鉱物ジオラマ瓶(小)「太古の海へ」「アポイントメント」
2014年 07月 28日
さて、それでは今日も、昨日の続きをご紹介いたします。
鉱物ジオラマ瓶(薬瓶・小)「太古の海へ」
鉱物:アーカンソー州産水晶ポイント
瓶サイズ:直径約4cm(口径約2.5㎝) 高さ約8.5cm(蓋部分含む)
アーカンソー州産の透明度の高い、美しい形の水晶ポイントを贅沢に3つ使い、天然の珊瑚を添えた不思議な海底の景色に、ビンテージの時計基盤を据えました。
手持ちの基盤の中では一番小さなもので、ぎりぎりこの試薬瓶に入る大きさですが、比較的状態がよく、歯車やネジも綺麗に残っています。裏側にも数字の刻印が見え、全方向から見ても面白い部品です。
フィギュアはプライザー社製Nゲージサイズのかばんを持つ修道女。その傍らにある赤いウミウチワに見立てているものは海藻ではなく乾燥苔を着色したものですが、なかなか雰囲気が出ています。
こちらも蓋は接着していないので中を覗き込むことができます。太古の海で、不思議な時計が時を刻む音が聞こえてくるかもしれませんね。
さて、本日はもうひとつ。
鉱物ジオラマ瓶(薬瓶・小)「アポイントメント」
鉱物:アーカンソー州産水晶ポイントニューメキシコ州ビンガム産蛍石八面体
瓶サイズ:直径約4cm(口径約2.5㎝) 高さ約8.5cm(蓋部分含む)
海外から輸入した、ニューメキシコ州ビンガム産の、海のように青い蛍石八面体。こちらは私の割ったものではなく、職人さんが割ったもので、透明度はそれほどありませんが形も色もとても美しいものです。…ただその分少し、お値段は張ります。
添えてあるのは着色した乾燥苔で、海藻ではないのですが雰囲気は出ていますね。
それと、アーカンソー州産の水晶。水晶らしい形です。
フィギュアはプライザー社製Nゲージサイズのビジネスマン。
紳士と鉱物の組み合わせはとても好きで、繰り返し作っています。
中学生の頃に好きだったマグリットの影響かと思われますが、「明け方に見た気のする夢」を感じさせる気がして気に入っています。
この鉱物紳士は海底で、一体どんなアポイントメントがあるのでしょうね。
こちらは結構形の美しい枝ぶりの、天然物の珊瑚。
桃色がなんとも言えないです。
ワシントン条約前のストックということで、今ではなかなか手に入りません。
蓋は接着しておりませんので、中を覗くことができます。なお、試薬瓶の口のスリガラス状の部分を濡らした上で蓋を閉めてしまいますと、開かなくなる場合があります。販売時は蓋と口の間に薄紙を入れてありますので、不安な方はこれを外さずにいらっしゃいますと、開かなくなる心配がなくなります。
海底シリーズは他にもあるのですが、博物ふぇすには以上3点と、これからご紹介予定の2点の合計5点を持ち込む予定です。どうぞよろしくお願いいたします。
にほんブログ村
↑ランキングに参加しています。ボタンを押してくださると、更新の励みになります。