<   2014年 07月 ( 21 )   > この月の画像一覧


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予告通り、本日もスノーグローブをご紹介いたします。



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鉱物スノーグローブ(黒・M)「いとことふたりで」

鉱物:チベット産紫水晶
(Xizang,China (Tibet) )

ブラジル産アメジストさざれ(研磨加工有)
インド産雲母薄片(加熱処理)

サイズ:高さ約11.5㎝、ドーム直径約85mm



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先日ご紹介した鉱物スノーグローブ「白昼夢」(ご紹介記事はこちら)や「グランド・ジャット島」(ご紹介記事はこちら)と同じチベット産の愛らしい形の紫水晶を使ったスノーグローブです。

この淡いグラデーションの素敵なチベット産水晶はいつもお世話になっているlucioliteminerals(以前の紹介記事はこちら)さんにスノードーム用にと探していただいたものです。
この紫水晶自体は水洗い程度で、酸などによる処理は行っていませんので、少しばかり茶色い部分や白い砂のような部分が残っています。

もともとの状態ではフロストがかかったような、スリ硝子状の部分もあるのですが、オイルに封入してあるので透明に見えます。
このあたりはオイル封入ならではの楽しみです。

今回は夢みるようなけぶる感じを二人の少女と合わせて見ました。
なんとなくノスタルジックな組み合わせです。



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フィギュアはドイツ・プライザー社製HOゲージサイズの手をつなぐ少女。

Nゲージサイズのものは今までコレクションにありましたがこのサイズは初めて手にしました。
表情までしっかり精巧に作られています。

ちなみに表題の「いとことふたりで」はさねよしいさ子さんの同名の歌から。



いとことふたりで   作詞・作曲 さねよしいさ子


  傘屋の隣に住んでるいとこ 唇閉じて瞳で話す
  いとこに会いに行くのなら 明るいうちに竹やぶ抜けて
  いとこに会いに行く時は エプロンポッケにたからもの

  空き地でみんなに見つからぬよう いとことふたり 裏から出よう
  だいどこコトコト あの子の母さん お醤油焦がしたあの子の匂い
  神社の軒下 蟻地獄 見して良かしてよ たからもの

(中略)

  おじいちゃんが旅に出る日に いとこと二人怖くて逃げた
  すすきはざわざわ闇の声 あの子もヒソヒソ耳のそば
  お稲荷さんがこちらを見てる 叱られたくない帰れない

  えびせんとかえるといとことかくれんぼ
  マッチ箱とカエルといとこと通せんぼ
  ホイホイホイ甘いよ ホイホイホイ苦いよ

  帰れない 帰ろうよ


さねよしさんの歌声はとても特徴的なので好き嫌いがはっきり別れると思いますが、私は好きです。
中学生の頃、この曲が収められたアルバム「手足」がとても好きでした。
なんとも言えない、郷愁があの歌にはあり、それをイメージして作ってみました。


   

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封入したのはアメジストのさざれと雲母薄片のほか、今回はスターチップと模造パールです。
少女たちの密かな、小さな、不思議な夜の冒険。



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振ってみたところ。
キラキラきらめく雲母は月の光でしょうか。
症状たちが指さしている方角には何があるのか、想像してみるのも楽しいかもしれませんね。



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今回の博物ふぇす用に作っている中で、一番気に入っている鉱物は実は、この産地のこのロットの紫水晶だったりします。
石との出会いはまさに、一期一会。
いつも同じものを確保できるとは限りません。
このロットの紫水晶は多めに確保してありますが、在庫がなくなれば終了となります。あまり頻繁に見かける産地のものではないので、お目当ての方はぜひこの機会にどうぞ。


(スノーグローブは永遠のものではなく、ゴム栓や接着剤は時とともに劣化します。その点をご了承頂いた上でお買い求めくださいませ)



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by zabiena | 2014-07-31 22:28 | スノードーム | Trackback | Comments(0)

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うっかり夏風邪を引いてしまい、頭がボーーっとしています。
もう薬も飲みましたし、喉が痛んで微熱がある程度で大したことはないのですが、こんな時ですので早めに休もうと思います。

そんなわけで、本日は駆け足で鉱物スノーグローブのご紹介だけさせていただきますね。
本日ご紹介するのは、ご好評を頂いております人魚の鉱物スノーグローブです。


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鉱物スノーグローブ(木製台・Lサイズ)「ひとめあなたに」

