<   2014年 06月 ( 15 )   > この月の画像一覧

千葉市では今日は、急に降ったかと思えば晴れ間が広がって快晴となり、すぐにまた豪雨、という不思議なお天気の一日でした。
いい加減に撮影を済ませないと…と焦っていた博物ふぇすてぃばる!用の撮影を、ほんの一時の晴れ間のうちにやっと済ませました。


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博物ふぇすてぃばる!では販売ブースには「ガクモンからエンタメ!」なる企画への参加が義務付けられており、これは出展者が博物学、科学、学問、に熱意を持って制作しているかどうかの目安となっているようなのですが、何分、初めてのイベントなので、出展者側も手探りです。

時計荘では、私個人の頭のおかしい量の八面体コレクションを簡単な解説とともに展示することにしました。



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上の画像二点のものは先日ご紹介したイリノイ州産、ビンガム産の八面体蛍石劈開標本です。

…前回だしていなかった瓶もいれてあります。
実は前回画像に写っていない隠し玉はまだありまして…たくさんの方がいらっしゃる会場にはお持ちできないとっておきの秘蔵品もあったりしますが、今回は小さな子お子さまがたもいらっしゃるイベントですから、万が一のことも考え、人前に出せるレベルでなるべく綺麗なものを見繕って瓶に入れてみました。

何故瓶入りかというと…やはり素手で触れたことによるトラブルの発生を避けるためです。
楽しいイベントですから、お互い気持ちよく過ごせる展示を選んで、こういった形にさせていただくことになりました。

イリノイ州産のほうで剥き出しになっているものも、当日はガラスの箱(もしくはガラスドーム…まだ検討中です)に入れさせていただくと思います。



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こちらは、中国産。
この他にポリッシュのものも結構あるのですが、なんとなく磨き加工がないものを選んでみました。
中国産は人気があまり…というところですが、中には美しい水色のものもあって、なかなか涼しげで個人的には好きです。

…が、数を見てお分かりの通り、イリノイへの愛には届きません(笑)
こちらはすべて、写真に写っている瓶に入れて展示します。




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こちらは、ドイツ・シュヴァルツヴァルト産の八面体蛍石。
この産地の八面体は非常に珍しいと思います。
こちらの紹介記事は過去に書いておりますので、詳しくはこちらをご覧ください。

こちらも、画像の瓶に収めた状態での展示とさせていただきます。


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本当は、こういう風に、ざらざらっと並べて展示できたらいいのですが…さすがに危険なので断念しました。
せめてこういう、蛍石酔いするようなポストカードを作って販売しようと思っているのですが、…今日の画像よりもう少し、よいものが取れたら差し替えたいと思っているので、もう少し頑張ってみようと思います。


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この他、後日またご紹介いたしますが、自分で割り出した少し小さめなイリノイ八面体や劈開時の欠片を少し綺麗な色が出るよう割りなおしたものを使って、ちょっとした作品(ガラス製の円筒に詰めたものなのでオーナメント…という名目ではありますが、ペンダントヘッドにもできると思います)に仕立てて販売予定です。
博物ふぇすてぃばる!は少し若い年齢層を想定し、それに合わせたものを新しく何種類か、作っていく予定です。
…頑張ります。

・・・・・


お知らせです。
明日は通常通り更新予定ですが、7月1日~2日は自宅のネット回線の工事のため、ブログ更新をお休みさせていただきます。
どうぞご容赦くださいますよう、お願いいたします。


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by zabiena | 2014-06-29 22:23 | 鉱物 | Trackback | Comments(0)

モロッコ産バナジン鉛鉱

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久々の更新なのですが、本日は「儚さ」「透明感」などのフレーズからは少しずれたところにある、けれど私のとても好きな石「バナジン鉛鉱」のご紹介です。


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バナジン鉛鉱 / Vanadinite
TAOUZ-Mine,Sahaea,Morocco
バナジン酸塩鉱物 六方晶系
Pb5(VO4)3CL



