カテゴリ:キャビネ・ド・キュリオジテ( 9 )

f0280238_22120035.jpg


黒光りする小さな鉄の粒たち。
カンポ・デル・シエロ(隕石の名前です。スペイン語で「空の草原」)、隕石の種類としては「鉄質隕石(IA)」、構造的分類としては「シリケート(ケイ酸素)を含む粗いオクタヘドライト」、アルゼンチンのチャコ州グラン・チャコ・グアランバにて1576年に採集された隕石です。

ずいぶん以前にミネラルショーで、「隕石」、空から降ってきた石という響きに惹かれて一袋、お土産気分で購入したものです。
その後ずいぶん長いこと引き出しに保存されたまま忘れ去られていましたが、ふと思い出して取り出してみたところ、なかなか風情のある佇まい。
グレードとしてもそれほど貴重なものではないので、このままお蔵入りさせておくよりは、と近々作品に使用する予定です。



f0280238_22174407.jpg


f0280238_22183170.jpg

こすると少し、指が黒くなります。あえて磨かずに使用してみようかな、と思っています。
スノードームに使うには小さすぎるので、鉱物ガラスドームか秤量瓶入り鉱物ジオラマに使用してみようと思っています。
隕石…はまるとこちらもひと財産なくしそうなのであえて深入りしてこなかったのですが、ルーペで眺めているとなかなか楽しいですね。


隕石を使ったアクセサリーはミネラルショーや自然科学系のお店、ミュージアムショップなどでよく見かけますが、私が所有しているアクセサリーはダーウィンルームで(紹介記事はこちら)購入した、隕石のシルバーネックレスです。
(なお、こちらを購入したのは1年半ほど前のことですので、現在も販売されているかどうかは不明です)



f0280238_22215944.jpg


ミネラルショーで外国の業者がよく売っているような、いかにも「お土産です」という風情の物とは少し違ってシンプルで普通に使えるデザインなので、割と気に入って使っており、少し銀がくすんでしまっていますが…。

大仰なハイランクジュエリーや高価なブランドジュエリーよりも、こんなアクセサリーが好きです。

ただ、惜しむらくは…ダーウィンルームは博物系の雑貨店ですので地学に特化しているわけではなく、広く教養の再生をうたっているだけあって、専門性が高いわけではなく…こちらの隕石も発見年・採集地・分類などは不明…。
お店の方に伺ったところ「たぶん、中国に落ちた隕石だそうです」とのことですが詳しいことはわかりません。
とはいえ…。


f0280238_22250533.jpg


胸元に隕石。
誰にも気づいてもらえたことはないので、単なる自己満足ではありますが、一日気分良く過ごせます。



・・・・・・

子供たちもやっとインフルエンザと胃腸炎が治って幼稚園に行き、今日こそはやっと一息…。
と思いきや、10時半ごろに幼稚園から電話。
長男がおゆうぎの最中に怪我をして病院に先生と居るからすぐに来てくださいとのこと。
肝をつぶす思いで急いで救急病院へ行ってきました。

幸いなことに大した怪我ではなくて、転んで顔を強打した際に口の中を切っただけでした。
が、やはり「顔を強打」しているので打ち所が悪いといけないと言われて検査やらなにやら、結局帰宅したのは夕方でした。
長男はやはり、まだ体調が万全ではないのか夕方にも嘔吐してしまい、早めに就寝してしまいました。

毎日毎日、なんだかトラブル続きで参っていますが、そういう時のよりどころがあるのとないのとでは気分の持ちようが全く違います。

好きなものがあること、眺めて落ち着けるものを持っていること、育児を忘れて没頭できる趣味があること。
そういう、自分の領域を持っていることでだいぶ救われている気がします。

こんな拙い私のブログではありますが、読んでいてくださる方、応援してくださる方がいることもまた、私の心のよりどころになっております。
いつも本当にありがとうございます。

本日より自分のPCを修理に出しておりますので、夫のPCを借りることができない日は予告なく休載する場合もあると思いますが、これからもどうぞよろしくお願いいたします。



にほんブログ村 コレクションブログ 鉱物・岩石・化石へ
にほんブログ村
↑ランキングに参加しています。押していただけると、更新の励みになります。
いつも応援してくださる方々、本当にありがとうございます。


