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鉱物スノードーム「魚眼石と蛍石」

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鉱物スノードーム「魚眼石と蛍石」

鉱物:インド産魚眼石・玉髄
    アメリカ イリノイ州産蛍石 八面体劈開標本(Hardin County,Illinois,USA)

魚眼石は前回白熊に入れたものと同じ業者から買った同じ産地のものですが、こちらは光に当てるとキラキラします。

今回はフィギュアを入れずに作ってみました。どちらも好きです。
いつもフィギュアを入れたくなるのはたぶん、一時期凝っていたマン盆栽の影響です。
幼い頃から箱庭が好きなのです。
ミニチュア蒐集や人形などの趣味はないのですが、「限られた空間に閉じ込められた風景」が好きです。
そんなわけで模型には詳しくないのですが、プライザーとノッホとウッドランド、KATOなどの鉄道模型用のフィギュアは手持ちが結構あります。
ですが、「面白いと思うもの」を中心に集めてしまっているので、使いどころを思案中です。


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蛍石はluciolitemineralsで購入したもの。
最近こんな色の濃いイリノイの八面体にはなかなか出会えませんが、水の中に入れたいとの希望を聞いていただいて、クラックが入っている、形が歪などの理由からB品質に分類されたものをいくつも譲っていただいたのです。
ただ、長期間水の中に入れるわけですから、時間を経ると水が侵食してクラックがはっきりしてしまうかもしれないとのことで、これは要観察です。
とりあえず、蛍石を入れてみるために試作したもので、固定しない鉱物は入れておらず、粘度も上げていません。
先に作ったスノードームは水道水で作ったのですが、わずかな濁りが気になったので、今回から工業用精製水を使っています。界面活性剤には台所用洗剤を入れました。


毎日細々と作っている鉱物スノードームですが、現在鉱物を液体の中に舞わせるために液体の粘度を上げる実験をしています。
この際、グリセリンを混ぜたり、防腐のためにパラベンを入れる方法もあるのですが、鉱物の褪色・変質が心配なので、まずは洗濯糊のみで試しています。

この洗濯糊、粘度は上がって鉱物の欠片も「舞う」ようになるし透明度も問題ないのですが、粘度が高いためになかなか気泡が抜けません。
時間をおいて気泡を落ち着かせてから再度精製水を入れるわけですが、その分時間がかかります。
いくつか完成しているものはあるのですが、そんなわけでアップするにはもう少しかかります。


さて、今回はスノーフレークから一度離れ、キッチュな青い星のチップを混ぜてみました。

鉱物スノードーム「魚眼石と蛍石」_f0280238_118372.jpg


こちらは振ってみたところ。青い星が舞ってとても愛らしいです。
個人的にはこういった雰囲気も嫌いではありません。


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by zabiena | 2013-07-28 11:08 | スノードーム