鮮やかな朱色、六角柱の結晶が黒い二酸化マンガンに映える、美しい標本です。
この取り合わせにはハッとしますが、これはモロッコのタオズ鉱山で採れるバナジン鉛鉱の特徴だそうです。
真っ白な重晶石に朱、という取り合わせも実は今、手元にあるのですが(これは後日更新予定)この組み合わせといい、なんとも自然の造型というのは人の子の手の届かない高みにある、と感じます。





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蛍石や水晶のような儚さ、繊細さとは違い、自然そのものの力にハッとさせられるようです。
私は雨後のキノコを観に行くのが好きなのですが、森の中で鮮やかなキノコに出会った時に息をのむあの感じに似ています。
恵みの雨を受けていのちを謳歌している、初夏の森の中を想像してしまいます。

このところ、なにやら不調が続いておりまして、そんなときに美しく儚い石を眺めてるのはもちろん、心癒されるひと時なのですが、自分の力ではどうにもならない問題を抱えて立ち尽くす時、ふとこんな力強いコントラストの石を思い出しました。



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ちなみにこの標本は以前、ミネラルショーで馴染みのドイツの業者から購入したものなのです。
以前にも書いたかもしれませんがそのお店、とても品揃えが好みでしかもリーズナブルなのですが…アクリル板にがっちりとホットボンドで接着し、きちんと陳列、というのはお国柄なのでしょうか…。
ミュンヘンショーなどではどうなのか、一度でいいので見に行きたい、と思っています。



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このところ、人のやさしさが身に沁みています。
困った時、辛い時にそっと手を差し伸べてくれる優しい人々に私は恵まれているのだ、と思うと感謝の気持ちでいっぱいです。
日々、困難なことはありますが、無理をせず、できることをできる範囲で、していきたいと思っています。
優しいお気遣いをいただいたすべての皆様、本当にありがとうございます。
なかなかまとまった時間が取れずお返事等滞っておりまして大変申し訳ありませんが、気長にお待ちいただけたら、ありがたく存じます。


さて、数日前から書いておりますが、このところ我が家のネット環境が最悪でして、この更新も画像のアップロードに相当の時間が掛かってしまいました。
本日、新しい回線の申し込みをして、7月2日に工事・開通の予定です。
それまでは多少、更新に不備も出ると思いますが、どうぞご容赦のほど、お願いいたします。



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by zabiena | 2014-06-27 22:21 | 鉱物 | Trackback | Comments(0)

リビングに昇る月


我が家のリビングに最近やってきたお気に入り。



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こちらの、なかなか雰囲気のある月のオブジェ。

に見えますが、こちらは実は、海外の子供用の電池式ライトです。
以前AOM/NEVEのデザイナー、松倉さんがTwitterに上げていらっしゃったのをお見掛けして教えていただいたもので、Uncle Miltonという玩具メーカーの「Moon In My Room」という商品です。
子供向けの商品にしてはなかなか良いデザインですが、子供向けなので価格は控えめ。
月のほかにもいろいろバージョンがあるようですが、月のデザインが私は一番好みです。

驚くべきは現代のネットショッピングで、今は家に居ながらにして何でも買えますね…。
調べたらあっさりamazonにて在庫を発見。すぐさま真似っこで注文しました。
注文ボタンを押して翌日に届くわけですから情緒も何もないですが、一目惚れしたので満足は満足です。



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点灯している様子。
満月→新月まで段階的に点灯したりもできるんですが、いかんせん作りが甘い中国製なので満ち欠けははっきりわかりませんが、スイッチを点灯して30分経過すると自動的に切れる仕組みなので、子供部屋で子供が一人で寝付くときに点灯しておくナイトランプ的なものとして作られているものなのかもしれません。
あちらのドラマや映画ではそういうもの、よく見かけますね。

