<   2014年 04月 ( 30 )   > この月の画像一覧

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昨日のことになりますが、鎌倉のパトローネ で行われた布花作家utopiano さんの個展「スミレと鉱物 」展に行ってきました。
(写真の蛍石は、以前フジイさんとの個人的なやり取りの中で「歪ですが透明度は高いのでスノードームなどにどうぞ」といただいたもの。デザインフェスタには間に合いませんが、そのうちスノードームかガラスドームに仕立てようと思っています)


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この展示はフジイキョウコさんとの個人的なやり取りの際に教えていただいたもので、私は今まで布花作家utopianoさんを存じ上げなかったのですが、以前フジイさんに見せていただいたutopianoさん作の布花が本当に素敵だったのと、今回のテーマが「スミレ」というところに惹かれ、また最終日の昨日にはフジイキョウコさんのスペシャルトークイベント「石の華」も開催されるとのことでどうしても行きたくなり、千葉から鎌倉へ日帰り小旅行と相成りました。



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諸用あって鎌倉に到着したのは2時過ぎ。
3時のイベントまであまり時間がありません。
(こののちご紹介しますが、イベント会場はかなり離れた場所にあります)

慌てて鎌倉駅からパトローネへ。
こじんまりしたお店ですが、素敵な空間でした(写真は上の画像、入り口のところと、入り口からの遠景であればokとのことで、お店の方の許可を得て撮影しております)。

いけばなに使うようなお花も好きですが、スミレのような、野の花が私は一番好きです。
摘み取って活けるのではなく、ただ、道すがらその美しさをそっと愛でる楽しみ。
小さなその花の可憐な佇まい。

そういったものを表現するのは、派手でわかりやすいものの美を説明することよりずっと難しく、ささやかな美であるがゆえにその人自身の美意識やセンスが色濃く反映されるのではないかと思います。
utopianoさんの作る布花の世界は繊細で詩的で抒情的、けれども押しつけがましい自己主張ではなく、静かで穏やかなものでした。
この空間において私は観察眼に優れたある種の人々…「蒐集家」を想起しました。
それは学術的な研究家の世界とはまた少し違って、好きなもの、興味のあるものに囲まれて夢を見る人々の世界です。
石と花、その取り合わせにそういった夢を見るのかもしれません。

最終日で布花のほうはかなり売れてしまって少なくなっていたと店員さんに聞きましたが、また次の機会がもしあれば、是非私も購入したいと思いました。
…今回は…デザフェス前の資材仕入れのため、今までにない金欠で…泣く泣く諦め、悔し紛れにスミレのハーブティと古い植物図鑑の紙片を何枚か購入するにとどめました。



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今回はスミレと鉱物、ということでフジイキョウコさんが鉱物のコーディネートをされています。
いつもより、小さめで、スミレにちなんで紫色のものや花を連想させる鉱物が多かったですね。
それと、イリノイの八面体蛍石がかなりありました。最終日であれだけあったということは…もっと早く訪れた方はかなり選べたのかもしれませんね。

やはり今年はイリノイ産蛍石の出物が多い年のようで、こののちフジイさんに伺いましたら、やはりコレクターの放出があったようで沢山手に入ったとのこと。
スミレと一緒に閉じ込められた八面体蛍石は、夢のように美しかったです。
ピンクや紫など、澄んだ色の濃いものもかなりありました。

他、フラワーアメジストや重晶石など…目移りし、本当につらかったのですが…前回の「輪唱」で石を購入してしまっているので、こちらも今回はあきらめました…。

いつも思うことですが、こういうところで見る石はやはり、選ぶ人のセンスがかなり反映されます。
「美しい」という基準で選ばれるわけですから当然なのですが、標本の中から「趣ある石」「可愛い石」「魅力的な石」を選んでくる、というのはそれこそコーディネート能力がものを言うわけで、ただ漫然と石を売ればいいというわけではありません。
花屋でも「素敵な花屋さん」とそうでない花屋さんがあるのと同じですね。
この辺りはフジイキョウコさんの卓越したセンスと、編集者としての経験で鍛えられたコーディネート能力がものをいっているのだなあ、などと考えながら見て回りました。



さて、そうこうしているうちに時間です。
Twitterを確認したところ30分遅れで始まるとのことで油断していたのですが、会場は「西御門サローネ」という場所で、かなり歩かねばなりません。
あとから考えればバスに乗ればよかったものを、なぜか歩いて移動したものですから開催時刻ぎりぎりの到着となってしまいました。



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会場となった西御門サローネは作家の里見弴の私邸であった場所で、鶴岡八幡宮の奥に位置します。
閑静な住宅街で、しっとりした雰囲気の洋館なのですが、母屋からつながる奥には高床式の和風建築があったりしてなかなか面白い建物です。

里見弴は白樺派の作家有島武郎の弟、ということは画家有島生馬の弟でもあるわけで、ブルジョワジーな階層の出身であったはず…この優雅なお邸で執筆活動を行う文士にふさわしい背景です。鎌倉には鎌倉文士と呼ばれた一派が住んでいましたから、当時はこういった文人の邸宅もあちこちにあったのかもしれませんね。


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さて、そんな素敵なお邸の中で、フジイキョウコさんのトークイベント「石の華」は行われました。

鉱物のスライドなどを見ながら、石と花が同じ空間に存在することによって生まれる詩情や有機物と無機物の対比の美しさ、コラボレーションの楽しさなどのお話を伺いました。
命はなく結晶の形が幾何学的で鋭角的な印象の鉱物と、生命力そのものの象徴としてのなめらかでやわらかいフォルムの花。
長い長いスパンの時間を過ごしてきた鉱物と、刹那の美しさを誇る花、その時間の対比もまた、美しさの根源かもしれないとの話に、深く頷きました。

興味深かったのは、スライド写真の名前に「お花」「お菓子」などの表記が見られたこと。
お話の中でも「鉱物は本来、ハロゲン化鉱物、ケイ酸塩鉱物などの分類があるのですが、私はお花系、お菓子系などと呼んでます」と仰っていましたが、まさに「鉱物見タテ図鑑」のように、普段からとても身近に、暮らしの中で鉱物を愛でて暮らしていらっしゃるのだな、となんとなく感心してしまいました。
学問的な分類より、楽しむための分類をする、というのは研究家にはない特性であり、それは個人で観賞・蒐集を楽しむコレクターに許された特権でもありますね。
個人的には何もかも学究しなければならないなんてことはなく、「好き」と思ったものに囲まれる暮らしを楽しむ、というのも素敵な鉱物との付き合い方だと思います。

