<   2013年 11月 ( 33 )   > この月の画像一覧

地中の星


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本日昼に一度、「お知らせ」という題名にて休載のお知らせを投稿をしたのですが、どうやら画像サーバが仮復旧した模様なのでまた不安定になる前に…と投稿することにしました。
サーバエラーとはいえ、ああ言ったりこう言ったりでなんだかグダグダで申し訳ありません。

さて、上の画像。
今日ご紹介するのは鉱物標本ではなく、鉱物の加工品です。

なんだかおわかりになります?

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黒い石を覗き込むと、無数の星のような煌めき…。


宮沢賢治「銀河鉄道の夜」でカムパネルラが持っていたのは黒曜石でできた星座盤でしたが、黒曜石はガラス質なので薄く加工するのが難しいらしく、普及版の星座盤を制作するのは現実には難しいそうで、現実に黒曜石の星座盤は存在してはいるものの、それらはすべて、「銀河鉄道の夜」をもとに作られたものです。

そしてこちらはもう少し現実的というか、実際に使える星座盤ではありませんが「鉄鉱石の星座盤」、という名前の商品です。
雲母鉄鉱を樹脂で表面がはがれないように加工して(錆止めの効果も)あります。
その樹脂加工のおかげで中には現実には存在しない無数の星が瞬いているように見えます。

Cafe SAYAにて2010年に行われた「ルーチカカフェ#10 URANOIA」なるイベントで販売されていたものなのですが、当時はまだ地方在住の上子供たちも赤ちゃんで、都内のイベントに行けるはずもなく指をくわえてみていたところ、初めてCafe SAYAに訪れた去年の春、まだ在庫があるとのことで販売されており、購入したのでした。

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宇宙を切り取って固めたら、こんなだろうか。
宇宙のかけらを眺めている気分。


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地中には色とりどりの蛍や溶けない氷、そしてこんな星々さえ眠っているんだと思うと、不思議な気持ちになりますね。

美しいもの、素敵なものを眺めていると、冷え冷えと凝り固まった心もじんわりとほぐれていくような気がします。
耳に痛い身内の諫言を悪意ある言葉なのではと疑うことなく、ただ言葉のままに有難く受け取りたい。
心を曇らせる悲しみを取り払い、澄んだ心で暮らしていきたい。
掌の星空を眺めながらそんなことをぼんやり、考えています。

美しいものは、いいですね。



・・・・・

今日は何かと愚痴をこぼしたり、泣き言を言ったりしていましたが、夜にはlucioliteminerals(以前の紹介記事はこちら)さんから素敵な鉱物たちがたくさん届けられ、昨日から仕事で留守にしていた夫も帰宅し、少し落ち着きました。
美しいものを見て心が癒されること。素敵な人たちとの出会いがあること。
そして何より、愛する人と言葉を交わすことでつらい気持ちが救われる幸せは、何物にも代えがたいです。
そんな幸せが今あるのも大事な人を育ててくれた人のおかげなのを、忘れないでいたいです。


などと結局情けないことを言っております。
お目汚し、失礼いたしました。
このブログがあるおかげ、読んでくださる方々がいるおかげで本当に救われています。
いつもありがとうございます。

一日バタバタしてしまいましたが、明日は家族で外出です。
明日はガラスドームの紹介記事の予定ですが、更新は夜間になります。
どうぞよろしくお願いいたします。




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by zabiena | 2013-11-30 22:12 | キャビネ・ド・キュリオジテ | Trackback | Comments(2)

お知らせ

おかしいおかしいと思っていたらエキサイトブログの画像サーバが不調のようです。

エキサイトブログ公式「エキサイトブログ向上委員会」内のアナウンス


公式では本日早朝より、となっていますがこのところずっと調子が悪く、なんだか困ってしまいますね。
本日の画像はすでに撮影が済み、記事も完成しているのですが、画像がアップロードできないので投稿できずにいます。
まことに不本意ですが、本日はお休みさせていただきます。
どうぞご了承ください。