子供用…とどこかで見た気がしていましたが、先日映画「ものすごくうるさくて、ありえないほど近い」を夫と観ていましたら、主人公の男の子の部屋に同じものがありました!
なるほど…やっぱり子供用なのね…と納得した次第。
割とポピュラーな玩具なのかもしれません。


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子供用と言ってもなかなか素敵なので、ちょっとしたプレゼントなどにも良いかもしれませんね。
電池式で壁に引っかける方式なので、簡単に取り付けができ、リモコンで店頭・消灯する仕組みです。





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by zabiena | 2014-06-22 22:25 | インテリア | Trackback | Comments(2)

モロッコ産黄色蛍石

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蛍石 / Fluorite
Near Tinjdad (35km) Anti-Atlas Mts. Morocco
ハロゲン化鉱物 等軸晶系
CaF2


本日は新宿ショー一般公開日にドイツの業者から個人的に購入した、モロッコ産の蛍石のご紹介です。
モロッコ産というとくすんだような青の蛍石が印象的だったのですが、今回は黄色のもの。
濃い黄色の蛍石は他にイリノイやスペインのものが有名ですが、こちらはどちらかというともう少し暗めの、褐色が混じったような黄で、スリ硝子状の不透明感のある結晶です。


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暑い日にはなんとなく、冷やし飴を連想するような黄色ですね。

ただの個人的な好みの話なのですが、ネオンカラーよりも、くすんだような色が好きです。
今回の新宿ショーでは、寒色系のものではない、黄色で少し飴色のような者が欲しい、と思って探していまして、こちらに出会いました。
黄色の蛍石にしては、お値段もとても手頃。の割にしっかり結晶の形が観察できます。



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表面はくすんでいますが、描けているところから覗く内部は飴色で、なかなか澄んでいる様子が観察できます。
舐めてみたらきっと甘い…などと想像してしまいますね。



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蛍石には透明・青・水色・紫・黄・桃色など様々な色が存在しますが、寒色系ばかりについつい手が伸びて…けれど蛍石の蒐集抽斗を眺めていると、同じ色合いのものばかりでは締まりがないというか、面白みに欠けます。
そんな時に、こうした黄色のものがぽつんと一つ混じるとなんだかとてもすっきりして見える気がします。
同じ色縛りもよいものですが…私は蒐集対象に節操のないタイプなので、バリエーションに富んだ陳列が好きなのです。

…そうしたコレクションの取り合わせ、陳列の妙を楽しむのも、鉱物蒐集の醍醐味かもしれません。



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このところ、我が家のネット環境がとても不安定です。
画像アップロードにえらいこと時間がかかり…更新にも手間取っています。
転勤族だった名残で今だにポケットWi-Fiのみで過ごしているからこんなことになるのですが…
日によってはいきなり接続が難しくなったりすることもありますので、近日中に更新できない日も出てくるかもしれません。
その折にはTwitter(@yuri1117)にて告知をさせていただきますが、どうぞご容赦ください。

…そんなことにならないとよいのですが。




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by zabiena | 2014-06-21 21:45 | 鉱物 | Trackback | Comments(0)


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先日いつもお世話になっているlucioliteminerals(以前の紹介記事はこちら)さんから博物ふぇす出展応援として、博物ふぇすに出す作品のためにいろいろ見繕っていただいた鉱物がいろいろ詰まった素敵な箱(内容が素晴らしく…お買い得すぎてびっくり…!)が届きました。

その中から今日は青水晶をご紹介しようと思います。


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青水晶 / Blue Qartz
Antequera,Malaga,Andalusia,Spain
酸化鉱物 三方晶系
SiO₂



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スペイン・アンダルシアはマラガ産の青水晶です。
昨日のニューメキシコ州産蛍石に通じるような、濃いけれど少しくぐもったような色合いの青ですね。

