鉱物:ニューメキシコ州産八面体劈開蛍石アーカンソー州産水晶ポイント
瓶サイズ:直径約4cm(口径約2.5㎝) 高さ約8.5cm(蓋部分含む)
ポール・デルヴォーの作品に「森の駅」という名画がありますが、あの絵を中学校時代に画集で見てからというもの、森の奥にある駅が度々夢に出てきます。
そんなイメージをジオラマで作ってみました。
今回使用した八面体劈開蛍石はニューメキシコ州産。
青は濃いですが透明感はあまりありません。
白熱灯下でカラーチェンジします。
形は非常に美しい正八面体で、ダメージもありません。
水晶はアーカンソー州産のポイント2つ。姿美しく、透明感も抜群です。
フィギュアはドイツ・プライザー社のHOゲージサイズの黒衣の男性。本来は「葬列」シリーズのものなので、お葬式に参列するための礼装なわけですが、駅舎灯の下に佇む様子が妙に似合います。
駅舎灯の立つ、森の駅。…線路はどこに??
こちらから現れるのかもしれませんね。(蓋は接着していないので、上から覗くことができます)
さて、最近少し思う所ありまして、ここで時計荘の作品で使用している鉱物について、ご説明させていだだきます。
時計荘では、全ての作品に鉱物を使用しています。
これらは、私が長年個人的に蒐集したものを始め、国内の鉱物店や知り合いの業者さん、ミネラルショーや博物館のミュージアムショップ、海外のネットショップやオークション(ただし、付き合いのある業者さんや鉱物関係の知人からの紹介など、信頼の置ける出品者に限る)で購入したもの、または譲りうけたものなどです。
信頼の置ける売り手さんからの購入品を使用してはいますが、私個人は専門的な鑑定の知識や鑑定できる設備を持っておりません。そのため、作品に使用したものが、のちに熱処理や放射線処理などの加工品であったということが判明する可能性もあります。
予め加工がわかっている場合はその旨明記しております(例えば、八面体は劈開標本であること、スノーグローブに使用している雲母薄片は熱処理済みであることなど)ブログにて明記しておりますが、全ての鉱物に絶対の保証をお約束することはできません。
もともと、スノーグローブを選択した時点で、水やオイルに封入するということ自体が加工に準ずるものですので、私個人としてはそこまで「天然そのままの状態」にこだわっているわけではなく、あくまで鉱物の美しさを楽しむ一つの方法として、この作品世界を楽しんでいただければと思っております。
以上のことをご理解いただいた上で、時計荘の作品世界をお楽しみいただければと思います。また、ご購入に際し、ご質問等ございましたら、ぜひともTwitter(@yuri1117 鍵のない方以外は基本的にフォローバックしておりますのでダイレクトメッセージでお願い致します。鍵付きの方はメールのほうでどうぞ。フォローが必要な場合はお申し付け下さい)か、メール(zabiena☆excite.co.jp ☆を@に変えて送信して下さい)でお問い合わせ下さい。
教養もなく、浅学菲才の身ではありますが、これからも精進してまいりますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。
にほんブログ村
↑ランキングに参加しています。押してくださると、更新の励みになります。
いつも応援してくださる方々、本当にありがとうございます。