エキサイトブログの機能がバージョンアップされてからとても使いづらくなって、サーバエラーも増え、これを機に引っ越し先をいろいろ考えてはいるのですが…なかなか作業時間が取れないこともあり、また移転先のブログを選ぶのに悩んでいることもあり、もう少し考えてみます。
どうぞよろしくお願いいたします。


・・・・

ブログの不具合とは全く別になんだか悲しいことの連続で、気持ちが滅入ります。
子供を育てる、家事をするのはもちろん私の仕事ですが、どんなに頑張っているつもりでも、あなたは甘えているといわれると、涙が出ます…。嫁姑関係って難しいですね。



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by zabiena | 2013-11-30 16:14 | お知らせ | Trackback | Comments(0)

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鉱物ガラスドーム(大)「望郷」

鉱物:ロシア ダルゴネスク産水晶
ドームサイズ:大 35×24mm(こちらの記事内、百円玉との比較画像の大きいサイズのドームが同じサイズです。)


本日二回目の更新です。
このロシア産水晶は曇りガラスのような質感で透明度は低いですが、その古びた感じは老人フィギュアと合わせるとどことなく郷愁を誘うような風景になりました。

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老人フィギュアはドイツのプライザー社の鉄道模型Nゲージサイズ通行人シリーズの老人。
ピンセットでつまむようなサイズなのですが表情までしっかり造作してあります。

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水晶の丘で立ち尽くす老人は、遠い昔に捨てた故郷を思っているのでしょうか。
なんとなく切ない風景になりました。

この鉱物ガラスドームシリーズは鉱物スノードームシリーズと同じく「明け方の夢で見たような気のする光景」をテーマに制作しています。
どこかでみたような、けれど現実にはありえない静かな光景。そういったものが作れたらいいなと思っています。
鉱物のモチーフを主体としてアレンジしていますので、その取り合わせを楽しんでいただければ幸いです。

現在、あれやこれやと試してはいるので、只今乾燥待ちの新しいスノードームたちが完成するまでは少し、ガラスドームシリーズのご紹介が続きますが、ご容赦ください。


ーーー

本日、子供たちが幼稚園に行っている間にあれこれ試してはみたのですが、依然としてエキサイトブログへの画像アップロードが不安定です。
10年くらい前にテキスト系サイトというものを運営していたことはありますが、そもそもPCに強いわけではないのでこういったことは苦手で、手間取っています。エキサイトブログへ問い合わせをしても埒が明かず…。

ブログの引っ越しを考えてはいるのですが…今夜からまた夫が仕事で留守なので、週末はあまり自分の時間が取れそうになく、来週くらいまではだましだましなんとかやっていくしかないかな、というところです。
今はなぜかGoogle chromeではアップできなくて、慣れないIE(だとなぜかアップロードできたりする)にて更新していますが、それもどこまで通用するかわかりません。
IEでも画像がアップできずに時間切れになることも考えられますので、その際にはブログの更新をお休みさせていただきます。
ご不便をおかけいたしますが、どうぞよろしくお願いいたします。





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by zabiena | 2013-11-29 19:26 | ガラスドーム | Trackback | Comments(2)

ウルグアイ産紫水晶

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本日の鉱物は初めてCafe SAYAに行った折、あれやこれやと大量購入したオマケに頂いたウルグアイ産の紫水晶です。このブログを始める随分前のことです。

当時はまだ、子供たちも赤ちゃんで、千葉に越してきてから夫に「行っておいで」と言われて一人きりで出かけたのは初めてのことで、本当にうれしくてうれしくて、東十条へ向かう電車の中からずっとドキドキしていたのを覚えています。
あんまり浮かれて、お小遣いをはたいて欲張りな買い物をしたのもよい思い出です。

