鉱物スノードーム「海底にて」
2013年 08月 23日鉱物スノードーム「海底にて」
鉱物:インド産魚眼石
イリノイ州産八面体劈開蛍石 (Hardin County,Illinois,USA)
今回は少し目先を変えた実験で、スノードームというよりマリンドームです。
スノードームというと冬のもの、というイメージが強いですが、猛暑の続く昨今、こんなマリンドームを眺めて涼をとるのもいいかもしれませんね。
魚眼石は先日の東京国際ミネラルフェアにて、インドの業者から購入したものです。
先日までの大箱投げ売りの業者のものとは別のお店で購入したものですが、やはり詳しい産地は不明。
ですが、透明度もそこそこで、きらきらと光を反射し美しいです。
蛍石はいつもの通り、lucioliteminerals(以前の紹介記事はこちら)さんより購入。
蛍石は透明度も高く、グラデーションも美しいです。
手を振る人魚。海面の船に手を振り招き入れようとしているのか、人魚の国の入り口で歓迎に手を振っているのか。
人魚というとロマンチックな「人魚姫」のストーリーを連想しますが、実際の人魚はもっと物騒なもので、美しい歌と姿で人を惑わし海底へと引きずり込みます。
人魚に限らず、妖精や伝承の中の生き物は、実は物騒なものが多いですね。
振ってみたところ。
ホログラムはスターチップやスノーフレーク等より軽いので撮影しづらいのですが、泡のように煌めいています。
実は当初、人魚だし水の中の泡と光に見立てたホログラムを入れようと思い、スノードームネットの全部入りホログラム(星やハート等も入っていてなかなかキッチュです)を入れたのですが、スーベニールスノードームのように可愛らしくなりすぎたので、急遽かねてより試してみたかった色水に挑戦してみました。
絵具やカラーインク等では水質を保てなかったり鉱物に悪影響の恐れがあるので食紅を使い、色付けにはいろいろ工夫しています。
こういった、こまごました工夫は今いろいろ実験中です。
夏休みが終わったら本格始動したいと思っていますが、何しろお披露目まで日数がかかるものなので、のんびり見守ってくださるとうれしいです。(って、こんなニッチな趣味の更新を待っていてくださる方がいるのかどうかは考えてはいけない・・・)
試行錯誤で失敗を繰り返す毎日に、デザフェスとか言い出したのは早まったかなー・・・と思いつつ、目標がないとすぐくじけそうなので、今はともかく、余計なことを考えずにいつかはデザフェス、と夢見て頑張りたいと思います。
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