鉱物:ブラジル産水晶
 ブラジル産アクアマリンさざれ(研磨加工) 
  インド産雲母薄片(加熱加工済み)
サイズ:高さ約11.5㎝、ドーム直径約85mm



前回のデザフェスにて一番お問い合わせの多かった人魚姫シリーズ(こちらこちら)、今回の真夏の博物ふぇすにぴったりなのですが、今回はこの一つのみ制作しました。

と、いうのもプライザー社の方でこちらのフィギュアが現在品切れしているそうで、次回入荷は職人さん次第、とのこと。
私の手持ちもこれが最後で、各方面を探してはみましたがもともと流通してる量が少ないものなので見つからず、次回入荷までは同じフィギュアを使ったものは作れません。

一応、プライザーの方に発注はかけてありますので廃盤、というわけではないのですが、そんなわけで次回作の制作時期に関しては未定です。



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水晶はブラジルのコリント産。
根本は白いのですが先端部分の透明度が高いので、画像ではわかりにくい感じですが、水晶らしいきれいな形です。




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プライザー社製HOゲージサイズの手鏡を持つ人魚。コレクタブルアイテムです。

このフィギュアの気に入ってるところ。指の先ほどの小さなフィギュアなのに、作りが細く繊細で、髪をとく乙女のうっとりとした気配まで感じられるところと、人魚の骨格ではない尾。
ひょっとしてもう、海の魔女の魔法を得て人間の足に変わりつつあるのかな、と思わせるように、魚の骨格ではなくうっすら足の輪郭がわかります。
なんとも物語を感じさせる、ファンタジックなフィギュアですね。

あまり需要はないのかもしれませんが、職人技が生きるこのフィギュアはぜひとも、廃盤にしないでいただきたいところです。



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海の泡のような、アクアマリンのさざれと雲母薄片、それと模造パール(穴なし)とスノーフレークを入れました。
この組み合わせはとても、ロマンチックですね。


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振ってみたところ。
たっぷり運も薄片を入れてあるので振った瞬間は派手ですが、それも海中に泡が巻き起こったかのようで素敵です。
人魚姫は海の魔女に魔法にかけられて、人の世の舞踏会へ出かける支度をしているのかもしれませんね。

余談ですが、題名の「ひとめあなたに」というのは勿論、王子様に会いたい人魚姫から連想したのですが、「ひとめあなたに…」といえば新井素子氏の短編に同名の短編があります。
私にとってはまだ恋を知らない少女の頃に読んだ、なんというか、ひたむきであることは一種狂気をはらんでいるのでは、などと考えさせられた小説なのですが、乙女の純真な恋愛というのはどこか、危ういもので、人魚姫という悲劇のロマンスはその象徴であるとも言える気がします。

ただひたすら愛しい人を思っているような、けれど同時にその恋に幸せな結末はないことを何処かで知っているような、そんな夢の光景です。



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博物ふぇすまであと僅かですが、明日も鉱物スノーグローブをご紹介いたします。
なお、何度も書いていることを繰り返して恐縮ですが、大事なことなのでもう一度スノーグローブに関しまして、アナウンスをさせていただきます。




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鉱物スノーグローブはオイル封入しておりますので気温の変化にとても敏感です。

スノードーム・スノーグローブは一般的に(市販品や工場生産品であっても)劣化するものですので、いずれは姿を変えていって、接着剥がれや液漏れ、液体の濁りなどで命を終えるものではありますが、気温の変化が激しかったり、高温であったり、直射日光が当たる場所に置いておくと寿命が極端に縮まる傾向があります。
猛暑ですので、どうぞ十分にお気をつけ下さいますよう、お願い申し上げます。

長期保管の際、劣化して液漏れする場合がありますので、それに備えて時計荘ではサービスでガラスの簡単な受け皿をお付けしております。
必ず長期保管の際には受け皿の上にお置きになり、ご鑑賞いただきますようお願い申し上げます。

石が傾き始めたように見え始めたら、寿命です。
オイルの膨張・収縮により底部分のゴムキャップに亀裂が入りますと、オイルが漏れる可能性があります。
唐突には溢れない構造になっておりますが、速やかに処分していただくことをお勧め致します。

また、使用しているオイルは医療用・食添用のもので触れても人体に影響はありませんが、可燃性です。
火気厳禁ですので十分お気をつけ下さい。

また、ガラス球を使用していますので収斂火災(凸レンズの役割を果たすものによって太陽光が一点に集中し、火災につながるもの。レアなケースですがショウウィンドウの水晶玉が発火原因になった例も国内で実際にあります)の引き金になる危険性がありますので、絶対に直射日光に当たる場所には置かないでくださいね。


花の命が尽きるまでを愛でて楽しむように、石の姿を楽しんでいただきたいと思っています。
そのため、原価が高価なので決してお安くはありませんが、消耗品であることを鑑みてぎりぎりの価格に設定してあります。
一度購入なさった後、初期不良を除く一切の返品交換はいたしません。

