<   2013年 12月 ( 29 )   > この月の画像一覧

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蛍石 Melchor Musquiz Coahuia,Mexico



年内最後の更新はやはり、オーソドックスに鉱物の紹介です。
本日の鉱物はメキシコ産の蛍石。
びっしりと集合している階段状の結晶がなんとも不思議な佇まい。

随分前に購入したもので、最近蒐集箱の整理で出てきたものです。
…実はそういう陽の目を見ないコレクションが結構、いえ、かなりあったのですが、ブログを始めたことによって少しづつ、自分の蒐集物を見直せるようになりました。
昔の蒐集物を掘り起こすことで、不思議と当時の気分やちょっとした思い出なども思い出したりして、なかなか感慨深いです。
昔のものを掘り起こしてもかなりの数の蛍石が出てきますので、どれだけ蛍石が好きなんだ…と唖然としたりもしますが。




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太陽光下では紫の蛍石の中の母岩が透けて見えます。



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フジイキョウコさんが著書「鉱物見タテ図鑑」の中でこういった階段状の蛍石を「天空都市」に見立てていらっしゃいましたが、この不思議な形状、私には「電子世界」や「マトリックス」の世界に見えます。規律正しい不自然な自然。

ルーペを片手にじっと見つめていると、心がざわざわとしてきます。
家事育児の合間の、つかの間のお茶の間異世界旅行。


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自然はほんとうに美しい。
忙しくてもへこんでても疲れていても、私の家には美しいものがある、と思うと、なんだか頑張れる気がします。


・・・・・・・


今年、このブログを始めて様々な生活の変化がありました。
ブログを通じての嬉しい出会いや手を動かす喜びを思い出せたこと、自分の目指す理想郷を再び明確に描き始められたこと、デザインフェスタを目指してあれこれと動き出したこと。
なにより、こうして私が愛するものを記事にすることを喜んでくださる方々がいると知ったこと。

今年は本当に良い年でした。
心よりの感謝を、皆様に。
本当に本当に、ありがとうございました。

明日より1月4日までは帰省のため、更新をお休みさせていただきますが、来年もまたどうぞよろしくお願いいたします。


それでは皆様、どうぞよいお年を。




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by zabiena | 2013-12-28 23:05 | 鉱物 | Trackback | Comments(2)


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鉱物ガラスドーム(大)「秘境探検」

鉱物:イリノイ州産八面体劈開蛍石(Hardin Country,Illinois,USA)
ドームサイズ:35×24mm(こちらの記事内、百円玉との比較画像の大きい方のドームが同じサイズです)


紫のイリノイ州産八面体蛍石の上に、プライザー社HOゲージ用の「鉱夫シリーズ」のフィギュアを合わせてみました。
グリーンは模型用で本物ではないですが、一部本物の水苔も使用しています。
鉱夫となっているのですが、どちらかというと「探検家」ルックに見えます。
そんなわけで「秘境探検」です。

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本日は小雨が降ったりやんだりの天気だったので、自然光での撮影ではこんな色合いですが、少し日がさすと一番最初の画像のような、薄紫に見えます。

こちらの蛍石も、いつもお世話になっているlucioliteminerals(以前の紹介記事はこちら)さんから譲っていただいたもので、luciolitemineralsさんは仕入れた蛍石を手ずから劈開に沿って綺麗に割りなおしてくださるので、とても形が綺麗です。




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ガラスドームのジオラマ風、今までで一番「らしい」ような気がします。
このあと、金具を接着して、オーナメント仕様にし、デザフェスに持って行く予定です。





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by zabiena | 2013-12-27 22:14 | ガラスドーム | Trackback | Comments(0)

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化石スノードーム「サーカスの馬」

化石:ペルー産アンモナイト化石
産地:huallanca DIstrict,Dos de Mayo,Huanuco,Peru 
地質年:中生代白亜紀前期、約1億1000万年前


以前ご紹介した、ペルー産のアンモナイト化石(紹介記事はこちら)も大分消化しまして、残りわずかとなりました。
気に入って何度も使っているモチーフではあるのですが、以外にもドーム型ではこの組み合わせは初めてです。
デザフェスに持って行くつもりで作りました。
今のところ経過に問題はないのですが、2か月くらいは経過観察したのちに決定しようと思っています。
何しろ参考にできるような、アンモナイトを入れたスノードーム、という前例が見当たらないので、試行錯誤しています。


