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ご報告が遅れましたが、博物ふぇすてぃばる!にてエントリーしておりました「ガクモンからエンタメ!」では時計荘は一日のみ出展枠(2日間両日出展枠の方々とは別のエントリーとなっております)にもかかわらず、合計11票のご投票をいただきまして、見事順位発表に掲載されることができました。
当日当ブースへお立ち寄りくださった方々、ご投票くださった方々には深く深く、御礼申し上げます。
誠にありがとうございました。

来年の博物ふぇすてぃばる!に参加できるかどうかは…諸事情により正直微妙なところではあるのですが、これを励みに今後の催事におきましてもますます精進させていただきたいと存じます。
今後とも、時計荘の活動を暖かく見守ってくださいますよう、どうぞよろしくお願い申し上げます。


・・・・・・・



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2,3か月に一度の頻度で訪れている、東十条の不思議なカフェ、Cafe SAYAへ。
今回は蛍石八面体劈開ワークショップの参加をしてきました。
実は劈開ワークショップは二回目の参加です。
(一回目の参加記事はこちら

このワークショップは大変人気が高いようなので、2回目の参加は初めての方を押しのけての予約にならないよう…と思い、予約開始から1日経った時点でしたので、今回は最終回の5時~6時半の回でした(私は1回目の回に予約を入れることが多いので、これは結構イレギュラーです)。
が、その結果、ずっとお会いしたかったpatati patataのくつ箱さんとお会いするという嬉しい偶然も…。

この回も満席の大盛況でした。やはり、八面体の吸引力はすごいですね。


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当日は「ルーチカ的博物學のススメ」と題されたディスプレイがお店の一角にしつらえてありました。
博物趣味の人間にとってはたまらない小道具の数々…ですが、個人的に気になったのはこれ。



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ちょっとわかりにくいのですが…500円硬貨くらいの大きさの、薄型LEDライトです。

今まで鉱物を観察するために下からのライトアップは今までIKEAで購入した黒縁のLEDライトを使っていました。
趣味で鉱物を見て楽しむ時間は私にとって非常に大切な時間なので、小道具にも大いにこだわって美しい時を楽しみたいのですが、意外にこうしたものでシンプルで邪魔にならないデザインのものは少なく、IKEAのものも探しに探して…と選んだものです。
が、元の用途はクロゼットなどにつけるライトですから、表面がわずかながら球面になっており、繊細な標本を載せるときは少し注意が必要でした。

そんな事情があって、ディスプレイされていたこのコイン型LEDライトのこのシンプルさは使い勝手がよさそう…と見ていたのですが、店主のSAYAさんから、後日きらら舎(Cafe SAYAのネット通販)にアップするよ、とのご紹介が。
本日より販売されている模様です。(サイトはこちら、きらら舎のブログでの紹介記事はこちら
私も早速購入しましたので、またいずれご紹介しますね。
なお、こちらのコインライトは電球色のため、白熱灯下でカラーチェンジするニューメキシコ州産蛍石などの変色を観察できるようです。逆に、そういった効果が気になる方には向かないかもしれません。



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さて、本日のソーダ…。
スペシャルメニューで「時計草」があるとのこと!
さっそくオーダーしました。

我が家では今年、時計草の実は不作で、あの酸っぱいソーダは今年は味わえていませんでしたが、思わぬところでパッションフルーツの甘いソーダを味わえました。


ソーダを飲みながら、劈開に沿って蛍石を割っていきます…。



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私が割った蛍石たち…。
イリノイ州産と中国産です。ニッパーで割っていったのですが、いびつですね…。

今回はかけらから八面体を割り出すのではなく、いびつな八面体を利用してさらに小さな八面体を割り出すワークショップでした。

近頃は自宅でも劈開割りを練習しているのですが、主に私が使っているのは鏨なので、ニッパーで割っていくのはなかなか難しかったです。
が、カフェでほかの方々と向き合って割るのであれば鏨は破片がかなり飛ぶので危険(まして飲食物などがテーブルにある状態では厳しいかもしれません)ですし、テーブルや自身の指を傷つけることもありますので、向かないのかもしれません。

個人的には入門編はニッパーで始めるのが良いかと思います。少ない力で割れますし…。
ただ、ニッパーで割る場合はやはり、中国産などの劈開がそろっていない産地のものは性格には割りにくいかもしれません。
イリノイなどのきれいに劈開に沿って割れやすい産地のものはペンチで十分、楽しく作業ができると思います。
まあでも…そのイリノイの塊やかけらを入手するのがなかなか厳しいわけですが…。

確実なのは、こうしたワークショップに参加して、劈開割りをしたことのある人にコツを目の前で教わるのが一番でしょう。
私も頭の中で図形の展開などできないタイプなので、小冊子の図入り説明はとても分かりやすいと思いました。
慣れればどこに刃を入れればいいのかはすぐつかめるようになると思います。

ちなみに、今回も割った石を入れる瓶と、リーフレットがセットとなっており、持ち帰ることができました。
こういった小道具も、嬉しいですね。



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カフェにはイリノイやニューメキシコの八面体も売られていました。
イリノイのものはSAYAさんが割られたものだとのこと。
あれだけの数を割るのは大変だと思います。さすがですね。



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個人的に勉強になったのはやはり、SAYAさんの蛍石についてのお話でした。

このところ私もイリノイ産蛍石の塊をひたすら割っていたりするのですが、その中に蛍光するものが含まれていて、その蛍光についてあれやこれやとお話を伺いました。
石自体が青白く光るのは間違いなく蛍石自体の蛍光で、不純物による蛍光についてはまだ、調査中なのだとか。
蛍光する蛍石自体はほかの産地のものもありますが、八面体で、となると中国湖南省かイリノイ州産か、というところとなるわけで、そうなると断然、通常の状態がすきとおって色とりどりのイリノイに軍配が上がりますね。