どうぞご理解の上、お求めいただきますよう、お願い申し上げます。




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by zabiena | 2014-07-30 21:13 | スノードーム | Trackback | Comments(0)


博物ふぇすまでわずか、いよいよ大詰めの作業にかかっています。

今回はスペースがデザフェス出展時よりだいぶ小さいので、縮小版で作品数はスペースが空き次第、補充という形になりそうです。
そんなわけでまだ在庫がある鉱物ガラスドームについては新作は持って行くことを断念しました。
今までご紹介したものを持っていく予定です。

スペースは小さいけれど、紙ものならば…ということで、博物ふぇすの「学問からエンタメ!」という企画に際して作った、新しいポストカードをご紹介します。



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博物ふぇすてぃばる!では、販売ブースには「学問からエンタメ!」なる企画への参加が必須となっています。

時計荘では私の個人的なコレクションから「八面体蛍石の大量展示」をします。
簡単な解説とともに瓶詰めの八面体蛍石(イリノイ、中国、ビンガム、シュヴァルツヴァルトの四種類)を大量に展示し、上の画像の二種類のポストカードを販売します。


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こちらはイリノイ州産の大量の八面体蛍石。
…どうかしている量なので、これが美しいかどうかはまた別、という感じですが、一応テーマに沿ったものを制作してみました。



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こちらはニューメキシコ州ビンガム産の八面体蛍石。
背景にうつりこんでいるのは時計荘の看板・ロゴを描いて頂いたakiさん(tumblr→aki-ikki ,Twitter→aki__09,instagram→aki_09)の原画で、保田利子の原石イラストです。

ビンガム産は青が美しいですが、青は写真で見たままに取るのが難しく、印刷でもなかなか表現しにくい色だそうで…。
それでもなかなか近い色合いです。
このポストカードは私が撮影した画像を夫が入稿データに作り直してくれているものなのですが、私の自力では到底そういう作業は無理でした。本当に有難いことです。感謝。



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この2種は限定100枚で、以後刷り直す予定はありません。
価格は1枚100円です。(今回からロゴは修正されてありますので、この価格になりました)。

また、デザフェスにて好評をいただきましたポストカードセット(紹介記事はこちら)はお値段据え置きの4枚1セット200円です。
こちらの在庫はまだたっぷりあります。

博物ふぇすの思い出に、暑中見舞い用にどうぞご活用ください。



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by zabiena | 2014-07-29 23:33 | 紙もの・切手 | Trackback | Comments(2)

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さて、それでは今日も、昨日の続きをご紹介いたします。



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鉱物ジオラマ瓶(薬瓶・小)「太古の海へ」

鉱物:アーカンソー州産水晶ポイント

瓶サイズ:直径約4cm(口径約2.5㎝) 高さ約8.5cm(蓋部分含む)



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アーカンソー州産の透明度の高い、美しい形の水晶ポイントを贅沢に3つ使い、天然の珊瑚を添えた不思議な海底の景色に、ビンテージの時計基盤を据えました。



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手持ちの基盤の中では一番小さなもので、ぎりぎりこの試薬瓶に入る大きさですが、比較的状態がよく、歯車やネジも綺麗に残っています。裏側にも数字の刻印が見え、全方向から見ても面白い部品です。




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フィギュアはプライザー社製Nゲージサイズのかばんを持つ修道女。
その傍らにある赤いウミウチワに見立てているものは海藻ではなく乾燥苔を着色したものですが、なかなか雰囲気が出ています。




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こちらも蓋は接着していないので中を覗き込むことができます。
太古の海で、不思議な時計が時を刻む音が聞こえてくるかもしれませんね。

さて、本日はもうひとつ。



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鉱物ジオラマ瓶(薬瓶・小)「アポイントメント」

鉱物:アーカンソー州産水晶ポイント
ニューメキシコ州ビンガム産蛍石八面体

瓶サイズ:直径約4cm(口径約2.5㎝) 高さ約8.5cm(蓋部分含む)



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海外から輸入した、ニューメキシコ州ビンガム産の、海のように青い蛍石八面体。
こちらは私の割ったものではなく、職人さんが割ったもので、透明度はそれほどありませんが形も色もとても美しいものです。
…ただその分少し、お値段は張ります。

添えてあるのは着色した乾燥苔で、海藻ではないのですが雰囲気は出ていますね。


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それと、アーカンソー州産の水晶。
水晶らしい形です。



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フィギュアはプライザー社製Nゲージサイズのビジネスマン。
紳士と鉱物の組み合わせはとても好きで、繰り返し作っています。
中学生の頃に好きだったマグリットの影響かと思われますが、「明け方に見た気のする夢」を感じさせる気がして気に入っています。