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化石はペルー産の漆黒のアンモナイト、フィギュアはいつものプライザー社製HOゲージのサーカスの馬です。
サーカス、パレード、ルナパーク、マスカレード、なんていうフレーズが好きなので、このフィギュアはお気に入りです。
そろそろ在庫がつくのが悩みどころ…プライザーのフィギュア、最近はあまり値ごろで販売している店舗が少ないです。
一時期、パラダイス山元さんの「マン盆栽」が流行っていたころは結構あったんですけどね…。

プライザー社のフィギュアはまさに職人芸的に素晴らしく精巧ですが、それだけにもともとの単価が結構するものなので、気軽に大量に買えるものではなく、気に入ったものをリピートするべきなのか、それとも新しい種類を入れてみるべきなのか、いつも悩みます。
また、たとえ気に入って何度もリピートしたくても、国内での取り扱いが少ないため、同じものが常に手に入るわけではないのも悩みどころですね。
ちなみに、もともとのコレクションはそろそろ、ネタ切れになりつつあります…ヴィンテージの珍しいものはもう手に入らないだろう…と出し惜しみしている部分がなくはないですが…。
そちら方面の業者の方に聞いた話ですが、外国鉄道模型は昨今市場縮小傾向にあるらしく、こういった出来のいいものも、いつ手に入らなくなるかわからない…とのこと。
どの世界もいろいろあるようです。



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封入したのはクリーニング済みのヴィンテージの極小時計部品。オイル封入ですので錆びることはありません。
が…古いものなのでもともとの錆が取り切れない部分があり…それが経年劣化でオイルに剥がれてしみだす可能性があります。
そうなると、オイルがセピアがかってきてしまうのですが…個人的にはそれも素敵だと思っているのですが「変わらない姿」を求められるようであれば、時計部品の封入はやめたほうがいいのかも…と最近悩み中です。
これを作ったのは11月の末なのですが、5月の初めまで経過を察してみて、決めようと思っています。


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振ってみたところ。
大理石細粒の雪を入れてあるので、案の定猛吹雪ですが、吹雪が収まってきたところあたりの、ちらちら降る様子が美しいです。



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アンモナイトの上に降り積もる雪。
なかなか幻想的です。


・・・・・・

本日は朝からクリスマスの飾りつけをきれいさっぱりと片付け、神棚の煤払いをしました。
宗教的混乱というか、個人的には何だか変な気分になりますが、これも日本の年の瀬ですね。
神棚と神饌を片付け、綺麗に拭きあげて、子供たちと近所のお宮で旧いお札をお焚き上げにだし、新しいお札をいただいてきました。
大祓人形もいただいてきたので、今夜は大祓人形で家族の厄払い。
やっとほっと一息です。

ブログの方ですが、28日までは通常更新、29日から正月3日までは夫の実家と私の実家に順に帰省しますので、お正月休みをいただくことになりました。
どうぞご理解のほど、お願い申し上げます。

今年の更新も残すところあと2日、どうぞよろしくお願いいたします。



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by zabiena | 2013-12-26 14:56 | スノードーム | Trackback | Comments(0)

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昔からさほど、趣味が変わらないためどうしても似たような石ばかり、手元に集まってきます。
ヤオガンシャンの蛍石はその淡い色合いと言い、抒情的な形といい、たまらなく好きで、手に入りにくくなった今、どうしても「これは」と思うものがあると飛びついてしまいます。
…高騰しているとはいえ、もともとがそれほど値の張るものではないので、主婦のお小遣いで買える程度のものではあるのですが。

この標本は随晶している水晶とのバランスもよく、透明感もあって、少しばかりほかのものより高価でした。
(以前のヤオガンシャン産蛍石の記事はこちらなど)

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この静かな佇まいの美しい石を眺めていると、心がスーッと透き通っていくような気がします。

…実際は朝からずーーーっとサンタさんやおじいちゃんおばあちゃんからのプレゼントのおもちゃで遊びつつ絶え間なく大喧嘩を繰り返している息子たち二人の嬌声と怒号響く狭い家の中なわけなんですが、家事の合間にほっと一息、お茶を飲むときなどに眺めていると、山ほどのデュプロ(レゴブロックの幼年版)とクアドリラ(ビー玉転がしの玩具)で地獄のように散らかった家の中にいても、ほっと少し落ち着けます。

勿論、息子たちの手が伸びてはきますが。
次男は特に、最近は「ぼくがしょうがくせいになったら、これ、ちょうだい」が口癖。
…小学生でもまだ、ぜいたくすぎる!!とは思うのの、3歳の彼にとっての小学生はイコール大人。
そうだねえ、と思案顔を見せてみたり。(いや、あげませんけどね)