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紫水晶は紫外線で褪色してしまう鉱物ではあるのですが、それほど高価ではなく珍しいものではないのもあり、私は割とラフに飾っています。
最近では、スノードームに入れてみたり、ガラスドームに入れてみたりなど加工に使ってもいます。


真珠のように身に着けることで劣化する(紫外線に当てすぎると輝きを失うし、肌に触れることで消耗し汗で表層が溶けひび割れる)けれど、それもまた美しいと人々に愛されてきたものもあるわけで、美とは永遠ではないからこそのものかもしれませんね。
…なんて、いつもお世話になっているlucioliteminerals(以前の紹介記事はこちら)さんの受け売りなんですけどね。このことに感銘を受けて以来、「好きなように鉱物を愛でる」ことを本当に楽しめるようになりました。
…とは言っても、ハイランクな標本や変質しやすいもの、脆いもの、特別気に入っているものなどは、やはり秘蔵してしまいますが。

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この深い菫色を眺めていると、懐かしい気持ちになってきます。
子供の頃、博物館のミュージアムショップで父にねだって買ってもらった紫水晶を思い出します。
幼い頃から、アクセサリーなどの加工品より自然そのままの姿の原石の方が好きでした。
今でも宝石にはそれほど興味がなく、静かに鉱物標本を眺めている方が幸せだったりします。

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人工には人工の、天然には天然の美しさがありますが、その美しさに心震わせるひと時こそが、私にとっては真の安らぎの時なのかもしれません。
日々「お母さん」で忙しく過ごしていると「私」がどんな人間だったのかを忘れがちではありますが、そういったひと時で自分を取り戻す時間を大切にすることで、子供たちや夫にも、優しくできるような気がします。



―――

エキサイトブログへの画像アップデートが少し、まだ不安定です。
いろいろテストをしている関係で本日、もう一度更新をします。
時間は午後遅くか夜間になると思います。
内容は鉱物ガラスドームの紹介記事の予定です。

どうぞよろしくお願いいたします。



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by zabiena | 2013-11-29 10:27 | 鉱物 | Trackback | Comments(0)


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鉱物ガラスドーム「私の子羊」
鉱物:ロシア産水晶

ガラスドームの制作は着々と進んでいまして、結構な数が出来上がっています。
まずは先日のガラスドームツリーにも映り込んでいた、このロシア産水晶のガラスドームから。

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わかりにくいかもしれませんが、下の方に写りこんでいるのがこれです。
ドームサイズは35×24mm(こちらの記事内、百円玉との比較画像の大きいサイズのドームが同じサイズです。)

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フィギュアはドイツ・プライザー社Nゲージサイズの羊と少女。
ピンセットでつままないといけないような、本当に小さな小さなサイズですが、きちんと羊の表情まで見えるあたり、さすがプライザーといった感があります。
草地はスポンジ製です。

水晶はロシアのダルゴネスク産です。透明度は高くなく、クラックも見られますが条線がはっきりしていて形は水晶らしく、雰囲気のある標本です。

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金具を接着してあるので、ツリーに吊るしたりすることもできます。
ガラス自体はそれほど脆くはなく、このガラスドームを仕入れたお店の案内ではアクセサリーとしても使用できます、との記載がありますが、ガラスなので割れる危険はあります。推奨はしません(自己責任でどうぞ…アクセサリー使用時の事故や破損については当方は一切責任を負いません)。

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鉱物ミニガラスドーム「水晶と歯車」

鉱物:ブラジル産セプタークリスタル

すでに同じタイプをいくつか作っていますが、こちらもオマケでご紹介。
使用しているブラジル産水晶はコリント産のもので、非常に透明度が高く澄み切っています。
本当は「セプタークリスタル」つまり枝のように別れた形なのですが、こちらはその枝分かれした部分にクラックがあり、その部分を下側に持ってきて、美しい錘の形を上に持ってきています。
水晶自体は指の上に乗る極小サイズですが、とても水晶らしい形ですね。
接着してある歯車はアメリカのアンティーク腕時計の部品で、本物(手芸用パーツなどではない本物の時計部品)です。