この鉱物紳士は海底で、一体どんなアポイントメントがあるのでしょうね。



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こちらは結構形の美しい枝ぶりの、天然物の珊瑚。
桃色がなんとも言えないです。
ワシントン条約前のストックということで、今ではなかなか手に入りません。




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蓋は接着しておりませんので、中を覗くことができます。
なお、試薬瓶の口のスリガラス状の部分を濡らした上で蓋を閉めてしまいますと、開かなくなる場合があります。
販売時は蓋と口の間に薄紙を入れてありますので、不安な方はこれを外さずにいらっしゃいますと、開かなくなる心配がなくなります。




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海底シリーズは他にもあるのですが、博物ふぇすには以上3点と、これからご紹介予定の2点の合計5点を持ち込む予定です。
どうぞよろしくお願いいたします。



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by zabiena | 2014-07-28 22:34 | 鉱物ジオラマ | Trackback | Comments(0)

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本日は駆け足で鉱物ジオラマ瓶を1点、ご紹介致します。
残りのものは明日以降、ご紹介いたしますね。



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鉱物ジオラマ瓶(薬瓶・小)「海底通学路」

鉱物:アーカンソー州産水晶ポイント
ニューメキシコ州ビンガム産八面体蛍石

瓶サイズ:直径約4cm(口径約2.5㎝) 高さ約8.5cm(蓋部分含む)



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今まで庭や森や砂漠の風景ばかり作っていた鉱物ジオラマ瓶ですが、夏真っ盛りの夏休み期間に開催の博物ふぇすでは、海のものも少し出したくて、海底シリーズを作ってみました。

桃色の珊瑚は上野の科学博物館のミュージアムショップの貝殻標本ブースにて扱っていた(定期的な補充があるかどうかは謎ですが、先日訪れたらすでに品切れしていました)もので、ワシントン条約以前のストックだとのこと。…なのですが、詳しい種類まではわかりません(以前の紹介記事はこちら)。セミサンゴとの表記があるのですが、図鑑で調べてもネットで検索をしてもわからず…けれど爪で弾いてみると硬質な音がして、確かに珊瑚だということはわかります。

赤いウミウチワに見立てた茂みは実は乾燥苔を染色したものです。プリザーブド加工なので、腐ったりする心配はありません。

フィギュアはドイツ・プライザー社の1900年代シリーズから、道を急ぐ男の子。
アンティークな装いが素敵ですが、国内で見かけたことはありません。珍しいものというより、ほとんど流通していないものなので、今回は馴染みのお店に頼んでプライザー社から直接取り寄せてもらいました。



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アーカンソー州産の水晶はダメージも少なく姿の美しい、透明度の非常に高いもので、成長線も観察できます。

ニューメキシコ州産の蛍石は職人さんが割ったもので、色の濃い物を選んで入れてあります。
海の色を凝縮したような、美しい青です。


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蓋は接着していないので、上から覗けます。海の中を覗いているような、不思議な夢に入り込むような…。



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海。
千葉に住んでから海が近いので、身近なものになりましたが、東京郊外に生まれ育った私にはあまり馴染み深いものではなく、物語や空想の海のほうが親しさを感じます。
明け方の夢で、海の底を歩く夢もよく見ます。
不思議な海に、光る石。
なんだか想像が膨らむ光景を創るのは楽しい作業です。

全部で5つ、海底シリーズは作ったので、博物ふぇすに持っていくつもりでいます。



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by zabiena | 2014-07-27 21:47 | 鉱物ジオラマ | Trackback | Comments(2)

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夏休み、なかなか思うようにブログの更新に時間が取れずにいます。
本日も日付変更までぎりぎりになってしまいましたが、博物ふぇすはすぐそこなので、予告通りジオラマ瓶のご紹介をさせていただきます。



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鉱物ジオラマ瓶(薬瓶・小)「ずっとここで待っている」

鉱物:インド産ルビー(強蛍光・接着)
イリノイ州産蛍石八面体

瓶サイズ:直径約4cm(口径約2.5㎝) 高さ約8.5cm(蓋部分含む)


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インド産の母岩付きルビーはCafe SAYAにて購入したものです。
(基本的にCafe SAYAで購入して作品に使用している鉱物は、その旨店主のSAYAさんに了承を得て使用しております)
UVライトで派手なピンクに蛍光するのですが、本日手持ちのUVライトが故障しておりまして…蛍光の写真はありません。
いずれ、販売までに間に合えば追記として載せるかもしれません。
またこちらは制作の過程で、母岩から一度ルビーの粒がひとつ、はがれてしまったので元あった位置に接着してあります。
どうしても自然の状態が良い!接着なんてもってのほか!!という方にはおすすめしません。

