<   2014年 03月 ( 24 )   > この月の画像一覧

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本日はいくつかのご報告を記事にさせていただきたいと思います。

まず一つ目。時計荘の新しいロゴが出来上がりました。

先日よりブログ右側のロゴに掲載してありましたこちらの水晶のロゴ。
描いてくださったのは秋さん(tumblr→aki-ikki ,Twitter→aki__09,instagram→aki_ikki)。
Twitterで知り合った方なのですが、とても幻想的で緻密な、蠱惑的なイラストを描かれる方です。
ひょんなことから会話が始まり、厚かましくも作品の物々交換をお願いして、ロゴのイラストとイベント時に使用する看板を描いていただけることになりました。


ちなみに、この水晶のイラストは…



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私所有の、この小さなブラジル産紫水晶(産地:Mun.Las Vigas de Ramirez,Veracurz,Mexico)がモデルとなっています。
個人的にとても気に入っている水晶をこんな素敵なイラストにしていただいて、本当に私は果報者です。

本当に沢山の方の手を借り、お力添えをいただいて、ようやくなんとか形になってきました。
素敵なロゴに恥じない作品作りをしていこうと思います。
がんばります。


さて、そのイベントなのですが、デザフェス・博物ふぇすともに出展者紹介のページに時計草が掲載されました。

デザインフェスタ39 
5月18日(日曜日)のみ出展 ブースA-385(会場図はこちらからダウンロードできます)
「時計荘」 (←クリックすると紹介ページに飛びます)

デザインフェスタのブースはなんと、予想に反して角なので、少し多めに作品を持って行くこともできそうです。
今の時点では鉱物ガラスドームが多くなりそうな感じです。
鉱物スノードームは展示のみ、鉱物スノーグローブは…今改良作業中なので、その問題点がクリアできれば販売もします。
ジオラマは電球と瓶を販売します。
ただし、電球に関してはあまり数が作れません。参考商品として一つは展示専用になります。

あとは鉱物を使ったマグネットなんかも作ろうかな、と思っています。
今実は、ミニチュアのスノードームも開発中なのですが…これは間に合うかどうか微妙です。またアナウンスしますね。

なお、当日は私の妹が共同出展します。といっても、出品物はほんのすこしになると思います。
樹脂粘土の妖怪とかキノコとかスイーツデコとか作っている人なのですが…色々ジャンルをまたいであれこれ作っている人なので、現時点では何を作るのかは謎です。


博物ふぇすてぃばる!
8月9日(土曜日)のみ出展 ブースNo110(
「時計荘」 (クリックすると紹介ページに飛びます)


博物ふぇすてぃばる!に関しては、まだ日取りが先ですので、デザインフェスタでどれほど商品が売れたかによって予定が変わると思います。…正直、今はゼロからスタートなので、予算があまり取れていません。
どう考えてもスノードームを作り続けていれば赤字なんですが、鉱物スノードームを作りたい!ということで始めた「時計荘」なので、8月までには何とか、販売できるような状態に持って行きたいと思っています。
また、当たり前ですが鉱物はすべて一点ものなので、その時々で手に入ったもので考えていこうと思っています。
鉱物ガラスドーム、鉱物ジオラマ瓶、鉱物ジオラマ電球は定番で作っていくつもりなので、博物ふぇすにも持って行けると思います。
8月までには…今抱えている新作が販売できるレベルに仕上げたいと思います。…頑張ります。

こちらも妹が助っ人で来てくれる予定です。
本音を言いますと…博物ふぇすに関しては、販売よりも他のブースを見て回りたいという欲が…。
なので、店番交代要員として妹を呼びつけました(笑)
そんなわけで、こちらに関しては特に妹の出品物はない…と思います。

全くのずぶの素人が始めたことなので人前に出るのは非常に緊張しますが、プロではないからこその、採算度外視の研究や改良実験ができるのは素人の特権ですね。
好きなものを突き詰めていこうと思っていますので、暖かく見守っていただけたらありがたく存じます。


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作りたいものがたくさんあります。
が、時間は限られていて…春休みが終わるまではなかなかフルスロットル、というわけにはいかないのが歯痒いところです。
けれど「○○だから」なんていう言い訳はいつだってできるわけで、どんな時にもやりたいことをやるんだ、という気持ちが大切なのかもしれません。
ともかく、子供を寝付かせてからのわずかな時間を有効に使って、後悔しないように精一杯頑張っていきたいと思います。

花の季節も盛りを迎え、後に控えた新緑の季節、5月まではあとわずか。
日々精進していきたいと思います。

デザインフェスタ、博物ふぇすともにお近くにお住まいで当日お時間のある方は是非、お越しくださいませ。
どうぞよろしくお願いいたします。



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by zabiena | 2014-03-31 14:07 | お知らせ | Trackback | Comments(0)

メキシコ産灰礬柘榴石

桜の季節が到来しましたね。
千葉市中央区の我が家の近所の小学校の桜はすでに8分咲き。
雨が降っていなければお花見をしたかったのですが、生憎の天気。
今日は家の中に居ながらお花見気分になれる桜色の鉱物をご紹介致しましょう。


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灰礬柘榴石(Grossular)
Sierra De Las Cruces,Coahuila,Mexico
珪酸塩鉱物 等軸晶系
Ca3Al2(SiO4)3