私のほうでも蛍光するイリノイ州産蛍石はそれほど手持ちが多いわけではありませんが、今後作品に使えるようなレベルの八面体に整形できるよう、腕を磨こうと思った次第です。
塊自体ではまったく標本としては価値のない、見た目にも美しいとはいいがたい蛍石が、八面体になった途端に美しく幻想的な姿を見せるのはまったくもって不思議で感動的ですね。
いずれ、その蛍光も、ブログにてご紹介しようと思っています。


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話し込んでいて今回、写真をあまり撮れませんでしたが…
今後の制作活動に十分生かせるような素敵なお話を伺って、大満足の「おひとりさま時間」でした。

Cafe SAYAは小さなお店ですので、訪れる際には予約をされたほうが安心です(満席でもお買い物のみはできるようですが、食事・ワークショップのためには予約が必須です)。
明日土曜日は夏休み最後のカフェ営業日で、本日23:00pm現在まだ1席のみ空席がある模様です。
お時間のある方はこの夏最後の思い出に、ぜひ。



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by zabiena | 2014-08-29 22:59 | 鉱物 | Trackback | Comments(0)

先日、鉱物barへ赴いた際、フジイキョウコさんのご紹介にてnoir lapinさん(Twitterアカウント→noir_lapin)という方とお会いすることができました。
そして…世にも素晴らしいものを拝見してしまいました。

こちらは本当に私の拙い文章など邪魔になってしまうような素敵な作品ですので、実物の素晴らしさには遠く及びもしませんが、当ブログの読者諸兄にもぜひともその素晴らしさをお伝えしたく…、まずはこちらの、ご本人が撮影された動画をご覧ください。










お分かりになりますでしょうか。
蛍光鉱物を観察するための箱ですが、なんとも抒情的で泣きたくなるほど美しい、素敵な作品です。

古びた木箱の中に蛍光鉱物を入れスイッチを入れると、ブラックライトが点灯し、オルゴールとともにゆっくりと回転します。
その姿をそのまま眺めても素敵ですが、なにより、ふたを閉めてレンズからそっと覗いた時の、その美しい光景…。
実物を拝見して息がとまるほど、泣きたくなるほど、感動しました。
やはり石は、自然は、人の子の手の届かない神の領域の芸術です。
そしてそれを美しいと感じ、礼賛し、憧れと尊敬をもって、身近で愛おしむ人の心の、なんと切なく優しいことか。
こういったものを、労を惜しまず作る人がいる、ということにも、感動してしまいました。

noir lapinさんは本業をほかにお持ちの方で、こういった作品を専門に製作・販売しているクリエイターさんではありません。
だからこそ純粋に鉱物を愛し、その美しい姿を眺めていたいという、切なる思いがこんなに素敵な形となったのかと個人的には思います。
営利的な目的では決して到達することのできない、物に対する愛情や憧れに満ちた、素敵な作品です。

実際、この作品を作り上げるまでにかかる労力、加工に耐える資材の調達などを考えると、なかなか商売にはできない、とのこと。
それはそうだろうなあ…と、まったくもって割に合わない鉱物スノーグローブ作りに血道を上げる鉱物好きとしては、深く頷いた次第でした。(本当はスノーグローブだけ延々と作っていたくても、やればやるほど赤字が膨らむので他のものも作り始めたという経緯が私にもあります…今では他の物も作るのは大変、楽しくやりがいがありますが…)


そんなわけで、こんなにも素敵で、ぜひとも欲しい!!!と熱望する人が続出するであろう素敵な作品ですが、今は販売の予定などはめどが立たないそうです。
物欲の権化の私としてはかなり惜しくもありますが…一度でもその姿を拝めただけでもとても幸運です。
が、また同時に、その姿をしばし記憶にとどめておきたくて、カメラの腕のない私の撮影では魅力がお伝えしきれないのは重々承知ですが、何枚か撮影をお願いし、ブログへの掲載とご紹介の許可をいただきました。



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この状態ですでに、素敵です。
外側の箱は古い顕微鏡の箱に手を入れたものだそうです。
時を経たものだけが持つ、しんとした佇まいが、物語を予感させます。

中を覗くレンズから漏れ光る紫外線も神秘的ですね。



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こちらはふたを開けて蛍光鉱物を入れたところ。
鉱物は上がロジャリー産の母岩付蛍石、下がオイル入り水晶。
どちらもnoir lapinさん所有の鉱物です。

中には黒い背景に蛍光塗料の星が描かれており…ねじを巻くとオルゴールの曲とともにゆっくりと台座が回転します。
曲は「星に願いを」。
胸が締め付けられるような、切なく美しい光景です。
こんなものを眺めながら夜、眠りについたらさぞかし、素敵な夢が見られることでしょう。
いつまでもいつまでも、眺めていたくなります。

この美しさを見てしまうと…この日鉱物barにて自分の購入した鉱物を入れてみたくなり…noir lapinさんのご厚意により、私の購入した透石膏と玉滴石も入れて撮影させていただきました。




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まずは砂時計構造の蛍光する透石膏。
こちらは蛍光する部分がまるで砂時計のように対称形です。
この不思議な蛍光と、この蛍光鉱物観察箱の物語性はとても似合う気がします。



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こちらは玉滴石。
水の湧き出る泉のような石で、透明な部分が淡く蛍光します。
…こちらは、うまく撮影できなかったのですがレンズから除いた時の美しさに息を飲みました。