イリノイ州産蛍石八面体は海外から輸入したものの中で、特別形と色と透明度が優れていたものを使用しています。
海外から購入する場合は重さで買うので、こういったものは実は希少で高価です。
もったいないので、いずれ飽きてしまったら水でふやかせば取れるように、水溶性の接着剤で固定して、フィギュアも剥がれるようになっています。が、蓋を閉めておく分には剥がれることはまずないと思います。



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フィギュアはドイツ・プライザー社製Nゲージサイズの腰掛ける修道女。
ピンセットでつまむような大きさですが、繊細な作りです。
何かを待っているような、物憂げな印象ですね。


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こちらも、蓋は接着しておりませんので上から覗けます。
もし、イリノイの蛍石を取り出したい場合は、水に浸しておけばふやけて外せると思います。



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鉱物ジオラマ瓶(薬瓶・小)「慟哭」

鉱物:イギリス ロジャリー産蛍石(蛍光)
瓶サイズ:直径約4cm(口径約2.5㎝) 高さ約8.5cm(蓋部分含む)


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イギリスのロジャリー鉱山で採れる強蛍光の蛍石は、太陽光でもうっすらと青く蛍光するので有名ですが、こちらはそこまで顕著な蛍光ではなく、UVライトでその傾向が確認できるものです。
が、やはり蛍光は強く、はっきりと確認できる・・・のですがこちらも画像はありません。
いずれライトが治りましたら画像を追記・・・できるといいなと思っています(博物フェスまでに間に合わず、なおかつ売れてしまったら追記できませんが)。

この青い光、なんとも霊的な印象で、私はパワーストーン云々には興味が無いのですが、神秘的なその姿には惚れ惚れします。


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フィギュアはプライザー社製HOゲージサイズの葬列の参列者から、慰めあう男女。
老紳士と、その奥方なのでしょうか。
なんとも、物語を感じさせるフィギュアです。



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こちらも上から覗けます。
UVライトを当てる際、上から当てるとなんとも不思議な光景になります(画像はないですけども…)。




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博物ふぇすまであと僅かなのですが、現在当日のディスプレイを色々考えつつ、持っていける量について考え直し中です。
あまりたくさんはもっていけないので、現在完成中のものでも、あえて持っていかないものも出ると思います。
博物ふぇす自体の申し込みが、お声を掛けていただいたのがだいぶ締め切りギリギリだったので、ブースを選ぶ余裕がなく、仕方ないのですが、やはり残念です。

…が、本日とても嬉しいお誘いを頂きました。
実現はできるかどうか…私の現在の環境を鑑みると難しいところなのですが、前向きにあれこれと考えていきたいと思っています。

真面目に焦らず、できることを誠実にこなしていきたいな・・・などと考えています。
まずは博物ふぇすに全力投球したいと思います。

どうぞよろしくお願いいたします。


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by zabiena | 2014-07-26 23:23 | 鉱物ジオラマ | Trackback | Comments(0)

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快晴の夏日、太陽が燦々と降り注ぐ炎天下、すっかり日に焼けてしまいました。
まあそれも、夏の醍醐味なのかもしれませんね。

さて、本日は久しぶりに鉱物ジオラマ瓶のご紹介です。



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鉱物ジオラマ瓶(薬瓶・小)「墓碑」

鉱物:中国・四川省産水晶群晶
瓶サイズ:直径約4cm(口径約2.5㎝) 高さ約8.5cm(蓋部分含む)




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久しぶりの鉱物ジオラマ瓶は、中国産の小さな水晶群晶です。
サイズ的にはミニミニサイズなのですが、形のバランスの良い、雰囲気のある標本を使ってみました。
中国産ではありますが、透明度も高く、またダメージも少ない、とても美しい石です。
いかにも水晶らしい、といった感じで清涼感があります。


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フィギュアはプライザー社製Nゲージサイズのプロテスタントの葬列から、十字架を掲げる青年です。
プライザー者はドイツのメーカーなので、葬列にも二種類がありまして、こちらはプロテスタントですが、他にカトリックの葬列もあり、衣装が違います。十字架の意匠も凝っていますね。
Nゲージサイズなのでピンセットでつまむようなとてもとても小さなフィギュアで、瓶の中では目立ちません。
が、あえて草叢に埋もれるように配置したら、巨大な水晶の墓碑に寄り添っているような感じになりました。

陰鬱なような、それでいて静謐な、不思議な光景です。



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蓋は接着してありませんので、外れます。
外して中の様子を覗くのも、なかなか楽しいです。