そんなわけでフジイさんのお話の内容はとても興味深かったわけですが、私が一番印象に残ったのは会場の参加者からの歓声でした。
フジイさんが鉱物の写真を紹介されるときにおこる歓声に「可愛い!」という声が多かったのは、こういう場ならではかもしれません。
参加者は30名ほどでしたが一人二人の例外を除きほぼ全員が女性、しかも年齢層があまり高くないように思えました。
石と花、石と乙女、という取り合わせは、鉱物アソビ登場以前にはなかったのではと思います。
それを単なる思い付きではなく、長い時間をかけて昇華し、自分の世界として確立したフジイキョウコさんの功績は大きいと思います。



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さて、1時間ほどのトークイベントが終了後は「なの」さんの和菓子をいただきました。
正岡子規の歌「五透のガラス うつはの水清み 香ひ菫の花よみがえる」が添えられた、ういろうでできた可憐なスミレの上生菓子と、後ろのキューブはラムネです。なんとそのうち一つはスミレ味。
新茶と一緒に頂くと、ほろほろと口の中でほどけて、非常に懐かしい味がしました。
お菓子はお土産にも上生菓子と東の詰め合わせを頂き、なんだか幸せな気持ちになれました。


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余談ではありますが…
帰り道、6時の閉門までは少し時間があったので、鶴岡八幡宮に参拝しておみくじを引いたところ、こんな和歌が!!
吃驚しましたが、内容的にもデザインフェスタ前に勇気づけてもらえた気がしました。
いやはや、仰る通り身を弁え何事も謙虚が一番ですね…。


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持ち帰る際に少し傷がついてしまいましたが…お土産のなのさん作の和菓子。
上生は優しい甘さで、干菓子は繊細な味でした。
パトローネで購入したスミレのお茶には少し合わない気がしたので、お抹茶を点てていただきました。

日々、なんだかんだと雑事に追い立てられて慌ただしく過ごしてしまっていますが、たまにはこうしてゆっくりお茶を点てて繊細なお菓子の味をゆっくり楽しむというのもよいものです。



明日はまた、作品の紹介に戻りたいと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。




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by zabiena | 2014-04-30 15:46 | イベント・展覧会 | Trackback | Comments(0)

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本日は午後から鎌倉へ。
目的は「スミレと鉱物」展(於 パトローネ)と鉱物アソビのフジイキョウコさんトークイベント。
とても楽しい一日を過ごしましたが、やはり鎌倉は遠く…未だ写真の整理などの時間がありませんのでそれはまた明日記事に書き起こそうと思います。

本日は昨日に引き続き、鉱物スノーグローブのご紹介です。
デザインフェスタが終わるまでは少し、駆け足のご紹介が続いてしまいますが、どうぞお付き合いください。


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鉱物スノーグローブ(黒・M)「サーカスがやってくる」

鉱物:ペルー産黄鉄鉱
鉱物:ペルー産黄鉄鉱(rancracancha Mine,Tinyafuauco distruct,Pasco,Peru)
ブラジル産アメジストさざれ(研磨加工有)
   インド産雲母薄片(加熱加工有)
サイズ:ドーム直径65mm



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昨日の「メメントモリ」と同じく、lucioliteminerals(以前の紹介記事はこちら)さんから、スノードーム用にと譲っていただいた黄鉄鉱に、サーカスの曲馬を合わせてみました。
ギラリとした「愚者の金」が何処となく怪しく浮かれたサーカスを予感させます。



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プライザー社製hHOゲージサイズのサーカスシリーズより、サーカスの曲馬。
羽根飾りに至るまで精巧な作りがなんとも魅力的で、もとより「サーカス」「パレード」「ルナパーク」などのフレーズに弱いので、このフィギュアはとても気に入っています。…が、そろそろ在庫が切れます…手を尽くしていますが、次に入荷するのはだいぶ先になりそうです。
模型店の方のお話ですと、なんとプライザー社はネットやメールでの受付対応をしていないそうで、未だに連絡方法は電話とファックスのみだそうなんです。
そんなわけで一度国内の在庫が品切れすると後は向こうのさじ加減次第で入荷が読めないという…しかもファーラーやメルクリンなんかに比べるとだいぶレスポンスが遅いのだそうです。
…なんというか、職人集団の頑固さを感じますね、といったら「単に余り若い人がいないだけなのかも」なんておっしゃっていました(笑)

そういう、人間臭いところもプライザー社の魅力の一つではあります。
などと書くと、贔屓だと何もかもが「アバタもえくぼ」になってしまう感がありますが、実際、基本は余暇を楽しむための趣味の玩具なのですから、あまりせかせかしてきっちりかっちり神経質に、じゃなくてもいいんじゃないかなあ、などと思います。
待つのを楽しむ余裕がある、というのも大事なことですね。



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雲母薄片とスノーフレークのほかにはブラジル産のアメジストのさざれが入っていますが、こちらは研磨品です。
また、今回は実験的にオイルの配合を調節して大分濃く、粘度を高くしてあります。
なので、ゆっくりとぐるぐる舞う感じになります。アメジストは重いので、転がる感じですが、気持ちゆったりした動きです。



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振ったところ。
ぐるり、と抹茶茶碗を回すようにしてゆすってやると綺麗に舞います。
これは鉱物スノーグローブ全般に言えることですが、激しくシェイクすると消耗が激しいですし、あまりきれいには舞いません。
掌で回すように振ってやると綺麗に見えます。

このスノーグローブは大分粘度が高いので、大分長く滞留します。





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鉱物スノーグローブ(黒・M)「氷上アシカショー」

鉱物:中国四川省産水晶群晶(Sichuan,China)
インド産雲母薄片(加熱加工有)
サイズ:ドーム直径65mm



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中国四川省産の水晶群晶。
四川省のものは少し水晶が細めの群小が多く出回っているのですが、こちらは形がよく、透明感もある水晶らしい群晶ですね。
透明度がかなり高いので、透けてしまい、あまり私の撮影ではうまく撮れないのですが…実物を見ていただきたいです。繊細で、なかなか風情があります。



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こちらはプライザー社製HOゲージサイズのアシカショーのアシカ。
何とも愛嬌がありますね。
これは私の古いコレクションからの放出なのですが…こういったものを使うシチュエーションを考えるのはなかなか…鉄道模型にはあまり使わないような気もしますね。そんな「?」というラインナップが非常に充実しているのもプライザーの魅力です。




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振ってみたところ。
こちらには接着しない細かな鉱物は入れていません。雲母はたっぷり目に入っているので、猛吹雪の凍える夜の、氷山の上でショーをしているドームになりました。



さて、ギリギリの更新になりましたが…明日はまとめられれば久しぶりに作品以外の記事、「スミレと鉱物」展とフジイキョウコさんのトークイベントのレポートを更新したいと思います。