[PR]
by zabiena | 2014-01-28 22:45 | キャビネ・ド・キュリオジテ | Trackback | Comments(0)

地中の星


f0280238_21345355.jpg
本日昼に一度、「お知らせ」という題名にて休載のお知らせを投稿をしたのですが、どうやら画像サーバが仮復旧した模様なのでまた不安定になる前に…と投稿することにしました。
サーバエラーとはいえ、ああ言ったりこう言ったりでなんだかグダグダで申し訳ありません。

さて、上の画像。
今日ご紹介するのは鉱物標本ではなく、鉱物の加工品です。

なんだかおわかりになります?

f0280238_21360374.jpg

黒い石を覗き込むと、無数の星のような煌めき…。


宮沢賢治「銀河鉄道の夜」でカムパネルラが持っていたのは黒曜石でできた星座盤でしたが、黒曜石はガラス質なので薄く加工するのが難しいらしく、普及版の星座盤を制作するのは現実には難しいそうで、現実に黒曜石の星座盤は存在してはいるものの、それらはすべて、「銀河鉄道の夜」をもとに作られたものです。

そしてこちらはもう少し現実的というか、実際に使える星座盤ではありませんが「鉄鉱石の星座盤」、という名前の商品です。
雲母鉄鉱を樹脂で表面がはがれないように加工して(錆止めの効果も)あります。
その樹脂加工のおかげで中には現実には存在しない無数の星が瞬いているように見えます。

Cafe SAYAにて2010年に行われた「ルーチカカフェ#10 URANOIA」なるイベントで販売されていたものなのですが、当時はまだ地方在住の上子供たちも赤ちゃんで、都内のイベントに行けるはずもなく指をくわえてみていたところ、初めてCafe SAYAに訪れた去年の春、まだ在庫があるとのことで販売されており、購入したのでした。

f0280238_16020374.jpg
宇宙を切り取って固めたら、こんなだろうか。
宇宙のかけらを眺めている気分。


f0280238_21485452.jpg

地中には色とりどりの蛍や溶けない氷、そしてこんな星々さえ眠っているんだと思うと、不思議な気持ちになりますね。

美しいもの、素敵なものを眺めていると、冷え冷えと凝り固まった心もじんわりとほぐれていくような気がします。
耳に痛い身内の諫言を悪意ある言葉なのではと疑うことなく、ただ言葉のままに有難く受け取りたい。
心を曇らせる悲しみを取り払い、澄んだ心で暮らしていきたい。
掌の星空を眺めながらそんなことをぼんやり、考えています。

美しいものは、いいですね。



・・・・・

今日は何かと愚痴をこぼしたり、泣き言を言ったりしていましたが、夜にはlucioliteminerals(以前の紹介記事はこちら)さんから素敵な鉱物たちがたくさん届けられ、昨日から仕事で留守にしていた夫も帰宅し、少し落ち着きました。
美しいものを見て心が癒されること。素敵な人たちとの出会いがあること。
そして何より、愛する人と言葉を交わすことでつらい気持ちが救われる幸せは、何物にも代えがたいです。
そんな幸せが今あるのも大事な人を育ててくれた人のおかげなのを、忘れないでいたいです。


などと結局情けないことを言っております。
お目汚し、失礼いたしました。
このブログがあるおかげ、読んでくださる方々がいるおかげで本当に救われています。
いつもありがとうございます。

一日バタバタしてしまいましたが、明日は家族で外出です。
明日はガラスドームの紹介記事の予定ですが、更新は夜間になります。
どうぞよろしくお願いいたします。




にほんブログ村 コレクションブログ 鉱物・岩石・化石へ
にほんブログ村
↑ランキングに参加しています。押していただけると、更新の励みになります。
いつも応援してくださる方々、本当にありがとうございます。



[PR]
by zabiena | 2013-11-30 22:12 | キャビネ・ド・キュリオジテ | Trackback | Comments(2)

f0280238_16354732.jpg

f0280238_16381568.jpg

ル・プチ・ミュゼ・ド・ルさんの前回のショップオープン時に購入した、アンティークプレパラートと、灯台のアンティーク葉書。
アンティークプレパラートは以前から欲しいな…と思っていたもののなかなか縁がなかったのですが、思い切って購入。
少しずつ集めていこうと思っています。

f0280238_16411863.jpg
セットになっていた、このプレパラートと灯台の写真葉書の取り合わせもル・プチ・ミュゼ・ド・ルさんらしく、何とも魅惑的。(収めてあるフレームが安物なのが惜しいですね…)

ル・プチ・ミュゼ・ド・ルさんと言えばそのものずばり「骨董鉱物店」という名のコンテンツややジョセフ・コーネル的なアンティーク雑貨を取り扱っていることで有名ではありますが、先日ブログを拝読しておりましたら、来春にはもっとマニアックでヴンダーカンマーな店が誕生する予定との記載が!!

