<   2013年 08月 ( 32 )   > この月の画像一覧

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鉱物スノードーム「潮だまりの中に」

鉱物:インド産魚眼石
    イギリス ロジャリー産蛍石欠片

パイプをくわえた男が、大きな魚のようなものを捕まえたようです。
釣竿やバケツもないので、素手だったんでしょうか。
それにしては大きな魚です。・・・魚?かな?どうなんでしょう。
捕まえた男が困惑しているようにも見えます。魚ではないのかもしれません。

真横からだとわかりづらいので、斜め上から。
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男の足元に、程よい穴が見えます。
どうやら潮だまりにこの、大きな「何か」がいたようです。

というようなことを考えて作ってみましたが、例によってわかりづらいですね。

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魚眼石は大分前のミネラルショーで手に入れたもので、詳しい産地までは不明です。そんな曖昧でありふれた標本ですが、透明感もあり、磯溜まりのようなちょうどよい穴もあるので、スノードームにしてみました。
魚眼石の上の、男の持っている魚(か、何か)の眼は、やっぱりこんな風にギラリと光るのでしょうか。

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今回、初の試みですが海面を作ってみました。
一応波立たせてあるのですが、少しわかりづらいかもしれません。
海の上に転がっている緑の石はロジャリー産蛍石の欠片。蛍光します。
これもlucioliteminerals(以前の紹介記事はこちら)さんから頂いた、劈開時に出た欠片なので三角です。

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振ってみたところ。
吹雪の中、魚の眼の上で魚を掲げる男。

グリセリンの量は結構入っているのですが…蛍石は舞うというより落ちる、という感じ。
ですが、海の風景なのであまり粘度を上げなくていいかな…と。

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後ろ姿もなかなかです。


オマケ記事:郵便配達夫シュヴァルの理想宮

フランスの片田舎で暮らす郵便配達夫シュヴァルが、仕事の傍らたった一人でひたすら33年かけて作り上げた理想宮。

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(ウィキペディア「フェルディナン・シュヴァル」の項より)

シュヴァルは中学生のころからの、私の憧れです。
人にどう思われてもいいと考えてドロップアウトするのは簡単だけど、真面目に普通に暮らしつつ自分の理想郷を具現化してしまうことに憧れているのです。

私の蒐集物も、そして鉱物スノードームも、行きつくところは33年後の私だけの理想郷を形作るものでありたいと考えています。

変でも不格好でもいいの、それは私の理想郷にあるべき姿だから。芸術とか尖ってかっこつけなくていいの、育児も家事も大事だから。シュヴァルのように真面目に暮らしながら、ひたすら好きなことをするだけなんだ・・・と、開き直っていたりもします・・・。

シュヴァルについての書籍は

『郵便配達夫シュヴァルの理想宮』 河出文庫 岡谷公二著  ISBN 4-309-47418-7

が出版されていますが、文献や写真で見るだけではなく現地に行きたいとずっと思っています。
崩れて壊れる(シュヴァルは専門知識のある建築家ではなく一介の郵便配達夫なので、既にあちこちが崩れ始めているのだとのこと)までにいけるかな・・・・。



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by zabiena | 2013-08-31 05:47 | スノードーム | Trackback | Comments(0)

インド産魚眼石

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インド産の魚眼石(Poonah, Maharashtra, India)。
lucioliteminerals(以前の紹介記事はこちら)さんから今年の初めあたりに購入したもの。

魚眼石はその名前も、きらきらと煌めく様も好きでいくつも持っている(あまつさえスノードームに投入してしまうほど・・・)のですが、この標本は棒状の黒い枝のような母岩にびっしりと魚眼石の実が連なっている様で、つい手が出ました。

以前もさらっと記事で触れたような気もしますが、私の好きなイラストレーター・絵本作家にエロール・ル・カインがいます。
名作「おどる12人のおひめさま」は宝物で、幼い頃から何度も何度も読み返しています。
2人とも男の子ですが、美しいこの絵本を子供たちにも見せたくて、けれど汚されたら悲しいので子供たち専用の本をもう一冊買ったくらい、好きです。