どうぞよろしくお願いいたします。



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by zabiena | 2014-04-29 23:25 | スノードーム | Trackback | Comments(2)

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このところ、余裕のない更新で恐縮ですが、デザインフェスタ直前なので本日は鉱物スノーグローブ2個をご紹介させていただきます。
例によって、駆け足でのご紹介になりますが、どうぞご容赦を。


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鉱物スノーグローブ(黒・M)「メメントモリ」


鉱物:ペルー産黄鉄鉱
鉱物:ペルー産黄鉄鉱(rancracancha Mine,Tinyafuauco distruct,Pasco,Peru)
ブラジル産青色燐灰石(Ipira,Bahia,Brazil)
   インド産雲母薄片(加熱加工済み)
サイズ:ドーム直径65mm



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愚者の金、こと黄鉄鉱。
ペルー産のものは結晶の形は歪ですが、迫力があって好きです。
こちらの黄鉄鉱はlucioliteminerals(以前の紹介記事はこちら)さんから、スノードーム用にと譲っていただいたもので、黒いシックなベースとの取り合わせといい、鉱物の高さといいこのドームにちょうどよいとずっと使いたくてとっておいたものです。



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煌めく山の頂上に、十字架を掲げる黒衣の人物。
プライザー社製Nゲージサイズの葬列シリーズからです。
ドイツらしい一面ですが、プライザー社のフィギュアには葬列シリーズにプロテスタントとカトリックの二種類がありまして、こちらはプロテスタントですね。ちなみにカトリックのバージョンも以前使ったことがあります(こちら )ので比較してみると面白いかもしれません。


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封入してあるのはスノーフレークのほか、青いスターチップと雲母薄片、そしてブルーアパタイト。
雪の深々と降る夜のイメージです。
宗教色の強いフィギュアを使ったものに青い星が入るとどことなく、魔術じみて見えますね。



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振ってみたところ。
このタイプの雪の振り方が上品で好きです。ふんわりと舞って、深々と降る感じがします。
雲母も入っているので、寒々しい感じがしますね。



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鉱物スノーグローブ(黒・M)「夢遊病」

鉱物:インド産魚眼石
ブラジル産青色燐灰石(Ipira,Bahia,Brazil)
インド産雲母薄片(熱加工処理済)



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とっておきの緑魚眼石を使ってみました。
…すこしばかりハイランクなものなので、価格も少し張りますが、この美しい透き通った緑は、オイルの透過光で一層透き通って見え、何とも言えない不思議な魅力を放ちます。
結晶の形もよく観察でき、薄く色づいたグラデーションはまさに夢の景色ですね。



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フィギュアはプライザー社製Nゲージサイズの白熊。
Nゲージサイズではありますが、白熊なので結構大きさはあります。
毛並みまで精巧に作り込んでありますが、表情はぽかんとしていて、表題の「夢遊病」はそこから。
夢の中の景色を歩く白熊。果たして白熊の見る夢とはどんな夢なのでしょうね。


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スノーフレーク、雲母薄片のほか、こちらも青い燐灰石を入れてあります。
燐灰石は加工していない自然の状態のものですが、オイルの透過光で美しく済んだ青が際立っています。



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白熊と雪ですから、似合わないわけはありませんね。
白熊の見る夢の空気はやはり、凍える寒さなのでしょうか。
そんなことを考えながら、ガラス球に閉じ込められた夢の中を歩く白熊と目線が合うと少しドギマギします。



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鉱物スノードーム・鉱物スノーグローブでオイル封入のものはご紹介したものでも既に破損したもの、劣化が激しく持って行けないものなどもかなりの数が出ましたので、持って行けるものに関しましては3日前くらいにリストを公開したいと思っています。
ぎりぎりまで、観察を続けてから結論を出したいので…。
できる限り多くのものを持って行きたいと思ってはいますが…初めての試みで慎重になっています。


また、何度も書いておりますが、慎重に一つずつ丁寧に作ってはおりますが、もともとスノードームは経年劣化する玩具です。
そうした刹那の美しさ、儚さもスノードームの魅力ではあります。

高温多湿を避けて静かに保管しても、時の経過でオイルが漏れたり、接着がはがれたりする可能性があります。
もともとがそういった性質のものですので、お買い上げ後の返品交換に一切応じることができません。
リペアなども当方都合の破損でない限りお受けすることができません。
そのため、価格についてはぎりぎりまで下げました。(それでも、キットや鉱物やフィギュアの単価が高いので、決して安くはないのですが…)
またオイル漏れした際に他を汚す心配がないよう、ガラス製もしくは陶器製の受け皿をおひとつお付けいたします(どちらかを選べますが、数に限りがありますので種類に関しては早い者勝ちです)。

委託販売を考えた時期もありましたが、現在イベント等での直接対面販売しかできないのには、こうした理由があります。
以上の項目をご理解いただいて、生花を愛でるように、枯れるまでの美しさを愛していただける方にのみ、お譲りしたいと考えています。
壊れゆくものに魅力を感じない方はどうぞ、劣化の少ないガラスドームやジオラマのほうをご覧いただきたく…。

モノを売る態度ではない、といわれてしまえばそれまでなのですが…スノードームに関しては、販売を主たる目的として考えているのではなく、「たくさんの方に見ていただきたい」というスタンスで始めたことですので…どうぞ、ご理解の程、よろしくお願い申し上げます。




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by zabiena | 2014-04-28 22:04 | スノードーム | Trackback | Comments(5)

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本日は鉱物ジオラマ瓶3点のご紹介をさせていただきます。
こちらも駆け足で要点のみご紹介させていただきます。
このところ少し味気ないブログになってしまっていて、読んでくださっている方々には申し訳ないのですが、デザフェス直前、ということでどうぞご理解のほどよろしくお願い申し上げます。


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鉱物ジオラマ瓶(薬瓶・大)「砂漠の星」

鉱物:メキシコ産砂漠の薔薇(石膏)
ニューメキシコ産八面体劈開螢石(Blanchard Mine,Bingham,Socorro Co.,New Mexico,USA)
瓶サイズ:高さ約13.5cm、直径約 6.5cm




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ビンガムはブランチャード鉱山産の碧い八面体螢石。
劈開にそって割られた標本ですが、この青さは魅力的です。
石好きは水晶派と蛍石派に分かれる、などとよく言われますが、個人的に鉱物好きな方には青が好きな方が多い印象があります。
イリノイの青、フランスの青などはとても高価…な上にあまり手に入るものではないので、加工するなどもってのほか…ではありますが、ビンガムのものは透明度にはかけるものの、色の濃い青い蛍石がまだ流通していて、なんとか加工用にと譲っていただきました。