以前このブログでご紹介した私個人所有の青水晶はブラジル産(紹介記事はこちら)で、インディゴライトを内包(インクルージョン)しているために青く見える水晶でしたが、こちらのマラガ産の青はインクルージョンしているものが違います。

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この水晶にインクルージョンしているのはアエリナイト(Aerinite)。
「空の」という意味のギリシャ語から名づけられたこの青い鉱物がインクルージョンしているため、水晶が青く染まって見えているわけなのですが、このアエリナイト入りの青水晶は世界で唯一、マラガでしか採掘されないそうです。

母岩にはこういった暗い色のものと、白い色のものを見かけますが、以前鉱物商の方に聞いた話ではマラガではこの青水晶が相当広い範囲で出るらしく、それぞれ地層が違うそうです。(ちなみに…その時お話を伺った鉱物商さんで見た青水晶は高価で…手が出ませんでした…)


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もともと、このマラガ産青水晶はそれほど大きいものは取れないようで、この標本もとても小さいサイズです。
が、色合いこそ少し暗めですが、ブラジル産よりずっとはっきりした青い水晶、という印象ですね。


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梅雨の晴れ間の快晴の太陽光下で見ると、この通り少し煌めいて透き通りますが、室内では昏い青、といった印象です。


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暗い色合いの母岩と、深い青のコントラストが素敵な石で…自分のコレクションにしようか、悩むところですがサイズも鉱物ジオラマ瓶にちょうどよさそうなのでやはり、作品に仕立てて博物ふぇすへ持って行こうと思います。


余談ですが、私は目の覚めるような青がとても好きなのですが、私には青い服は似合いません。
なので余計に、青い鉱物や青い鳥の羽に惹かれます。
抽斗の中の秘密の世界では、私は自由。という気分を存分に味わえるのも、蒐集の醍醐味ですね。



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by zabiena | 2014-06-20 21:47 | 鉱物 | Trackback | Comments(2)


本日千葉では朝から素晴らしいお天気なので、また梅雨の晴れ間を狙って博物ふぇす用の写真をぼちぼち撮影しました。

(註:先日イリノイの大量八面体(当該記事はこちら)のご紹介時にもご説明いたしましたが、博物ふぇすの物販ブースには「学問からエンタメ!」という展示への参加が必須となっています。素人の私があれこれ鉱物について解説してみても片手落ちだろうということで、20年来蒐集してきた「どうかしている量の八面体」の撮影を進めており、このパネルと現物の八面体の展示を以て素人蒐集家ならではの参加をしよう、というお話です)





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イリノイ州に引き続き今回は、ニューメキシコ州ビンガム産の八面体劈開蛍石です。
前回ほどではないものの、やっぱり大量です。
と言っても、これは個人で蒐集したものだけではなくて、作品に仕立てるためにここ半年ほどで仕入れたものを含みます。



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ニューメキシコ州、ビンガムの蛍石は濃い青が魅力なのですが、イリノイほどの透明度はなく、むしろすりガラス状で曇った質感です。
なので、現在流通しているほとんどの八面体にはシリコンオイルが塗られています。
これはあちらの方の感覚では純然たる好意であって、染色や加熱などの加工とはちょっと意味合いが違うのですが、このあたりの感覚を許せない方もいらっしゃるようで、そういった方は八面体劈開標本ではなく、母岩付の未加工品をお買い求めになるほうが安心ですね。
(過去の記事ではこちらが母岩付の標本で、オイルは塗ってないものです)

私としては、そもそも八面体に割った時点で人の手は入っていますし、これを特殊な洗浄剤で落とすことはもちろんできる(水や中性洗剤で洗ったくらいではオイルは落ちません)のですが、なんというか…ガサガサして曇った残念な感じになってしまうし、そこまでする意味も見当たらないので、このまま陳列したり作品に使ったりしています。