お城の12人のお姫様たちが夜ごと、お城の地下の金の森、銀の森、ダイアモンドの森を抜け、地下湖の中の島の秘密の宮殿で12人の王子様と舞踏会。
なんという幻想的な美しい光景。
ル・カインの息をのむような繊細でしっとりときらびやかなイラストと共に、強烈に印象に残っています。

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地下の森で、兵士が証拠に金、銀、ダイアモンドの木の枝を折るのですが、ダイアモンドの枝ってこんなかしら(これは魚眼石だけど・・・)、と連想します。

幼児期に見た美しいものが、こんな中年女になっても強烈に心の中に刻み付けられて今なお鮮烈な光を放っている。
そのことを思うたび、なにか勇気づけられます。
疲れていても焦っていても、迷っていても悲しんでいても、心の中にある美しいものは、光を失わず、道を照らしてくれる、そんな気がするのです。


明日と明後日は、連続して夏休みに制作した鉱物スノードームの最後の二つ(と、オマケのもの)を更新する予定です。
長かった夏休みもいよいよ今週末で終わりです。スノードームの更新が続きますが、どうぞご容赦を。

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by zabiena | 2013-08-30 06:00 | 鉱物 | Trackback | Comments(0)

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今年の春にlucioliteminerals(以前の紹介記事はこちら)さんより購入した、メキシコ産の桜色方解石。
劈開標本ですが割るときについたダメージも少なく、きれいな平行四辺形。

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淡い桜色に滲む二重の文字や線に眩暈を覚えます。(方解石の複屈折についての記事はこちら)


そして、この標本の一番の魅力と言えば。

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かなりはっきりと蛍光するのです。紫外線短波、長波で違う色を示すのですが、手元に短波のブラックライトしかないのが残念なところ。
こちらは短波での蛍光写真。

ずっと蛍光している写真を撮る撮るといいつつ、なかなか機会がなかったのですが・・・怪我の功名というか、携帯写真ではなく現在、デジタル一眼レフで写真を撮っているため、昨夜撮影してみました。
などと、取り立てて言うほどの写真ではなくて申し訳ないところですが。

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しかもこの標本、蛍光だけではなく燐光します。
燐光とは、紫外線照射を止めたあとも、すぐには光を失わずぼうっ・・・とフェイドアウトする現象のことなのですが、これがなんとも美しくて、何度もブラックライトをつけたり消したり、見入ってしまいます。

夜中、生々しい夢の余韻のまま目覚めても、すぐには夢の肌触りを忘れられず、けれどはっきりとは思い出せず、呆然と暗闇を見つめている、そんな気分になります。



さて、本日は鉱物の更新をしましたが、今、スノードームの中の液体のことで頭がいっぱいです。
この夏に耐久テストやら実験やら繰り返してきましたがやはり、いくら特殊な超純水であっても、水では限界があると感じている昨今で、ついに先日、あれこれと医療用のオイルを発注してみたところです。
そろそろそれが届くと思うので、ただいま完成間近のスノードームも水を入れずに数点ためています。

もともと凝りだすと際限なくなるたちなのですが、主婦ですから趣味のものにかかわるお金はすべて、夫と二人で定めた、毎月決まった額の自分のお小遣いから捻出しています。
そんなわけで高価な資材が買えるわけはなく、未だにドームキットは安いもので我慢したり、使える安い資材をいろいろ探したり、中に入れるフィギュアは主に買い足すのではなく実家に眠っていた昔の蒐集物(マン盆栽に凝っていた時期があります・・・)を利用するなど、いろいろと工夫しています。

もっと自分なりのスノードーム作りが確立できて、デザフェスへの出店の見込みが立ったら、きちんとしたキットなり資材なりを使いたいとは考えているのですが…まだ遠いです。