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太陽光での撮影なのですが、心なしか暖かそうな画になりました。
淡い水色の蛍石が砂糖をまぶしたような水晶にちょこんと乗って、見ていて飽きない石です。
水晶とのバランスはこれが一番好きかもしれません。

似たような石、けれど石はやはり、ひとつひとつ、違う石。
人の子には創りだせない美が、そこにはあります。




・・・・・・・


一日、特に予定もないのにバタバタしていて(大掃除というほどでもないけれどベランダを掃除したり、息子たちを散髪に連れていったりなど)、子供たちがブロックで街を作り始めて夢中になっていた隙に撮影したはずの画像が入ったSDを見失い、更新がこんな時間に。
探して探して、もう見つからないかな…と思っていたら先ほど脱衣所でポケットの中から出てきました…。
物忘れはもともとひどい方なんですけども、冬休みボケなのかもしれません。嗚呼…。

話は変わりますが今日の驚き。
散髪中の次男が思っていたよりずっと、夫の子供時代にそっくりでした。
長男は本当に分身かと思うくらい時々似てるんですが、次男は顔立ちが少し違うのでそれほど似てるとは思っていませんでした。
が…、前髪を切る途中段階でのぱっつん前髪にした状態、物凄く似ていた…。

夫とは恋愛結婚ですから、複雑な気持ちになります。
大好きな人が子供時代はこうだったのか…と思うとなんだか、こそばゆいような。

とりたてて何があったわけでもなく平凡な、それでも飛び切り幸せな、今年はそんなクリスマスでした。



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by zabiena | 2013-12-25 23:04 | 鉱物 | Trackback | Comments(0)

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鉱物スノードーム「Merry Christmas 2014」

 鉱物:アメリカ産水晶クラスター(Stobokor Claim,Goldmeyer Hot Springs, King Country, Washington, USA)
          ブラジル産燐灰石(Ipira,Bahia,Brazil)

今年のクリスマススノードームです。
色々とフィギュアはあるのですが、クリスマススノードームは市販の素晴らしいものが巷にあふれているので、敢えて鉱物スノードームのクリスマスバージョンは一つのみの制作としました。
来年はまた、違ったフィギュア(飼い葉桶に救い主、トナカイのそり、東方三博士、セクシーサンタ、などいろいろ手持ちはあるのですが…迷うところですね)でまた一つ、制作するつもりです。
一つずつ増えていくと面白いかな、と。

以前から何度か書いていますが、私は日本古来からの神仏混合で育った仏教徒であり神道の氏子です。
なので、クリスマスはあくまで「異教のお祭り」ですが、子供が生まれてからある意味日本人らしく素直に、季節行事の一つとして楽しむようになりました。
そんなわけで、クリスマスバージョンの鉱物スノードームも、あまり宗教的意味合いはありません。


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サンタフィギュアはプライザー社のHOゲージ用でコレクタブルアイテムです。
ドイツといえばクリスマス市も有名ですね。信仰と関係ない日本の疑似クリスマスではなく、こちらは本物の信仰に基づく行事ですからサンタクロースや今回制作をしなかったクリスマスシリーズのフィギュアなどはなかなか、作り込みが丁寧です。
単なるコレクタブルアイテムとしてというより、きちんと需要があるのでしょうね。


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小ぶりですが水晶の条線もくっきりとして、先端は透明度もありなかなか素敵な水晶です。
こちらはいつもお世話になっているlucioliteminerals(以前の紹介記事はこちら)さんにスノードーム用にと譲っていただいたものです。
全体が透明度が高すぎる、ハイランクなものですとオイルの中で透けてしまってよくわからなくなるのですが、こちらは下部がきちんと存在感があるので、オイル封入でも割とわかりやすいです。


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こちらは今回初お目見え、先日到着したばかりのブラジル産ブルーアパタイト。
さざれではないので、磨きなどの加工はしてありません。
透過光で透けて綺麗ですが、比重が重いので転がるだけ、といった感じ。
とは言え、この青は美しく、魅力的です。


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振ってみたところ。
ブルーアパタイトは転がる感じで、雪はふんわりと降り注ぎ、その後比重の軽い透明パラフィンが舞い降りてきます。

なんというか、王道のスノードームもたまにはいいものです。
(……へんな話なのですが、私は素直に「王道」を行くのが恥ずかしいタイプなのです。30年近くモテない、地味な人生を歩んできた弊害です)



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さて、朝から大興奮で騒いでいた子供たちもようやく「サンタさんへのお手紙書き」と「お部屋の飾りつけ」が終わったようです。
これから子供らとディナーの材料と、ケーキを買いに行き、パーティの支度をします。
街はすっかりお祭りモードですね。


それでは…

I wish your very merry Christmas!!