今考えているのは、オイル浸潤のビンガム産八面体蛍石グローブ。
そもそもオイルが塗ってあるのなら、オイルに浸してしまえばよいのでは…なんて考えています。
スノーグローブのように振ってみるのはキケンですが、置いておくには素敵かもしれません。




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乾いた状態ではわかりにくいですが…



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水をかけると少し、てらてらとしたオイルの様子がお分かりになるかと思います。




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イリノイに比べて流通量が少ない(と言っても現在はイリノイは絶産ですのでやっぱり手に入りづらいですが)ビンガムの八面体ですが、知人の業者さんのお話によると、どうやら劈開にそって綺麗に割れないこの性質は多結晶由来のものだそうです。
劈開面が斜めになっていたり、沿っていたりしてあまりうまく八面体に割ることができません。
…私も中国産・ナミビア産・ビンガム産のものはチャンクを割ったことがあるのですが、きれいな八面体に割ることはできませんでした。

一方、ガラスのように透明感があって劈開面が滑らかで平らなイリノイのものは劈開の並びが均等に揃っていて、これはおそらく単結晶由来のものだそう。私程度でもそこそこ正八面体に近づけた形に割ることができます。

これはまた別の業者さんのお話ですが、現在出回っているビンガム・ブランチャード鉱山の八面体はある程度技術を持った職人さんが割っているのではないか、とのこと。
…さすがに素人では正確に正八面体に割るのは難しいようです。




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イリノイ産に比べると一段落ちるような評価のビンガム産ですが、やはりこの深い青はたまりません。
天空の城ラピュタ…、飛行石…、なんて声も聞こえてきますが、私にとってなんとなく夏のイメージなので、貝殻・サンゴと合わせてみました。




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こちらは定番の、ガラス瓶。共栓三角フラスコです。
ガラスと蛍石は永遠のベストカップルですね。






あれやこれやと炎天下、撮影するのもまた、楽しい青です。

作品に仕立てた分を別として、こちらも現物は会場にお持ちする予定ですので、当日お越しのお客様には是非、ご覧になっていただけたらと思っています。
(蛍石は硬度の低い石ですので直接触ることはできませんが、どうぞご理解をお願いいたします)


青は…やっぱり格別ですね。




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by zabiena | 2014-06-19 13:17 | 鉱物 | Trackback | Comments(2)

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セミサンゴ  / フィリピン ミンダナオ島産


夏も近いし、博物ふぇすてぃばる!は思いっきり夏休み中だし、ということで、少しずつ海のものを取り入れたものを制作しようと思っています。
私はもともと蒐集癖のある博物趣味の人間なので、貝殻や珊瑚などの海のものもぼちぼち、標本は持っていますがコレクターというには程遠く、全くの門外漢ですので詳しくはありません。

以前ご紹介した、電球型瓶入りのプチジオラマには…


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このように、珊瑚に見立てた赤いものが入っているのですが、こちらは実はよく見るとすぐわかりますが、



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本物の珊瑚ではなく、模型用に染色された水苔を乾燥させたものです。
…が、作っていて、やはり入れるなら本物を使いたいなあ…と思い始め、こちらの電球型瓶シリーズは価格を抑えるために乾燥水苔、そして新しく製作する鉱物ジオラマ電球海バージョンには、本物の珊瑚を入れよう!と決めまして、手頃な珊瑚を買ってきました。


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このセミサンゴは実は先日、「医は仁術」展(紹介記事はこちら)と「石の世界と宮沢賢治」展(紹介記事はこちら)見学の際、国立科学博物館のミュージアムショップにて購入したものです。

ご存知の方は多いと思いますが、科博のミュージアムショップは貝殻や珊瑚の標本の取り扱いが思いのほか多くまた、良心的な価格で販売されておりまして、私も気が向くと購入しています。

…が、やはり専門店ではないのでミュージアムショップの店員さんに尋ねても詳細が分からないことが多いです。


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このセミサンゴに関しても、「セミサンゴ・ミンダナオ」というシールと、「ワシントン条約以前のストック」とのシールが貼ってあったものの、詳細は一切不明。
帰宅してからwebや図鑑で調べよう、と気軽に構えていたのですが。