お花見、と言っておきながら実はこのピンク色の灰礬(はいばん)柘榴石、別名グロッシュラーの由来はGrossularia、西洋スグリ。
桜とは違う植物が名前の由来です。

ただ、西洋スグリは花は質素に薄緑色、ヒスイのような色の実をつけ、熟れた実はうっすら赤いのでこの石のイメージではなく、どちらかというと個人的には桃色の芝桜のイメージがあります。


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芝桜が一面に花開いて揺れているような、そんな愛らしい風景のようです。

この標本は1年半位前にCafe SAYAにて購入したもの。
当時はまだ大きめな標本もそこそこ買ってました。
今は…さすがに収納スペースに問題が出てきているのでよほど気に入ったものしか買えなくなってしまいました。


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鉱物を蒐集するうえで個人的な色の好みから寒色系が多くなってしまうのですが、これは珍しく艶やかな色ですね。

白い母岩に鮮やかな桜色。
美しい取り合わせです。ルーペ片手に空想の世界を散策するのも楽しい標本です。

そうそうそれと…


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この、灰礬柘榴石の隣のルーペ。
最近小屋裏の引っ越し当時の荷物から過去の蒐集品がごそっと発掘されたのですが、そのうちの一つ。
英国、ロンドンに大学卒業旅行で訪れた際に「シャーロックホームズ博物館」のアンティーク販売コーナーで購入した19世紀あたりのルーペです。
ちょっと状態は良くないですが…なかなか雰囲気があって、バイト代をはたいて買って帰ってきたのを思い出します。
親友二人には「なぜロンドンでルーペ…」と呆れられたのも今となってはよい思い出です。



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本日は春休みに入って子供たちとべったりでぐったりしていた私を労わって、夫が子供たちを連れて地下鉄博物館へ連れて行ってくれました。

…しばらくぶりの一人の時間!

結局作業部屋のかたづけと、スノードームの改善、鉱物ガラスドームと鉱物ジオラマ電球の制作で一日が終わってしまいました。
が、だいぶはかどったので近々、また作品の紹介に入りたいと思っています。

鉱物スノーグローブのゴムキャップに亀裂が入る問題は…オイルの量や粘度の調整によって少し光が見えてきた感じですが、また経過を観察しないと何とも言えず…紆余曲折、えっちらおっちら要領悪く寄り道はしていますが、一つずつ解決法を編み出していきたいと思います。
ただ、今回のことでよく分かったのは鉱物スノーグローブは気温の急激な変化に弱いということ…。
販売するにあたっては、そういったアナウンスと共に説明書の同封も必須となりそうです。

一つずつ、解決して少しずつ、改善していけたらいいと思っています。
そんな要領の悪い私ではありますが、どうぞ暖かく見守ってくださいましたら嬉しく思います。
どうぞよろしくお願いいたします。



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by zabiena | 2014-03-30 19:44 | 鉱物 | Trackback | Comments(0)

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以前、ロシア産の星葉石については天啓的な放射状、星のスパークのようなコレクションを紹介したことがある(当該記事はこちら )のですが、今回ご紹介するのはまさに「葉」のような標本です。



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星葉石(astropylite)
Khibny、Kola,Murumansk,Russia
珪酸塩鉱物 三斜晶系
(K,Na)3(Fe,Mn)7Ti2(Si4O12)2O2(OH)5


以前ご紹介したような、放射状に結晶が集合しているのが大半の星葉石の特徴なのですが、こちらの標本は木の葉石のように葉っぱ一枚一枚が張り付いたような標本です。
空から舞い落ちてきた星の葉がそのまま石に閉じ込められて化石になった…ような想像をしますが、実は星葉石というのはもともと、放射状のスパークがカエデやヤツデのような葉に見えることからギリシャ語の「星(astro)」と「葉(phullon)」から由来した名です。いわばこの標本は葉がちぎれてバラバラになった、腐葉土状態なのですが、これはこれで美しいです。



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一見地味な色合いなのですが、銅色の星葉石の結晶は金属光沢を帯びており、傾けて光にかざすとギラリ、と怪しく鈍く光ります。
この佇まいが宇宙を連想させたのでしょうね。
そう言えば、背景にある切手などもそうですが、ロケットや宇宙モチーフの切手も、色合い的には地味な取り合わせで魅力的な図案、というのが多い気がします。


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綺羅星のようなハーキマーを周りにちらしてみると、なかなか素敵な風情です。

これも、そのうち作品に仕立てようと思っています。
ただ、スノードームに入れるには少し結晶部分がはがれる心配があり、またガラスドームに入れるには少し大きさがありますので、新作に使うつもりでいます。…間に合わなければ、小さく何分割かに割ってガラスドームに入れるかもしれませんが。



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(ルーペ片手に、石の中へ入り込んで宇宙旅行を。)


さて、本日はお昼から青葉の森・および千葉県立中央博物館へ行ってきました。
実は近所なので、いちいち記事にしませんが2週に一度は行ってます。



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長男が好きな、クジラの骨格標本。



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そして私の好きな鳥の骨格標本。フクロウが特に好きです。


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剥製もなかなか素敵ですが、やはり骨が好きです。美しい…。