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大きさの比較。

実は小さいサイズの方が作るには厄介です。が、大きいサイズは粘土で土台を作り、草を植え、などと工程が多く時間がかかります。
勿論鉱物はサイズが小さければ安い、というわけではないので、大きさによって価格をつけるのではなく、個々の鉱物の価格・材料費(フィギュアや歯車等のオプションにより変動)によって値段をつけようかと思っています。

このシリーズ自体はここ最近、暇を見つけては作りためています。
実用性には乏しいというかなんというか…なガラスドームなのですが、作っていて楽しいし、たくさんあった方が美しいと思うので、数を作ってデザフェスに持っていくつもりです(…まだデザフェスに当選するかどうかはわからないですけど)。

ーーー

最近、ジムに通い始めました。

出産後にあれこれあったストレスでえらいこと太ったんですが、そろそろ年齢的にも肥満過ぎると病気が心配なのもあり、下の子が秋から週四日でプレ幼稚園に行きだしてそろそろ慣れてきたから、余った時間をようやく自分の外出に充てることができるようになったのも大きいです。
とはいえ、この巨体ではいきなり走ったりしては膝を壊しますから、30分エアロバイク→15分筋トレ→着替えてプールで500m平泳ぎ→500m水中ウォーク、という賞味2時間ほどのメニューを週二日で通っています。

本当なら、もっと通う頻度を上げたいところですが、家事や所用もあるし、子供が午前中留守になる週四日の内水曜日はジム自体が休館日だし…というわけでここらへんが限界です。
それでもやらないよりはまし…かな…という程度ではあるんですが。

その余暇にこのブログを更新したり、撮影をしたり、スノードーム・ガラスドームの制作をしたり、というリズムでしばらく続けてみようと思っています。
5月のデザフェスに出るとなるともう少し制作ペースを上げたいところですが、まだ当落もわからないうちにあれこれ悩んでも仕方ないので、こつこつと地道に頑張っていこうと思います。当たるといいなあ。

デザフェス出店を目指すと決めてから、毎日に張りが出ました。
それもこれも、このブログを読んでくださっている方々のおかげです。応援してくださる方がいらっしゃらずにブログを続ける気がしぼんでしまっていたら、こんなことをやろうとは思わなかったでしょう。
本当にありがとうございます!


なんにせよ、続けるには楽しんでできることが、一番ですね~。
肩肘張らず無理をせず、毎日を楽しんでいきたいです。



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by zabiena | 2013-11-28 14:20 | ガラスドーム | Trackback | Comments(0)

 

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1半年ほど前にCafe SAYAにて購入したマダガスカル産のラブラドライト(曹長灰石)。

カナダのラブラドル海岸で発見されたこのラブラドライトは長石グループに属する石で、揚羽蝶の羽根にも例えられる美しい遊色効果(光を当てるとイリデッセンスという虹のような輝きを示す)を持ち、その輝きは特に「ラブラドレッセンス」と呼ばれています。
そのため、撮影は難しく、肉眼で見えるように写真に写すことは非常に困難です。

私は主に、デジタル一眼(ミラーレス)、コンデジ(接写に強い機種)、デジタル一眼レフ(古いです)の3機を使い分けてこのブログの画像を撮影しているのですが、どれもエントリーモデルのカメラですし、何より腕がないのであまりきれいには撮れず、いままでご紹介せずにいました。

ですが今回、諸般の事情により撮影できているのがこの石の画像のみなので、観念して載せることにしました。

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この状態は遊色が見られない角度です。
多く市場に出回っているラブラドライトは、ラブラドレッセンスを美しく見せるために研磨してあるものがほとんどで、加工していないこのような標本は数が少ない方なのですが、個人的には加工品よりもこうした原石の方が好きです。
遊色の見られない状態も無骨ながら、竜の肌のようで素敵だと思います。

