<   2013年 06月 ( 27 )   > この月の画像一覧

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少女のころから細々と集めていた、東京サイエンスのマイクロマウント。

私の場合、そもそも初めての鉱物標本との出会いが、小学生のころ、故郷府中市の「府中郷土の森博物館」で父に買ってもらった、蛍石のマイクロマウントでした。
それから、博物館や科学館を訪れるたび、少しずつ集めてこんな数に。

新宿紀伊国屋書店の一階にある東京サイエンスショールームを訪れれば一度に揃えられるものではありますが、こういうものは一度に大量、ではなく、ちまちまと少しずつ集めるのが楽しいと思うのです。
一つ一つは高価なものではなく、300円くらいから。
高額なものはチル(金紅石)2100円、銀星石1260円、アクアマリン840円などで、この辺りはたぶん、大学生くらいになってから買ったもので、中学生くらいまでは300円、500円くらいのものを一つずつ科学館や博物館のお土産として買っていました。

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同じサイズのケースに入れられ、同じ規格のラベルがついています。が、年代によって少しずつ、ラベルも違いがあるようです。
幼かった頃は、このラベルがそこらに落ちている石とは違う「本物の標本」の証のような気がして、わくわくしたものです。

ちなみに、現在私の手元にあるのは、

水晶、蛍石、藍晶石、カバンシ石、トルコ石、アパッチの涙・黒曜石、鶏冠石、ハーキマーダイヤモンド、バナジン鉛鉱、ミメット鉱、スネークスキンアゲート、アクアマリン、藍銅鉱、ラピスラズリ、ジオードクオーツ、透石膏、ルチルクォーツ、硫黄、クリソプレーズ、燐灰石、バラ輝石、グリーン石膏、煙水晶、ルビー、オーケン石、ルチル、サンストーン、菱マンガン鉱、銀星石、ムーンストーン、アマゾナイト、クリソコラ、メキシコオパール、霰石、クリード石、コバルト方解石、スピネル、水晶群晶、自然銅、苦灰石、十字石、磁鉄鉱。

結構な量になりましたが、まだまだ種類はあるようです。

きらら舎で購入したKENT Studio製の木製標本箱に入れてもかわいいのですが、ここはあえて、無印のアクリルケースにしまっています。
鉱物コレクションやキャビネ・ド・キュリオジテ、というより、夏休みの自由研究のような、小中学校の理科室のようなにおいのする、懐かしい思い出の品です。



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by zabiena | 2013-06-30 10:02 | 鉱物 | Trackback | Comments(0)

骨相学モデルのインク壺

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19世紀のトンデモ科学の雄「骨相学」、その頭部モデルのインク壺。
真ん中の丸い蓋を開けるとインクがいれられて、両脇の穴にペンを刺すようになっています。
骨相学モデルは理系アンティークでは人気のあるものではありますが、こちらはアンティークではなく、現代のもの。
Authentic Modelsというアムステルダムのメーカー製で、このメーカーはアンティークな科学趣味の雑貨を多数出しています。
本当はAuthentic Modelsの太陽系モビールが欲しいのですが、なかなか購入する機会がありません。


骨相学自体はウィーンの開業医師フランツ・ガル(Franz Joseph Gall 1758 - 1828)が提唱した学説で、頭蓋骨の形を見ればその人の性格や素質がわかる、というものなのですが、唯物的でありキリスト教の信仰に反するとの見解からガルはオーストリア帝国によりウィーンを追放されてしまいます。
が、その後ガルはヨーロッパで公演を重ね、ヴィクトリア朝時代骨相学は大流行します。

勿論のちに骨相学は否定されてしまうのですが、この前時代的科学の匂い、ヴンダーカンマー趣味のある私にはたまらない魅力です。
スチームパンクなどが好きな方にも人気があるようです。