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by zabiena | 2013-12-24 10:53 | スノードーム | Trackback | Comments(0)

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化石スノードーム「あの星の名前」

化石:ペルー産アンモナイト化石
産地:huallanca DIstrict,Dos de Mayo,Huanuco,Peru 
地質年:中生代白亜紀前期、約1億1000万年前


おにいちゃん、あの星の名前、なんていうの?
なんて、会話をしながら星を眺めている仲良し兄妹の立つ丘は、ペルー産の漆黒のアンモナイトです。
lucioliteminerals(以前の紹介記事はこちら)さんにスノードーム用にと紹介していただいたもので、もともとはもう少し粉をふいたような色合いなのですが、オイル封入すると漆黒になり夜を連想させます。
この個体は白い筋が入っていて、なかなか特徴的です。

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角度を変えてみたところ。
化石自体に厚みはありますが、実際の見え方とは少し異なるかもしれません。
フィギュアとの距離があるため、レンズ効果で歪んで見えてしまいますが、肉眼で見るともう少しはっきりしています。


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背景に星のチップが張り付いてしまっていますが、これは時の経過で剥がれます。
フィギュアはプライザー社のHOゲージサイズ、幼稚園の子供たちです。
もとはシスターと組んであるものなのですが、今回はこの、手をつないでいる様子がかわいらしかったので、子供のみで。
笑顔の様子など、表情まできちんと作りこまれています。


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今回、星とホログラムのほかに、時計の部品も入れてあります。
丁寧にクリーニングしたつもりではあるのですが…オイル封入ですので錆びることはありませんが、もともとヴィンテージものの時計部品なので、元の状態で錆がついていることがあり、それがオイルに移り、変色することがあります。
経過を観察してみたいと思います。

また、今回、わずかですが液漏れを発見しました。
私自身がコレクションするには問題ない程度ではあるのですが、液漏れしたものを販売するわけにはいきませんので、少し手を加えてみても液漏れが収まらないようであれば、デザフェスではこの作品は販売用ではなく展示のみ、ということになるかもしれません。
私の作っているスノードームは中身が水ではなく、オイルなので液漏れがある場合は蒸発せず、周囲がべたべたしてしまうのです。
私自身であればメンテナンスはできますが、販売となるとそういうわけにはいきません。


実はこういったことはよくあることで、私の腕の問題でもあるかもしれないのですが、どんなに細心の注意を払っても、こういったロスは出てきてしまいます。
作った当日の気温や、その後の経過、もともとのキットのバリのあるなし(すべて接着面を丁寧にサンドペーパーで磨いてから溶剤系接着剤にて接着しているのですが…こればかりは運としか言いようがない状態です)、色々な要素が複雑にからみあっているので、原因は特定できないことが多いです。

ただ、スノードーム作りにはロスが多いというのは他の方もおっしゃってはいますが、研究を重ねてなるべく、ロスを少なくしてコストを下げていきたいところです。
もちろん、デザフェスに持って行って販売する分は、液漏れのない、綺麗な状態のもののみになります。
そのため、こちらのブログでご紹介したスノードームがすべて、デザフェスに持っていけるとは限りません。
間近になりましたらまた、当日の販売品リストを作ってこちらのブログにてご案内したいと思っています。



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振ってみたところ。
青い流星と、銀のホログラムがふんわりと舞います。
時計の部品も心なしかゆっくり落ちる、という感じです。




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星の方が若干比重が重いため、星が落ち切った後にふんわり、銀のホログラムが降り注ぎます。
なかなかメルヘンチックなスノードームになりました。




・・・・・・・



本日は明け方から体調が思わしくなく…、けれど朝から夫が起き出して、子供たちに朝食を準備してくれ、そのまま「はなやしき」に息子二人を連れて出かけてくれました。

午前中はのんびりして、お昼からようやく動けるようになり、掃除洗濯を済ませて今はまたゆっくりしています。
こんなに穏やかに過ごす昼下がりは久しぶりで、夫の思いがけない優しさに涙が出そうです。

我が家は「完全分業制」、夫は外で働いて稼ぎ、私は家で家事育児をする、完全に役割を分担した形をとっています。
休日に昼、下手すると夕方まで夫が寝ているのも、当然の権利です。
ストレスの多い、不規則な時間帯で働いている分、しっかりした休養は必要です。