とは言え…国内のミネラルショーではあまり見かけることはありません。
私が今まで見たことがあるのは、フランスの業者さんと、ネットで通販をなさっている「N's Mineral 」さん、そして言わずと知れた青い鉱物に強い「きらら舎 」さんくらいです。
またこういったものが手に入るのはほぼ時の運まかせですから、今後も安定して手に入るというものではありません。とある筋から聞いた話では、ビンガム産のものはアメリカでは大分数が減ってきたとのこと…でもこういう情報はあまりあてにならないのも事実です。
それはデマ云々ではなく、鉱山の持ち主が変わったり、天然のものですから突然新しい鉱脈が発見されたり、といろんな要素があるわけで、予想がつかないといったほうが正しいかもしれません。

ただ、ビンガムの青い、とりわけ八面体の劈開標本に関しては非常に人気が高いので、蛍石にしては「!!!」という値段がついてたりもします。用は、それでも買い手がつくから強気の値段なわけですね。それを輸入するわけですから、さらに高くなるわけで…。

…当然、こういったものを使うと作品としての単価は高くなりますが…それにひるまず欲しいという方に。
ちなみに、もう一つの八面体はカラーレスですが、こちらもビンガム産です。この取り合わせ、対比も美しいですね。
青い方は白熱灯下で少し紫がかった青にカラーチェンジしますので観察してみてください(カラーレスのほうはカラーチェンジしません)。


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大き目で形の整った色の濃いビンガム産を使うのだから単価はそれだけで上がる…ので、思い切って豪華版にしました。
古い腕時計のムーヴメントと部品、メキシコ産の砂漠の薔薇も入れてあります。



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フィギュアはHゲージサイズの修道女。プライザー社製です。
実はこのサイズの修道女フィギュアは国内ではなかなか流通していません。
私のコレクション(未使用品)からの放出です。



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蓋は接着しておりませんので中身をのぞき込むことができます。
夢の中の光景を俯瞰してみるのもなかなか、乙なものです。






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鉱物ジオラマ瓶(薬瓶・大)「水晶礼拝堂」


鉱物:中国四川省産水晶群晶
瓶サイズ:高さ約13.5cm、直径 約6.5cm



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中国産の水晶は群小でもか細いものが多く、手軽ではあるのですが壊れやすい…というイメージがありましたが、こちらはとても形の美しく、また一つ一つの結晶が透明度も高く形もよい、少しグレードの高いものです。
この群晶の形がまさに、礼拝堂のように見えますね。



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こちらも古い、少し錆びた時計のムーヴメントを添えました。
この錆びた感じが退廃的で素敵です。


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フィギュアはHOゲージサイズの修道女。少し年配のようですね。
聖書を片手に祈りをささげているのでしょうか。



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こちらも蓋を接着していないので中をのぞくことができます。
礼拝堂を真上から見ることができるのは、夢の主だけです。

この薬瓶は厳密には理化硝子ではありません。が、瓶問屋さんで購入したもので、作りとしては悪くないと思います。
密閉度で言えば医療用ほどではない、と問屋さんは言っていましたが、高温多湿な場所に置くのでなければ問題はないと思います。
ジオラマ全般に言えることですが、接着剤や使用している材料の都合で、湿気と高温が非常に苦手です。
ご購入された方はどうぞ、風通しのよい、直射日光に当たらない場所に保管していただきますよう、お願い申し上げます。


続きまして次は、サイズ違いのもの。


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鉱物ジオラマ瓶(試薬瓶・小)「想い出にしないで」


鉱物:イリノイ州産八面体劈開蛍石(Hardin country,Illinois,USA)
マダガスカル産アンモナイト化石(Ambarimaninga,Majunga,Madagascar)
瓶サイズ:瓶サイズ:直径約4cm(口径約2.5㎝) 高さ約8.5cm


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マダガスカル産のアンモナイト化石のスライスと、イリノイ州産の八面体螢石を合わせてみました。
イリノイ州産は色の濃い紫と無色透明の二つなのですが、光の加減で少し黒っぽく映ってしまいました。
実際は深い紫です。

アンモナイトというらせん状の化石が何処となく「記憶」や「失われた過去」を連想させます。


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そんなわけで、今回はNゲージサイズの葬列出席者フィギュアより、悲しむ男女を使ってみました。
夫妻なのか…それとも父と娘?亡くなったのは誰なのでしょう。


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こちらも蓋を外すことができます。
ちなみにこの瓶は上の二つよりだいぶ小さいサイズですが、今までご紹介してきたのはこちらのサイズ。
上の二つはイレギュラーというか、特別に作った大きいサイズです。




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個人的には部屋の片隅に、そっと、瓶詰の誰かの悲しみを置いておく、なんていうのも詩的で悪くないな、などと思っています。



・・・・・・

お知らせです。

Twitter(@yuri1117)の方で本日、デザフェスで販売するものの大体の価格など告知しています。

先に告知いたしましたのは…自分の体験からです。
ああいった場では雰囲気にのまれて散財してしまうけれど…もう少し冷静になるべきだった!という失敗が私は多いのです。
が、時計荘の作品は価格的に失敗を気にやまないですむものではないし、そんな高額の失敗をしていただきたくない、という思いからです。

本当は価格を下げることができれば一番良いのですが、大量生産のメーカー品のような価格にすることは無理ですし、そういうことをしていたら活動は続けることができません。
せめて、ご紹介と価格の告知だけはできればと思い、公開いたしました。
どうぞ、当日までよく吟味なさってください。無理に購入することは全くありません。見ていただくだけで十分です。

そんなことを申し上げた後でなんなのですが、今後こちらのブログでは、価格などは公開する予定はありません。
というのも、このブログはもともと自分の好きなものを、たくさんの方に見ていただいて、蒐集の楽しみなどを共有したい、と思って始めたものだからです。

ブログ開設当初はこういったイベントで販売をするなどと考えていませんでしたが、機会を得てこういったチャレンジをさせていただけるのは大変幸せなことだと思っています。
が、やはり、こちらのブログを訪れていただく方々には、純粋に「ただ、見ていただきたい」という思いが強く…こちらでは価格を掲載するのを控えさせていただくことに致しました。

TwitterのほうでDMをいただくか、Twitterをお使いでない方もメール(zabiena@exicite.co.jp宛)をいただければわかる範囲で返信させていただきます。(掲載時期によってはまだ価格が決まっていない場合もあります。また、参考商品として展示のみになったり、破損や在庫切れの場合もございます)

どうぞよろしくお願い申し上げます。



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by zabiena | 2014-04-27 22:23 | 鉱物ジオラマ | Trackback | Comments(2)