セミサンゴ、という名前の珊瑚が手持ちの図鑑に載っておらず、また、ネットで検索しても一切情報がわかりません。
只今なかなか大きな図書館に赴いて調べ物をする時間が取れずにおりまして、詳細が今でも不明です。


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触った感じは軽く石のようで、確かに珊瑚ですし、ウミウチワのような海藻ではない、と判るのですが、詳細が分からないと何となく落ち着かない気持ちになりますね…。

そんなわけで、どうぞお詳しい知識をお持ちの方がいらっしゃいましたらどうぞ、ご教授いただけますと幸いです。
浅学な身でお恥ずかしい限りですが…情報をお寄せ下さいましたら大変ありがたく存じます。



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さて、昨年ご紹介した海藻のアンティークプレパラートと灯台のアンティーク葉書(紹介記事はこちら)ですが、これらを購入した骨董品店の「ル・プチ・ミュゼ・ド・ル」さんが本日より待望の更新をしていらっしゃいます。

卓越したセンスで素晴らしい品ぞろえのル・プチ・ミュゼ・ド・ルさんですが、今回の注目は理系アンティークやキュリオジテに特化した別館の「ベル・アンヴァンテール」を新規に開店されるご様子です。
第一回目の更新は明日、もしくは明後日…。
何とも楽しみで、ワクワクします…!!

資材仕入れと新宿ショーでの散財が原因で今現在酷い金欠の私は悲しく指をくわえて見守るだけになりそうですが、博物趣味にご興味がおありの方々には是非、来訪をお勧めする次第です。



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by zabiena | 2014-06-18 23:08 | | Trackback | Comments(0)

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本日、デザインフェスタ(公式サイトはこちら)の抽選結果の発表がありまして、時計荘は無事当選いたしました。


前回に引き続き、「デザインフェスタvol40 2014年11月8日(土)於東京ビッグサイト」に出展いたします。
なお、ブースはこれから抽選となりますので、また決まり次第Twitter(@yuri1117)とブログにて告知させていただきます。


前回は日曜のみの出展でしたが、今回は夫の仕事の都合により土曜日に曜日を移し、また一日のみの出展です。
どうぞお間違えのないようお願い申し上げます。

前回は初出展にも関わらずたくさんの方々にお越しいただいて大変感激いたしましたが、ご不便をおかけしてしまった点など少しづつ改善していけたらと思っています。
まだ先のこと…と思っている間に日は経ってしまうものですが、まずは博物ふぇすてぃばる!に全力を注いで、デザインフェスタへとつなげていきたいと思います。




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画像は前回、初出店時のブースの様子です。

次回のデザインフェスタvol40は11月ですので、クリスマスに向けてのグッズなども制作してみようと考えています。
「鉱物ガラスドーム」シリーズや「胡桃の中の夢」シリーズはもともと、オーナメントとして作り始めたものなので、ディスプレイなども冬仕様にして、ホリデーバージョンというのもよいかも…と夢は膨らみます。

もともと、冬はスノードーム界隈の一番の繁忙期。
新しいアイデアなどもどんどん、試していきたいと思っています。


…まずは…博物ふぇすを成功させること、ですけれども。



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また、水晶クジラと共に会場にて皆様にお会いできる日のことを、心より楽しみにしております。



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by zabiena | 2014-06-17 14:32 | お知らせ | Trackback | Comments(4)

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夏が大変苦手です。

単に肥満体だからというわけではなくて(いやそれもありますけども)、昔から寒さには大変強く神社奉職時代(当時は痩せていた…!)も白衣緋袴に足袋のみで雪の降る日も暖房なしの場所で仕事していても全く平気だった代わりに、暑さには滅法弱く、七月ごろから九月下旬まではいつも憂鬱です。