とは言え、私も人間ですから時には体の不調もあります。
それでも普段手助けしてもらうことは無理なので、最初から考えないようにしています。
期待して勝手に逆切れすることほど疲れることはありません。

実家にもそう気軽に来てもらう距離ではないです(実家は東京都郊外、自宅は千葉市)し、夫の実家はなおさらです。
今日も朝から暗い気持ちで、「ああそれでも、頑張らなきゃ…」と覚悟していたのに、夫がさっと準備して出かけてくれたのには驚きました。

来年もお互いを思いやって、年を重ねていきたいなあ、などとのんびり思う幸せな午後。
……今年も「スコープ展」には行けませんでしたが、これはこれで良い年の瀬だな、なんて考えています。



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by zabiena | 2013-12-23 13:56 | スノードーム | Trackback | Comments(0)


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ティファニーストーン(オパール)
Brush-Wellman Mine,Spor Mountain,Juab Country,Utah,USA



アメリカ、ユタ州産のティファニーストーン。
先日いつもお世話になっているlucioliteminerals(以前の紹介記事はこちら)さんからモラドオパール(紹介記事はこちら)などと一緒に送っていただいたものです。

モラドオパールもティファニーストーンもオパライズドフローライトの別名が示す通り、蛍石がオパール化したコモンオパール(遊色のないオパール)と考えられていますが、こちらのティファニーストーンは産地がアメリカのユタ州はトーマス山脈周辺のみで採集される、貴重なものです。

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ティファニーストーンの名は、かのティファニー社がデザインしたステンドグラスに模様が似ていることからつけられたそうです。
私の好み的にはモラドオパールの乳白色の方が好みなのですが、こちらの紫ははっきりしていてなかなか高貴な印象ですね。

勿論、こちらも蛍光鉱物で、この個体自体も短波紫外線にて全体が蛍光するらしいのですが、私が所有しているのは残念ながら長波紫外線ライトのみ…。

一瞬、これを機に短波紫外灯も購入しようかとも思いましたが…今月は金欠なので…。
いつか購入したら確認して撮影したいと思います。
(註:短波紫外線は人体に有害な上、一般的に販売されている短波紫外線ライトも長波紫外線ライトより大変高価です)



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お菓子っぽいのはモラドオパールと同じですが、こちらの方が色合いが発揮尻していて、なんとなくブルーベリーチーズケーキを思わせますね。
肉眼で見るともう少し、紫が柔らかい感じなのですが…私のカメラの腕ではこの辺りが限界です。



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もともとluciolitemineralsさんからこの時購入した石たちは、スノードームやガラスドームに使えるものを、とリクエストして仕入れていただいたものなのですが、このところ順番待ちをしている石が大分あり…この石がスノードームの中に封入されるのはだいぶ先の話になりそうです。

…私物化してもいいかな、と思ってはいたのですが、それをやりだすと仕舞いきれない鉱物に埋もれて暮らす羽目になりますので、ここはきっぱりと「スノードームを作るために買ったのだから」と割り切ろうと思っています。



・・・・・・・

本日、長男のピアノのミニ発表会でした。
夫は当直続きのため、一人で息子二人を連れて行ってきました。

男の子4歳児、やんちゃ盛りの長男。
ピアノのレッスンの付き添いははっきり言って苦行です。

本人がやりたいと言って始めたものの、そして決して本人も音楽が嫌いなわけではないのですが、なにせ、40分のレッスン中じっと座っているだけで一苦労。
それに練習を毎日させるため、宥めすかし褒め叱り、もう、毎日が闘いです。
それをもう2年間続けてきたわけですから、長男が観客の前できちんとピアノの前で座り、両手で弾く簡単な短い曲をきちんと弾けただけでも、涙が出そうになりました。
頑張った、長男!そしてお疲れ私!