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手に持ち、傾けてみるとぎらり、と青緑の虹が現れます。
一瞬見えてはまた消えるその輝き。研磨してあるものなどを見ると引き込まれるような感覚がありますが、原石のままだとなにか、異次元の光景が一瞬ごとに見え隠れしているような、不思議な立体感があって面白いです。

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勿論タンブルなどの研磨品よりは遊色もわかりにくいのですが、層になったラブラドライトの構造が観察できるのは面白いです。
輝くもの、光るもの、色の変わるものなど、ひと癖ある鉱物は魅力的ですね。


ーーー

諸般の事情。

本日、ようやく家の用事がひと段落したので、子供たちが幼稚園に行っている間にスノードームとガラスドームの制作を再開したのですが、その合間にブログを更新しようとしたら、PCの調子が悪くなり。
あれこれといじっているうちに新しい画像を撮影する時間が無くなってしまったのでした。そんなわけで、本日はいつにもまして自信のないラブラドライト画像です。

結局なんだかんだあって普段使っているGoogle chromeをリセットしたのですが、なぜかその後エキサイトブログに画像をアップロードできなくなってしまいました・・・。

今は慣れないIEで投稿しているのですが、私のPC環境やネット環境のせいなのか、エキサイトブログは不安定でよくこういったことがあり…いろいろいじって治らなければ、使い勝手がよくないこともあるので他に引っ越しを考えようと思っています。
また、その際にはこちらでアナウンスさせていただきますので、どうぞよろしくお願いいたします。




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by zabiena | 2013-11-27 19:27 | 鉱物 | Trackback | Comments(0)

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鉱物スノーグローブ「山の彼方」

鉱物:ブラジル産天河石(アマゾナイト)
   アメリカ アリゾナ州産橄欖石(ペリドット)

彼方の山の稜線に 光を見つけては登るけど
どこまで追っても 光るあの石は見つからない
光る石を追いかけて追いかけて幾年月
老いた体が動かなくなるその前に
光るあの石を見つけて家に帰ろう

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今回の鉱物はだいぶ以前にCafe SAYAにて購入した天河石(アマゾナイト)です。
緑色がオイルに封入すると美しく映えます。
球体のガラスに封入してあるので、フィギュアや鉱物も角度によっては歪んで見えたりします。
二番目の画像でフィギュアがかなり傾いて見えるのもそのせいですね。

天河石は宮沢賢治もよく童話の中に使ったモチーフですが、色としては青というより青緑、この色は微量の鉛による発色です。
ちなみに和名の「天河」は天の川ではなく、アマゾン川の当て字ですが、アマゾン川流域では産出しません。
個人的には川よりも山の萌える緑を連想しますので、以前も何点か、山に見立てたスノードームに使用しています。(こちらこちらこちらなど)


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フィギュアはドイツ・プライザー社のHOゲージ用「登山家」です。こちらはコレクタブルアイテムではなく、鉄道模型で登山鉄道の駅などに配置する用のフィギュアですね。
腕を組んだ白髪の男性、けれど背筋はピンと伸び、何やらやる気を感じさせるフィギュアです。

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雪と一緒に、アリゾナ州産の橄欖石(ペリドット)も封入してあります。結構量は多いので、うまく撮影できていないですが…透過光で見ると美しく透き通っています。
この橄欖石は未研磨の単結晶で、さざれではありません。



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振ってみたところ。
粘度は高めですが、今回の雪は白砂利(チャート)の細粒を使っているので、それほど滞留はしませんが、降る、という速度ではあります。
橄欖石は比重が重いので、しゃらしゃら落ちる、という感じです。


ーーー

プラスチック製のスノードームのキットが到着しているのですが…七五三の準備や後片付けがあったり、子供の体調が優れなかったり、幼稚園の行事があったり…となんだかバタバタしていて手につかず、ようやく今日から少しづつ製作を再開しました。