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ちなみに前回の記事で「鉱物が異様に充実している」とご紹介したミュージアムショップですが、鉱物展の終了とともに一旦鉱物標本は引き揚げとなり、今は大分数が少なくなっています。が、3月31日までは鉱物標本は全品2割引きだそうです。
4月1日からは元値に戻りますが、その代りまた、鉱物標本が多数入ってくるようです。

なお、当ブログ内の画像はすべて、学芸員さんの許可を得て撮影をしていますが、博物館内には撮影が不可のエリアもありますのでご注意ください。撮影をされる場合にはまず、受付の方に尋ねてみてくださいね。


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満開の雪柳でお花見…


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渓流園(現在は水は流れていません)で菫探し。
桜はまだそれほど咲いていませんが、野を見渡せば小さな花が花盛りです。


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オオイヌノフグリや…


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仏の座や…



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カラスノエンドウ。


実は私は桜ももちろん嫌いではないですが、こう言った小さな野の花の方が好きです。
昭和天皇は「雑草という名の草はない」と仰ったそうですが、まさにその通り。
ゆっくり歩けば足元にも、小さな花が咲き誇っています。



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by zabiena | 2014-03-29 20:27 | 博物館・科学館・美術館 | Trackback | Comments(0)



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アクセサリーブランドAOM・NEVE のデザイナー、松倉葵さんから、素敵な贈り物が届きました!
スノードームの制作にも翻弄される日々なのですが、そんな苦悩や疲労も吹っ飛ぶほど、小包を開けて、一つ一つ包みを開けるたびに歓声を上げてしまうほど素敵な品々。

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小さな小さな鉱物たち(本当は一つ一つご紹介したいくらい…!なのですが、流石に撮影する時間がありませんでした…)や…


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瓶詰のハーキマーほか、ミニサイズの鉱物標本。
こんなにたくさん?!とどれもこれも魅力的な鉱物たちを一度に手にして、なんだかうれしいけれどちょっと畏れ多くなりました…。
作品に使ってくださいとのことなので、これらは作品に仕立てていこうと思っています。
なんだか勇気とやる気を一度に貰った気がします。

制作活動をしているとはいえまだ人前に出たこともなく、まして誰に需要があるというわけでもない私のことを、こんな風に応援してくださる方がいるなんて、本当に幸せなことです。

私と同じく2人の幼児を抱えて育児中にもかかわらず、緻密で誠実なお仕事をなさっている松倉さんのような素敵な女性からこんなエールをもらって、なんだかこんな風に暖かく応援していただくと、「一人じゃない」という気がして嬉しかったです。
私よりもずっと、がんばっている人がいる。
その人が応援してくれた、頑張ろう。と背筋が伸びました。




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そしてこちらの包みは…



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AOMの八面体木製ネックレス…!!

この八面体は奈良の木工作家さんに依頼して制作しているとのこと。
木工をやったことのある方ならわかると思うのですが、この大きさの、しかも八面体を作るのは相当緻密で大変な作業です。
まさに職人技。
木材は花梨の樹だそうで、これは硬い木でないと八面体に傷がついてしまうためだそうですが、着け心地は大変軽く、シンプルな服装にさりげなくつけるとおしゃれです…さすがです。

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残念ながらこれはサンプル品とのことで、AOMで現在扱っているのはピアスのみだそうです(こちら です)。
小さくAOMの刻印もあり、チェーンのバランスといい(NEVEのネックレスでも思ったのですが、留め具のデザインも素敵なのです。ちなみにイタリー製だそうです)、デザイナーの審美眼の確かさが伝わってくるアクセサリーですね。

(ちなみに画像内のステンレス製の八面体オブジェも以前いただいたAOMのもので、ここ で販売されている模様です。現在AOMは受注をストップしていますが、この八面体は3月28日22時現在、在庫がある模様です。また、後述いたしますが4月の松倉葵さんの個展にても展示販売・受注販売があるようです)



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本当なら着けているところを撮影できればその素敵さがもっと伝わるのでしょうが…肥満体なので…。
ウミウチワに吊るしてみたので、想像してみてください。
ちなみに、AOMのサイト内には実際に着けている画像もありますのでそちらも合わせてご覧いただければと思います。


これらは個人的に子供のことや制作のことなどで相談に乗っていただいたお礼に、と図々しくも拙作(とあといろいろ愚にもつかないお土産品とか…)を差し上げたそのまたお礼に、とのことで、なんだかお心遣いがうれしすぎて、でも今現在4月の展示会に向けて猛烈に忙しい松倉さんが私一人のために、こんなに丁寧に準備し、贈り物を送ってくださるなんて、本当に感動してしまいました。

また、ブログでは割愛しますが、本当に松倉さんは、仕事が丁寧で細かいのです…!!産地を記した表を作成してくださっていたり、心づくしのお手紙も添えてあったり…。

几帳面な性格が伺えますね。
あの、シルクコーティングの美しいアクセサリーも、見るからに気の遠くなりそうな細かい作業の連続だと思うのですが、そういったことを粘り強く続けていけるだけのガッツがある人なのだと改めて納得してしまいました。

作家やアーティストではなく、職人。
失礼な申し分ながら、そんな言葉が思い浮かびます。
確かな仕事を、誠実に、黙々とこなす人。美しいです。

…物をもらったから言ってるわけではありません(笑)
彼女の作るアクセサリー、実は実物を手にしたのはイリノイの蛍石ネックレス(紹介記事はこちら )が初めてで、AOMのシルクコーティングアクセサリーのラインはまだ実物を見たことがないのですが…、ネットの画像だけでもこんなに美しい、これらの作品群。それが証明していると思います。

いつの日か、お金を貯めて、関西へ。
というのが私の今の夢です。
(オーダーだけではなく、ブランド作品が一同に会した様子を見たいと…)


そして今回。
なにより感動したのが…。


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松倉さんお手製の、時計荘のパネルとシール!!