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本日もまた、一気に駆け足で4点、ガラスドームを紹介させていただきます。
少し説明などは簡素になりますが、デザインフェスタまでになるべく多くの作品をご紹介したいと思っておりますので、どうぞご理解のほどよろしくお願いいたします。


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鉱物ガラスドーム(大)「調査隊」
鉱物:ビスマス人工結晶(石華工匠)
ドームサイズ:大 35×24mm(こちらの記事内、百円玉との比較画像の大きいサイズのドームが同じサイズです)


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匣ノ匣 さんにて購入した、石華工匠 さん作のビスマス人工結晶のさざれを使ったガラスドームです。
ビスマス人工結晶については何度か記事にしておりますので、こちら の記事を参照してください。
今回使用した結晶は少し青みがかったタイプです。




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フィギュアはプライザー社製Nゲージサイズの「鉱夫」。
商品名は鉱夫なのですが、どちらかというと懐かしいスタイルの探検隊のような格好にも見えますね。
こういった古き良き時代のハリウッド映画に出てきそうなステレオタイプな「探検家」が好きです。


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植えてある不思議な水色の樹はソフトカスミソウのドライフラワーです。
何か、冒険心をくすぐるような、それでいて懐古趣味な感じに仕上がりました。



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鉱物ガラスドーム(大)「急ぎの仕事」
鉱物:イリノイ州産は一面体劈開蛍石(Cave in Rock, Hardin Country,Illinois,USA)
ドームサイズ:大 35×24mm(こちらの記事内、百円玉との比較画像の大きいサイズのドームが同じサイズです)




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現在はすでに閉山しており、昨今高騰しているイリノイ州産の蛍石の八面体劈開標本、こちらはずっと以前にミネラルショーでまとまった数を購入しておいたストック分からの放出、イリノイらしい澄んだ薄紫色です。

最近はあまり手に入らないのですが、どうやら今年はイリノイの蛍石の当たり年のようで、あちこちの鉱物屋さんやミネラルショーの店舗などで、割と大きな八面体やこのところずっと姿を消していた彩りある八面体を見かけますね。
ただし今現在は採掘されていないわけですから、こうしてまとまった数が出てくるというのはどこかの鉱物商や蒐集家から大量放出された、という理由でしょう。
こういう機会を逃してしまうともう絶産したものは手に入らないので、ついつい本能の赴くままに際限なく手を出してしまう危険なものではあります(笑)
そんなわけで最近またまとまった数が手に入ったので、しばらく色付きの螢石は放出品として作品に使っていきたいと思っています。



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フィギュアはプライザー社製Nゲージサイズのビジネスマン。


ネットで調べてみればお分かりになることではありますが、プライザー社をはじめとする外国製鉄道模型部品もじりじりと最近高騰してきています。このビジネスマンなどはまだ、国内で手に入るところもあるようですが、一時期に比べると大分値上がりしてしまいました。

勿論輸入品なので円安の影響は大きいですが、これには外国鉄道模型というジャンル自体がじりじりと衰退していることにも理由があるとの話を模型屋さんで耳にしました。
海外のホビーショーなどでもその傾向は現れ始めているそうで…ファンとしては悲しいことです。職人さんたちに大きな影響がないことを切に祈ります。
ちなみに私は「ジオラマに使用するミニチュアのフィギュアやストラクチャーのみ」の蒐集をしているだけであって、鉄道模型には全く疎いです。

…高校時代、吹奏楽部を退部(小学校からやってたトランペットをじゃんけんで負けて諦めねばならず、ホルンに回されたため…一応秋までやってはみたもののしっくりこなくて退部)した後、文芸同好会と美術部を兼部してまして、この文芸同好会は演劇同好会と鉄道研究会との共同部室だったため、そののち廃部になって処分することになった鉄道研究会の模型をごっそり貰って帰ることができた、というところからの蒐集です。大したものは持っていませんが、その後パラダイス山元氏の「マン盆栽」でプライザーにハマって一時期買い集めていた、という経緯です。

ちなみに、レアなフィギュアは私の古いコレクション(未使用品ではあります)からの放出品が多いですが、ビジネスマンなど現行で手に入りやすいものは新規で模型店にて購入しています。卸価格ではなく定価で購入してますので…なんというか、使わなけりゃもっと安くできるというのは確かにそうなんですが、私の作りたいもの(「明け方の夢で見たような気のする光景」)とは違ってきてしまうので、そういったアクセサリー目的のものは作るつもりはありません。

最近これについてはたまにお問い合わせがあるのですが…石のみで!という方はぜひとも、ミネラルショーや鉱物店さんで直接お買い求めになることをお勧めいたします。
ミネラルショーについては当ブログでもそのうち記事にしようかとも思っていますが、国内の日程などをアナウンスしているサイトも多々ありますので、検索してみてください。


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鉱物ガラスドーム(大)「月夜の祈り」
鉱物:ブラジル産紫水晶ポイント
ドームサイズ:大 35×24mm(こちらの記事内、百円玉との比較画像の大きいサイズのドームが同じサイズです)




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いつもお世話になっているlucioliteminerals(以前の紹介記事はこちら)さんに仕入れていただいた、いつも使用しているアメジストより少しハイクラスなポイントを使用しています。
非常に高い透明感があり、また錐の形も観察できます。



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円盤状の時計部品に歯車を接着し、銀の月のように修道女の背後に配置しました。
修道女はプライザー社製Nゲージサイズ。片手に聖書を持っています。
なんとなく不穏な景色にも、静かで穏やかな景色にも、どちらにも取れますね。
見るものの精神状態によって受け取り方が異なりそうです。



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鉱物ガラスドーム(大)「道案内」
鉱物:アフガニスタン産青金石(ラピスラズリ)
ドームサイズ:大 35×24mm(こちらの記事内、百円玉との比較画像の大きいサイズのドームが同じサイズです)


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こちらもluciolitemineralsさんに仕入れていただいたラピスラズリです。
ラピスラズリは本来高価な石なのですが、人気のある石なので模造品も多いです。
雑貨屋などで大量に並んでいる真っ青なビーズ製品などはほぼ確実に模造品。
全く違う鉱物で似ているソーダライトをラピスラズリです、と銘打って売っていたりします。(まあでも、ソーダライトはラピスラズリの成分なので見た目的には間違いやすいものではあります)
また、全く別物のハウライト(本来は白)という別の石を青く染色したり、粉状の石を練り上げて作ったものや、本物のラピスラズリを薄く削ったものをまったく別の石の表面に貼ってあるものなどもあるようです。

見分け方として簡単なのは共生鉱物の有無。本物のラピスラズリには金色のパイライトが入っていることが多いです。これがあり、また色がのっぺりしておらず濃淡があること。このあたりは見慣れてくるとだいぶわかるようになります。
そしてまた、あまりできることではありませんが、割ってみると偽物で練ってあるもの、はってあるものは中が白かったりして、これは偽ものですね。