プラ製のほうが実は制作は難しく…接着法が水では大丈夫でもオイルでは液漏れしたりと、試行錯誤をまだ続けています。
スノードーム自体は永遠に楽しめるものではなく、緩やかに経年劣化していくものではあるのですが、なるべく長く楽しめるものを作りたくて、デザフェスに持っていけるかどうかは微妙なところなんですが、精進しています。
ガラス製のものはほぼ、確実に持っていけると思います。
…が、来月のミネラルショーと鉱物アソビのイベントに備えて緊縮財政状態なので、今は新しいガラス製のキットを買う余裕がありません。
(ガラス製のスノーグローブキットだけで2200円/個…)
なので、こちらは年明け後から、また少しづつ作っていきたいと思っています。

そんなわけで、新しいスノードーム・スノーグローブの仕上がりはまだ先になります。
しばらく、制作物に関しては現在既にに完成しているガラスドームの紹介が続くと思います。

もちろん、その他鉱物やコレクションなどの紹介もしていきます。

どうぞよろしくお願いいたします。





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by zabiena | 2013-11-26 10:24 | スノードーム | Trackback | Comments(0)

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ル・プチ・ミュゼ・ド・ルさんの前回のショップオープン時に購入した、アンティークプレパラートと、灯台のアンティーク葉書。
アンティークプレパラートは以前から欲しいな…と思っていたもののなかなか縁がなかったのですが、思い切って購入。
少しずつ集めていこうと思っています。

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セットになっていた、このプレパラートと灯台の写真葉書の取り合わせもル・プチ・ミュゼ・ド・ルさんらしく、何とも魅惑的。(収めてあるフレームが安物なのが惜しいですね…)

ル・プチ・ミュゼ・ド・ルさんと言えばそのものずばり「骨董鉱物店」という名のコンテンツややジョセフ・コーネル的なアンティーク雑貨を取り扱っていることで有名ではありますが、先日ブログを拝読しておりましたら、来春にはもっとマニアックでヴンダーカンマーな店が誕生する予定との記載が!!

何とも楽しみなことです。
お財布の紐を引き締めて待っていなければ!(来月いよいよ池袋ショー…無理…。でも、資金はなんとか貯めたいです!)
引き続きブログでの報告を待ちましょう。

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このプレパラートには永久プレパラートと呼ばれる加工がしてあります。
アンティークの永久プレパラートは天然樹脂を封入剤として用いたもので、このプレパラートは「polysihonia」とあります。糸草の細胞を観察するためのプレパラートですね。学術的な価値はそれほど高くはなく、また装飾もないので学校などで教育目的で使われていたものかと思われます。

アンティークのプレパラートには美しく装飾を施されたものも多く、そういったものは高価ですが、やはり魅力的ではあります。…私はそうしたものはそのうち…、と思いながら、他に欲しいものがありすぎてなかなか手が出ませんが。

このくらいのものであれば、主婦のお小遣いでも手が届く程度で購入できます。

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プレパラートを買うくらいなのだから顕微鏡も自宅にある…と思いきや、我が家にはこんな玩具の顕微鏡しかありません…。
実家に行けば多分、どこかに眠っているはずなのですが。(独身時代、そういったものを購入した覚えはあり)
そろそろ、子供たちも興味が出てきたので、実家の物置小屋を探すのもみてもいいかもしれません。
今はとりあえず、この顕微鏡でこのプレパラートを見ています。

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この赤い顕微鏡は何かというと、ずっと以前に購入した、谷川俊太郎の「顕微鏡のための詩 五編」を読むためのもので、oblaatの「ポエミクロ」という商品です。
プレパラート上にミクロの詩が刻み込んであり、それを顕微鏡で読むという面白いもの。
このコンセプトが面白くて購入したのですが、実際このコンセプトを楽しむ用途以外に使ったのは初めてかもしれません。

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記念すべき一枚目の、アンティークプレパラート。
ついに踏み込んでしまった、という感はありますが、第三回東京蚤の市で購入した、こんな古い昭和のプレパラートケースに収め、長い時間をかけて少しづつ、気に入ったものを集めていくのも楽しいかもしれない、などとワクワクしています。