何とも楽しみなことです。
お財布の紐を引き締めて待っていなければ!(来月いよいよ池袋ショー…無理…。でも、資金はなんとか貯めたいです!)
引き続きブログでの報告を待ちましょう。

f0280238_17373070.jpg


このプレパラートには永久プレパラートと呼ばれる加工がしてあります。
アンティークの永久プレパラートは天然樹脂を封入剤として用いたもので、このプレパラートは「polysihonia」とあります。糸草の細胞を観察するためのプレパラートですね。学術的な価値はそれほど高くはなく、また装飾もないので学校などで教育目的で使われていたものかと思われます。

アンティークのプレパラートには美しく装飾を施されたものも多く、そういったものは高価ですが、やはり魅力的ではあります。…私はそうしたものはそのうち…、と思いながら、他に欲しいものがありすぎてなかなか手が出ませんが。

このくらいのものであれば、主婦のお小遣いでも手が届く程度で購入できます。

f0280238_16341248.jpg

プレパラートを買うくらいなのだから顕微鏡も自宅にある…と思いきや、我が家にはこんな玩具の顕微鏡しかありません…。
実家に行けば多分、どこかに眠っているはずなのですが。(独身時代、そういったものを購入した覚えはあり)
そろそろ、子供たちも興味が出てきたので、実家の物置小屋を探すのもみてもいいかもしれません。
今はとりあえず、この顕微鏡でこのプレパラートを見ています。

f0280238_17370816.jpg

この赤い顕微鏡は何かというと、ずっと以前に購入した、谷川俊太郎の「顕微鏡のための詩 五編」を読むためのもので、oblaatの「ポエミクロ」という商品です。
プレパラート上にミクロの詩が刻み込んであり、それを顕微鏡で読むという面白いもの。
このコンセプトが面白くて購入したのですが、実際このコンセプトを楽しむ用途以外に使ったのは初めてかもしれません。

f0280238_16364043.jpg

記念すべき一枚目の、アンティークプレパラート。
ついに踏み込んでしまった、という感はありますが、第三回東京蚤の市で購入した、こんな古い昭和のプレパラートケースに収め、長い時間をかけて少しづつ、気に入ったものを集めていくのも楽しいかもしれない、などとワクワクしています。


ーーー

本日、旧・トロワブロカント、メルキュール骨董店さんの「西洋骨董道楽」(内容についてのメルキュール骨董店さんのブログ記事はこちら)の発売日です!
Amazonで予約してあるのですが、例のごとくAmazonは発売日当日に届かない…。
本日は午前中からお昼過ぎまで次男の幼稚園プレ組のイベント、お昼過ぎからは制服の注文などとバタバタして、書店に行くのは無理な日だったので仕方ないですが…。

もう手に入れられた方はいらっしゃるでしょうか。
こんなに待ちわびた本は久しぶりです。
来月の鉱物アソビのイベントといい、来春のル・プチ・ミュゼ・ド・ルさんの新店オープンといい、今回の「西洋骨董道楽」発売と言い、嬉しいニュースの目白押しで、日々が急に色づいて感じる今日この頃です。





にほんブログ村 コレクションブログ 鉱物・岩石・化石へ
にほんブログ村
↑ランキングに参加しています。押してくださると、更新の励みになります。




[PR]
by zabiena | 2013-11-25 18:13 | キャビネ・ド・キュリオジテ | Trackback | Comments(0)

天気管「Tempo Drop mini」

f0280238_18475750.jpg

10月末に川村記念美術館へ行った折(当日の記事はこちら)、天気管を購入しました。

天気管(ストームグラス)とは、19世紀ヨーロッパで実際に航海士などが気象予測に使っていた道具で、アルコールに樟脳、硝石、塩化アンモニウムを溶かし込み、その結晶が沈殿する様子で天気を予測していたものです。
(Wikipedia「ストームグラス」の項には天気の予測の例も載っています→こちら