もちろんこの石自体も魅力的な存在ではあります。
が、ただブラックライトの下にこの石を置いただけでは、ここまでの感動はなかったことでしょう。
自宅で蛍光鉱物を観察するときというのは、夜寝る前に枕もとでライトをつけてみる、程度だったのですが…この作品の中に鉱物を置いた瞬間、それは「鉱物標本」の域を遠く離れた一つの物語へと昇華します。
もちろん、鉱物標本の観察としても「暗いところで紫外線を当て、全方向から観察できる」という、理にかなった環境ではあるわけで、そのあたりにもnoir lapinさんの鉱物に対する愛を感じますね。



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(鉱物barのオリジナルカクテルたちと共に)




ものづくりや芸術とは、何も一部の職人たちや商業的に成り立っているプロのアーティストたちだけのものではないはずです。
美を深く追求し、手を抜かず一切の妥協をせず、愛と敬意をもって一つの作品を作り上げるというのは、まぎれもなく一つの芸術であるわけで、それが商用利用できるかどうかはまた別のお話です。

noir lapinさんの卓越したセンスと、たゆまぬ努力と探求心に、心からの喝采を送るとともに、これからのご活躍にも大いに期待したいところです。

また、こういった機会を下さったフジイキョウコさんに心から感謝するとともに、石を楽しむということを開拓し続けるラボラトリ、鉱物アソビの活動に今後もますます注目していきたいと思った、そんな素敵な夜でした。

鉱物を愛する人たちが一堂に会する不思議なbarではやはり、不思議な魔法の夜を過ごせるものなのかもしれませんが、あの日私にかけられた魔法が解けるにはまだまだ、時間がかかりそうです。




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by zabiena | 2014-08-26 22:41 | 鉱物 | Trackback | Comments(0)

鉱物bar「結晶実験室」へ

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ギャラリーみずのそら公式サイトより)


昨夜は鉱物barに行ってまいりました。
今年は、初めて夜に伺ってきました。

下戸なのにbar…というのも少し気が引けるところはありますが、私同様下戸の方々、ご安心を。
鉱物barにはお茶やソフトドリンクのメニューも有りますので、下戸でも楽しく過ごすことが出来ました。



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今年のテーマは「結晶実験室」。
ギャラリーのドアを開けると、そこには早速、人口結晶が生成中のガラス瓶が。




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「鉱物アソビ」の中でも小林健二氏の結晶育成キットが紹介されていましたが、やはりこうした雰囲気の中で見るととても素敵です。
個人的には結晶を「育成」するという表記に愛を感じますね。
静かな夜、どこかのbarで音もなく育っていく結晶…まるで物語の中からそっくり抜け出してきたかのようです。

ちなみに、鉱物barでは繊細な標本等を保護するため、会場内での撮影は一切禁止ですが、この入口スペースと、カフェ(bar)スペースのみは撮影が可能です。
この夜の思い出をそっと持ち帰る気持ちで撮影をしました。


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なお、今回の展示には、年末の催事に続き照明に堤純一氏(ブログ→こちら、Twitter→@ovejanegrojp)が協力しており、独特の雰囲気を醸し出しています。
まさに、「鉱物アソビ」の本の冒頭の「鉱物雑貨舗」の世界そのままですね。

会場内には一つ一つの鉱物が美しく見られるアレンジでディスプレイしてあり、それらの鉱物や、理科硝子や白熱灯の並ぶ空間そのものを楽しむようにできています。
この独特の感性、そして勇気ある開拓精神とあふれるアイデアに、いつもながら脱帽します。

勿論、鉱物蒐集自体は目新しい趣味ではありませんが、鉱物をコーディネートする、という発想自体が、フジイさん以前にはなかったものだと思います。
「正しく保存する」「分類を正確に」「鉱物の特徴がわかるように展示」といった、学術的な意味合いでのみの展示だけにとどまらず、鉱物を所有し、飾ることに楽しみや喜びを見出そうとする動き。
これは自身が鉱物を愛し、身近で楽しむことを自然にしてきた方にしかできない発想では、と思いますし、そういう思い入れに少なからず身に覚えのある、鉱物を愛する方々がこの鉱物barを毎年、楽しみに訪れているのでしょう。

(注:鉱物barの照明は白熱灯にこだわっているのではなく、展示空間やテーマにあわせた演出であるとのフジイさんからのご連絡をうけ、加筆修正させていただきました。
 誤解を招くような記事を掲載してしまいましたこと、大変申し訳なくお詫び申し上げます)


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さて、会場内は撮影が禁止ですので…残念ながら私の拙い文章力ではうまくお伝えできなくて申し訳ないのですが、今回は理化硝子が大変充実しており、実験室の雰囲気が非常に良く出ていました。
私は…秤量瓶や三角フラスコなどを鉱物ジオラマ用に購入しました(使用・販売許可はとってあります)。
理化硝子を実際に吹いて作っていらっしゃったHARRYSさんが在廊しており、お話を大変興味深く拝聴することができたのも、嬉しい収穫でした。イリノイの蛍石を内包し、晶洞をイメージした繊細で素敵な指輪の受注もしていらっしゃいましたが…さすがにガラスの指輪はハードルが高く…泣く泣く諦めたのでした。

勿論鉱物に関しても、フジイキョウコさんの買い付けていらっしゃった鉱物は毎回とても「佇まいに雰囲気のある」石ばかりで拝見するたびにため息が出ます。…もちろん物欲も大変刺激されてしまい…散財してしまいました。

購入した鉱物は後ほど、またご紹介したいと思います。



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結晶実験室、のテーマに沿って、今回はbarのほうで鉱物にちなんだカクテル(フジイさんオリジナルとのこと)をいただくことができますが、そのサンプルが試験管に入れられてテーブルにディスプレイされていました。
鉱物は会場で私が購入した玉滴石と蛍石です。こちらでは撮影が可能なので、購入した鉱物で素敵な写真を撮ることもできます。