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本日は仕上がっている作品もまだまだあるのですが、お一つのみのご紹介です。
明日は、画像に写っている残りの2つをご紹介いたします。




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by zabiena | 2014-07-25 19:19 | 鉱物ジオラマ | Trackback | Comments(0)

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博物ふぇすに向けての制作の傍ら、あれやこれやと毎日、新しい試みは続けています。
そんなわけで、博物ふぇすまであと僅かですが、本日は試作品のご紹介をさせていただきますね。



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鉱物スノーグローブ(S)「イリノイ州産八面体蛍石」

鉱物:イリノイ州産八面体蛍石(Cave in Rock,Hardin country,Illinois,USA)
サイズ:高さ約6.5cm,ドーム直径約45mm高さ約6.5㎝  ドーム直径約45㎜



幼い頃父に連れられて行った府中・郷土の森博物館のミュージアムショップで、父にねだって蛍石の八面体のマイクロマウント標本を買ってもらいました。

通りすがりの学芸員さんが「蛍石はね、光る石なんだよ」と言いました。
その一言で、小さな標本ケースに入った八面体の石は魔法の道具のように思えました。

幼い私はそれが人の手によって割られたものであることは知りませんでしたし、光らない蛍石もある、ということも知りませんでしたが、光る八面体の蛍石は私の夢の中に何度も出てきました。
以来ずっと蛍石に魅せられ続けています。

そんな積もりも積もった30年あまりの思いもあり、イリノイ州産の蛍石をスノーグローブやスノードームに入れる試みは、スノードームを作り始めた当初からずっと行ってきているのですが、八面体、特にイリノイ州産のものは表面が滑らかで接着剤が剥がれやすく、実用に向かないと判断していました。


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…が、今回の博物ふぇすてぃばる!では八面体の展示をすることもあり、それに合わせてどうしても、時計荘のメイン創作物であるスノーグローブに私が一番愛するイリノイの八面体蛍石を入れたものを作りたくなりました。


なので、あえて今回は接着を一切せず、激しくシェイクしない設定のスノーグローブを数個、制作してみました。
今回は数を使うので八面体蛍石は私の割ったものではなく、イリノイの職人さんが割ったものなので、形はとても綺麗です。(その分、原価は高いですが…)



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…のですが。
オイル封入ですとイリノイの美しい色が飛んでしまうし、水封入ですとカビの発生が怖い…というわけで、今回はあれこれ混ぜたものを使った試作品、ということになりました。

粘度が非常に高く、水性なので万が一漏れてもオイルよりは被害が少なく、また人体にも無害な工業用ポリビニールアルコール(PVA、つまり洗濯のりと同じ成分のもの)他、防腐剤や界面活性剤、今までのノウハウを元にいろいろ混ぜてあります。カビの発生は水よりも確率が少ないと思います。ちなみに私が一年前に作った、洗濯のりで封入してあるスノードームはほとんどカビが発生していません。

…が、あまり自信はないのです。

この配合のもので経過を1年以上見ないことには、なんとも言えないので…なのであくまで「試作品」です。
これから液体が曇ったりすることもあると思いますし、いずれにせよ最終的にはスノードームは劣化していきます。

中の蛍石にはほとんど影響はないとおもいますので、最終的に劣化してしまったら中身を出して(中身の出し方は簡単で、木の台座をぬるま湯で温めるとグルーが溶けますので、台座をひねるようにして外すと、ゴムキャップがありますから、それを外すだけです。ただし、ガラスは非常に割れやすく危険な薄いガラスなので、怪我には十分お気をつけ下さい)よく水洗いすれば、八面体蛍石自体は通常の状態と変わらない状態を保っていると思います。



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封入物には何種類か、バリエーションがあります。
上の画像は八面体の他、イリノイ州産蛍石の細かな欠片(ほとんど粉です)と蓄光セラミックを入れてあります。



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蓄光セラミックの蛍光はかすかですが、舞う様子はなかなか素敵で、液体の透明度も高いです。



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こちらは八面体蛍石のほか、蓄光セラミックの粒と、ウランガラスの欠片入り。
こちらも比較的、液体は綺麗です。
ウランガラスはUVライトで黄緑に蛍光します。



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こちらは、蛍石の他、インド産の雲母薄片を入れてみたもの。
液体がかなり濁ってしまいました。
オイルでは透過するのですが、この溶液では濁りが出てしまうようです。
が、曇っているだけでカビや劣化ではないので、あえてこのままにしてみました。
霞んだ中に雲母がきらめき、蛍石の色合いが透ける様子が不思議です。