この結晶化現象については詳しく解明されておらず、また、結晶と気象の変化の関係性についても科学的に解明されていません。

f0280238_2118232.jpg


f0280238_21201072.jpg

このところ、すっかり寒くなってきたため、結晶に覆われて真っ白ですね。
天気管は現代においてはあまり正確な予報装置ではありませんが、結晶や液体の様子が刻々と変わるさまは眺めていて飽きませんし、19世紀の航海士に思いを馳せたり、なかなか味わいがあります。

f0280238_2120579.jpg


f0280238_21191916.jpg

Tempo drop miniと名付けられたこの雫型の天気管。
Perrocalienteというプロダクトブランド(公式サイトはこちら)の作品です。
大きいサイズのものもあるのですが、我が家の玄関先に飾るにはこれくらいの大きさがちょうどよいです。
本当は以前ハンズで購入した天気管(こちらは本当に試験管に入った「管」状です)も持ってはいるのですが、やはりこの形の愛嬌を見るにつけ、なんとなく楽しい気持ちになれるので好きです。

ミュージアムショップでは優れたデザインの面白いものが見つかるので、昔から美術館を訪れると必ず寄るようにしています。
美術鑑賞の興奮冷めやらぬまま、ついつい散財してしまう魔の領域でもありますが…ミュージアムショップが好きです。
このTempo Dropにしても、楽天やアマゾンでも購入はできるのですが、やはりミュージアムショップに並んでいると魅力が3割増しになるような気がして、つい購入してしまいました。
そんな魔力が、ミュージアムショップにはある気がします。(私だけ?)

昔、美術館の経営が今ほどには厳しくはなかったころ(私が高校・大学の頃はまだ美術館も元気で、池袋のセゾン美術館なども健在でした・・・)は、もっと商品にも幅があった気もします。
これを購入した川村記念美術館など、先日はついにバーネット・ニューマンの「アンナの光」を売却(…唖然としました…)、ミュージアムショップも往時に比べると随分あっさりしてしまいましたが(アートポスターなど、ほんとにスカスカになりました…)、それでもまだ、こういった面白いものを売っていたりするのを見ると、学芸員さん方が頑張っていらっしゃる気配が感じられて、やはりミュージアムショップ通いはやめられません。

ここの美術館のミュージアムショップが面白かった!!という情報をお持ちの方がいらっしゃいましたら、是非教えてくださいね。

ちなみに川村記念美術館は美術館付属のミュージアムショップのほか、レストラン側にもミュージアムショップがありこちらもなかなか楽しいです。
千葉にお越しの際には是非、お勧めしたい美術館です。



―――

次男が今朝から発熱し、喘息が少しでいて本日は幼稚園をお休みしました。
病院に連れていき、お昼を食べさせ服薬させるとぐっすりと眠り、夕方にはすっかり回復しましたのでご心配には及びませんが、家の中はぐっちゃぐちゃ…。
まあ、でも元気が一番、治って何よりです。

明日は晴れたらスノードームの撮影をして記事を書きたいと思っているのですが…千葉市の天気はあまりすっきりしないような予報です。
天気が優れなくて撮影に光が足りない場合は、最近作りだめているミニチュアガラスドームのご紹介になると思います。

また、明日の朝から日曜夜まで夫が連泊で遠方に当直で、夫の留守中に長男や私も風邪がうつって体調を崩しはしないかと不安でもあります。
その場合などには予告なく更新をお休みする場合もあるかと思いますが、どうぞご容赦ください。


このところ急激に朝晩かなり冷え込むようになってまいりました。
幼稚園では風邪が大流行している模様です。
皆様方も、どうかお風邪など召されませんよう、ご自愛専一にお過ごしください。