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デザフェス・博物ふぇす出展に際して、私が相談したことに大変丁寧に答えてくださったのみならず…、こんなに素敵なお手製グッズを送ってくださったという…。

こんなに幸福なことが起こるなんて、なんだか罰が当たるのではないかとすら思いました。
ありがたくイベントで使用させていただいたのちは、宝物にしようと思います。


それにしても、自分の作品を人に撮影してもらうというのは面白いですね。
AOMやNEVEのアクセサリーと同じく、シンプルで美しい(ガラスドームがじゃなく、スタイリングが、ですよ!)…。
私のスタイリングは大抵ごちゃごちゃ、デコラティブ、混沌になりがちなので、新鮮な感動でした。
引き算のできる方は本当に尊敬します。
華道の内弟子をしていたころ、さんざん言われましたが治らなかったくらい、私は引き算が苦手なので本当に尊敬します…。


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なんだか興奮してしまって、どこにスポットライトを当てていいものやらわからず、どれも嬉しくて、焦点がぼやけた記事になってしまいましたが…。

このところ落ち込むこともあったので、本当に嬉しく、モチベーションが復活するいい起爆剤になりました。
なにしろ、松倉さんのこの姿勢が、カッコよすぎる…。
全てに手を抜かず、常にフルスロットルっていうかなんていうか。
子供たちとの生活を犠牲にせず、睡眠時間を削って制作しているさなか、こんな心遣いができる女性。
カッコよすぎです。

対する自分の情けなさや弱さを認めつつも、私も私なりに笑顔で育児家事制作活動の二足の草鞋道を爆走したいと思います。

毎日、できることを倦まず弛まずコツコツと続けていくこと。
誠実な人の誠実な仕事は、見る側に必ず伝わるのだと、信じられた嬉しい日でした。


・・・・・・・


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そんな松倉葵さんの個展が4月、大阪graf studioにて開催されます。


PERSONAL 03
AOI MATSUKURA exibition
2014年4月5日より13日まで
デザイナー在廊日・5日、12日、13日

於・graf studio(06-6459-2100)
11:00~19:00 月曜定休

AOMとNEVEの新作そろい踏みで受注・展示販売が行われるとのこと、関西にお住まいの方が本当にうらやましいです…!
今回は「光」をテーマにセレクトしたアイテムに加え、「ゆれる」をキーワードに生まれた新作も発表されるようです。
ラピスラズリ、両錘水晶を使った新作が魅力的過ぎて…
鉱物好きな方にはもちろんですが、アクセサリーとして素晴らしくセンスの良い、この美しい職人技の数々を見るだけでもとても楽しめると思います。


私も、本当に、行きたいです(行けないですけど…)。


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by zabiena | 2014-03-28 23:17 | イベント・展覧会 | Trackback | Comments(0)

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鉱物ガラスドーム「歯車修道院」


鉱物:アーカンソー州産水晶ポイント
ドームサイズ:大 35×24mm(こちらの記事内、百円玉との比較画像の大きいサイズのドームが同じサイズです)


本日のガラスドームはアーカンソー州産の水晶ポイントに、定番のプライザーのNゲージサイズの修道女、そこへ古いヨーロッパの腕時計の歯車を配した「歯車修道院」です。


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ピンセットでつまむような大きさの修道女は聖書を読んでいるところ。
いつも思うのですが、アーカンソー州の水晶のポイントは形がとても美しく、なんとなく教会の窓、ステンドグラスなどを思い浮かべます。
静謐なその佇まいがそういった連想をさせるのかもしれません。


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形自体がとても美しく、小さいながら風景の面白い水晶です。
このように柱面と錘面の間にみられるひし形を、パワーストーン界隈では「ウィンドウ」、小さいものは「カイト」などと呼ぶそうですが、この辺りは私はあまり詳しくありません。
とはいえ、そういった形自体に神秘を見る向きは、わからなくもないですね。
自然の造型がこれほどまでに美しい形の組み合わせで鉱物を形作っていく不思議と驚異。
それには本当に感動します。

博物館などで大きな結晶を見学するのもまた楽しいですが、抽斗の奥にそっとしまった小さな小さな結晶の、そういった不思議な形をルーペでじっくりと見るのも楽しいものです。



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じっくりと観察すると、このように柱面に刻まれた横線に気づくと思います。
これは水晶の成長の跡。樹木でいう年輪のようなものです。
こういった水晶の形をとらえて思いを馳せるのもまた、楽しいですね。


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今回はヨーロッパ製腕時計から取った、本物のヴィンテージ微小歯車をつけてみました。
使いすぎると食傷気味になるので(作っている私自身が、なのですが)、このところ少し離れていました。
そろそろ頃合いかな、と思うのでまた、歯車シリーズも作っていきたいと思います。