以前、ゲーム全般が苦手で好きになれないくせに、ディティールが気になって「アリス イン ナイトメア」というPCホラーゲームをやったことがある(けれども途中で挫折した)のですが、このゲームにも骨相学のモデルをもとにした画面が出てきて、ニヤリとしました。
ちなみにこのゲームは続編「アリス イン マッドネスリターンズ」というものも出ていて、こちらもなかなかグロテスクで気味が悪く素敵な出来。
ゲームが苦手な私は前作のクリアも叶わず、画集だけ入手しました。

話がそれましたが、骨相学モデル、いずれはきちんとしたアンティークのものが欲しいと思っています。夫には嫌がられましたが(笑)



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by zabiena | 2013-06-29 12:19 | キャビネ・ド・キュリオジテ | Trackback | Comments(0)

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luciolite minerals(以前の紹介記事)で購入した、ドイツ シュヴァルツヴァルド産の蛍石八面体劈開標本。
サイズは大きいものでも親指の爪ほどで、小さいものは三角形の一辺が3ミリ。
サイズは極小ではありますが、透明感があり、色合いもぼんやりとしていて中国産のものより私好みです。
この画像では背景に置いたコーネルの画集の写真のせいで緑がかって見えますが、実際はもっと青が強いです。

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これは一番気に入っている色の八面体。
ちょっとピンぼけしてますが、色はいちばん実際に近いです。
カメラが悪いのはこのblogの画像は基本的に携帯で撮影しているから・・・・本当は一眼でとればいいのですが、このblogは子供の留守の時間、家事の合間の休憩時間、大抵10分程度で書いているので、あまり手間がかけられません。
とはいえ、意識的に時分の趣味に向き合う時間をとることで、短い時間であっても、毎日に張り合いができたように思います。
好きなものを買って集めるだけではなくて、好きなことを楽しむことが大切なのだなあとしみじみ思います。

中国産やイリノイの八面体は比較的よく見かけますが、この産地の八面体は珍しいと思います。
luciolite mineralsさんが手ずから割っていらっしゃるとのことで、いつもながら丁寧な仕事、とてもきれいな八面体です。




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by zabiena | 2013-06-28 10:28 | 鉱物 | Trackback | Comments(0)

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千葉市科学館のミュージアムショップにて購入した中国四川省産の母岩つきアクアマリン。
本当はこの時期、アクアマリンと雲母とが共生している標本を探していたのですが値段と品質の納得行くものが見つからず。
この標本にも雲母が見られますが白龍の鱗のようにきれいだったであろう雲母は壊れ剥がれてしまっています。

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だからこそ子供の多い科学館のミュージアムショップで気軽に買える値段で売られていたのですが、このダメージで鈍い光を持つ廃墟のような母岩と、澄んだアクアマリン部分との対比もまた味な気がして、気に入っています。


千葉市には千葉市科学館と千葉県立中央博物館があり、どちらも子供向けとはいえ、地方都市にしてはなかなか充実した設備で、ミュージアムショップも面白い品揃えです。
どちらも友の会に入会すると一年間入館無料になるため、二人の博物館大好きな幼稚園男児がいる我が家ではこれを利用し、割と頻繁に利用しています。

なぜか科学館のミュージアムショップはフジイキョウコさんの特集をしていたり、小林健二さんの銀河通信社結晶育成キットを販売していたり、中央博物館のミュージアムショップでは鉱物の取り扱いが多く、また、時おりビックリするような掘り出し物があったりします。
もしかしたら学芸員のかたに石好きな人がいるのかな、と想像するのもまた、楽しいことです。





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by zabiena | 2013-06-27 10:11 | 鉱物 | Trackback | Comments(0)

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今年の耳猫冬市(作家長野まゆみ氏の資料・鉱物・収集物などの放出市)にて購入した、「鉱石倶楽部」(長野まゆみ氏のオフィシャルwebショップ耳猫風信社内の鉱物コンテンツ)の水晶、方解石、閃亜鉛鉱の標本。

産地はTenessee,U.S.Aとあり、カードには「べっこう亜鉛という透け感のある褐色の閃亜鉛鉱と、尖った透明な結晶は方解石で、それをコーティングするかのような表面には(ママ)小さなキラキラは水晶があります」
との記載がありました。