にほんブログ村 コレクションブログ 鉱物・岩石・化石へ
にほんブログ村
↑ランキングに参加しています。押してくださると、更新の励みになります。
いつも応援してくださる方々、本当にありがとうございます。
[PR]
by zabiena | 2013-11-14 21:52 | キャビネ・ド・キュリオジテ | Trackback | Comments(4)

f0280238_0475314.jpg

昨日ご紹介した望遠鏡と同じく味の素スタジアムアンティークフェスタ(当日のレポート記事はこちら)でNARUNIYA.Coさんにて購入した、リプロダクトの天秤です。

これも望遠鏡と同じ、1920~30年代に作られた鋳型で今から20~30年前にイギリスで作られたリプロダクト品です。
同じくイギリスからアメリカへ輸出され、アメリカの倉庫で未開封のまま眠っていた未使用品なので、時を得ても真鍮はピカピカしてまるで現行品のようです。もちろん、きちんと使えます。

f0280238_0824100.jpg

実用品として作られた鋳型で精巧につくられたリプロダクトなので、分銅などもきちんと計れるものになっています。
画像で抜けているところはお皿に乗っている分で、もちろん分銅も全部そろっています。
また、見た目は華奢に見えますが、実は機能的です。
分解して小さくまとめることもできますし、意外に手荒に使っても大丈夫な程度には頑丈です。



f0280238_013518.jpg

リプロダクトされたものなので、実際のこの天秤自体の製作はインドではないのですが、元になった鋳型には1920年代当時英領だったインドで作られた過去があるため、made in INDIAだったらしき刻印が薄く残っています。誤解を招くと困るのではっきりは印字していないのだそう。
そんなところも面白い品ですね。
この天秤も、実際に使えるものなので、子供たちといろいろ遊んでみたいと思っています。

f0280238_0484440.jpg

また、この画像に写っている糸巻は、今後スノードームや鉱物のディスプレイに使おうか、などと思って気まぐれに購入してみたものです。

糸巻は古道具屋さんなどに行くと必ず売っていますが、アンティーク(100年以上のもの)というより古道具程度の時代のものであれば意外に安価(材料費を出して作ったり、現行品を買うより、いい色合いの古道具を購入したほうが得なくらいの値段)な割に使い道が多いので我が家では重宝しています。


―――

連休は明日までですが、我が家の夫は明日は普通に仕事なので、明日は私一人で子供たちを科学館→スイミングスクールに連れていく予定です。
ですので明日は早朝からあまり余裕がありません。
そんなわけで本日はこんな時間に更新となりました。

と、なんだかこれでは記事の内容が寂しい気がしますので、ささやかですがオマケです↓

f0280238_05957.jpg


f0280238_045499.jpg

先日lucioliteminerals(以前の紹介記事はこちらさんから個人的なお便りを頂いた際に、お子さん方と工作したという貝殻のアートがとても素敵で、感銘を受けて早速真似っこしようと我が家でも稲毛海岸で拾った貝殻などを使って工作(と言ってもグルーガンで子供が思うままに接着しただけ)…してみたのですが…

我が家の子供たち(3歳と4歳)にはまだ「思った通りの形をつくる」のは難しかった模様。
初めて使うグルーガンに緊張し、興奮しながら苦戦していました。

結局なんだかよくわからないものが出来上がったので、これなあに?と聞いたら

「…たぶん…おしろとか…ひこうきとか…、あ!おかあさんとぼくたちが一緒にすむ海のおうちだよ!」
「そう!おにいちゃんのゆうとおりなの!かっこいいの!」

とかなり後付けで命名された「海のおうち」ができました。

外のプランター脇に並べて「かっこいい!」「かっこいいね!」と大喜びしていましたが、子供の目にはどんな竜宮城に写っているんだろう、と想像力の乏しい大人である母は首をかしげるばかりでした。

なんにせよ、家族であれこれ作るのは楽しいです。
受け身でゲームに興じるのも楽しいとは思いますが、まずは自分で手を動かすことの楽しさを知ってほしいと思っています…母の独り善がりでなく、思うところが伝わっているとよいのですが。



さて、明日は鉱物スノードームの紹介記事と、オマケで拙いながら作ってみた鉱物ガラスドームのアクセサリーの紹介です。
どうぞよろしくお願いいたします。



にほんブログ村 コレクションブログ 鉱物・岩石・化石へ
にほんブログ村
↑ランキングに参加しています。押していただけると、更新の励みになります。
いつも応援してくださる方々、本当にありがとうございます。
[PR]
by zabiena | 2013-11-04 00:45 | キャビネ・ド・キュリオジテ | Trackback | Comments(0)