沢山の方に見てもらいたい、という気持ちと、ちゃんとした資材を使っていろいろなドームを作りたい、それには自費だけでは無理がある、という気持ちが大きいのがデザフェスを目指したい理由でもあります。

勿論単純にデザフェス自体が楽しそう、参加してみたい、という気持ちもありますが、もう一つ切実な理由を上げるとしたら・・・このペースで作り続けると、自宅で保管するにはどうだろう・・・という量になりそうだ、ということもあります。
ご覧の通り私は鉱物、貝殻、骨格標本、書籍、美術展図録、他諸々、蒐集癖がありますのでスノードームばかりにスペースを割けません。
さすがに捨てるには忍びないですが、飾れる数にも限りがあるので、欲しいと言ってくださる方がいるならお譲りしたい、と思っている次第です。
とは言え、流石にお譲りするにはまだ品質が安定していないので、もっと修業を積みたいと思います。

分相応、足るを知る、というのは蒐集癖のある凝り性の人間には難しいことですが、そこをぐっと我慢して、細く長く、楽しんでいきたいものです。




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by zabiena | 2013-08-29 07:22 | 鉱物 | Trackback | Comments(2)

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鉱物スノードーム「フラミンゴ」

鉱物:モロッコ産デヴィル石(母岩アンケル石)
    (Bou-Becker mine Morocco)

    イギリス ロジャリー産蛍石欠片
    

猛暑だった夏も終わりに近づいて、そろそろ涼しくなるのかな?という陽気です。
夏の終わりを惜しんで、フラミンゴに色とりどりの星の、派手派手な夏らしいスノードーム(スタードームですが・・・)です。

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茶色の母岩はアンケル石、緑色の部分がデヴィル石。

実は、この標本、ミネラルショーで外国(既にどこの国か失念)の業者から買ったもので、長らくラベルと共に実家の物置にしまわれて忘れられていました。
購入時、お店に通訳の方がいらしたので、「これ、ローザ石ですか?」と聞いたら、

「は?ギョウザ石ですか?」

と聞き返されてびっくりした覚えがあります。
その印象が強すぎて、この石に関してはそれしか覚えていませんでした。

外国の業者ですから当然英語表記のラベルで、和名さえ調べずにいて、スノードームを作ってからラベルを見たら、ラベルの表記がローザ石ではない。
Devillineという鉱物名、初めて知りました。
和名ではデヴィル石です。

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デヴィル石…悪魔の石なのかしら…などと思うととたんに邪悪なものを感じる風景に思えますが、そんなわけもなく、フランスの化学者 H.E.サン・クレール・デヴィーユに因んで名づけられたそうです。

さらに、ラベルをよく見もせず作ってしまったこのスノードーム最大の失敗。
多分、このデヴィル石を覆っている微細な結晶は透石膏らしいのです。

透石膏・・・水に溶けますね・・・。

集めるだけでまともに勉強しないから、こういうことになるわけですが、これはこれで、「儚い一時の夢」として愉しむことにしました。

昔、神社を退職してからしばらく華道の仕事などしていたのですが、お華も同じですね。
精魂込めて活けこんだ華も、生き物なので毎朝手を入れ直し、枯れるまで付き合って、そしてやがて見頃を終えて始末するときが来るわけです。

そんな楽しみ方もある、と私は個人的に思いますが、多分正当な鉱物蒐集家の方には噴飯ものだと思います。ほんとすみません。

ちなみに、今水入れから2週間ほどのところですが、透石膏の部分が減ったようには見えません。
どれくらいで消えるのかな…とそれはそれで面白く観察していますが、これも鉱物スノードーム特有の愉しみ、と思うことにします。