……次は次男、いよいよレッスンがリトミックだけでなく、鍵盤を弾くレッスンに入ります。
けれども最近はすっかり自我が芽生え、以前のようにいうことを聞かなくなってきました。こちらが通ればあちらが通らず。
根性ですね、子育ては。


冬休み。
のんびり過ごしたいと思いつつ、やっぱり毎日がバタバタしています。
そんなわけでなかなか写真が撮れず…。
明日は、晴れたら化石スノードームの紹介をしたいと思います。

どうぞよろしくお願いいたします。





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by zabiena | 2013-12-22 20:27 | 鉱物 | Trackback | Comments(0)

オーストラリア産方鉛鉱

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オーストラリア産の方鉛鉱。
先日の第四回東京蚤の市(当日の記事はこちら)にて、ラガード研究所さんから購入したものです。

ラガード研究所さんは実店舗が京都にあり、遠方なので残念ながらまだ訪問したことはないのですが、ブログやサイト、東京蚤の市の店舗を拝見すると、独特のセンスはやはり、男性店主様ならでは、と感服しています。

最近行った博物関連のお店やイベント、Cafe SAYA(きらら舎、SAYAさん)や鉱物アソビ(フジイキョウコさん)関連はやはり、女性が主宰ということもあり、また私自身が女性であることも関連して、こういったセンスはとても新鮮に映ります。

ラガード研究所さん独特の、「オブジェ」としての鉱物や古物などを一つのアートとして捉える方法はスタイリッシュかつ再発見に満ちている気がします。


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この感じ。
台座は購入時に付属していたものですが、この硬質で無骨な感じはラガード研究所さんの味だな、と思います。
引き算、侘び寂び、手を加えすぎない、けれど独特の風合いを持つこの感じ。
得てして往年の少女趣味に引きずられ、ロマンティック、抒情的になりがちな我が家のディスプレイをきりっと引き締めてくれる気がします。

私自身はもう齢三十六の声を聴いたまごうかたなき立派な中年女なわけですが、未だに少女期に傾倒した長野まゆみ、谷山浩子、宮崎照代、氷室冴子などの少女趣味な世界から抜けきっていないのです。
おばさん少女、というのはドラマ「木更津キャッツアイ」で夢見がちな美礼先生を演じた薬師丸ひろ子が役柄を評してつけたあだ名ですが、まさにそんな感じ(いや、美礼先生のような美人ではないですけど、もちろん)。

レース、ガラス瓶、懐中時計、リボン、綺麗なお皿、硝子ペン、かわいい便箋封筒やシール集め…。
そういう世界で遊んだ過去はもうずっと昔のはずで、就職・結婚を経て二人の男児を産んででっぷりと太り、目じりにしわ、掌は日々の家事育児で生活感に溢れ、日々雑事に追われてみっともなく暮らしている中年女とは結びもつかない世界なのですが、それでも未だに抜けきっていません。
思春期の、多感な時期をそういったものに囲まれて過ごした日々が、私の中の基盤となってしまっている気がします。

永遠のおばさん少女。
何を言われようと好きなものを好きだと言い切り、好きなものに囲まれた生活を貫くことに全く躊躇はしませんが、そういったグロテスクさに時折辟易しないでもありません。
そういう時にラガード研究所さんのようなセンスは、風通しを良くしてくれる気がするのです。



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方鉛鉱。
個人的には六面体・八面体の結晶は見たことがあり、また劈開に沿って割れる性質があるため、もっとのっぺりとした立方体の方が馴染みがあったのですが、このひび割れた感じ、鈍く光る質感、なかなか風景としては楽しいです。
ルーペを片手に見ていると飽きません。

ほんの小さなこの標本が、今、我が家の窓辺で静かな存在感を放っています。

ラガード研究所さんは面白い催しもされていらっしゃるようで、子供たちがもう少し大きくなったら是非とも一緒に訪れたいところです。



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by zabiena | 2013-12-21 10:42 | 鉱物 | Trackback | Comments(0)

鉱物ガラスドーム3種

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相変わらず、降ったりやんだりの天気です。
鉱物・化石スノードームも…完成しているものはあるのですが、陽の光が足りず。
子供たちが幼稚園(本日終業式)に行っている間の、短い晴れ間に撮影した鉱物ガラスドーム3種の紹介です。
なお、金具がまだ接着されていませんが、デザフェスには金具付、オーナメントとして使用できる状態で持って行く予定です。


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鉱物ガラスドーム(大)「チューバ吹き」

鉱物:イリノイ州産八面体劈開蛍石(Hardin Country,iIllinois,USA)
ドームサイズ:35×24mm(こちらの記事内、百円玉との比較画像の大きい方のドームが同じサイズです)

高校時代に読んだ村上春樹の「夜のくもざる」というショートショート集に、森の中でホルン吹きがホルンに出会うという話があります。

金管楽器(トランペットとホルン)を小学校4年から高校一年までやっていた自分の勝手な思い入れもあるとは思うのですが、深い森の中で、くねくねした金色の楽器がひっそり、演奏者を待っているという画がなんとも素敵で、それ以来森と金管楽器というのは私の中で繋がっているモチーフになっています。