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残念ながら下戸の身なので…美しいカクテルやお酒を横目で見つつ…なのさん作の涼菓に合う冷茶を注文しました。



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お菓子はすももの水まんじゅう。
見た目も涼しく、あっさりとした白あんはほっとする味でした。
鉱物を眺め、美しい涼菓をいただく。
美しい時間を過ごしていると、日々の生活の垢のことなど忘れてしまいます。



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barの片隅にはこんなお菓子も…
なのさん作のラムネは鎌倉でのイベント時に頂いたことがありますが、非常に上品で儚いお味だったことを思い出しました。
…が、素敵な時を過ごしていることに興奮してしまい、購入はすっかり忘れてました…不覚でした…




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暑い盛りですが、この静かな、美しい空間にいると外の世界のことをすっかり忘れてしまいます。

昨夜はまた…素晴らしい出会いがあり、素晴らしいものを拝見する僥倖に恵まれたのですが…長くなりますしこちらもぜひ、「ついで」ではなくきちんとご紹介したいのでまた、次の機会にご紹介したいと思います。



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鉱物アソビpresents 鉱物bar vol.7「結晶実験室」はギャラリーみずのそらにて31日まで(月・火休)。
…何度でも通いたい、と思える展示です。(お近くの方が、本当にうらやましい!!)





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by zabiena | 2014-08-23 10:42 | イベント・展覧会 | Trackback | Comments(2)





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イベントが終わって一段落。
という間も無く、次の催事のために発注していた資材や鉱物が届き始めています。
それを整形したりクリーニングしたり土台作りをしたりなど、地味な仕込み作業が続くのですが、本日は届いたばかりのニューメキシコ州産の蛍石(ラフカット)たちを、クリーニング・加工する前の記念撮影してまいりました。



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青い蛍石といえば、なんといってもイリノイ、そしてフランス、スペイン、最近では内モンゴル産のものなどが有名で、ニューメキシコ州産のものは一段落ちるようなイメージが有りますが、今回届いたのはニューメキシコ州でもよく流通しているブランチャード鉱山のものではなく、ガリーナ鉱山のもので、かなり青が濃いラフカットばかりです。




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なぜ、「クリーニング前」に記念撮影なのかといえば…こうして水に浸して撮影してみたかったから…。
この後、洗いなおして丁寧に汚れを取り、クリーニングをするので、その前のお遊びです。
あまりにも、青が濃くて素敵だったので、加工する前に記録しておきたかったのでした。



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夏の強い日差しの下なので、室内で見るとまた印象は異なるかもしれませんが、このように色が濃いラフカットはなかなか手に入りません。まあ…その分ニューメキシコ州産蛍石にしては大分お値段が張るのですが、それでも納得してしまうくらい、この青はたまりませんね。
手に入る時に買っておかなければ出会えないものなので、今回は博物ふぇすの売上をつぎ込んで頑張って仕入れてきました…。

これからの作品、大きさ的にはジオラマ瓶やジオラマ電球に使えるかな、と思っています。
スノーグローブに入れるには少し、小さいかもしれません(このクラスのものでスノーグローブに入れられるくらいのものとなると…お値段的にもだいぶ厳しいことになりそうです…)。


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以前ご紹介したイリノイの青い蛍石のラフカットよりも透明感は少し劣りますが、何しろ存在感が素晴らしいですね。
…劈開に沿って八面体に割ってみたい…とも思ったのですが、ここまで青いラフカットは手に入りづらい(逆に八面体は高いけれどお金さえあれば買えなくもない)ので、このまま使ってみようと思っています。


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さて、暑い暑い夏休みも後わずか。


…となれば、勿論あのイベントが気になります。



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イベントサイトより)


今年も、夏休み恒例のイベント「鉱物bar」が、例年通りGallery みずのそら(公式サイトはこちら)にて催されます。
鉱物barは「鉱物アソビ」「鉱物見タテ図鑑」の著者であるフジイキョウコさんが主宰するラボラトリエ「鉱物アソビ」のイベントで、今年で七回目を迎えます。


鉱物bar vol.7 「結晶実験室」
 2014,8,22(金)~31(日) 15:00~21:00(最終日20:00 月・火休)
 於 Galleryみずのそら(公式サイトはこちら




私は転勤族で妊娠出産を挟んだため、初期のイベントに入ったことがないのですが、千葉に越してきてようやく育児に余裕が出てきたここ2年ほどは毎回、楽しみに通っています。(昨年の紹介記事はこちらこちら
どうやら今年は理科硝子がたくさん展示・販売される様子で、理科趣味・博物趣味の方にはとても興味深いないようなのではと思います。
結晶実験室、との表題にはやはり、今年が世界結晶年であることも由来しているのでしょうか。
今からワクワクしています。

毎年、barであるのは承知しつつも、幼子を抱える身で夜は外出できなかったので、昼下がりに明るいテラスの脇の喫茶室でお茶と涼菓をいただきながら鉱物を眺めていたのですが、今年は夫の協力により初めて、バータイムに伺うことができそうです。
下戸の身では気分だけにはなりそうですが、今からとても、楽しみです。

石と理科硝子にご興味のある方はぜひ。



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by zabiena | 2014-08-20 22:51 | 鉱物 | Trackback | Comments(2)

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一週間のご無沙汰です。
本日は遅ればせながらご報告をさせていただきたいと思います。

兼ねてより告知の通り、去る8月9日(土)に科学技術館にて催された「博物ふぇすてぃばる!」に出展してまいりました。
(お気づきになった方もいらっしゃったようで当日も何度かお声をかけていただきましたが、実はこのチラシの右上と右脇中央にも、時計荘の作品が掲載されていました)