こちらのラピスラズリは、折り紙付きの本物ですが、ランクは宝石質ではないので少し白っぽいです。
これはスノードーム用にと仕入れたものを割ったせいで、オイルにつけると真っ青になります。が、私の信条として、石の加工は良しとしないので、オイルは塗らずに素のままで使用しています。


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フィギュアはNゲージサイズの子供二人。物凄く!!小さいです。ピンセットでようやくつまめる大きさ。
にもかかわらず、服の皺、表情まで精巧につくられています。職人技ですね。
そこへ、ヨーロッパのデッドストックの古い時計部品を添えました。不思議な樹木は染色したドライフラワーです。

幼い親友が少女を導くのは秘密の場所への案内か、それとも?
想像が膨らみますね。


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駆け足でしたが、4点ご紹介いたしました。



・・・・

本来行ってから記事を描こう、と思っていたのですが、考えてみたら私が行く予定なのは最終日なので、それでは終わってしまったイベントのご紹介になってしまう、と今、気づきました…。

気になるイベントのご紹介です。


utopiano FABRIC FLOWERS Exhibition 「スミレと鉱物 -Violet et Mineral- 」

於パトローネ 2014年4月25日(金)~29日(火・祝) 11:00~17:00 ※25日のみ13:00〜(公式サイトはこちら



以前少し個人的なやり取りの際に「鉱物アソビ」のフジイキョウコさんに教えていただいたイベントなのですが、フライヤーからして非常に素敵!(写真も撮ろうと思ったのですが、既に帰宅後は陽が落ちていて、うまく撮れませんでした…上記のリンク先に動画像があります)

私は布花というものはあまり詳しくないのですが、スミレというところに惹かれます…
スミレ、いいですよね。
過去華道の仕事をしていたくせにこういうのは何ですが、いけばなに使われない野の花、私は大好きです。
石の美しさに惹かれるのと同種の、そこには自然への驚嘆と素朴な愛を感じます。
人は本来、暮らしの中に見るさりげない美しいものや優しいものに、惹かれるのではないかと思います。
華美な装飾や技巧はハレの日であればこそ楽しめるものであり、日々の生活の慰めには、こうした身近に寄り添うような静謐な美しいものがしっくりきますね。

私は最終日に行われる、フジイキョウコさんのトークイベントに出席する予定です。
非常に楽しみです。


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by zabiena | 2014-04-26 21:56 | ガラスドーム | Trackback | Comments(0)



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鉱物テラリウム(ティン缶グレー)「星の花咲く丘」

鉱物:ブラジル産水晶群晶(Corinto,Minas Gerais,Brazil)
サイズ:直径13㎝、高さおよそ23㎝

ランタンに続き、大きなテラリウムのガラスドームを作ってみました。
テラリウムは作るのが楽しいので、手間暇かけるのは全く苦にならないのですが単価は…ものすごいことになっていますので、売り物としてというよりは時計荘のブースの看板代わりにディスプレイとしてというつもりで作っております。…好き放題、やってしまいました…。

このシリーズはドライフラワーや模型用のグリーンを使用していますので、水やりの必要は一切ありません。
(むしろ非常に水に弱いので、高温多湿な場所もお避け下さい)
閉じられた世界の、密やかな景色をお楽しみいただければと思います。



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使用したフィギュアはプライザー社製HOゲージのヘラジカ。
HOゲージサイズですので、大型動物ともなると迫力があります。
非常に精密に作られています。


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今回のテラリウムは鉱物は水晶のみを使用しました。
個人的には鉱物をあれこれ入れたくなるのですが、これは土台のグレーと合わせて色味を抑えてシンプルに、と心がけてみました。

産地はブラジルのコリント。
コリントの水晶は非常に形も美しく透明度が高いことで有名です。
アーカンソーも好きですが、コリントのものは繊細な感じがして、個人的にとても好きな水晶です。


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鉱物を水晶だけに絞ったので、とっておきの腕時計のムーヴメントを使ってみました。
デッドストックのものですので非常にきれいです。

ちなみにガラスドームは接着しておりませんので開けることができるのですが、こちらのムーヴメントは状態が良いので、そっと触れると中の歯車が回る様子を試すこともできます(その代わり手の水分・油分で錆びる可能性もありますが…)。

ちなみに今回、ドライフラワーのデュモサを入れてみました。
花の形が星のようで、白い花が並んだ様子が可愛い花です。

ここまでの画像は内部を見やすいように青天時、屋外の太陽光下で撮影したものなので明るいです。
以下は、室内で撮った画像。




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個人的には明るすぎる屋外の画像よりも、陰影のはっきりした室内画像のほうが好きです。

また、撮影はできなかったのですが、ティン缶の飾り縁に丁度隠れてしまっていますが、地面に蓄光セラミック(青)をまいてあります。
ブラックライトで照らすとはっきりと蓄光します。
星空のようで美しいです。


こちらの作品はデザインフェスタへ持ち込む予定です。
一応値段はつけますが、相当高額のお値段になりますので多分売れません(笑)
持ち越した場合は博物ふぇすに持って行きます。
実物をどうぞ、ご覧いただきたいと思います。


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by zabiena | 2014-04-25 14:40 | 鉱物ジオラマ | Trackback | Comments(6)

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さて、デザフェスまであとわずかとなりました。
本日よりしばらく、駆け足にて作品をご紹介していきたいと思います。
一記事内に複数の作品をご紹介して更新しますので、効率化の為少し文章等は簡素になりますがご理解の程よろしくお願いいたします。



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鉱物ガラスドーム「青空劇場」


鉱物:ドミニカ共和国産曹達珪灰石(ラリマー)
(Flipinas LArimar Mine,Los Checheses,Barahona,Dominican Republic)
※表面研磨加工有



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パワーストーン系界隈での人気に押されて高騰してしまった石の代表格、ソーダ珪灰石ことラリマー。
その穏やかで美しい青は確かに美しく、眺めていると心なごみます。
ラリマーはアクセサリーなどにもよく加工されるので、却って原石に近い状態のもので状態の良い標本を見つけるのは現在ではこんなんです。
今回使用したのはいつもお世話になっているlucioliteminerals(以前の紹介記事はこちら)さんに仕入れていただいたもので、ラリマーらしい模様も美しく、出所も確かな標本です。
ただ、本当に加工なしの状態の良いものだと、ガラスドームに使用するには高価すぎる価格になりますので、今回使用したのは表面が研磨加工された状態の標本です。が、ラリマーらしい模様の出ている美しい標本です。


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フィギュアはNゲージサイズ、プライザー社製の「修道女」。
黒衣ではないタイプですが、これはドイツのルーテル修道院のものだからですね。
ルーテル修道院はカトリックではなく、プロテスタントです。
普通プロテスタントには修道女は存在しないのですが、お国柄のわかるフィギュアですね。


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ヨーロッパ製のデッドストックの歯車も接着してあります。
題名の「青空劇場」は「サウンドオブミュージック」からの連想です。
この修道女も今にも歌い出しそうな…でもいったい何の歌を?