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ちなみに、どのスノーグローブも小さな球体で、ぎっっちり詰め込んでみるのも考えましたが、単価がすごいことになってしまうので…今回は各10個ずつ、色合いが平等になるように詰めてあります。
八面体が10個…というのは結構、贅沢な話です。

液体の粘度が非常に高いので(オイルよりずっと高いです)、揺すってみても蛍石は激しく転がったりはしませんが、あまり激しくシェイクすると角がぶつかり合って欠けてしまう可能性があります。
ゆっくりと揺すってみる、というような楽しみ方をしていただくのが良いかと思います。




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とりあえずは5つ、サービス価格で(と言っても個々の原価がかなり高いのでお安いものではないのですが、ほぼ原価、手間賃なしで)博物ふぇすてぃばる限定でお出しいたします。
あくまでサービス価格の試作品ですので…ご理解いただける方にのみ、お譲りいたします。
今後も改良は続けていきますので、完成形はまだ先…ということはこちらはサンプルセールみたいなものですね。

そんな曖昧な話で申し訳無いですが、どうぞよろしくお願いいたします。




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by zabiena | 2014-07-24 21:37 | スノードーム | Trackback | Comments(2)


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先日、Twitterのほうで呟いたのですが、NHK BSプレミアムの番組「プレミアムアーカイブス」にて、あの有名なナイカの巨大結晶洞窟の番組が再放送されました。
見逃した!という方にも朗報です。日付では明日(7月24日)ですが、今晩0時45分よりまた、再放送があります。
深夜ですが、鉱物が好きな方なら、興奮すること請け合い、素晴らしい番組ですのでぜひ録画なさってご覧になってください。

私はこの放送自体はすでに何度か見たことがあったのですが、16日の放送でも本当に、感動しました。
その時の感動のままに、こんな鉱物スノーグローブを作りました。



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鉱物スノーグローブ(黒・M)「ナイカ」

鉱物:中国四川省産水晶群晶
Sichuan,China )

インド産雲母薄片(加熱処理)

サイズ:高さ約11.5㎝、ドーム直径約85mm



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ナイカの結晶洞窟の巨大結晶は石膏なのですが、石膏はもろく、またオイルに封入するのに不安があったため、今回は水晶の群晶を使って探検の様子をスノーグローブの中に封じ込めてみました。

実際、あのナイカの巨大洞窟探検の映像はまるで「明け方の夢で見た気のする光景」そのもので、幻想的でもあり、けれどどこか悪夢的でもあり(超高温・高湿度なので実際、重装備でないと肺に水がたまって死に至ります)、人の子の創るものはやはり、自然にはかなわないのだ、と思えてしまうのですが、一般人は入れない、数年後には水に沈んでしまう、となると夢は膨らみ、こういったものを作りたくなります。

今回使った水晶は中国四川省産ですが、透明度は高く、群晶の形も美しいものを選びました。
アーカンソーやコリントのものと比べて人気はありませんが、中国産の群晶はスノーグローブに入れるにはちょうどよい大きさのものがよく手に入ります。
念入りにクリーニングはしましたが、砂は少し残っています。
いずれ、少しオイルに溶け出すかもしれません。



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フィギュアはプライザー社製Nゲージサイズの「鉱夫」です。
探検家、といった装いのフィギュアですが、「鉱夫」とあるのでドイツの方の鉱夫に対するイメージはこういう感じなのかもしれません。

実際のナイカの巨大洞窟は超高温・高湿度で、生身の人が入れる状態ではありません。
番組でも紹介されていますが、特殊な装備なしでは5分と持たないと言われています。
…が、「防護服」のフィギュアも合わせてみましたが、それではやはり風情がいまいち・・・だったのでこちらを使ってみました。



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今回、スノーフレークとインド産雲母薄片の他に青いつぶつぶが入っていますが、これは蓄光セラミックの粒です。
派手な蛍光ではありませんが、紫外線で蛍光する…のですが、実は今、私の手持ちのUVライトが壊れていまして、撮影はできませんでした。
ただ、色合い的にもきれいなので入れてある、という程度です。


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振ってみたところ。
蓄光セラミックも結構軽いので、少しだけ舞ったりしますが、基本は雲母がキラキラと舞ってスノーフレークが降る、という感じです。








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決して、立ち入ることのできないあの結晶洞窟。
数年後には水没し、再び姿を消してしまう、幻の巨大結晶。
まさに、夢に出てきそうなあの場所を、封じ込めた作品です。



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BS放送を見られる環境のある方は、ぜひ、番組をご覧になってくださいね。
絶対に、感動すると思います。



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by zabiena | 2014-07-23 21:38 | スノードーム | Trackback | Comments(2)