当日は台風接近の悪天候にも関わらず、会場は大盛況で、当ブースにもたくさんの方にお寄りいただきました。
本当に、ありがとうございました!
お礼が遅くなりましたが、本当に本当に嬉しかったです。


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画像は当日の設営直後の様子です。
今回は申し込みが最後のほうで、大きなブースはすでに完売していたため、デザフェスの3分の1程度のスペースでの設営となりました。


本当は壁をレンタルしておりまして、そこへAkiさん作の素晴らしい看板をかけるはずだったのですが…
想像以上に奥行きが狭く、また壁も足が前に出るタイプで、これを置いてしまうと梱包材がおけなくて…泣く泣く撤去しました。
次回イベントには必ず持っていく所存です。


また、当日はブースが出口付近だったためアナウンスが全く聞き取れず、いつ開場したのかもわかりませんで、当ブースに真っ先に来てくださった方が、お客様だと気づくまで時間がかかってしまい…なんだか対応もあたふたしてしまいました。
あの時、一番乗りできてくださり、作品をお買い上げくださったお客さま、本当に有難うございます!…対応が不適切で大変申し訳ありませんでした。次回はこのようなことがないよう、努めてまいります。


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今回、スペースに限りがあるため、最初に全ての作品を展示するのではなく、適宜補充する形でご紹介させていただきました。
たくさんの方に、笑顔で作品をご覧頂き、また多くのお客様に作品を購入していただき、感無量です。
中には当ブログやTwitterを御覧頂いているとお声をかけていただいた方々もいらっしゃって、本当に嬉しかったです。

ついつい、口が多くなってしまうたちなのですが、皆様笑顔でお話してくださって、とても楽しい一日でした。
本当に、ありがとうございました。




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博物ふぇすてぃばる!は今回が初回のイベントなのですが、物販をするブースには参加資格として、ガクモンからエンタメ!という企画への参加が義務付けられていました。

と、言っても浅学非才の身、学識があるわけでもないので、時計荘では簡単な解説とともに八面体蛍石を大量展示しました。
…が、ここでもまた、トラブル…。
当日の朝、手違いでニューメキシコ州産の青蛍石の瓶詰めを自宅に忘れてきてしまうという大失態を犯してしまいました。
そのため、展示はイリノイ州産、ドイツ産、中国産の3種となりました。

が、たくさんの方に見ていただけ、お客様と楽しくお話もさせて頂き、本当によい機会を得ました。
皆様丁寧に扱ってくださって、破損は一件もなく、とても気持ちよく過ごすことが出来ました。
お寄りいただきましたお客様、本当にありがとうございました。

(ちなみに、ガクモンからエンタメ!は人気投票があったようなのですが、その後どうなったかはまだ通知がないので…分かり次第またこちらのブログ・及びTwitterにて発表させていただきます。時計荘の展示に投票してくださった方々、ありがとうございます!!…一票も入っていない、ということはない…と思いたいです…^^;)




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今回、博物ふぇすてぃばる!の企画として行われた「博物総選挙」ですが、こちらへも「蛍石」を推薦しておりました。

勿論蛍石は鉱物蒐集家には人気の高い石ですが…、博物となると他に目立つ候補が沢山ありましたので、石は…どうだろう…と思っていたのですが、皆様の温かいご支援のもと、なんと40票獲得、27候補中8位と大健闘でした。
投票してくださった皆様、ありがとうございました!



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初めて開催されたイベントで、こちらも不慣れなこともあり、思うようにご案内できたとは言いがたいのですが、楽しく過ごさせていただいた、とても楽しい一日でした。
イベント終了後も、Twitterでたくさんの方にお声をかけていただいたり、作品をご紹介いただいたり…本当に、嬉しかったです。
心から、御礼申し上げます。
どうもありがとうございました!


(…と、本当なら、会場内は素敵なブースが目白押しだったので、少しでもご紹介したかったのですが…大変有難いことに当ブースもたくさんのお客様に来ていただき、開場を回ることが殆どできませんでした。が、お手洗い休憩の際に行ってきたブースもあるので、後日ご紹介いたしますね)

さて、次回イベントは11月8日(土)のデザインフェスタ…の予定だったのですが、その前に、もしかするともう一度、皆様に作品をお目にかける機会があるかもしれません。こちらはまたご案内ができる準備が整い次第、当ブログとTwitterにてアナウンスさせていただきますね。

それではこれからもどうぞ、よろしくお願い致します。




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さて、明日からはまた、通常通りの更新に戻ります。
…が、まだまだ長い夏休み(子供達の幼稚園の、です)の真っ最中…
実はまだ残務処理や次回イベント用作品の資材発注等が終わっていません…

事務作業・制作・資材発注と並行して毎日更新、というのは少し厳しいので、夏休み中は更新頻度が少し落ちると想いますが、3日以上更新ができない場合は予めご案内申し上げます。

どうぞよろしくご理解の程、お願い申し上げます。



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by zabiena | 2014-08-17 20:53 | イベント・展覧会 | Trackback | Comments(2)

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いよいよ博物ふぇすてぃばる!が目前に迫ってまいりました。
本日は博物ふぇす前最終の更新ですので、再度告知をさせていただきます。


博物ふぇすてぃばる! 8月9日(土)~(日) (注・時計荘の出店は土曜日のみです)
於 九段下 科学技術館
土曜日11:00~17:30
日曜日10:00~17:00

博物ふぇすてぃばる!公式サイトはこちら
科学技術館公式サイトはこちら

なお、入場には入館料として500円が必要です。


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「時計荘」 ブースNo 110 会場図はこちら
8月9日(土)のみ出展(日曜日は出展いたしませんのでご注意願います

当日は「学問からエンタメ!」にエントリーNo「110土」で「八面体劈開蛍石の大量展示」でエントリー、
博物総選挙は「蛍石八面体劈開標本」でエントリーしております。ぜひ、清き一票を…。


会場にて、皆様のお越しをお待ちしております。
お越しの際は、ぜひお声をお掛けください。
皆様にお会いできますことを、心から楽しみにしております!