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鉱物ガラスドーム(大)「クラリネット吹き」

鉱物:イリノイ州産八面体劈開蛍石(Hardin Country,iIllinois,USA)
ドームサイズ:35×24mm(こちらの記事内、百円玉との比較画像の大きい方のドームが同じサイズです)


今回の蛍石たちもいつもお世話になっているlucioliteminerals(以前の紹介記事はこちら)さんから譲っていただいたもので、luciolitemineralsさんは仕入れた蛍石を手ずから劈開に沿って綺麗に割りなおしてくださるので、とても形が綺麗です。

ただし今回の二作品、「チューバ吹き」に使用した蛍石は曇りガラスのような色をしてますし、「クラリネット吹き」はのものは内部にクラックがあったりします。

こういったものはきちんとしたこだわりのあるluciolitemineralsさんのブースでは本来、あまり販売されていないものですが、仕入れの都合上入ってくるものをクラフト用にと譲っていただいたという経緯があります。

透明度が低かったり、クラックがあると鉱物単体としての観賞価値は下がりますが、この価値というのは鉱物ファンの物差しであって、私個人はこういった薄曇りの八面体や、内側にクラックの入ったものも、なかなか雰囲気があって素敵だと思います。なんというか、ただ綺麗な石よりも、ちょっとクセや特徴のあるものの方が風景になじむのですね。
アンティークのアクセサリーが、新品のアクセサリーにない味を持っているのと似ています。

手前味噌ではあるのですが、森の中の風景にするとまた、一段と石が素敵に見える気がします。
単体での観賞価値が低いものをこうして加工するのも、なかなか発見があって楽しいです。


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鉱物ガラスドーム(小)「森の水晶」

鉱物:ブラジル産水晶(セプタークリスタル)
ドームサイズ:小 25×18mm(こちらの記事内、百円玉との比較画像の中の小さいほうのドームが同じサイズです)

こちらの水晶は小指の先に乗るような本当に小さいサイズではあるのですが、透明度が高く、しかも加工してしまったのでわかりにくいのですがもともとはセプタークリスタル(枝分かれしている水晶)で両錘のものです。

こういった細かい美しいものを、アンティークの燐寸箱に詰めて楽しんでいたのですが、あまり観賞する頻度が高くないので、いっそ加工してどなたかに愛でていただいた方がいいのでは、とガラスドームに詰めてみました。

水苔を乾燥したものは天然のものを加工したものですが、サイズ的な対比としてはなんだか水晶にまとわりつく茨などの蔓性植物のようにも見えますね。


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金具をつけるとペンダントヘッド風にもなるのですが、あくまでガラス製のものなので、着用は推奨できません。
それほど壊れやすいガラスではなく、ある程度の強度はありますが、破損した場合負傷する恐れがあります。
もともとはツリーオーナメントとして作り始めたものですので、アクセサリーとしての使用での事故には当方は一切責任を負いません。あくまで自己責任でお願いいたします。

このシリーズに関しては5月のデザフェスでの販売が確定していますので、いろいろと試しつつ、これから作りためていきたいと思っています。



・・・・・・


本日、子供たちの幼稚園の終業式でした。
なんだかんだと毎日、つまらない用事が立て込んで、平凡ながらも忙しく過ごしているうちにあっという間に年の瀬ですね。
桑原弘明氏のスコープ展にもいきたくて、計画はしていたのですが今年中の外出はもう、厳しくなってしまいました。
毎年そんなことを言っている気がします…子供たちがもう少し大きくなれば、とは思っているのですが。


明日からの冬休み中は、通常通りの更新が難しい日も出てくるかもしれません。
どうぞご容赦くださいますよう、お願い申し上げます。

なお、年末年始のお休みに関してですが、少なくとも28日までは帰省せず自宅におりますので、それ以降になると思います。
なんだかはっきりしないことをだらだらとこのところずっと申し上げて恐縮ですが、どうぞよろしくお願いいたします。




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by zabiena | 2013-12-20 15:39 | ガラスドーム | Trackback | Comments(2)



朝から音もなく、霧雨が降っています。
普段、鉱物やスノードーム、ガラスドームはなるべく光の柔らかい午前の陽の光で撮影しているのですが、こういった雨の日は光源が心許ないので、撮影ができません。
撮りためた写真がある場合なら、それを利用して記事を書くのですが、生憎このところの不調でストックもなく。