こう言った、微小な部品は見ていて夢中になってしまいます。
職人技というか、その小さな形を作り上げる技術に感服、というか。
プライザーのフィギュアが好きなのと同じ感覚なのですが、小さいものが好き、というより小さいものを精巧に作ろうとしたその執念が好き、なのかもしれません。

こちらはこのあと金具をつけてオーナメント仕様にするつもりです。




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それにしても本日は厄日でした。

新しいシリーズで使おうと思っていた資材が破損して届いたり、子供らをピアノ教室へ連れていく途中に交通事故が目の前で起こったり(巻き込まれなくて幸いでした)、そういう日は何かしら連鎖して嫌なことが起こるもので…。

完成品で暗所にて経過観察中のガラス製の鉱物スノーグローブたちを取り出して定期点検(2週間に一度、経過を観察しています)をしたところ…

なんと半数以上が破損していました。

残ったものも手を入れて持ちこたえられるかどうか、というところ…。

実はこのところの気温の変化(急激に寒暖を繰り返したこの気候)で、オイルが収縮・膨張を繰り返したらしく、ゴムキャップの接着面に負荷がかかり、その部分が引き込まれる形で引っ張られたために、接着剤で固められた部分が裂けてしまいました…。
気泡をなるべく入れない方が美しい、と思う私の好みから、気泡抜きを何度もしたのも影響したのかもしれません。

ともかく鉱物やガラス自体には損傷はないものの、ゴムキャップはすでに裂けてしまっていますから、また一から作り直しです。
かかる労力はともかく、高価なオイルもロス分が相当量でてしまい、何とも情けない気分でした。

日本有数のスノードームコレクターの方に伺ったところ、こうしたケースは稀に存在するとのこと。
…となれば、それ相応の対策も必要なのですが、今のところ「できるだけ気泡を作らないように満タンにオイルを入れる」「気温が高すぎない場所で充填する」くらいの対策しか思いつかないという…。

もう少しあれこれ試しては見ようと思いますが、5月までに解決できなければスノーグローブは展示のみ、販売は鉱物ガラスドームと鉱物ジオラマのみ、ということになってしまう可能性が出てきてしまいました…。
何とか頑張って解決を試みようと思っていますが、今後の進捗によっては方向転換をする可能性がありますので、どうぞご理解いただきたいと思います。


が…!!

絶対にあきらめません。
どんなにロスが出ようと、回り道をしようと、実現が難しかろうと。
鉱物スノードームを作る、ということは「時計荘」として活動することの屋台骨だと思っています。
そこからスタートしたのですから、それは絶対にあきらめないで行こうと思っています。
時間はかかるかもしれませんが、焦らずじっくり、頑張っていきたいと思っています。
…なんて言えるのはこれを仕事にしていない強み、あるいは甘えなのかもしれません…(仕事だったら大赤字出した時点で諦めなくちゃいけませんよね)
それでも、好きなものを作り上げたいと思っています。
意味はないですが、それでも作ります。


こんな情けない私ではありますが、暖かい目で見守ってくださると、大変嬉しく存じます。

どうぞよろしくお願いいたします。



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by zabiena | 2014-03-27 22:07 | ガラスドーム | Trackback | Comments(2)

エキサイトブログの障害やメンテナンスでバタバタとしてしまい、オマケにこのところ酷い花粉症でアレルギー症状が酷くなんだか憂鬱な3日間でした。
気を取り直して本日は、メールにて読者の方よりリクエストのあった蛍石八面体について、記事にしたいと思います。



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蛍石といえば八面体の劈開標本。

一定の方向に向けて割れやすい蛍石の性質を利用して作られたこの美しい形の標本ですが、私が出会ったころ(小学校2年生でした)はもっと彩り豊かだった八面体の蛍石も、イリノイの鉱山が閉山してからは色付きのイリノイのものは少しずつ姿を消し、今ではわずかにコレクターやバイヤーの放出品にてそのかつての精彩を忍ぶのみとなっています。

そのせいか、やはり往時に比べるととても高価になってしまったイメージがあります。良心的なディーラでは未だに「蛍石として妥当」な値段をつけているところもありますが、大半はレア物価格で販売されていることが多く、またお金を出せば買えるというものではないため、足元を見られても元がそれほどの値段ではないため、しぶしぶいい値で買うしかない、という状況ではあります。

イリノイにはこの八面体を整形する職人がいたそうですが、なぜイリノイのものは透明度に加えてこれほど形が整って美しいのだろう、やはり職人の技なのだろうか、と長年疑問だったのですが、先日自らイリノイ州産の蛍石をきれいな八面体に割りなおして販売されていたluciolitemineralsさんにお聞きしたところ、ニューメキシコ産や中国産のものは結晶の並びの性質上、ああいった割れ方をしないとのこと。
ガラス質で透き通った感じの、イリノイ州産ならではの特性のようです。

一時期は私も自分で安価なものを劈開にそって割ってみようとトライしたことはあるのですが…不器用な上に工具(鏨)や機材(鏨を薄く研ぐグラインダー)もきちんと揃えた上で相当数の鍛錬をしなければ無理だ、という結論に達し、現在ではなるべく形と色の良いものを購入する、という他力本願になっています。