(なお当日、時計荘のスタッフは二名、ボランティアで私の妹が応援に来ます。
肥満の青い太縁メガネが私です。席を外す際には戻る時間を伝えていきますので、
私が不在の場合でも妹の方に一言いただければ戻る時間をお知らせできます)



さて、それでは本日は鉱物ジオラマ瓶のご紹介です。



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鉱物ジオラマ瓶(薬瓶・小)「伝えなくては」

鉱物:ニューメキシコ州ビンガム産蛍石八面体劈開標本
アーカンソー州産水晶ポイント

瓶サイズ:直径約4cm(口径約2.5㎝) 高さ約8.5cm(蓋部分含む)



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ニューメキシコ州ビンガム・ブランチャード鉱山産の青い八面体劈開蛍石と、透明度の高いアーカンソー州産水晶ポイントを、海底の景色の中に配置しました。

海の青を凝縮したような、少し淡い(と言っても十分「青」ですが)青の蛍石は、正確な正八面体です。
水溶性の接着剤で接着してありますので、瓶ごと水に浸ければ2日ほどでダメージなく剥がすことができます(が、当然ジオラマとしては使用できなくなります)。


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アーカンソーの水晶は透明度が高く、また姿もダメージが少なく美しいものを2点。
小さいものになると扱いが雑になるのか、たいていは大量に同じ位の大きさのもので箱詰されてしまうので美しいまま輸入されるものは少数です。この個体も、重さで大量に買ったものなのですが、その中から、美しいものを選びとってみました。

水晶らしい成長線や条線が美しいですね。



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珊瑚は着色ではなく、天然のものです。
ワシントン条約以前のストックだそうで、現在は同じものは輸入できません。
枝ぶりもなかなか素敵な個体です。
なお、珊瑚に添えてあるウミウチワに見立てた赤い海藻のようなものは、アイスランドモスの乾燥ものを着色したもので、こちらは天然の色ではありません。

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フィギュアはドイツ・プライザー社製Nゲージサイズの神父。
時代がかかった大きなかばんを持ち、帽子をかぶっています。
宣教するための道のりを急いでいるようですが・・・いったい海底のどこに、教会はあるのでしょうね。




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こちらも、蓋は接着しておりませんので外して中をのぞくことができます。
海の中を覗くと、こんな光景が広がっている…涼しそうな夢ですね。




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さて、博物ふぇすに持っていくものはここまでで全てご紹介をしました。
(基本的に時計荘の作品は「全て、ブログに詳しい資材や注意点などを掲載し、解説している」ことを前提としており、サービスのうちと思っています)。

なお、博物ふぇす後の1週間は、棚卸し・在庫整理・残務処理のため更新をお休みさせていただきます。
Email、Twitterのほうは連絡がつくようにしてありますので、ご連絡事項のある方はそちらまでお願いいたします。
どうぞご理解の程、お願い申し上げます。


また、今後の予定についてですが、11月のデザインフェスタには土曜日のみ出展なのですが、その前にひとつ、10月中旬に催事に参加する予定ができそうです。こちらはまた、はっきりと内容が決まり次第、アナウンスさせていただきますね。

それでは今週土曜日、科学技術館内No110時計荘ブースにて皆様のお越しを心より、お待ち申し上げております。
お暑い盛りですので、皆様お体には十分お気をつけの上、お出かけくださいますよう。
(科学技術館内にはレストラン等あるそうですが、大変な混雑が予想されます。近くにコンビニなどもないそうなので、飲み物・食べ物等のご用意はご自身でされたほうがよろしいかと存じます。特にお飲み物は水分補給をしっかりできるよう、ご用意をお願い申し上げます)

どうぞよろしくお願い申し上げます。



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by zabiena | 2014-08-07 21:06 | 鉱物ジオラマ | Trackback | Comments(0)

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本日は少し時間がありませんので、駆け足で鉱物ジオラマ瓶をひとつ、ご紹介させていただきます。



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鉱物ジオラマ瓶(薬瓶・小)「家路」

鉱物:アーカンソー州産水晶ポイント

瓶サイズ:直径約4cm(口径約2.5㎝) 高さ約8.5cm(蓋部分含む)




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透明度の高い、姿の美しいアーカンソー州産の水晶ポイントを使って、どこか物悲しいような、郷愁を誘うジオラマ瓶に仕立ててみました。
水晶はダメージも少なく、条線も綺麗なものを使っていますが、試薬びんの硝子が少し揺らいでいるので、画像では見づらいかもしれません。



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今回、鉄道模型用の(株)津川洋行製の電柱を使っています。
日本の昔ながらの木の電柱が懐かしいですね。
碍子のついた造形がなかなか凝っています。



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電柱は日本製ですが、フィギュアはドイツ製。
プライザー社のNゲージサイズのビジネスマンです。
Nゲージサイズなのでピンセットでつまむような大きさ。
全体像の画像では少しわかりづらいかもしれませんが、電柱もNゲージサイズなので当然ですが情景としては自然に見えます。



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日の暮れなずむ逢魔が時、水晶の生えた不思議な家路を急ぐ紳士が一人…。
果たして彼は、無事帰宅することができるのでしょうか。何か、異界に紛れ込んでいるようにも見えます。
なかなか想像を掻き立てる情景となりました。