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鉱物ガラスドーム(大)「ひみつの場所」
鉱物:ビスマス人工結晶(石華工匠)
ドームサイズ:大 35×24mm(こちらの記事内、百円玉との比較画像の大きいサイズのドームが同じサイズです)



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匣ノ匣 さんにて購入した、石華工匠 さん作のビスマス人工結晶のさざれを使ったガラスドームです。
ビスマス人工結晶については何度か記事にしておりますので、こちら の記事を参照してください。
今回使用したのは少し赤みがかったタイプのさざれです。




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フィギュアはNゲージサイズのプライザー社製の少年少女。
ものすごく小さいです。ピンセットでようやくつまめる大きさ。
にもかかわらずこの躍動感は素晴らしいと思います。

不思議な遺構で遊ぶ少年少女。姉弟か、幼馴染みかそれとも?
想像が膨らみます。



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鉱物ガラスドーム「機械羊の見る夢」

鉱物:インド産魚眼石
ドームサイズ:大 35×24mm(こちらの記事内、百円玉との比較画像の大きいサイズのドームが同じサイズです)


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個人的に好きな、無色透明の魚眼石。
小さな結晶を羊と一緒に閉じ込めた風景を作りました。




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小さな結晶ですが、魚眼石の特徴である、角度によって見えるギラリとした魚の眼のような光も観察できます。
これはミネラルショーにて購入した標本です。


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米粒より小さな羊はプライザー社製Nゲージサイズ。
この大きさにもかかわらず、何ポーズかがあり、これは佇んでいるタイプですね。
よく見ると、足の付け根などの出来が非常に精巧なことがわかります。まさに職人技。
職人技から連想し、歯車も接着してみました。

機械羊、というフレーズが物語を想像させます。


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鉱物ガラスドーム(大)「夢を見る方法

鉱物:ブラジル産リチア電気石(雲母を伴う)
ドームサイズ:大 35×24mm(こちらの記事内、百円玉との比較画像の大きいサイズのドームが同じサイズです)




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漆黒のリチア電気石、トルマリンに白い淡雪のような雲母が共生しているコントラストの美しい標本です。
こういった雲母を伴う、結晶の形のわかる標本は昨今、ミネラルショーでは数が少なくなってきているそうですが、この標本自体は私がミネラルショーで数年前に購入したものです。
多少単価は高いのですが、この取り合わせの美しさは格別ですね。


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この結晶の形にはやはり、フィギュアを腰かけさせたくなります。
そんなわけでこのガラスドームはzabadakの「夢を見る方法」を聞きながら作り、表題もそこから拝借しました。


世界の端に腰かけて

過去を見下ろす

途絶えた声が 夜の底に

叫び始める


(zabadak「夢を見る方法」より)



漆黒と淡雪の白の取り合わせから連想し、どことなく退廃的な雰囲気の漂うガラスドームとなりました。


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本当に駆け足でご紹介してしまったので…慌ただしくはありますが。
ちなみにこの上の画像で使用している惑星柄のコースターは遊星商会 さんの「遊星紙盤一式 」という商品です。
博物趣味のコレクターならば必ず心響く図像印など扱っていらっしゃるので、お好きな方はwebショップのほうも覗いて見るとよいかもしれません。
(遊星紙盤一式はwebでは売り切れているようです。私は匣ノ匣さんにて購入しました。
 ちなみに遊星商会さんの商品の一部は我が家がよくいく「千葉市科学館」にても購入することができ、ここで購入したロケットのスタンプは我が家の長男の宝物です)


それでは、また明日も作品のご紹介となりますが、どうぞよろしくお願いいたします。


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by zabiena | 2014-04-24 18:12 | ガラスドーム | Trackback | Comments(0)

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デザフェスまで3週間ですが、スノードームの手入れをしつつ、このところ今月初めに思いついてしまったものをずっと作っていました。

昔「ミュンヘンクリスマス市 in 札幌」で買った、プラスチック製の胡桃の殻の中にイエスキリスト生誕の小さな人形が入っているドイツの民芸品。
物自体は、いつの間にかどこかへ無くしてしまったものなのですが、なんとなく懐かしくなり、そこから気軽に思いついて鉱物入りの胡桃細工を作り始めたのですが…。
胡桃の殻は、思っていたよりもずっとかたくて加工するのが大変で時間がかかってしまいました…。

けれど飽きっぽい私のことですから、アイデアを思いついた時に勢いで作り上げるのもまた、大切なことなので、なんとか完成させました。



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本当は国産の鬼胡桃ではなくて、殻の大きな西洋胡桃を使いたかったのですが、探し回る時間もなく、手に入った小さな鬼胡桃の殻を使用しました。

乾煎りし二つに割って中身をすっかりくりぬき(これがひと仕事なのです…)、洗って干して中身を着彩。
内側はアクリル絵の具で暗めの金色(黒金)に塗りました。

そこへ土台を作ってやって鉱物やドライフラワーを植えます。
胡桃の天頂には小さな穴を開けてあるので、糸やチェーンを通してオーナメントにすることができます。
(今回は撮影の都合上、台座にミネラルタックで固定してあります)



個別にご紹介します(が、デザフェスまで日がなく、他にご紹介せねばならないものもたくさんあるので、駆け足で使用した鉱物のみ記載します)。



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胡桃の中の夢「アーカンソー州産水晶ポイント」
(Arcansas,USA)




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胡桃の中の夢・「ニューメキシコ州産青蛍石」
(Bingaham,Socorro Country,New Mexico,USA)




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胡桃の中の夢「イリノイ州産八面体劈開蛍石」
(Cave in Rock,Hardin Country,Illinois,USA)




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胡桃の中の夢「ブラジル産タンジェリン水晶」
(Minas Gerais,Brazil)


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胡桃の中の夢「インド産ペンタゴン石」



それぞれ、ほんの少しハイクラスなものを使っています。
手間がかかるので…量産は難しいですが、とりあえずご紹介した分はデザフェスに持って行き、在庫となった場合は博物ふぇすに持ち越す予定です。



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by zabiena | 2014-04-23 15:45 | 鉱物ジオラマ | Trackback | Comments(5)


