鉱物bar vol8「天体嗜好症 石と星と」

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ギャラリーみずのそら公式サイトより転載)



今年も、先週末金曜日より鉱物アソビさんプロデュースの「鉱物bar」(公式ページはこちら)が西荻窪のギャラリーみずのそらにて開催されています。
今年のテーマは「天体嗜好症 石と星と」。
鉱物と天体とはやはり相性が良いもので、詩情そそる組み合わせですね。


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初日は例年にもまして、会場直後から日没くらいまでは大変な混雑だったようですが、私が到着したのは八時前だったので、もうそろそろ人もまばらになってきた頃合でした。

落ち着いて見るにはやはり、barタイムの方が良いのかもしれません。



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入口入ってすぐの、撮影可スペースにて。

例年と同じく、会場のギャラリースペースでは撮影は禁止です。
カメラや携帯を置いて石と星たちの声に耳を澄まし、想いを馳せる静かな空間に、蓄音機の音楽が低く流れ、時が過ぎるのを忘れてしまいます。

鉱物アソビさんセレクトの鉱物たちのラインナップはやはりどこか雰囲気のある、心ときめくものばかりでため息が出ます…。
特にご自身でミュンヘンショーに出向いて仕入れていらっしゃったという鉱物たちの美しさは目を見張るものがあります。

そして今回はライティングもまた鉱物が見やすく配置され、蛍光灯の光で鉱物を観察することもでき(もちろん、日中は自然光でも)、「変わらずいてくれる」安心感と「日々進化する」驚きに満ちています。


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今年は昨年時計荘ブースにゲストで来ていただき(当日の記事はこちら)、今年11月に「石の夢展」(詳細はこちら)を共同企画しているROUSSSEAUさんが参加されており、このことも訪れるにあたって非常に楽しみでした。

今回は鉱物アソビさんとコラボした、テラリウムならぬ「ミネラリウム」をはじめ、ルーチカさんから提供された結晶構造を元に大きな水晶の結晶形のテラリウムや結晶形ガラスケースなど鉱物barならではの作品も並び、大変見応えがありました。
残念ながらハンギングタイプのミネラリウムは開場してから夕方までの時間で大多数が完売した様子でしたが、結晶形ガラスケースは受注形式のため、終日購入することができます。


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さらに、今回は何度も当ブログでご紹介しているメルキュール骨董店さんも参加されており、画像のスペインの古い星座盤の他、素晴らしいコンディションのアンティーク星座盤がガラスケースの中に鎮座し、エイサ・スミス著「スミスの図解天文学」からのリトグラフが壁面にずらりと並び、選りすぐりの天文系古物がこの会場の美しさを格別のものにしています。

スミスの図解天文学…実は以前かの「天文古玩 」でその存在(該当記事はこちらから)を知ってから憧れの本であったので、たいへん興味深く拝見しました。

これだけの数の図版や星座盤などの天文学系アンティークを並べて見られる機会というのはなかなかないと思いますので、ご興味のある方は是非とも。


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(画像は当ブログ過去記事から)


さらに…昨年の鉱物barでたまたま同席し、11月の「石の夢」展にも参加していただくことになっているnoir lapinさんの鉱物鑑賞箱もギャラリーに展示されています。
撮影は禁止のため、昨年カフェブース(こちらは撮影が可能です)にてご本人の許可を頂いて撮影した画像を…。
こちらは実物の素晴らしさをぜひ、ご覧いただきたいと思います。
(なお、昨年のご紹介記事はこちら



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鉱物barを毎年訪れているくせに申し訳ない話ではあるのですが、私は完璧な下戸ですので、今年も冷茶と鉱物菓子をいただきました。
画像のお菓子は彗星菓子手製所さんのプレートとオリジナル冷茶。
お菓子は重晶石を模したういろう(桃)、水晶の琥珀糖ときなこ飴。
冷茶に浮かんでいるのは葡萄の実と葉、見目にも涼しいお茶でした。
お茶とは美しい時間のことなのだ、とのセリフを思い出しました。

ほか、もちろんbarですので石と星にちなんだオリジナルカクテルや酒肴のメニューもあります。


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と、いうか…もちろんbarなので、こちらのほうがメインなのですよね。
毎度こちらを味わうことなく記事を書いてしまうことの非常識に申し訳ない気分になりますが、どうぞ、お酒を嗜む方はぜひ召し上がって、こっそりご感想を教えてください…。

下戸の私は、きっと美しい見た目に反することない、美酒なのだろうと想像するにとどめておきます。

なお、飲食の方は今回、予約制ではないのですが大変混雑した模様で、翌日昼にちらっと訪れた時には満席で整理券を配布しているようでしたので、飲食希望の方はご注意ください。
また、彗星菓子手製所さんのお菓子は16日までで終了となり、今後の鉱物菓子の予定は22~23日になのさんのご予定のようです。
こちらも公式サイトをご覧の上、ご注意ください。


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鉱物barはあす、あさってが休廊となり、以後8月19日(水)から8月23日(日)までとなっています。
地中のきらめき、空のきらめきに思いを馳せながらお酒を嗜む、そんな夢のある夏の一夜を、ぜひ。



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by zabiena | 2015-08-17 00:34 | イベント・展覧会 | Trackback | Comments(0)