東京サイエンス マイクロマウント
2013年 06月 30日
少女のころから細々と集めていた、東京サイエンスのマイクロマウント。
私の場合、そもそも初めての鉱物標本との出会いが、小学生のころ、故郷府中市の「府中郷土の森博物館」で父に買ってもらった、蛍石のマイクロマウントでした。
それから、博物館や科学館を訪れるたび、少しずつ集めてこんな数に。
新宿紀伊国屋書店の一階にある東京サイエンスショールームを訪れれば一度に揃えられるものではありますが、こういうものは一度に大量、ではなく、ちまちまと少しずつ集めるのが楽しいと思うのです。
一つ一つは高価なものではなく、300円くらいから。
高額なものはチル(金紅石)2100円、銀星石1260円、アクアマリン840円などで、この辺りはたぶん、大学生くらいになってから買ったもので、中学生くらいまでは300円、500円くらいのものを一つずつ科学館や博物館のお土産として買っていました。

同じサイズのケースに入れられ、同じ規格のラベルがついています。が、年代によって少しずつ、ラベルも違いがあるようです。
幼かった頃は、このラベルがそこらに落ちている石とは違う「本物の標本」の証のような気がして、わくわくしたものです。
ちなみに、現在私の手元にあるのは、
水晶、蛍石、藍晶石、カバンシ石、トルコ石、アパッチの涙・黒曜石、鶏冠石、ハーキマーダイヤモンド、バナジン鉛鉱、ミメット鉱、スネークスキンアゲート、アクアマリン、藍銅鉱、ラピスラズリ、ジオードクオーツ、透石膏、ルチルクォーツ、硫黄、クリソプレーズ、燐灰石、バラ輝石、グリーン石膏、煙水晶、ルビー、オーケン石、ルチル、サンストーン、菱マンガン鉱、銀星石、ムーンストーン、アマゾナイト、クリソコラ、メキシコオパール、霰石、クリード石、コバルト方解石、スピネル、水晶群晶、自然銅、苦灰石、十字石、磁鉄鉱。
結構な量になりましたが、まだまだ種類はあるようです。
きらら舎で購入したKENT Studio製の木製標本箱に入れてもかわいいのですが、ここはあえて、無印のアクリルケースにしまっています。
鉱物コレクションやキャビネ・ド・キュリオジテ、というより、夏休みの自由研究のような、小中学校の理科室のようなにおいのする、懐かしい思い出の品です。

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