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派手にしようと星をいつもよりたくさん入れたので、ロジャリー産蛍石の欠片は底にたまった状態ではわかりづらいので、ドーム部分に溜めてみました。
いつもの通り、lucioliteminerals(以前の紹介記事はこちら)さんに譲って頂いた、蛍石劈開標本を割りなおす際に出た欠片で、皮らしい三角をしています。
ブラックライトで蛍光します。

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振ってみたところ。
異様に派手な気もしますが、入っている石とチップが寒色系なのでまあ、そこまでうるさくはありません。
夏らしさを意識したつもりですが、どうでしょうね。

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何度も書いていることを繰り返すようですが、スノードーム製作は難しい作業があるわけではないのですが、チップやフレーク、フィギュア、鉱物、ドームをそれぞれ丁寧に洗浄し、アルコール消毒をして、乾燥させ、グルーで土台を接着した鉱物とフィギュアを接着し、乾燥させ、ドームと土台を接着してまた一週間乾燥、その後水入れ、気泡抜き、水入れ、防腐剤入れ・・・と、なかなか根気と時間がかかります。
そろそろ自分のやりやすい手順やちょっとした裏技などを覚えてきてはいますが、新しいアイデアを思いついても制作してお披露目まで時間がかかるのが難点ですね。

さて、夏休みも残すところあと5日になりました。
お昼ご飯を食べさせ片付け終わり、午睡に入ったこの30分ほどが唯一の日中のまとまった時間だったのですが、幼稚園が始まればもう少し、効率よく作業ができそうです。
そんなわけでそろそろ新しいアイデアの準備に取り掛かってます。乞うご期待。
(って、それほど目新しいわけでもなく、飽きもせず延々と鉱物スノードームであることには変わりないです・・・)



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by zabiena | 2013-08-28 13:19 | スノードーム | Trackback | Comments(0)

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3日前の記事と同様、今年始めの「耳猫冬市」(長野まゆみ氏の「十年に一度のおかたづけ衝動」による放出市)で購入した、長野まゆみ著「鉱石倶楽部」(文庫版)に掲載されたブラジル産ファントム水晶、研磨品です。
普段、研磨品や加工品には食指が動かないのですが、これはさすがに特別です。

文庫版「鉱石倶楽部」では、「トホノクニ」という詩と、「OEufs a la neige 雪帽子」というショートストーリーが書き添えられています。もちろん、このような素人写真より、ずっと美しい写真も掲載されています。

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付属のカードと紙箱。

「耳猫冬市」の開催地が私の実家からそれほど遠くなかったので、お正月の帰省にかこつけて初日と最終日の2回、行ってみたのですが、初日には(独り占めはみっともない、申し訳ない)と手を出さずに我慢したこの標本が最終日の閉会間際まで売れ残っていたので、思わず購入してしまいました。
残っていた理由は、裏側に小さな欠けと傷があるのと、当然ではありますが石自体の相場より少し高い値がついているからかな、と思いましたが、私にとっては「あの世界」に通ずる石なので、その辺りはそれほど気になりません。


他、長野氏がスクラップした料理記事のファイルや資料本、小学生のころから蒐集していたというハンカチなど、ついこまごま欲張って購入してしまったのですが、どれも驚くべき保存状態の良さで、几帳面なお人柄が伺えました。

初日はご本人も在廊されており、ぼろぼろの文庫版「天体議会」と、会場で購入した文庫版「鉱石倶楽部」にサインをいただきました。
いらっしゃると思わなかったので、鞄に入っていた年季の入った文庫本など差し出してしまい、申し訳ないことをしました…。
にもかかわらず快くサインしてくださり、静かな物腰と丁寧なお話の仕方が、とても嬉しかったです。
「新作もどうぞよろしくお願いします」と言われてどきっとしたのは内緒です。

私としてはあくまで作品世界を愛しているのであり、作家個人との距離が近すぎるとどぎまぎしてしまって、なんだか落ち着かない気もするのですが、「十年に一度」ということなのでこういった機会もたまにはいいかもしれません。