鉱石倶楽部といえば長野まゆみ著「天体議会」を思い出しますが、耳猫冬市では同名の「鉱石倶楽部」という著書に掲載された標本も何点か売りに出ており、彼女自身が買い付けた標本なども並んでおり・・・散財しました。そのうちこのblogにも登場すると思います。(実は既にこちらでも記事にしました)
ちなみに、この標本自体は放出品や、長野氏御本人の買い付け品ではないようです。

さて、耳猫冬市。

初日に訪れたので、長野まゆみ氏ご本人もいらしていて、とてもよくしていただき、たまたま持参していた(まさか御本人がいるとは思わなかったので、行き帰りの電車で読もうと思っていた)何度も読み返して古ぼけた「天体議会」と「鉱石倶楽部」の文庫本にまで、サインをいただいてしまったのでした。

長野まゆみ氏のオフィシャルサイトは今でも覗いていますが、ミネラルショーで買うよりだいぶ高価な鉱石倶楽部の標本は、時折しか手が出せないでいます。

とはいえ、さすが作家の審美眼、というか、彼女の選ぶ標本にはやはり、独特の雰囲気があり、見ているだけでもうっとりするのでした。

耳猫冬市は十年に一度の「おかたづけ衝動」による放出市だとのことだったので、もうめったにこういう機会はないだろうと、デルヴォーの画集や資料本、切り抜きやコレクションのハンカチなど大分散財してしまったのですが、とても楽しいイベントでした。

なかなかない機会なのでしょうが、またそういう催しがあるといいなあ、などと、今でも図々しくも期待していたりします。



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by zabiena | 2013-06-26 14:17 | 鉱物 | Trackback | Comments(0)

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CafeSAYAにて購入した、モロッコ産ローザ石。

青や翠、寒色系の涼しげな標本が好きです。
寒いのはいくら寒くても平気なのですが、夏の暑さにとても弱いので、せめて涼しげな標本を飾り、視覚を楽しませたい。

涼しげな石を見ながら朝ごはんのついでに作っておいたサンドイッチで気軽なランチ、静かで贅沢な昼下がりです。



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by zabiena | 2013-06-25 09:57 | 鉱物 | Trackback | Comments(0)

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一昨年の秋にダーウィンルームにて購入した、アメリカカブトガニ、Limvlus polyphemusの脱皮殻の標本。

カブトガニはカニと名前はついていますが、甲殻類ではなく蟹より蠍の方が近いです。
なお、この種の血中酵素は国際宇宙ステーションで細菌のコンタミネーションを防ぐ、ために使われている模様。カブトガニと宇宙、すごい取り合わせ。

サイズは片手に乗るほどの大きさですが、脱皮殻で中身がないためとても繊細です。少しの衝撃でも欠けてしまうので、普段はアクリルケースのなかで保管しています。

アメリカ東海岸からやってきたそうですが、かすかにまだ砂が付着し、潮の匂いがします。それもまた面白いので、あえて、掃除はしないでおいています。

それにしても匂いって不思議ですね、きれいで無臭のものからは想像できない、現実のものではない光景がふとリアルに脳裏に浮かびます。
私の場合、この潮臭さをかぐたび、カブトガニがうようよいる太古の浜辺を想像しては、なんとも言えない気分に。

裏返すとさらにかなりグロテスクなので畳みます。


カブトガニの裏側
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by zabiena | 2013-06-24 13:05 | | Trackback | Comments(0)

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これ、緑簾石なんです。付属のカードには「epidote Byssolith」とあります。ちなみにByssolithとは繊毛状のアクチノライト(緑閃石)のことだそうで、水晶の中にあるのは見たことがありましたが、こういう状態で、しかも同じく繊毛状の緑簾石と共産しているのは初めて見ました。