今日は大江戸骨董市ですね。

前回は荒天のため延期になって残念でしたが、今日は何とか持ちそうです。
子羊舎さんが出店されるそうで、是非行きたかったのですが…子供の習い事の送り迎えの都合で午前中は外出できず…。
午後も私一人で二人の男の子連れでは無理ですし、夫は一昨日・昨日と風邪で寝込んでいた私の代わりに子供を二日間面倒見てくれて疲れて寝てますから、後ろ髪引かれはしますが、今回は諦めるとします。

行かれた方は是非、ご感想など教えてくださいね。
ちなみに、味の素スタジアムに出店されていた「ストーレッジ」さんは今回の大江戸骨董市にも出展される予定と話しておられました。ご興味のある方は是非。

(蛇足ながら、夫の優しい配慮のおかげで、私の風邪は完治しました。ご心配なく。)

f0280238_9462464.jpg

さて、こちらは先日の味の素スタジアムアンティークフェスタ(当日のレポート記事はこちら)で「NARUNIYA.Co」さんにて購入した望遠鏡です。

アンティーク風の木箱に入っています。

f0280238_9564715.jpg

蓋を開けたところ。

この望遠鏡自体は20~30年前のもので、古いものではないのですが、イギリス海軍の軍用品などを制作していた会社が、1920年代当時の鋳型をそのまま使って製作したいわゆる「リプロダクト」品です。

仕様等は1920年代のものそのままなので、なかなかかっこいいですね。

f0280238_9595775.jpg

組み立てたところ。
素材は真鍮。

実はこれ、だいぶお安くしていただいたのですが、その理由というのは。
真鍮製の未使用品で20~30年前のものであるがゆえに、会場では蓋が開かなかったのです。
絶対にあきますが、もし万が一、開かなかったら返金します、とお名刺を頂いたのですが、帰宅してから温めてゆっくり回したら簡単に開きました。
真鍮は膨張・収縮する金属ですから、こういう気まぐれもあるのですね。

未使用品ですからレンズなどは驚くほどきれいです。
本物のアンティークの望遠鏡などは主婦が気軽に買える値段ではありませんが、その上レンズが無事なものはめったになく、非常に高価です。
専門知識を追求するのではなく、雰囲気を味わう程度な私のようななんちゃって博物趣味の主婦には、このくらいがありがたいです。
子供たちにも気兼ねなく触らせてあげられますしね。
実際に使える、私にとってはこれが重要です。

f0280238_1031824.jpg

リプロダクト品なので、当時の刻印もそのまま入っています。

NARUNIYAさんのお話だと、1920年代当時、イギリスの軍用品はインドなどの英領で大量生産されたのだとか。
その鋳型を使ってリプロダクトされたのがこの望遠鏡などなのですが、そうしたリプロダクト品は主にアメリカなどのへの輸出用だったようで、こちらもまた、アメリカの倉庫で眠っていた品とのこと。
他にもコンパスや天測航法の道具など、心惹かれるものがたくさんありましたが、予算に限りもありますから、これと天秤を購入するにとどめました。

ああいう場では誘惑が多くて困りますね。

などとぼやきつつ、先月もまたきっちりお小遣いを使い果たした私でした。
残りの戦利品については後日、ぼちぼち紹介していこうと思っています。

―――

今後の非常に心惹かれるイベントについて。

第四回東京蚤の市
 今回は出店者リストにフジイキョウコさんのお名前はありませんが、ラガード研究所さんは出展される予定のようです。毎回、古書店ブースが気になっています。インゼル文庫なども持ってきているお店があります。
 また、活版印刷のワークショップは今回もあるようですね。
 実家の近くですから、行けたら行きたいなあ、と思っています。

第22回東京国際ミネラルショー
 言わずと知れた、鉱物の祭典。
 今年も行きたいです。準備してますが、子供がいますから絶対に行けるとは限りません…。
 12月のこのイベントに向けて、お小遣いをためておかねば…と思うのですが毎年、準備しきれていないうちに12月になるという…。

実家が府中市なので府中市立美術館へも今月中に行く予定です。


行けないけれど気になっているイベント。

・本日の有楽町で行われている大江戸骨董市。
 文頭でご紹介した通り。
 以前から子羊舎さんの大ファンです…その割に、まだ一度もイベントに行けたためしがありません…。悲しい。

