられることがあるかもしれません。
こういった状態でブログを「毎日更新」というのは無理があると最近、感じております。
どちらも適当になってしまってはやっていく意味がありませんので、納得のいく制作・更新を続けるため、これからは無理のないペースで長くブログを続けていこうと思います。
なお、3日以上お休みをいただく際にはこちらのブログかTwitter(@yuri1117)にてアナウンスを致しますので、どうぞよろしくご理解の程、お願いいたします。
さて、本日は鉱物標本のご紹介から少し離れまして、博物ふぇすに向けて新たに作った「イリノイ州産蛍石入りガラス管」をご紹介したいと思います。
時計荘では、鉱物を使った作品を制作していますが、今回は初めて石の加工から入りました。
加工といっても、イリノイ州産蛍石のチャンクを八面体に割り、その欠片をきれいな色が出る面にそって砕いてガラス管(直径28mm 口径12mm)に詰めただけなのですが…。
それを使ってみよう、という試みです。
博物ふぇすてぃばる!はその開催趣旨から、若い方が多くいらっしゃるのでは、と見込んでいます。
時計荘のメインの販売物は鉱物スノーグローブなのですが、こちらは劣化するものなので原価ぎりぎりの価格に抑えてはいるものの、やはり、スノーグローブのキットや中の鉱物やフィギュア自体が高価なので、お若い方や学生さんには少し、高価な価格帯となっています。
他、色々と用意はしていますが、フィギュアが入っていたり、細工が細かくて時間がかかるものなどはどうしてもお安く出すことができません。
そこで、もう少し買いやすいお値段で何か用意できないか、と私なりに考えて、イリノイの八面体でも自分で割ったものなら安価で提供できる、というところに落ち着いたわけです。
イリノイ州産のチャンク(
こちらの記事中のもの)から私が割り出した、一般に出回っている1センチ程度のものよりほんの少し小さ目な八面体(個体によってゼロだったり1つだったり2つだったり数の違いはありますが石の色・透明度などのバランスを考慮し公平に詰めています)と、綺麗に色が出るように割りなおした欠片がガラス管の中に詰まっています。
博物ふぇすで展示予定の、八面体蛍石ばかりを詰めた瓶は大変高価ですし、お譲りできないすでに手に入らないものも含まれますが、欠片であれば、色々な色を詰めても高価になりすぎず、また美しい色合いを楽しむこともできます。
上部はバチカン・マルカンで処理してあり、紐やチェーンを通して下げられるようになっています。
あくまでアクセサリーではなく「オーナメント」としての販売ですので、チェーンや皮紐はお付けしません。
(こちらはガラスを使用しておりますので、アクセサリーとしてのご使用には十分ご注意の上、自己責任でのご使用をお願いいたします。アクセサリーとしての使用時における破損に関しまして当方は一切の責任を負いません)
今のところ、種類は歯車、羊、鳥、サンキャッチャーパーツ、鍵束の5種。今の時点で各種3つくらいずつ制作が完了しています。
ガラス管に詰めてある欠片たちの様子。
この季節の太陽光下で撮影しているので、室内でみるとまた色合いは違うと思いますが…。
ガラス管の中身はランダムですが、色とりどりになるよう、ランクのばらつきがなるべく出ないように詰めています。
写真ではわかりにくいですが、八面体も入れてあります。
八面体が入っているもの、入っていないもの、二個入っているもの、などいろいろありますが、価格的には同じになるように調整してあります。
八面体は私が割り出したものなので、綺麗に正八面体に割れているものと、微妙…なものがありますがこれは技術というよりも、もともとの欠片の形の問題もあります。よくご覧になって、お好きなものをお選びいただければと思います。
サンキャッチャー用のパーツ(硝子)。
ブラスパーツの羊(片面のみ)。
鍵束パーツ(ブラスせいではなく、着色されたもの)。
歯車をつなげたもの。
鳥。
そんな感じの、少し玩具っぽいオーナメントです。どうぞよろしくお願いいたします。
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