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別の角度から。
ぼうっと霞む稜線がなんとも儚く、物語を感じます。
などと、アレコレと私が書き添えるのは無粋というものですね。
今回の公式サイトでのカートオープンは、残念ながら資金不足でして、購入したものはありませんでしたが、毎月、メールマガジンが届くのを楽しみにしています。
何しろ「十年に一度」とのことなので、耳猫冬市のような放出市はもうしばらくはないのでしょうが、こういった掘り出し物があると、やはりテンションが上がりますね。

ちなみにこの台は最近、ホームセンターで額板を買ってきてステインで塗装したものです。
安い材料ではありますが、なかなか雰囲気が出ているかな、と自己満足しています。



(なお、長野まゆみ氏の公式サイトにて、各イベントや鉱物の販売などが告知されています。)

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by zabiena | 2013-08-27 10:34 | 鉱物 | Trackback | Comments(0)

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鉱物スノードーム「ボーイスカウト」

鉱物:メキシコ産アラゴナイト(霰石)

鉱物はずっと以前、ミネラルショーで海外の業者から購入したアラゴナイトです。
なんだか細かい感じが面白くて購入したのですが、アラゴナイトはいくつも持ってますので引き出しの奥で長い間眠っていました。スノードームの中で息を吹き返した感があります。

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振ってみたところ。
スノードームネットのカラフルミックスパウダーを使っています。
これは一応どんなものか購入したものの、要はスノードームネットで扱っているパウダー全種類の混ぜ合わせで、少しキッチュすぎて使い所に困っているものだったのですが、いっその事朗らかに青春!なスノードームにしてみました。夏ですし。山ですし。ボーイスカウトです。若い僕らには夢があります。

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個人的にボーイスカウトには少し、思い入れがあります。
神社奉職時代、ボーイスカウトの引率も仕事のうちで、少しばかりですが参加していました。
リーダーの資格など持っているわけではなく、単にあの制服を着て一緒に合宿など行ってお手伝いをするというだけなのですが・・・・独特の世界ですよね。

「備えよ常に」のスローガン、奉仕の精神、冒険と挑戦、健全な青少年の育成、輝く未来、ああ青春。
光溢れ影はなく、ここは本当に現代の日本だろうかと思うくらい、子供たちは素朴。
電子機器やゲームに頼らず時間を過ごし、自らの手ですべてを行う。

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そんな勝手な印象を抱いたりしたのですが、もともと根が暗く内向的で文化系ど真ん中、インドア派書斎派要は引きこもり体質の私には、まぶしすぎる世界でした。
洋画などで揶揄されるのも、そういった「曇りない健全さ」が現代では奇異の目で見られてしまうという環境のせいなのかもしれません。

ボーイスカウトの子たちはえらいなと思いはするものの、私自身はあの中では絶対に生き残れない自信があります(笑)



昨日からデータの復旧作業をしていましたが、子供たちの寝ている間にしているのでなかなか進みません。
そんなわけで、撮りためた鉱物写真が使えませんので、今日は子供たちが午睡に入ってから一眼レフカメラでスノードームを撮影しました。

一眼レフとは言っても、だいぶ前の世代のペンタックスK-mという機種で、マクロ撮影のできるレンズがないので、あまりよい画ではないですが・・・。

ちなみに、私は写真に関してはまったくのド素人で、子供の運動会などに一眼レフを使う程度です。
高校時代、写真部がつぶれたので機材を使っていいよ、と言われて現像などしていたこともありますが・・・未だによくわかっていません。
もともとカメラや写真にこだわっているわけではないので、普段はスマートフォンのカメラで撮影→細切れの空き時間に編集、というのが一番、私の生活の中では楽なので今まで利用していたのですが、昨日記事に書いた通り、これからはもう少し、きちんと撮りためた写真を管理していこうと思っています。

