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新作・鉱物ジオラマ電球(吊り下げ型)「荒れ地の修道院」

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台風一過、大変な目に合われた方々には心からお見舞い申し上げます。
千葉ではまったく拍子抜けするほど何事もなく、本日は朝から快晴、猛暑日となりました。
このところ長雨や台風、そして猛暑と厳しい気候が続いておりますので、どうぞ皆様お体にはお気をつけてお過ごしください。


さて、本日はようやく晴れましたので、久しぶりに完成作品の撮影を何点かしました。
まずは、ジオラマ電球の新作からご紹介したいと思います。



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鉱物ジオラマ電球 (吊り下げ型)

「荒れ地の修道院」

鉱物:アーカンソー州産水晶ポイント インド産ルビー(強蛍光)
電球:口金26mm、高さおよそ10cm×直径およそ5.5cm
使用ソケット:アルミ製(青銅色)ロータリースイッチ式
コード:黒・ダブルコード




今までの鉱物ジオラマ電球は据え置き式で、木製台が付属しており、そこへミネラルタックで固定する方式でした。
せっかく電球なので、本物のソケットと電気コードを使って、新しく吊り下げ型のジオラマ電球を作りました。

この型のソケットはなかなか国内では手に入らず、だいぶ探し、結局個人輸入しました。(このため、前回のデザフェスには間に合わなかったのです…ようやくお披露目です)
ロータリースイッチ方式なので、ソケット側面にある黒いスイッチは実際に回すことができます。
回すと鳴るカチッ、カチッという音、なんだか懐かしい感触です。
実はもう一種類、ソケットは輸入しているので、また他のバージョンもそのうちご紹介します。

ちなみにソケットとコードはアンティーク部品ではなくレプリカの現行品です。
アンティークものを使うと…ものすごい金額になってしまうのでこの辺りは多少妥協しました。が、なかなか雰囲気が出ていると思います。



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なお、画像には写っていませんがコードは先をわっかにしてあるので、フックなどにかけてご使用になれます。
コードはペンチやハサミなどで切断できますので、お好きな長さに切ることができます。
そのため、少し余裕のある長さにしてあります。飾る場所によって、結んだり、切ったりしてご使用ください。
(本物の電気コードですので、黒い紐の中には電線が入っています。怪我をされないよう、取り扱いにはご注意ください)




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水晶のポイントは透明度の高いアーカンソー州産の、ダメージやクラックのない美しいものが二点。とっておきです。
形もとても水晶らしく、佇まいも美しいです。

フィギュアはHOゲージサイズのドイツ・プライザー社製修道女、聖書を読んでいる姿のもの。
時計荘ではすっかりおなじみのフィギュアですが、HOゲージサイズなので大きく、表情や服のひだまでしっかり表現されています。
国内ではNゲージサイズの修道女フィギュアはたまに見かけますが、HOゲージサイズはあまり需要がないようで、見かけることはあまりありません。今回は馴染みのお店に頼んで、直接プライザー社から取り寄せてもらいました。
このフィギュアだけでも、職人技なのでぜひ見ていただきたいです。


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修道女の足元にあるのは、Cafe SAYAにて購入したインド産の母岩付の小さなルビー。
紫外線でかなりはっきり蛍光します。
…が、画像が用意できませんでした。(所有しているブラックライトの故障のため)

ルビーだけだと単に派手な色に蛍光する乙女色の石、なのであまり好みではないのですが、母岩が地味でなんとなく雰囲気のある佇まいを、修道女と合わせてみたら以外にしっとり馴染んだ気がします。




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シンプルに、これ一つだけぽつんと冒頭の画像のように飾るのもよさそうですが、窓辺に吊り下げてみるのもまた、楽しいです。
ただ、電球自体は古いものを使っていますので、衝撃には大変弱いです。
くれぐれも破損にはお気をつけください。

また、ソケットとコードは安全のため、電気回路をつなげずに強力に接着してあります。
部品は本物ですが、他の電球などを点灯させることはできませんので、予めご了承ください。
あくまで観賞用のオブジェですので、電気を通すのは大変危険です。絶対にしないでくださいね。



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電球の中の、ガラスで密封された狭い空間の中で、無限に広がる旅をする。
そんな夏の夜の、不思議な夢を、あなたに。


こちらは博物ふぇすに持って行きます。

一応販売予定(…価格がですね…高価なので…売れるつもりで作ってません…)ですが、大変壊れやすいものですのでお手を触れずご鑑賞くださいますよう、お願いいたします。
大変恐縮ですが、お買い求めの際は店の者(私か妹のどちらか、または二人ともが店番してる予定です)にお声をおかけください。

どうぞよろしくお願いいたします。



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by zabiena | 2014-07-11 22:24 | 鉱物ジオラマ