こちらは昨年のフジイキョウコさんの鉱物barで購入した標本なのですが、フジイさんも「こんな緑簾石は初めて見た」と仰っていました。
ミュンヘンショーでフジイさん御本人が仕入れたそうなのですが、見れば見るほど不思議な石。

オーケン石のように真っ白でふわふわだとメルヘンチックで愛らしくさえありますが、こちらは少し大人っぽく高貴な感じ。石だといわれても「?」と思ってしまいそうです。
手前の羽根は、おまけで付けてくださったのですが、フランスで購入されたものなのだとか。
このセンスが、フジイさんらしいです。

綺麗だとか、美しいだとかいう観念から言ったら少し外れるものではありますが、自然の驚異、石の世界の奥深さを感じさせてくれる、キャビネ・ド・キュリオジテ的には最高の標本です。

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こちらは太陽光下での撮影。太陽光下だと細かい針状の結晶がきらきらと光を反射して、確かに鉱物だとわかります。

でもやはりこの奇妙な標本は、薄暗がりの中こっそり見つめていたい標本ですね。



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by zabiena | 2013-06-22 21:13 | 鉱物 | Trackback | Comments(0)

コヨーテの頭骨

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昨年のデザインフェスタで透明標本クリスタルのブースにて、購入したコヨーテの頭骨。
リビングの本棚に飾ってあります。

デザインフェスタって、ほんと不思議なものが普通に売られています。
店番の方に、ずいぶんお安く出してるんですね、と尋ねたら、手作りですから、って仰ってましたけど、骨格標本を手作りってすごい言い方。

骨格標本には昔から、それこそ幼い少女の頃から憧れがあって、とはいえ「手作り」するには動物の遺体を埋めたり肉を溶かしたりしなければならないわけで、それはちょっときつい、ということで高校生の頃にケンタッキーフライドチキンの鶏の骨を処理したうえで組み立ててみたりしたのですが、やはり雰囲気は出ず。
そりゃね、フライドチキンじゃね・・・。

というわけで、大人になってからはちまちまと人の作ったものを買い集めていたりするわけです。
大きなものは生活していく上で収納や管理が無理なので、このコヨーテの頭骨が、我が家にある中では一番大きな骨格標本です。
剥製にはさほど興味がないのですが、今でも骨には執着してしまいます。

透明標本クリスタルのブースに、「生き物は美しい。」というコピーが掲げられていましたが、至言ですね。
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by zabiena | 2013-06-22 20:07 | 骨格標本 | Trackback | Comments(0)

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メキシコチワワ州、カンデラ鉱山産ジオード。

球形の石塊の中から現れるこのバラは水晶でできており、結晶の表面は薄い蜜柑色の瑪瑙が彩色していて、薔薇の周囲は玉髄やオパールが付随しています。
石の塊を割ってみないと出現しない、秘密の花園です。
聞いた話では、石を割る際にこの繊細なバラも壊れてしまうことが多く、バラを傷つけないように石塊を割るのは職人技なのだとか。そんな繊細さも、神秘的です。

薔薇の色からタンジェリンジオードとか、薔薇の水晶などと呼ぶ業者さんもいるようですが、この標本についていたカードには、タンジェリンクォーツジオードと記されていました。
ただ、購入したのがいわゆるパワーストーン系のショップで、ガラスケースの奥に埃を被って飾ってあったもので、店番の店員さんは知識があやふやな人だったので、詳しくはわかりません。
そんな状況なので、むしろ産地がくわしくわかっているのはむしろラッキーなくらいです。

けれどもこの爛れたような、一見グロテスクな様子は、美しい。
秘密の花園の、復活した後の明るい姿ではなく、主の死により長く閉ざされて朽ちた庭園のなか、誰にも手入れされなくなった薔薇がひそかに咲いている様子を思わせます。
個人的には、グロテスク、アンソリッド、過剰装飾、などのキーワードが好きなので、こういった、ただ綺麗なだけではない鉱物も堪らなく魅力的に感じます。



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by zabiena | 2013-06-21 11:27 | 鉱物 | Trackback | Comments(0)