そんなわけで、今日は先日コメント欄でリクエストを頂いた(当日の記事はこちら。この記事内でちらりと写っています。さすがくつ箱さん、お目が高い!)、昭和16年に発行された高等女学校・実業学校の理科教科書「女子鑛物教本」を紹介してみたいと思います。

女子と鉱物。
なんとも心惹かれるフレーズ。

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といっても、私は戦前の教科書に関しては全くの無知です。

もとはと言えばとあるブログにて、「女子鉱物界教科書」なる書物が紹介されており、その昭和の色使いによる鉱物画に一目惚れし、それ以来ずっとあちこちを探していたのでした。

この本はそれとは違う出版社から発行された教科書ではあるのですが、たまたま「女子鉱物」で定期的に検索をかけていたヤフオクで引っかかって、半年ほど前に購入したものです。
破格値だった分それなりに痛んでいて、決して状態が良いわけではありません。
とはいえ、十分に読める程度ですし、カラーの鉱物画もよい状態だと思います。



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目次一頁と奥付。
内容としては鉱物学の導入として平易でわかりやすく、初学者でもすらすら読める程度。
発行の例言として

1、博物教育及び鉱物教授の目的はいろいろあるが、これを一貫する精神を「正当なる人生観、特に日本人としての正しい人生観を樹立すること」に定め、これが実効を収めることに努めた。
2、女子の科学的知能の向上を図ることは、現代人の文化生活の実情と女子の本務とに鑑み、益々その必要の度を加えるので、本書の内容も著しく向上した。
(後略)

などと書いてあるのが現代では面白く感じます。
正しい人生観…女子の本務…。
つい、「清く正しく美しく」というフレーズを思い起こさせます。
セーラー服におさげ髪の、正しい女学生。

本書の発行は昭和16年に三省堂から。
私が憧れた「女子鑛物界教科書教本」とは違う書物ですが、発行年は同じです。
と言っても、こちらは改訂版ですので、先行した原版は昭和八年発行のもので、こちらの方が先に世に出回っていた可能性がありますね。
ちなみに「女子鑛物界教科書」は加藤武夫(理学博士)著の初学者向けの教科書で、出版は「富山書房」です。こちらも継続的に探してはいるのですが、現在まで入手できずにおります。


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初めに憧れた教科書とは違う書物ですが、こちらも戦前の何とも言えない味わいのあるモノクロ画や写真がいい味出してます。


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カラー図版3点。

西洋の図鑑の硬質な鉱物画と比べて、なんとなく物悲しい、ノスタルジックな雰囲気を感じるようなタッチの博物画に見えるのは、やはり戦前の女学校で使われた教科書であるという先入観からくるのでしょうか。
どこかとぼけたような印象の、岩石や鉱物の画を眺めていると、ロマンティックな気分になります。


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戦前の女学生がこのロマンティックな画を眺めて何を思ったのであろうか、と夢想するのはなかなか楽しいです。


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鉱物画はもともと好きで、ついあれこれと集めてしまいますが、この本はなかなか拾いものだったと思っています。
(この他、カラーの地図が2点ありますがそちらはさして珍しいものでもないので割愛します。)


これはまったくの余談なのですが、私の故郷・東京都府中市には「府中郷土の森」という施設があり、そこに明治からの建築物が幾つか移築されていて、こういった書物を見ると何となく、その郷土の森を思い出します。
プラネタリウム、博物館(父に初めて鉱物標本を買ってもらったのがここの売店でした)、明治期の郵便局、旧い小学校や茅葺の農家などが敷地内にある施設なのですが、これらの共存する風景が幼い頃から馴染んでいて、私の中では鉱物=ノスタルジーに通じています。

中学生時代に読んだ雑誌MOEで作家・長野まゆみ氏の特集で、氏が「明治村に行きたいけれども遠い、という時は気軽に来れるこちらへ」というようなことを書かれていて、そこからまた、一段とこの施設が私の中でお気に入りにもなり、高校時代は一人自転車でよく、この施設に来ては木陰で読書などしたものです。

今は実家に帰省するたび、子供たちを連れて水遊びやプラネタリウム見学に行くのですが、この子たちもいずれ、そういう風に思い出す日が来るのかな、などと感慨深い気持ちになります。

ノスタルジーとはやはり、自身の思い出や思い入れと密接なつながりがあるものですが、子供たちにとってのノスタルジーの源はいったいどこになるのか、楽しみです。

……理科少年に育ってくれたらいいな、と密かに思っているのは内緒です。




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by zabiena | 2013-12-19 20:37 | 書籍・書物 | Trackback | Comments(4)