そんなわけで、今まではスマホカメラオンリーの写真だけで構成したブログでしたが、これからは少し、コンデジやデジタル一眼レフの写真も混ぜていこうと思っています。

写真の腕については、これからも生温かい目で見守って下さい・・・・。



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by zabiena | 2013-08-26 19:11 | スノードーム | Trackback | Comments(2)

お知らせ

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子供らと海へ行った帰り、見かけた物見櫓。
中に入ってみたい。

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こちらはこの一週間、ずっと自転車で通った道から見える塔。
アールデコ建築がなんとも言えず素敵で、ずっと近くまで行ってみたいと思っているのだけど、道がさっぱりわからない。地図を見ても、曖昧にしか道が記されておらず、よくわからない。
余計に気になる。

☆☆☆

さて、今回は画像の物見櫓や給水塔についての記事ではなく、ブログ更新についてのお知らせをいたします。

昨夜、ブログの記事を更新した後に携帯電話が壊れました。

私は現在、ドコモのXperia acroというスマートフォンを使っているのですが、昨夜ブログ更新後にPCにUSB接続した際、OSのアップロードダイアログが出たので何の気なしに更新ボタンを押したら、3分後にいきなりフリーズ、ダウン。
警告画面になり起動できず、うんともすんとも言わなくなった(いわゆる「文鎮化」という状態)ので、今日の午前中ドコモショップに持ち込んだのですが、すべてのデータが破損、亡失。

あまりのことに言葉を失いました。

ただPCに接続して、プログラムの指示通りにしただけなのに、充電だって十分にあった(どうやら、電池が半分以下の時にアップロード開始するとこうなることが多いらしいです)のに、そんなことってあるの?!?!と思って調べてみたら、結構あることらしいです。どうなんだそれは・・・。

このブログは主に育児家事の細切れの空き時間を利用してスマートフォンのカメラで記事に使う写真を撮り、子供が寝付いた後にPCで記事を書きため、それを空き時間につなぎ合わせて携帯から更新、という形をとっていますので、こういったことがあると大混乱です。

一応、Facebookに登録(非公開設定)してまして、携帯電話の画像は非公開でバックアップしてあって、こちらから一括ダウンロードできました。Facebookやっててよかった・・・。
二枚目の画像、給水塔の画像のサイズがいつもより小さいのは、Facebookからダウンロードしたものを二次使用しているからです。これから先一週間はそんな画像も増えると思います。


困ったのは電話帳で、すべて飛んでしまった上にバックアップも2年前にしたきりだったので、2年以内に新規登録したデータはすべて消えました。

こまめにバックアップとらないとだめですね・・・。
日常の瑣事に忙殺されていてこういう肝心なことを忘れてしまっているから、こんな時に困ります。以後気をつけようという痛い教訓になりました。

こちらを読んでくださっている方でお心当たりの方がいらっしゃいましたら、現在ご連絡差し上げることができないのはそういう事情ですのでご理解いただきたく、お願いいたします。


継続は力なり、とどうにか続けてきた毎日の更新がこんな理由で妨げられるのは、釈然とせず不本意ではあります。
とは言え、登録してあった画像も、Facebookからのダウンロード分を再度整理しなければ使い物になりませんし、夏休みもラストスパートで外出が多く、この一週間は予告なく更新しない日があると思いますが、どうぞご容赦ください。

携帯ごときに振り回されるなんて・・・と情けなく思いもしますが、考えてみれば携帯やネットの発達した現在であるからこそ、こうして色々な催しやお店などの情報が手に入るわけで、機械に振り回されるのは情報を得たり他人と気軽に交流できる贅沢の税金分みたいなもの、と思うことにして無理やり納得することにしました・・・・。

だらだらくよくよとつい、弱音を吐いてしまいお見苦しいところをお見せ致しましたが、以上お知らせでした。



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by zabiena | 2013-08-25 21:31 | このブログについて | Trackback | Comments(6)