GO GREEN MARKET
 本日と明日、京王フローラルガーデン アンジェにて開催。
 素敵なイベントのようで、園芸好きの方にはたまらないだろうな…と思いつつやはり、私は行けません。
 行かれた方は是非、ご感想など教えてください~

デザインフェスタvol.38
 昨日と今日、開催中。
 言わずと知れた大人の文化祭です。今回は行けませんが…来年5月には…出店したいな、と頑張るつもりです。
 きらら舎さんは本日限定の出店。
 ほか、透明標本のお店も何店舗か出展されている模様です。
 楽しいですよね…行けませんけども…。


他にも何か素敵な催しをご存知の方がいらっしゃいましたら、教えてくださると嬉しいです!
行けるかどうかは…家族の協力次第なので微妙ですが…。

それでは皆様も、よい連休をお過ごしください。



にほんブログ村 コレクションブログ 鉱物・岩石・化石へ
にほんブログ村
↑ランキングに参加しています。押していただけると、更新の励みになります。
いつも応援してくださる方々、本当にありがとうございます。
[PR]
by zabiena | 2013-11-03 10:26 | キャビネ・ド・キュリオジテ | Trackback | Comments(6)

瓶の中の異世界

f0280238_16241432.jpg

今回は標本や鉱物スノードームから少し離れて、お気に入りのコレクションをご紹介します。
昨年デザインフェスタ(以下、デザフェス)にて「猫耳工廠」というサークルで購入した、不思議なジオラマ入りの瓶です。

ビスマス結晶を制作・販売されている石華工廠(CafeSAYAにてビスマスワークショップの講師をなさっていました。当該記事はこちら)さんのビスマスを目当てにブースに立ち寄った際、共同出展されていてその時に猫耳工廠さんの瓶を初めて知ったのですが、一目見て釘づけになりました。

f0280238_16434167.jpg


f0280238_1644174.jpg


f0280238_16444476.jpg


こちらはデザフェスでの猫耳工廠さんのブースの様子。
許可をいただいて撮影をしたのですが…できることならもっと購入したいものがたくさんありました。
この日は透明標本やきらら舎さんのグッズなど、お目当てがほかにもあったためそれほど残りの資金がなくて、泣く泣く三つだけ選んで購入したのでした。

そのうち、二つがこちら。

f0280238_16464269.jpg

わかりやすいように、百円玉硬貨を並べてみました。こんなにも小さな瓶の中に、繊細で、どことなく不思議な佇まいのミニチュアの世界が封じ込められています。

f0280238_16475339.jpg

どこの世界に通ずるドアなのか。想像力が掻き立てられます。
よく見るとわかるのですが、取っ手の細工など、感動的なまでに緻密です。

f0280238_1649199.jpg

こちらの井戸(湧水?)など、きちんと水が流れ出ている様まで表現されています。

どの瓶も素晴らしくリリカル且つ緻密で独特の不思議な佇まいで、その世界観に引き込まれてしまいます。
普段は居間の本棚の隅に、鉱物スノードームや標本類と共にこっそり飾ってあるのですが、たまに取り出して掌に載せてじっと見つめていると、自宅にいながら異世界を旅している気分になります。

ちなみに、購入したもう一つの瓶は一番大きいサイズで、かぼちゃと魔女のフィギュアが入った素敵な風景が閉じ込められているものなのですが、これは妹へのプレゼントにしましたので手元にはありません。

猫耳工廠さんの瓶は、機会があればまた、購入させていただきたいなあと思いながら・・・なかなかデザフェスなどのイベントに赴くことができず、今手元にあるのはこの二つだけです。

また、ブログ(「猫耳工廠日報」)のほうも、手芸などなさらない方が見ていても楽しめると思いますが、近頃はスノードームを制作するうえで参考にさせていただいていたりもします。
といっても、このような緻密な工作は私には到底無理なので、なるほど、こういうふうに作るのか・・・などと見ているだけで満足してしまうことが多いのですが。
素敵な作品を作っていらっしゃる方のブログを読んでいると、モチベーションが上がります。