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日暮れ時。
窓際に置いておいたら、なかなか様になるジオラマ瓶です。
あるいは、深夜にそっと覗いたら、あかりが灯っているのが見られるような、そんな空想を楽しめそうです。
(注:電灯は実際には光りません)





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by zabiena | 2014-08-06 21:39 | 鉱物ジオラマ | Trackback | Comments(0)

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いよいよ博物フェスへ持っていくものの最終調整が終わり、梱包に入っています。
あとは当日に必要な細かいものの用意であっという間に当日を迎えてしまいそうです。

当日は梱包材・専用箱・布袋・紙袋・手提げ袋などはひと通りご準備させて頂いておりますが、特に手提げの紙袋はサイズがかなり大きくなっています。
会場は混雑が予想されますし、時計荘の作品は殆どが割れ物ですので、もしお買い物をしてくださるご予定のお客様がいらっしゃいましたら、どうぞご購入後は十分ご注意の上お持ち帰りくださいますよう、お願い申し上げます。

それでは、本日は鉱物スノーグローブのご紹介です。




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鉱物スノーグローブ(黒・M)「大聖堂」

鉱物:チベット産紫水晶
(Xizang,China (Tibet) )

ブラジル産アメジストさざれ(研磨加工有)
インド産雲母薄片(加熱処理)

サイズ:高さ約11.5㎝、ドーム直径約85mm




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チベット産の淡いグラデーションが素敵なアメジストの群晶を大聖堂に見立ててみました。

この淡い色合いが素敵な石は他に幾つかスノーグローブに仕立ててご紹介をしておりますが、今回の博物フェスに持っていくようのものはこれが最後のご紹介となります。
もとの石は表面がフロストがかっているのですが、オイルに封入してあるので透明度が増して見えます。




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フィギュアはお馴染みドイツ・プライザー社製Nゲージサイズのプロテスタントの葬列シリーズから、十字架を掲げる青年。

因みにすでにこのブログでは何度かご説明していますが、プライザーはドイツのメーカーなので葬列のフィギュアもプロテスタントとカトリックの二種類があり、それぞれ衣装が違います。
こちらはプロテスタントなので黒衣ですね。
ちなみにプロテスタントには主教が存在しないため、カトリックのカテドラル(主教座聖堂)とは語義が違うようで、単なる大型の聖堂を指すようです。ドイツで有名なのはベルリン大聖堂などがプロテスタントですね(このへん、仏教徒で神道氏子の私はあまり詳しくありませんので、お詳しい方がいらっしゃいましたらご教授いただけるとありがたいです)。



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スノーフレークと模造パール(穴なし)とともに封入したのは、おなじみのインド産雲母薄片とブラジル産のアメシストさざれ。
さざれなので研磨加工がしてあります。量としてはそれほどでもありませんが、石ですので激しく振ると内部の破損につながります。
ゆっくりと手の中で回すように振るようにすると、衝撃が少ないです。
振り方がわからない方は、当日お聞きくだされば実演いたします。

なお、店番は私の他に私の妹を応援に呼んでいます。
細くて少し背の高いほうが妹、青い太縁眼鏡を掛けている、背の低い肥満中年女性が私です。
妹は単なる身内のボランティアで、鉱物に関しては全く知識等ありませんのでご注意をお願い致します。
私がやむを得ずブースを離れる際などには、必ず戻る時間を伝えていきますので、ご遠慮なく妹にお聞きください。



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振ってみたところ。
雲母が多く入っているのでなかなかきらびやかです。



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私は全くキリスト教にはゆかりがなく、むしろ大学卒業後は神社に奉職していたのですが、何故か昔からよく見る夢があります。

家族で電車に乗り、新宿駅で降りて、デパートで買い物をしようとする夢なのですが、なぜか夢の中の新宿には歩行者天国の代わりに大きな川が流れており、紀伊國屋が大きな水族館、伊勢丹が大聖堂になっています。
そんな街のデパートは「京王地下デパート」で、なぜか地上3500階建てくらいになっており、高所恐怖症の私は途方に暮れる、という夢です。

いかにも昭和の子供らしく小さな頃は家族でデパートで買い物が一大行事だった私の世代特有の夢な気もしますが、本当に何度も見る夢なので、夢の中に大聖堂、というのは何か、私にとっては懐かしささえ感じる、自然な光景だったりします。


あるはずのない、不条理な、けれど身近で自然な、どこか懐かしい気さえする、そんな夢の光景。
硝子球の中にそれを詰め込みたくて日々、スノーグローブを作っています。
目が覚めれば消える夢のように、いつかスノーグローブは朽ち果てるものですが、それもまた、幻のようで楽しい気がします。



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じっとこのスノーグローブを見つめていると、夢の大聖堂のなかに響く不思議な歌声が聞こえてくる、そんな空想をするのも楽しいかもしれません。

(スノーグローブは永遠のものではなく、ゴム栓や接着剤は時とともに劣化します。花が枯れるまでを楽しむように、一時の儚い姿をお楽しみいただければと思います。その点をご了承頂いた上でお買い求めくださいませ)



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by zabiena | 2014-08-05 22:31 | スノードーム | Trackback | Comments(0)

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昨日、博物ふぇすの運営の方から、価格について任意でまとめたいとのお知らせを頂いたのですが、時計荘の持っていく作品は中の鉱物やフィギュアの種類などにより、ものすごく差があります。
100円のものから、一番高価なのものでは30000円近くまで。
一つ一つを全て、こちらのブログでは詳細をご紹介しておりますが、価格についてはあえて記載しておりません。

Twitter(@yuri1117)をフォローしていただいた方は全てフォローバックしておりますのでDMをいただければ、個別の価格についてご返信いたします。
なお、鍵付きアカウントの方は基本的にこちらからフォロー申請はしておりませんので、フォローバックが必要な方はその旨リプライをいただければフォローバックいたしますのでお気軽にお申し付けください。