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ブラジル産の藍晶石。
詳しい産地までは不明ですが、かの長野まゆみ著「鉱石倶楽部」の文庫版に掲載された標本ということです。
鉱石倶楽部では、もちろんこのような素人の携帯カメラの写真とは比べ物にならないきれいな写真と、この標本を小禽の羽根に見立てた詩が寄せられています。

文庫版も素敵ではありますが、この「鉱石倶楽部」、私の思い出では初出の「MOE」誌上での印象が強いです。
当時は毎月、早川司寿乃さんの繊細でノスタルジックな、胸を締め付けられるようなイラストと共に長野まゆみ氏の詩が一篇添えられていて、まだ中学生の子供だった私は「そんな石を、いつか見つけたいなあ・・・」なんて夢を見ていました。

大人って怖い。

少女の頃夢見た「そんな石」を買えるようになってしまうのだから、夢も何もあったものではない気もしますが、大人なんだからいいのよ、と割り切って購入したのでした・・・。


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そんなわけで、こちらは今年の耳猫冬市にて購入したものです。

長野まゆみ氏のオフィシャルサイトには「耳猫風信社」なるwebショップがあり、その中のコンテンツの一つに「鉱石倶楽部」なる鉱物商も含まれていて、毎月季節にちなんだ鉱物を扱っています。

時折、懐に余裕のある時などにちょこちょこと、今までも気に入った鉱物を購入したりしていたのですが…やはり作家のお眼鏡に叶う鉱物だけあって、少しばかり主婦のお小遣いで買うには高価(とはいっても、現実的に絶対無理なほどではないのですが・・・私は万年金欠病なので・・・)で、なかなか手は出ません。

が、メールマガジンによると丁度明日の夜、今月分のカートがオープンするそうで、ご興味のある方はご覧になってみてはいかがでしょうか。
なお、星印のものはkotoriko受注番号をお持ちの方にのみ、購入権があるそうです。
kotoriko受注番号とは、こちらのショップのみにて販売している長野まゆみ氏の小冊子を購入するともらえる番号で、こういうところは少し、あの物語の中の「鉱石倶楽部」とは違ってかなり敷居が高い気もしますが、顧客一人一人を大切に、という姿勢の表れなのかもしれません。
実際耳猫冬市にては、係りの方は本当に親切に一人ひとり対応なさっていらっしゃいました。

そんな秘密のお店で購った宝物を、こっそり夜中に抽斗から取り出して薄明りの下で眺めていると、自分が気ぜわしい毎日を送っている子持ちの主婦だという現実を忘れることができるような気がします。

たとえ現実には冴えない中年太りの主婦であっても、果てしなく広がる自分の夢の中でだけは軽やかな翼を持った青い鳥になれるということが、今の私にはかけがえのない福音です。
誰にも迷惑をかけないことではあるし、今はただじっとりうっとり夢を見て、明日の朝はすっきり目覚めたいです。

明日は五時起きで、長男の通う空手教室のボランティア活動、今回は校庭草刈りです・・・。
・・・負けない。



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by zabiena | 2013-08-24 21:23 | 鉱物 | Trackback | Comments(3)

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鉱物スノードーム「アメリカ産水晶とイリノイ州産蛍石」

鉱物:アメリカ産水晶ミニクラスター
    (Stobokor Claim, Goldmeyer Hot Springs, King County, Washington, USA)
   イリノイ州産八面体劈開蛍石
   (Hardin County,Illinois,USA)

lucioliteminerals(以前の紹介記事はこちら)さんで購入したアメリカ産の水晶クラスターは、スノードームに入れることを考えて、透明度の高くない、小さなものをお願いして譲っていただいたものです。
同じく蛍石もluciolitemineralsさんから購入したもので、割直しをしてあるので形がとても整っていてきれいです。透明度もあります。
欠片はその蛍石の劈開をきれいに割りなおす際に出る欠片、いろいろです。黄色はナミビア、青はビンガム、緑は中国、そのほかイリノイやロジャリーなど。