こうした、「一つのことにとことんこだわって作る」人の作品が、とても好きです。
いずれまた、どこかのイベントで作品をぜひ拝見したいなあと思っています。



にほんブログ村 コレクションブログへ
にほんブログ村
↑ランキングに参加しています。押しTくださると、更新の励みになります。
[PR]
by zabiena | 2013-09-10 17:00 | キャビネ・ド・キュリオジテ | Trackback | Comments(0)

f0280238_1051761.jpg

ダーウィンルームで購入した、マレーマイマイの右巻きと左巻きのセット。

もともと螺旋、とかシンメトリー、とか、鏡像などのフレーズに弱いので、貝殻を眺めていると少し不思議な気持ちになります。

と、ここまで書いておいて、しかも画像も海のイメージが強いものになっておりますが、実はこれ、マイマイとの名前からもわかるように、貝ではなくカタツムリの殻です。

日本産のカタツムリは種ごとに遺伝的に巻きの方向が決まっていて、殆どが右巻きです。
これは、カタツムリが交尾をする際、対面して交尾孔を相互に合わせるため、巻きが逆だと交尾が困難になってしまうためです。

が、カタツムリだけを食べるセダカヘビ類のいる東南アジアには、左巻きのカタツムリがいるのです。

セダカヘビは通常右巻きのカタツムリを捕食するために左より右に多くの歯が密に並んでいるので、その蛇に食べられないように進化したらしいのがこの左巻きのカタツムリだそうです。
ちなみにこのような両旋型カタツムリは向き合う形ではなく他方の殻の上にもう一方が乗っかるマウンティング形式で交尾をするため、巻き方が違う個体とも繁殖が可能です。
天敵の存在が進化を促して、殻の螺旋さえ反対に巻いてしまい、恋の形も変わってしまうなんて、自然てほんとに面白い。


そんな理屈はさておき、シンメトリーな螺旋を眺めてぼーっとするそんな時間が私にはとても居心地よく、時折、そこから広がる物語に思いを馳せてみたりしています。




にほんブログ村 コレクションブログへ
にほんブログ村
↑ランキングに参加しています。押してくださると、更新の励みになります。
[PR]
by zabiena | 2013-07-04 10:05 | キャビネ・ド・キュリオジテ | Trackback | Comments(0)

骨相学モデルのインク壺

f0280238_12191497.jpg

19世紀のトンデモ科学の雄「骨相学」、その頭部モデルのインク壺。
真ん中の丸い蓋を開けるとインクがいれられて、両脇の穴にペンを刺すようになっています。
骨相学モデルは理系アンティークでは人気のあるものではありますが、こちらはアンティークではなく、現代のもの。
Authentic Modelsというアムステルダムのメーカー製で、このメーカーはアンティークな科学趣味の雑貨を多数出しています。
本当はAuthentic Modelsの太陽系モビールが欲しいのですが、なかなか購入する機会がありません。


骨相学自体はウィーンの開業医師フランツ・ガル(Franz Joseph Gall 1758 - 1828)が提唱した学説で、頭蓋骨の形を見ればその人の性格や素質がわかる、というものなのですが、唯物的でありキリスト教の信仰に反するとの見解からガルはオーストリア帝国によりウィーンを追放されてしまいます。
が、その後ガルはヨーロッパで公演を重ね、ヴィクトリア朝時代骨相学は大流行します。

勿論のちに骨相学は否定されてしまうのですが、この前時代的科学の匂い、ヴンダーカンマー趣味のある私にはたまらない魅力です。
スチームパンクなどが好きな方にも人気があるようです。

以前、ゲーム全般が苦手で好きになれないくせに、ディティールが気になって「アリス イン ナイトメア」というPCホラーゲームをやったことがある(けれども途中で挫折した)のですが、このゲームにも骨相学のモデルをもとにした画面が出てきて、ニヤリとしました。
ちなみにこのゲームは続編「アリス イン マッドネスリターンズ」というものも出ていて、こちらもなかなかグロテスクで気味が悪く素敵な出来。
ゲームが苦手な私は前作のクリアも叶わず、画集だけ入手しました。

話がそれましたが、骨相学モデル、いずれはきちんとしたアンティークのものが欲しいと思っています。夫には嫌がられましたが(笑)



にほんブログ村 コレクションブログへ
にほんブログ村
↑ランキングに参加しています。押してくださると、更新の励みになります。
[PR]
by zabiena | 2013-06-29 12:19 | キャビネ・ド・キュリオジテ | Trackback | Comments(0)