Twitterをお使いでない方は、zabiena★excite.co.jp(★を@に変えて送信)までmailでお問い合わせいただければ、一両日中に返信させていただきます。

なお、時計荘の作品は全て、一点ものですので破損等による欠品となる場合がございます。
その際にはどうぞ、ご容赦願います。

予約・お取り置きに関しては申し訳ありませんが、受け付けておりません。
また、当日はご紹介したものを全て一度に並べるのではなく、バックヤードにて保管していたものを随時補充する形になるシリーズのものもあります。

どうぞよろしくお願いいたします。


さて、本日は駆け足で、海底シリーズの鉱物ジオラマ瓶をひとつ、ご紹介させていただきます。






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鉱物ジオラマ瓶(薬瓶・小)「静かに」

鉱物:イリノイ州産八面体劈開蛍石
アーカンソー州産水晶ポイント

瓶サイズ:直径約4cm(口径約2.5㎝) 高さ約8.5cm(蓋部分含む)


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この試薬瓶の硝子は少し揺らいでいるため、画像では少し中の様子が見づらいのですが、薄い灰青の透き通った八面体蛍石(イリノイ)と、アーカンソー周産のとっておきの形の良い水晶ポイントを使った海底ジオラマです。

蛍石のめり込み用が、砂の柔らかさを感じさせます。


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珊瑚は国立科学博物館のミュージアムショップで購入した「セミサンゴ」の札のついていた天然サンゴ。
…詳細は不明ですが、現在はワシントン条約で輸入が負荷とのこと、それ以前のストックだったようです。
桃色の微妙な加減が、美しいですね。
こちらの個体は枝ぶりもなかなか素敵です。



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フィギュアはおなじみ、ドイツ・プライザー社製HOゲージサイズの修道女。茶色の鞄を持っています。
静かな海の底で立ち尽くす彼女の持つ鞄の中身は?
何かを集めているのかもしれません。



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言うまでもないことですが、こんな光景は実際にはありえません。
が、誰かの夢の中には出てきそうな光景です。


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近頃は寝苦しくて、また朝日も強烈なので、私は朝日が差し込んでくると一度目が覚めます。
そのまま起きだすかどうかは日によって違うのですが、その、うっすら意識があるようなないような、夢と現の間を漂っているようなときに見る夢にはよく海の底が出てきます。

海の底、森の奥、空の上、谷間、知らない街。
想像のなかで現実にはない世界を、よく知った場所のような気がして、懐かしく思う、そんな夏の朝の夢。

日々猛暑が続いている厳しい季節ですから、一日のはじめに、こんな涼しい場所の夢を見たら、なんだか一日爽やかに過ごせそうな気がしますね。



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by zabiena | 2014-08-04 22:41 | 鉱物ジオラマ | Trackback | Comments(0)

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このところいろいろなことがありまして、近々嬉しいご報告をできそうです。
本日はそれに関する打ち合わせで都内まで行ってまいりました。
博物ふぇすまでも一週間を切りましてあれやこれやと間際にバタついておりますが、どうぞ温かい目で見守っていただけたら、と思います。
応援してくださる読者の方々、作品を見に来てくださるお客様がいらしてこそ、こうして毎日を楽しく過ごせます。
ほんとうに有難いことです。どうもありがとうございます。


さて、本日は鉱物ジオラマ瓶のご紹介です。


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鉱物ジオラマ瓶(薬瓶)「遠い日のうた」

鉱物:イリノイ州産蛍石八面体
薬瓶サイズ:直径約4cm(口径約2.5㎝) 高さ約8.5cm(蓋部分含む)



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イリノイ州産蛍石八面体を3つ、貴婦人の散策する不思議な庭の中に埋め込みました。

青い色のものは蓄光セラミックの欠片です。紫外線を照射すると淡く蛍光します。
その向かい側には古いヨーロッパのビンテージ時計微小部品。
何か物憂げな、不思議の庭になりました。


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埋まっている形のイリノイ州産蛍石。少し紫がかっているものもありますが、全体的に色は薄めです。
これは私の割ったものではなく、海外からの輸入品で、職人さんが割ったものです。



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フィギュアはドイツ・プライザー社製HOゲージサイズの1900年代シリーズから、老貴婦人。
エドワード朝の服を身にまとっているエレガントな老貴婦人は、表情はもとよりドレスの胸元のレースまで繊細に作られています。職人技ですね。…この1900年第シリーズは現代ものと比べてだいぶ割高なのですが…ついつい好きで使ってしまいます。
日本ではほとんど見かけることのないフィギュアなので、馴染みの模型店に頼んでドイツ・プライザー社から取り寄せてもらいました。



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時計部品は竜頭と歯車二種類。
こういった、「小さいけれど造形が細かいもの」がとても好きです。
昨今スチームパンクやハンドクラフトの流行でめっきり高騰しているビンテージの時計微小部品ですが、多少根が張ったとしてもやはり本物を使いたい…という欲は抑えられません(笑)


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今回、薬瓶は理科硝子問屋さんで購入した、理科硝子の試薬瓶を使っています。
ので、ラベルを書き入れる欄があります。
これを邪魔と見るか、雰囲気があって良いと見るかは好き好きだと思うのですが、個人的にはいかにも標本らしい雰囲気が好きです。
びん詰にされた誰かの夢の標本。
そんなふうに思ってみると、なかなか風情があって素敵な気がします。



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いつも応援してくださる方々、本当にありがとうございます。

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by zabiena | 2014-08-03 21:10 | 鉱物ジオラマ | Trackback | Comments(0)