本日は帰宅したら雨…。
予報では降る予定ではなかったので油断していました。
それでも作品を撮影してみたもののやはりガラスを取り入れた作品は画面が暗くては見づらいので、予定を変更して今日は昨日届いたばかりの素敵な絵をご紹介したいと思います。



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先日、時計荘の新しいロゴをご紹介したのですが、そのイラストを描いていただいたakiさんから、そのイラストの原画が届きました。

akiさん(tumblr→aki-ikki ,Twitter→aki__09,instagram→aki_ikki)は素晴らしいインスピレーションに満ちた繊細な絵画を描かれる方で、その絵に惚れ込み、図々しくも拙作と交換でロゴと看板の制作をお願いしたのですが、その原画の素晴らしいこと…。
私は絵画に関しては観る専門ですので詳しいことは申し上げられませんし、また私の拙い写真ではこの感動のすべてはお伝えしがたいのですが、この感動を是非、読者諸兄にもおすそ分けしたく、原画をスキャンするではなく、敢えてカメラにて撮影してみました。



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こちらは時計荘のロゴに使用している紫水晶のイラスト。(詳しい紹介記事はこちら
ため息が出ます。

私は鉱物博物画なども少しばかり蒐集していますが、この絵にはそれらとはまた違った感動があります。
博物画は学術的な記録でもありますから、ある種客観性のある視点から描かれているわけですが、この絵の素晴らしさは石を描く際に客観のみではなく、作者の主観も交えて描かれている点にあるのではないかと思います。

石の美しさに悦びを感じ、そこに夢を見る人の視点。
それがakiさんの一連の作品を観るものに不思議な感動をもたらしているのではないかと私は思います。
いわば、自然への賛美とも呼べるものが、この絵には溢れていると思います。

そこへ加えて…この石は私のコレクションがモデルになっておりますので、私にとってはなお一層の感動があったりします。



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こちらは私の所有ではなく、AOMNEVE のデザイナー松倉葵さん所有の中国産煙水晶がモデルとなっているもの。

鉱物の所有者である松倉さんの許可を得てakiさんにデザインして頂いた時計荘のポストカードの中に入っています。



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こちらは私が所有しているナミビア産の蛍石(紹介記事はこちら )がモデル。

ナミビア産の蛍石はゾーニングとグラデーションが美しい石なのですが、こうしてモノクロの点描画となるとまた違った美しさが生まれますね。
いつも思うことですが、限定された条件下の美しさ、というのは魅力的です。
モノクロであることで、無限の色を感じる世界。そんなものに思いを馳せます。そういった要素が、夢の世界を連想させるので、私はakiさんにイラストをお願いした、という経緯もあります。

私の見る夢は総天然色なのですが、夢なので記憶はおぼろげです。
一時期、学生の頃夢日記をつける実験をしまして、頭がおかしくなりかけたことがあります。
記憶が混乱し、夢と現実の境があいまいになり、不安定になりました。
夢とは鮮明であってはいけないものなのだ、とその時思ったのですが、想像すること、遠く思い焦がれること、そういう存在としての「夢の景色」は今でも追いかけ続けていて、それが作品という形になり始めました。

akiさんのモノクロ細密画をみていると、そのおぼろげな世界が一歩、こちらへ近づいてくるような、怖いような、それでいて身震いするような嬉しさを感じます。


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こちらも私所有の黄鉄鉱がモデルです(紹介記事はこちら )。

黄鉄鉱の魅力の一つ「自然界にあって天然のものなのに、まるで人工物のような正確な形」。
その魅力が余すことなく表現されています。


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私は全く絵心のない人間で、こういった感動的な絵を描ける才能のある方には本当に感服します。
まして、自分の創作物にまつわるものにそれを使用できるというのは夢のようなことです。
看板に恥じぬよう、制作も精進していきたいと思います。

なお、これらのイラストを用いた時計荘オリジナルポストカード(非売品、時計荘作品をご購入いただいた方へのオマケとして配布予定)は只今印刷中で、近日中にご紹介できると思います。
どうぞお楽しみに。



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by zabiena | 2014-04-22 21:35 | 紙もの・切手 | Trackback | Comments(0)


このところ作品の紹介記事が続いておりましたが、本日は取りためた写真が底をついた上に雨天。
あまりガラスものを撮影するには向きませんでしたので、久しぶりに最近購入したものなど紹介してみようと思います。



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なんとも雰囲気のある、エメラルドグリーンの箱と趣味のいいラベルが素敵な古い箱入り鉱物標本たち。
こちらは先日、Twitterで見かけて思わず衝動買いしてしまったアンティークで、3種とも私の憧れのアンティークショップ「antique salon 」さんより購入した品です。
1900年代初頭に鉱物コレクターが採取したものだそうで、標本本体に小さな番号のシールがつつましく貼られ、箱にも同じ番号が振ってあります。
それぞれラベルの記載にはTalc blanc(滑石)、Asfalt(アスファルト)、Titan Rutile(ルチルチタン)とあります。



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青い番号シールがアクセントとなっている滑石。
時を経て、どことなくくすみ、くぐもった魅力を放っています。





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アスファルト。
見た目に反してとても軽いのですが、こちらもどことなく、物憂げな印象。
削り出したばかりのアスファルトはもう少し光沢があるような気がします。100年以上、コレクターの抽斗の中で静かに眠りを貪り続けた怠惰を身にまとっているかのよう。


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チタンルチル。
なんてことない見た目なのですが、この箱の中に納まっていると特別の魔法をかけられて眠っているように見えますね。




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ひとつひとつ、コレクターが自分の持ち帰った戦利品に番号を振り分類し、とっておきの箱にとっておきのラベルを貼って抽斗にそっとしまう…その過程を考えただけでうっとりします。


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ラベルもとても素敵。
このラベル、真似したいなあと思っているのです。
…デザフェスまでには間に合わないかもしれませんが…。
優雅でなんとも素敵ですね。


antique salonさんのことは天文古玩 さんの記事(当該記事はこちら )にて知りました。
記事を拝読してからずっと、憧れてはいるのですが子持ちの身に名古屋は遠く…。
未だ訪れたことはありませんが、ネットショップは毎回チェックしています。
Twitterでこの鉱物標本の画像を見た時からずっと、これは是非…と狙っていたのでした。

antique salonさんは京都ふるどうぐ市 に出展予定で、この標本たちと同じシリーズのものも持って行かれるとか…。
理系アンティークに強い骨董店がそろい踏みとなる京都ふるどうぐ市…(本当に、本当に悔しいことではありますが…)私は行けませんが、理系アンティークにご興味のある方は是非(以前の紹介記事はこちら )。


明日はまた、作品の紹介記事となる予定です。
どうぞよろしくお願いいたします。




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by zabiena | 2014-04-21 20:29 | 古物 | Trackback | Comments(0)