で、暑さに茹ってどうにも馬鹿らしいケアレスミスを連発したりします。


今日などはまだ夏とも言えない単なる梅雨の晴れ間ですが、ついうっかりSDカードのメモリー消去してしまい…

撮ったばかりの大量の画像が消えました。南無。



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ブログのための画像を撮影できる時間には制限があり、家事が終わって、子供が帰ってくるまでの間なわけですが、流石に再度撮影するには時間切れだったので、以前撮影しておいた画像をご紹介します。

イリノイ州産八面体蛍石。
大量の、これでもかというくらいの、イリノイ州産八面体蛍石。



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実は、8月9日(土)に時計荘が出店予定の「博物ふぇすてぃばる!」の「学問からエンタメ! 」という企画で、八面体蛍石の展示をする予定でいます。

この催し自体が第一回目の、まっさらな企画ですから、他を参考にするということができず、ずっと悩んでおりましたが、「素人でモロ文系の私が鉱物の解説などしても、図鑑などの受け売りにしかならない」という結論に落ち着きました。

それを踏まえて方々の知人友人に相談しまして、結果、「我が家にあるどうかしている量の八面体を簡単な解説と共に展示してしまおう」ということになりました。

で、そのどうかしている量の八面体を撮影したパネルなどを作ろうと今、あれこれ試行錯誤しているわけですが…



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イリノイ州産だけでこの量。
(追記・加工用に先日購入したものはここに含まれません。あくまで個人のコレクション分です…)
何をどう、撮ったらうまく収まるのか四苦八苦しています。

実家にあったものも博物ふぇす出展を機会に引き取ってきた結果のこの量なのですが、何度も知人に在り処を尋ねられ、私自身も散々探している、実家の離れにあったはずの20年以上前の青や水色や色の濃い赤紫っぽいものや黄色のものが入った瓶は何をどうしても見つかりませんでした。
今の価値としてはそちらの方が高いのですが…なぜか見つかりません。捨てたわけはないんですけどね…。
昔闘病時代にどこかへ仕舞い込んだきり、私がお嫁に行ってしまったのでその後行方不明なのが悔やまれます。

また現在自宅にはこの他、中国産とビンガム産、ほんの少しですがドイツ産の八面体もあるわけで…

もはや狂気と言われても仕方ない量なのですが、八面体劈開標本は博物館ではあまり展示などを見かけませんし、専門家の方はこういったものを大量に集めたりしないのでは、と思いまして、そんな展示も素人ならではで楽しいかな、と思った次第です。

また納得できる写真が取れましたら、パネルとポストカードにして、当日展示(ポストカードは販売)予定です。
ちなみに現物は、量が量なので全部は持って行きませんが、あまり見かけない量の展示はするつもりでいます。
(大変申し訳ありませんが、蛍石自体がモース硬度の低い脆い石で割れやすいものですし、オールドコレクションも含まれますので直接標本にお手を触れることはできません。どうぞご理解をお願いいたします)




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硝子瓶詰は美しいですが、やはり傷みも激しいので普段はちゃんと箱に入れて、暗所にしまっていました。

で、仕舞い込んでたらこんな量あるのに機会あるたびに買い続けていたことに気付かなかったというか…うすうす気づいてはいたけれど気づかないふりをしていられたというか…仕舞っていた場所が東京と千葉で数か所あったため深刻に考えなかったというか…

今でこそ高騰している八面体ですが、昔は本当に、子供のお小遣いで買える安い気軽なお土産だったんですよ。
そして、私の蒐集癖はほんの幼女の頃からのものでして、ことあるごとに少しづつ買い足してたらこんな量に。

今まで、怖くて全部一か所に集めて調べたことなどなかったのですけれどね…。
総額とか、考えたくもありませんが、昔からのものもあったりするので購入時は今ほどの価格ではなかったし、現在換算される金額ほどではないと思います。