ーーー

本日、旧・トロワブロカント、メルキュール骨董店さんの「西洋骨董道楽」(内容についてのメルキュール骨董店さんのブログ記事はこちら)の発売日です!
Amazonで予約してあるのですが、例のごとくAmazonは発売日当日に届かない…。
本日は午前中からお昼過ぎまで次男の幼稚園プレ組のイベント、お昼過ぎからは制服の注文などとバタバタして、書店に行くのは無理な日だったので仕方ないですが…。

もう手に入れられた方はいらっしゃるでしょうか。
こんなに待ちわびた本は久しぶりです。
来月の鉱物アソビのイベントといい、来春のル・プチ・ミュゼ・ド・ルさんの新店オープンといい、今回の「西洋骨董道楽」発売と言い、嬉しいニュースの目白押しで、日々が急に色づいて感じる今日この頃です。





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by zabiena | 2013-11-25 18:13 | キャビネ・ド・キュリオジテ | Trackback | Comments(0)

インド産カバンシ石

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3年くらい前にアジア雑貨店の「マライカ」で購入したインド産カバンシ石。
まだ2歳の長男と生まれたての次男を連れて買い物へショッピングモールへ出かけた折に、思わず購入したものです。

「マライカ」は全国に展開するアジア雑貨のチェーン店です。
アクセサリー用途のビーズやパワーストーン中心ではありますが、時折掘り出し物があり、当時僻地に住んでいてミネラルショーどころか鉱物店にも博物館にも行けなかった私の安らぎの場でした。

月に1,2度車で50分の距離にあるショッピングモールへ出かけ、二人が眠った隙に寄る(長男はベビーカー、次男は抱っこ紐で抱っこ、二人一緒に眠ったすきが唯一の趣味の買い物時間でした…)アジア雑貨店の片隅の、鉱物売り場がどんなに輝いて見えたことか。

子供たちも幼稚園へ行きはじめ手がかからなくなり、地方都市とはいえ、1時間足らずで東京に出られる程度の場所に住んでいる今では考えられないことですが、あのころはそんなことですら、本当に貴重な時間でした。

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カバンシ石、不思議な名前ですがその由来は主要成分のカルシウム、バナジウム、シリコンの頭文字をつなげただけという単純なものです。
鮮明な青が美しく、思わず手が伸びてしまう石ではありますが、私はそれほど数を持っていません。
繊細で壊れやすいから、というのもありますが、結晶の形がはっきりして大きい方が好みなのかもしれません。
ちなみに、この石も脆いのでスノードームには向きません。が、単結晶ならガラスドームには入れられるな…と最近考え始めてはいます。

このまま観賞したいのでこの石は加工しませんが。

次のミネラルショーでいいものがあれば買ってこよう、などと画策中だったりします。
(前回の新宿ショーでインドの業者がたくさん安くていいものを持ってきてたんですよね…買っておけばよかった…。ちなみにカバンシ石はアメリカ・オレゴン原産ですがインドのプーナからよいものがたくさん産出されていました。が、ミネラルショーで出会ったインドの業者によると最近インドでは絶産したとのこと。これからは手に入りにくくなるのかもしれず、今を逃すと難しいかもしれません)

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青いスパーク、金平糖、青アザミ…。
以前ご紹介したカバンシ石(当該記事はこちら)とは違った、こちらは鮮明な青です。
晶洞のようなかたちもまた神秘的で、青い星を内包した卵のよう。

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壊れやすい夢ほど美しい。
などと、乳児幼児2人交互の夜泣きの合間にぼうっとこの石を眺めていたころもありました。
どんなに疲れても美しいものを眺めていれば正気を保てるような気がしていたのですが、何日も何日も、我が子以外の人と話す機会のない毎日もあったりして、相当煮詰まっていたんだと思います。