現在私の手元にある蛍石の八面体は、成人してから長年かけて少しずつ集めたものです。
コレクションとして取っておいてあるものは中でも色合いが綺麗で形が整っておりクラックの少ないもので、これらは以前から少しずつ紹介したことがあります。


過去、記事中でご紹介済みの画像から引用しますと、例えば↓これら(上の画像のものとはまた別の個体たちです)とか…

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(こちらはlucioliteminerals さんに譲っていただいたもの。最近は競争率が高く手に入りません)





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(こちらは鉱物店やミュージアムショップ、ミネラルショーでちまちまと集めたもの)


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(瓶の中のものはlucioliteminerals さんに譲っていただいたもの。
1年以上前の話です。現在は競争率が高いのであまり買えません)



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(↑奥の緑色のものは中国産、その隣の黄色のものはナミビア産で、前の3つの瓶がイリノイ州産です
 特に、右端の瓶入りのものは透明度が高く美しいものが入っています)



大きなものではこれらとか↓

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(耳猫冬市にて購入した、長野まゆみ氏放出品)






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(ミネラルショーに行くたびに一つずつ購入したもので、かなりサイズは大きく、ラメ入りが美しいです)




これらは他の産地(ドイツやニューメキシコ)の八面体と共に鉱物棚におさめてあるのですが、本日新たにご紹介するのはそこまでランクの高いものではないけれど、作品に使うには十分なレベルのもの、として仕分けられたイリノイ州産の八面体蛍石たちです。




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瓶の中の八面体は透明度も高く、クラックも少なく、色合いの美しいもの。


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トレーの上のものは、クラックや傷があるものの、美しい色合いのもの。


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その下にあるものは不透明ではあるものの、傷のない形のいいものです。



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これらは私がミネラルショーや鉱物店などで少しずつ集めたものに加え、最近アメリカからの個人輸入で買い集めたものです。

以前、きらら舎さんが作っていらっしゃったポストカード に一目惚れをし、アンティーク理化硝子の瓶などに入れて蒐集していましたが、そろそろ数も多いのでこれらは作品に仕立てて放出しようと思います。
少しくすんだこれらの八面体が、どのような夢の景色に仕立てあがるのか、考えていると時を忘れますね。




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いくらイリノイ州産の八面体とはいえ、くすんだもの、クラックによって虹の入ったものは標本単体で見るとやはりそれなりにしか見えません。
が、ジオラマの中に入れてみたりすると、とたんに物語を紡ぎ出すものも多いです。

硬度が低く宝石にはなれない、色合いや状態から標本としても珍重されないそれらが、夢の中の風景の中では生き生きと色づくのを見るのは楽しいものです。
むしろ、透き通って色合いの美しすぎるものはそれ単体で見たほうがやはり美しく、印象が強烈なのであまりジオラマの中では生かしきれない部分があります。
宝石や高価な美術品にはない、ささやかで密やかな愉しみ。
その辺りに、鉱物ガラスドーム、鉱物ジオラマ制作の面白さがある気がします。


鉱物スノードームシリーズのあれやこれやに並走して鉱物ガラスドーム、鉱物ジオラマ瓶の制作も進めているのですが…子供たちの通う幼稚園が春休みで、来年度から年少に上がる次男の入園準備などでなかなか進みも遅くなっています。
デザフェスにはある程度の数(10個くらい)、博物ふぇすにはもう少しまとまった数(20個くらい)は持って行こうと思っていますので、どうぞ気長にお待ちいただけたら有難く存じます。



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by zabiena | 2014-03-26 13:48 | 鉱物 | Trackback | Comments(8)

お知らせ

エキサイトブログ不具合による休載のお知らせ


先日お休みを頂いたばかりで恐縮なのですが、ただいま当アカウントにてエキサイトブログの画像投稿機能が使えない状態になっており、本日分の記事は休載させていただきます。

また、明日以降の記事に関しましても、ブログ機能が回復しませんことには更新できない可能性があります。
回復し次第更新とさせていただき、Twitter(@yuri1117)で更新情報をお知らせさせていただきたく存じます。

なお、エキサイトブログ公式のアナウンスはこちら よりご確認ください。

エキサイトブログは去年の投稿機能バージョンアップから度々こういったことがあって困ってはいるのですが…。
実は5月のデザインフェスタ、8月の博物ふぇすてぃばる!で使う梱包資材にこのブログのURLを使用したものがあり、イベントが終了するまではブログを引っ越すことができません。
もうしばらく様子見をし、もし不具合が長期にわたり続くようであれば対処を考えたいと思っています。

私の稚拙なブログを読んでくださっている方々には申し訳ないですが、お休みをいただく分、作品制作に力を注いで頑張りたいと思っていますので、どうぞご理解のほど、よろしくお願いいたします。


 2014.3.24 zabiena 拝



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by zabiena | 2014-03-24 13:11 | お知らせ | Trackback | Comments(0)

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八面体の鉱物が好きです。
八面体という形自体が好きなのか、それとも原体験としての鉱物が蛍石の八面体劈開標本だったからなのか、もはや長い時間親しみすぎてどちらが先だったのかはわからないのですが、ともかく八面体の鉱物が好きです。

八面体と言えば蛍石の劈開標本や、スピネルの結晶などがポピュラーだと思います。
これらは色も鮮やかで美しく華やかな印象。
一般的に女性に好まれるのもこの辺りではないかと思います。