今回は「緑魚眼石と蛍石の欠片」の時のリベンジで、蛍石の欠片の大きなものを入れて、どれだけゆっくり舞わせることができるかという実験であると共に、前回のように気泡をなるべく入れないように工夫をしました。

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振ってみたところ。雰囲気は出ているかな…と思うのですがどうでしょう。
液体はほとんどが水糊(+アレコレ)なのですが、それほど滲まず、気泡をも入らずに出来上がったのはよいのですが、舞うというよりも「ゆっくり落ちる」感じなのがまだまだ研究の余地あり、というところです。

水糊の重さと、降ってくる蛍石の欠片の衝撃を考えて、フィギュアはあえて入れていません。
が、鉱物だけというのもなかなか素敵なんじゃないかと思っています。

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こちらはこれからスノードーム製作に使おうと思って新たに購入した鉱物たち。
九月が待ち遠しいです。

本日は子供のスイミングの待ち時間にこれを更新していますが、あまりにもスノードーム記事が多く偏ってきている気がしますので、夜にもう一度、蒐集しているもの(多分鉱物になります)の記事を更新予定です。
ただ、写真は撮りためてあるものからの蔵出しなので、なんてことのない記事になるかもしれませんが・・・。

それでは後ほど・・・・。


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by zabiena | 2013-08-24 14:46 | スノードーム | Trackback | Comments(0)

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鉱物スノードーム「海底にて」

鉱物:インド産魚眼石
   イリノイ州産八面体劈開蛍石 (Hardin County,Illinois,USA)

今回は少し目先を変えた実験で、スノードームというよりマリンドームです。
スノードームというと冬のもの、というイメージが強いですが、猛暑の続く昨今、こんなマリンドームを眺めて涼をとるのもいいかもしれませんね。

魚眼石は先日の東京国際ミネラルフェアにて、インドの業者から購入したものです。
先日までの大箱投げ売りの業者のものとは別のお店で購入したものですが、やはり詳しい産地は不明。
ですが、透明度もそこそこで、きらきらと光を反射し美しいです。

蛍石はいつもの通り、lucioliteminerals(以前の紹介記事はこちら)さんより購入。

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蛍石は透明度も高く、グラデーションも美しいです。
手を振る人魚。海面の船に手を振り招き入れようとしているのか、人魚の国の入り口で歓迎に手を振っているのか。
人魚というとロマンチックな「人魚姫」のストーリーを連想しますが、実際の人魚はもっと物騒なもので、美しい歌と姿で人を惑わし海底へと引きずり込みます。
人魚に限らず、妖精や伝承の中の生き物は、実は物騒なものが多いですね。

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振ってみたところ。
ホログラムはスターチップやスノーフレーク等より軽いので撮影しづらいのですが、泡のように煌めいています。

実は当初、人魚だし水の中の泡と光に見立てたホログラムを入れようと思い、スノードームネットの全部入りホログラム(星やハート等も入っていてなかなかキッチュです)を入れたのですが、スーベニールスノードームのように可愛らしくなりすぎたので、急遽かねてより試してみたかった色水に挑戦してみました。
絵具やカラーインク等では水質を保てなかったり鉱物に悪影響の恐れがあるので食紅を使い、色付けにはいろいろ工夫しています。

こういった、こまごました工夫は今いろいろ実験中です。
夏休みが終わったら本格始動したいと思っていますが、何しろお披露目まで日数がかかるものなので、のんびり見守ってくださるとうれしいです。(って、こんなニッチな趣味の更新を待っていてくださる方がいるのかどうかは考えてはいけない・・・)

試行錯誤で失敗を繰り返す毎日に、デザフェスとか言い出したのは早まったかなー・・・と思いつつ、目標がないとすぐくじけそうなので、今はともかく、余計なことを考えずにいつかはデザフェス、と夢見て頑張りたいと思います。



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by zabiena | 2013-08-23 20:32 | スノードーム | Trackback | Comments(0)