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ささやかな美しさ、さりげなく生活の中で愛でられる気軽さが蛍石の魅力、と思って集め始めたはずが、この量ではなんだか酔ってしまいそうですね。

そんな意味も込めて、現在少しづつ放出するべく、作品に仕立てていたりします。
…何年かかるかわかりませんが、できるだけたくさんの蛍石が、愛好家の方の手に渡るといいな、と思っています。



・・・・・


そんなわけで、夏休みに開催される博物ふぇすの公式サイトはこちら
時計荘のことはさておき、博物趣味のある方には大変興味深い出展者ラインナップですので、お時間のある方は是非。
ちなみに時計荘のブースは110で、出展は土曜日のみです。
どうぞお間違えの無いよう、お願い申し上げます。



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by zabiena | 2014-06-16 21:23 | 鉱物 | Trackback | Comments(6)

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今日も暑い一日でした。
遠いと思っていた夏休みも、うっかりしているとすぐに来てしまいますね。…あと一か月強でどれだけ博物ふぇすに向けての制作ができるのか…がんばりどころです。
ぼちぼち資材も届き始めているので、来週はしっかりと向き合っていきたいと思っています。


さて、本日は新宿ショーの一般公開日にて個人的なコレクションとして購入した螢石の紹介です。


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螢石 / Fluorite (方解石を伴う)
Cave in Rock,Hardin country,Illinois,USA
ハロゲン化鉱物 等軸晶系
CaF₂


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こちらもMcNeil Mineralsさんで一般公開日に購入した蛍石でイリノイ州産の母岩付、方解石と共生している標本です。
…螢石ばっかだな、という気もしますが、実際原体験としての鉱物が蛍石だったこともあり、ついつい集めてしまいます。


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イリノイ独特の、薄い黄色と紫のゾーニングが絶妙な標本ですが、色合い自体は美しい!!というほどでもなく、むしろこの、ゼリーのような質感が気に入って購入しました。
また、この標本は…


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角度を変えると形のしっかりした方解石の結晶がいくつも共生しており、また母岩に散らばる黄銅鉱(…だと思う、のですが分析済なわけではないので、もしかしたら違うかもしれません。詳しい方、ご教授・ご指摘お待ちしております)の具合も絶妙で、こういったカオスな状態の標本が好きな私にはたまりません。


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鉱物好きには「マテリアル好き」も多い気がします。
金属っぽさ、ガラスっぽさ、そういうものの混沌とした組み合わせの妙を楽しむというか…
このまま眺めていても十分楽しめますが、ルーペ片手に探索していると本当にいろんな表情が見えて、一種のトリップができそうな気すらしてきます。
こういう、「飽きない標本」が好きで、少しお値段は張ったのですが頑張って購入してしまいました。



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イリノイの蛍石は陽に透かして色の美しさを楽しむのもよいですが、こういった混沌とした標本は、あえて室内で静かにじっくり、見ていたい気もします。



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撮影をしたのは実は一昨日です。
週末はやはり慌ただしく、日中はなんだか落ち着かないまま過ごしてしまって、撮影はできませんし、ゆっくり石を愛でている余裕もありません。
が、ゆっくりと夜、冷たいお茶を片手に机上の標本を眺めている時に、イガイガとしていた気持ちもゆっくりほぐれていく気がします。

私のような気持ちに余裕のない要領の悪い人間にとっては、自分の好きなもの、好きな世界を取り戻すための、ひいては自分が自分を忘れないでいるための、重要な鍵であったり、心の栄養素だったりします。

これから暑く大変な季節が到来しますが、一日の終わりにほんのひと時でも、のんびり気持ちの余裕を取り戻す時間は大切にしていたいものですね。
時候不順の折、皆様もどうぞご自愛専一にお過ごしください。



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by zabiena | 2014-06-15 21:38 | 鉱物 | Trackback | Comments(0)