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なのですが、本日ご紹介する八面体の鉱物は実に地味な色合い。
地味な色合いの鉱物は嫌いかというとそういうわけでは決してなく、インダストリアルなイメージと重なってシックな印象があり、個人的にはとても好きです。
ただ、単体で見るとそれは確かに地味ではあります。








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磁鉄鉱八面体結晶(Magnetite)
Yinniethara,Western Australia
酸化鉱物 等軸晶系  FeFe3+2O4




先ほどインダストリアルなイメージと書きましたが、現に磁鉄鉱は製鉄の原料の一つです。
火成岩中にごく普通に含まれて存在する造岩鉱物であり、特に珍しいものではありません。
どちらかというと標本として珍重されるよりも産業の分野で活躍している鉱物ですね。

その磁鉄鉱ですが、結晶は八面体や十二面体、稀に立方体となっており、スピネル型結晶構造を持つスピネルグループに属します。
磁鉄鉱の名の通り、鉱物自体が磁石と化している場合もあり、なかなか面白い鉱物ではあります。

ちなみに上の画像の八面体結晶は緑泥岩に捕獲されている結晶を取り出したものだそうです。
埋まっている様子も見てみたいような…その作業を実体験してみたいですね。


単体ではやはり、地味…なのですが、この八面体の結晶の色形は個人的にとても好きなので、これも作品に仕立てようと思っています。



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八面体。
何故その形に惹かれるのだろうと不思議です。
シンプル、かつ整然として美しい形。
それに魅せられて集めも集めたり、という感はありますので、そろそろ放出しようと考えています。
イリノイの八面体劈開蛍石に関しては、とっておきのもの以外はぼちぼち、作品に仕立てていこうと思います。
こういったものに関しては、お好きな方のもとで大切にされてこそ、と思うのです。
(ちなみに本日の記事中に出てきたおびただしいイリノイ州産蛍石は、すべて個人でアメリカから輸入したものです。
 さすがに、luciolitemineralsさんから購入した、美しく成形されたものに手を加えるほど無粋にはなれず…)

イリノイの八面体も美しいですが、磁鉄鉱の結晶は自然の造型。
それをどういった形で作品に取り入れていこうか、今からワクワクしながら考えるのも楽しいひとときです。



・・・・・・


昨日に引き続き、エキサイトブログ側の障害で多数の画像がアップできない状況になっています。
かろうじてアップできたもので記事を構成しましたが、障害が回復し次第、画像を差し換える可能性がありますので予めご了承ください。

また、過去記事の画像に関しても、突然表示されなくなるケースが報告されているようです。
これもこちらではコントロールできませんので、その場合には大変申し訳ありませんが回復するまでお待ちいただけますようお願い申し上げます。

このところ数日間にわたってエキサイトブログの画像アップデートに不具合があるようですが、障害・メンテナンス情報の公式見解も出ておりませんので、場合によっては突然ブログをお休みすることがあると思います。

その場合はTwitter(@yuri1117)にて告知させていただきたいと思います。

どうぞご理解の程、宜しくお願い申し上げます。



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by zabiena | 2014-03-23 19:06 | 鉱物 | Trackback | Comments(0)

ロシア産十字石

我が家の子供たちの通う幼稚園が昨日より春休みに入り、夫も土日当直続き、お彼岸ということで実家も忙しいので私は行けませんが、今週木曜日からは新宿スペースゼロにてホリミネラロジー さんのミネラルコレクティングSpring'14 、金曜日からは横浜の産業貿易センタービルにて横浜ミネラル・ザ・ワールド が開催され、Cafe SAYA では鉱物カフェ が開催されています。

こんな鉱物関連イベントが盛りだくさんの週末ですので、世間の石好きの方のブログやTwitterでは美しい石、綺麗な石、希産鉱物が百花繚乱。
華やかなツーソンや海外店舗からの新着鉱物のニュースはそちらにお任せするとして、留守番の私は敢えて今日は地味な色目の石をご紹介しようと思います。



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十字石(staurolite)
産地:Keivy,Kola peninsula,Russia
珪酸塩鉱物 単斜晶系(Fe,Mg,Zn)2Al9(Si,Al)4O22(OH)2


十字石、姿そのままのネーミングです。

この自然の驚くべき造型は、柱状の結晶が双晶を成した際にできるものですが、直角に柱状結晶が交わる「直交」のものと斜めに交わる「斜交」のものがあり、直行のものはまさに十字架をイメージさせるため、人気があり斜交のものより高価です。



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語源の「Stauros」とはギリシャ語で十字架を指します。
色合いは茶褐色で、表面はガラス光沢があり、日に当てるとキラキラと光りが控えめに反射します。
母岩は脆く、綺麗に残っているものは少ないので高価です。
アップで見ると判ると思うのですが、のっぺりした質感ではなく少し砂っぽい感じで、ショコラクッキーのようなブラウニーのような質感です。が、それほど脆くはありません。触れても大丈夫な程度。
モース硬度は5~7なのでアパタイトや水晶と同程度といったところです。
このままペンダントヘッドにしたくなりますね(実際そういった商品も時折見かけます)。




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このまま身に着けてみたい、と思うのは皆同じようで、古来よりこの十字架の石はクリスチャンのお守りとしても珍重され、十字軍の兵士はこれをお守りとして身に着けていたそうです。

自然の中にさまざまな形を見出し、それに宗教的な意味づけをする行為は世界各地で見られますが、近現代のように精緻な人工物で溢れかえった生活環境ではない時代、森や山でこんな自然の十字架を見つけたいしにえ人の感動はいかばかりだったでしょう。




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(あなたの信心は何グラム?)