たった3年たっただけなのに今はこうしてあれこれ趣味の没頭したり、好きな場所に出かけられる自由があるなんて、本当に時の流れって不思議だと思います。

明けない夜はないといいますが、夜が明けた今も、あの時疲れ果てた私を照らした青い星々は今もここで確かに光り、ともすれば怠けようとする私を、静かに鼓舞してくれています。



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by zabiena | 2013-11-24 18:50 | 鉱物 | Trackback | Comments(0)

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鉱物ガラスドーム「十字行の少年」

鉱物:モロッコ産デヴィル石(母岩アンケル石)
    (Bou-Becker mine Morocco)
ドームサイズ:35×24mm
ちらのアメジストと修道士のドームが同じ大きさです。
 記事中に100円硬貨との比較画像あり


遠いところで鐘の鳴る音がする
水辺を歩く葬列がやってくる
葬列の先頭に立つ少年の掲げる十字架が
きらきらと水面に写りこむ

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鉱物スノードーム「フラミンゴ」で使用したのと同じ、デヴィル石を使って、リベンジをしてみました。
前回の大失敗は、デヴィル石(緑色の石)についているのがドゥルージー水晶だと思い込んでいて、水に入れてしまったこと…。
実はラベルにはきちんと記載されていて、水晶ではなく透石膏だったので見事に溶けました…。透石膏は水に弱い、と鉱物好きなら誰でも知っていることなのに、見事にやらかしてしまったわけですが、スノードームを作るなら、きちんと鉱物のラベルを見て確かめてから作れ、正体がわからないならスノードームに入れるべきではない、という良い教訓になりました(笑)
まあそんなことは大前提なのに、普段が大雑把すぎますね。

あれから透石膏は水に溶けてしまいましたが、その分ローザ石が露出して緑が鮮やかになり、透石膏の溶け込んだ水はセピア色に染まり、それはそれできれい。と思うことにしています。

ちなみに現在は水(当時は化学実験用の超純水を使用してました)ではなく、独自にブレンドした医療用・食添用・工業用のオイル各種を使用していますので、鉱物など溶け込むことはありません。入れるものもきちんと選ぶようになりました…。



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フィギュアはドイツ・プライザー社のNゲージ用の葬列セット・カトリックバージョンから十字架を掲げる少年です。
プライザー社はドイツのメーカーなので、葬列セットもきちんとカトリックバージョンとプロテスタントバージョンがあり、しかも十字行(神の民の集まり=教会が天国に向かって行進していることを表す行列)を組んでいる様子が再現できるようにセットが組んであります。値段が張るだけあって細かいですね。

そのうちの一人をピックアップしたので、他の人形は他のところで使うつもりです。

十字架をささげる少年と、透石膏のきらめき、ほのかなデヴィル石の緑がなんとも言えず幻想的なガラスドームです。

こちらも、このあと金具をつけるつもりです。

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今週末、ずっと待っていたスノードームの制作用資材が各種届きました。
…が、今週はバタバタしてしまってあまり制作が進んでいません。
来週はもう少し落ち着いて過ごせる予定なので、少しづつ進めていきたいと思っています。

明日は鉱物の紹介の予定です。

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本日は長男の七五三参りでした。
朝からバタバタしどおしで、けれども次男の初宮参りの時に比べたら格段に楽になってしまったな…と嬉しいやら寂しいやら。
紋付羽織袴で両家の祖父母に祝われて、なんだか照れていたけれど、お参りはすっかりお兄さんでまったく騒がずきちんと受けられて、我が子の確かな成長を感じました。
子供の成長はあっという間で、あっという間に親の手を借りなくてもいろんなことができるようになり、手がかからなくなっていき…そのうち巣立っていくのですね。

お母さんを満喫したくて、そんなに急いで大きくならなくてもいいよ、なんてこっそり思った晴れの日でした。





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by zabiena | 2013-11-23 20:09 | ガラスドーム | Trackback | Comments(0)