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昨日・一昨日は都合によりお休みを致しましたが、本日はまた、鉱物スノーグローブのご紹介をさせていただきます。




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鉱物スノーグローブ(黒・M)「グランド・ジャット島」

鉱物:チベット産紫水晶
(Xizang,China (Tibet) )

ブラジル産アメジストさざれ(研磨加工有)
インド産雲母薄片(加熱処理)

サイズ:高さ約11.5㎝、ドーム直径約85mm


先日ご紹介した鉱物スノーグローブ「白昼夢」(ご紹介記事はこちら)と同じチベット産の愛らしい形の紫水晶を使ったスノーグローブです。
この紫水晶はけぶるような、夢見るような霞んだ独特の色合いなので、今回は少しロマンティックな感じに仕立ててみました。



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この紫水晶はいつもお世話になっているlucioliteminerals(以前の紹介記事はこちら)さんにスノードーム用にと探していただいたものです。
この紫水晶自体は水洗い程度で、酸などによる処理は行っていません。
なので、少しばかり茶色い部分や白い砂のような部分が残っています。
完璧にきれいにつるつるに…とするよりは敢えて、残してみました。

もともとの状態ではフロストがかかったような、スリ硝子状の部分もあるのですが、オイルに封入してあるので透明に見えます。
このあたりはオイル封入ならではの楽しみです。



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ぼうっと紫の色合いが霞んで見える水晶の群晶の上に、1900年代のご婦人が腰かけています。
こちらのフィギュアはプライザー社製の1900年代シリーズの中の「腰かける老婦人」。
プライザー社はドイツのメーカーですが、プライザー、メルテン、ファーラーなどの外国の鉄道模型メーカーからは、1900年代の風景を作るキットなどが多く発売されています。
この辺りは街並みが古く、石造建築の多い欧州ならではの趣味ですね。
ただ…現代ものに比べて高価なのでこういうシリーズで模型を組むと相当お金がかかってしまうので、日本ではあまりメジャーではなく、日本ではあまり取り扱いがないのですが、今回は馴染みのお店にプライザー社から直接、取り寄せてもらいました。



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羽根飾りのついた大きな帽子と、時代がかったドレス。
プライザー社はドイツのメーカーですが、1900年代というと、ビクトリア朝が終わってエドワード朝が始まり、ベル・エポックの時代ですね。
個人的には、この時代の衣服がとても好きです。
もちろん、現代では実用性に欠けますし、肥満中年の私には到底似合わないので観賞するのみではありますが、なんとも物語を感じさせます。
プライザー社はとても精巧にフィギュアを制作していますので、こうしたシリーズの人形を鑑賞するだけでも楽しかったりします。


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封入した鉱物はブラジル産のアメジストのさざれと、インド産の雲母薄片。それと、模造パールとスノーフレークを入れてあります。
さざれは研磨加工してあるものですが、結構多めに入っています。



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振ってみたところ。
なんとも、エレガントな雰囲気になりました。
雪の降る中、彼女はいったい、どんな思いに浸っているのでしょう。



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きらめく雲母がアメシストに降り積もるさまも、なかなか素敵です。

ちなみに、題名の「グランド・ジャット島」はスーラの名画「グランド・ジャット島の日曜の午後」から拝借しました。
けぶるような雰囲気が、スーラの絵を連想させます。
が、厳密にはスーラは1800年代終わりごろの画家なので、少しだけ時代はずれてますね。
そのへんは、あくまで「明け方の夢で見たような光景」の世界だと思って下されば幸いです。



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はっ!!と気づけば博物ふぇすはもうすぐそこ。
なのですが。

ここにきて重大なミスに…気づいてしまいました…

バカとしか言いようがないのですが、博物ふぇすはSブースしか申し込めなかったため、デザフェスよりも展示できるスペースが狭い…ということをすっかり忘れておりました…

しかも販売ブースは学問からエンタメ!なる企画に参加が条件なので、さらにスペースを削られ…と考えると、4分の1くらいのものしか持って行けません。

これから少し、絞ろうと思います。
スノーグローブとガラス管は優先的にすべて、持って行きますが、その他の鉱物ガラスドーム・鉱物ジオラマ瓶については、新作はすでに出来上がっているのですが、すべて持って行くことは不可能なので、デザフェスに持ち込んだもので在庫があるものを優先します。
並べきれない分はバックヤード保管分として、スペースが空き次第、補充する感じになると思います。


駆け出しの不慣れさと、私の不注意でこうしたミスをしてしまい、大変ご迷惑をおかけし申し判りません。

また、後日はっきり決まったら、アナウンスしたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。





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by zabiena | 2014-07-22 21:57 | スノードーム | Trackback | Comments(4)