ほんの小さな欠片に人々が寄せてきた、様々な思いや祈り。
石に意味を見出すこと自体はとても美しいと感じます。
そこに商売っ気が入ると何か違う気はしてきますが…人の欲と信仰とは元来表裏一体のものかもしれませんね。


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(完成前の鉱物ガラスドーム「歯車修道院」と並べて)


正直に申し上げてこの石は素材にするには高価すぎるのですが…(普段使っている標本のおよそ4倍近い値段)、実はこれを使って作品に仕立てようと思っています。
私の好きなモチーフ、修道女や修道士のフィギュアと組み合わせたところを見たい、という単純な欲求からなのですが、さすがに少しばかり躊躇しています。
そのため、天然そのままの個体の様子をここに記録しておく次第。

いずれ作品に仕立てあがりましたらまた、ご紹介いたしますのでその時は在りし日の姿と見比べていただくと楽しいかもしれません。



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骨と十字架。
やはり絵になります。



(註:なお、本日エキサイトブログの画像投稿機能が非常に不安定で、復旧したようなのですが画像に関してはまだ完全に保存できているか定かではありません。後日、差し替える可能性もありますので予めご了承ください。
 先ほど、お知らせとして更新に関しまして記事を一つ書きましたが、こちらはなんとか本日更新ができましたので、こちらの記事をアップデート出来次第削除させていただきます)


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by zabiena | 2014-03-22 22:03 | 鉱物 | Trackback | Comments(0)

鉱物キャンドル



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昨日、親しくさせていただいているlucioliteminerals(以前の紹介記事はこちら)から注文した鉱物と一緒に、素敵な贈り物が届きました。
お手製の鉱物キャンドルです。

鉱物キャンドル、というものは他にも色々見たことがあるのですがどちらかというと「鉱物をイメージした」とか、「実際の鉱物を埋め込んである」とか、そういったものが多いように思います。
luciolitemineralsさんの鉱物キャンドルは、実際の鉱物から型取りをしたもので、鉱物を扱っていらっしゃる方ならではの「鉱物の美しさ、面白さ」が表現されている気がします。



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大きさはほんの掌に収まる小さなサイズ。
いつか火をつけてみたい…と思いつつ使うのが勿体なく、抽斗にそっとしまっておきたいキャンドルですね。



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こちらは本物のコンゴ産カテドラル水晶から型を取って作られている水晶キャンドル。
パパゴ石入り水晶をイメージし、360°どこからみても美しいこんな青い水晶があったら、という夢をキャンドルで実現したそうです。
美しい石を沢山見てきた方だからこその表現ですね。
ろうそくなので高温には弱いでしょうし、窓辺に放置は厳禁でしょうが…陽に透かすとその淡い青がとても美しいです。



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こちらはモロッコ産のアラゴナイトを型にしたキャンドル。

アラゴナイトは色々な種類がありますが、こちらのような柱状結晶が集合してボール状になったものはその形状から別名「スプートニク」の愛称を持ちます。スプートニクとはロシアの人類初の無人人工衛星の名前ですね。
その愛称はとても夢がありますが、スノードーム制作の過去記事(こちらこちら)を見ていただくとわかる通り、元来こちらのタイプの現実のアラゴナイトは茶褐色であまり色合いは美しいものではありません。
こんな青いアラゴナイトがあったらさぞかし可愛らしいだろうな・・と思います。

形自体は正確な結晶のコピーで非常に夢がある、青い星のようなキャンドルですね。


ちなみにluciolitemineralsさんはヤフオクにて活動をされている(ブースはこちら )のですが、本日10時現在、このキャンドルの在庫はまだ1セット残りがあるようです(こちら )。気になる方は是非ご覧になってください。



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日々いろいろなことがあり、心痛めたり疲れ果てて座り込んだりしてしまうこともあるのですが、そういった時にそっと、心に寄り添ってくださる方々がいて、私はとても幸せな人間だなあと思います。

我が家の家族たちはかなりユニークな人々で、私のような平凡でありきたりな人生を歩む人間とはモノの見方が違います。
それはともすると惰性で低いところへ流れて行こうとする私にとてもたくさんの発見と気づきをもたらしてくれる、素敵な「違い」だと思っているのですが、時々くじけそうになったりもします。

そういった時に、luciolitemineralsさんのような、日々素敵な発見と創意工夫に満ち、愛情をもって家族と暮らしている女性の姿は眩しく、明るい目標になります。
疲れ果てて相手に当たるのではなく、疲れ果てたら大事な人を抱きしめて今日もありがとう、と言えるような女性になりたいです。


素敵な女性と出会えたことに感謝しつつ…もうすこしゆっくり、大事な人たちを素直な気持ちで大事にできるよう、のんびり日々暮らしていこうと考える今日この頃です。


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by zabiena | 2014-03-18 10:28 | 雑貨 | Trackback | Comments(0)