鉱物スノードーム「電波の届かない場所におられます」
2013年 09月 08日
鉱物スノードーム「電波の届かない場所におられます」
鉱物:中国産両錘水晶(Jinkouhe Mine, Sichuan, China)
イギリス ロジャリー産 蛍石欠片
この記事は本日二回目の更新で、個人的な記念のための番外編です。
番外編なので、載せないでおこうかな…と思っていた作品を公開します。
ドームの中の水晶はlucioliteminerals(以前の紹介記事はこちら)さんから購入した両錘水晶で、立ててしまうとせっかくの両錘が台無しになるので側面を接着しました。
その上に腰かけているのは、携帯電話を見つめるスーツ姿の男性。
これだけ?という光景ですが・・・


振ると蝙蝠が舞うという。
電波から超音波、そこから蝙蝠を連想したから。
というわけでもないのですが、なんとなく入れてみたらどうにも不吉なスノードームになりました。
蝙蝠のチップは以前スノードームネットで市販されていたそうなのですが、現在国内で取扱いのある店舗は(ネット含め)ありません。
以前、妹とスノードーム談義をしていて、蝙蝠が舞うナイトメアビフォアクリスマスのスノードーム(私が妹にプレゼントしたもの)や鳩が舞うメリーポピンズのスノードーム、ドル札が舞うモノポリーのスノードームなどの話になり、
「スノードームでスノー以外のものが舞うとなんだか得した気分になる」
と妹が言っていたのが印象に残り、ずっと蝙蝠入りのスノードームが作りたかったのですが、なかなか蝙蝠のチップに出会えず。
仕方ないので自作してみました。
・・・少し蝙蝠のサイズが大きすぎるかな?と思うのとディティールがかわいらしすぎるのが玉に瑕。

蝙蝠だけでは少し寂しい気がするので、蛍光するロジャリー産蛍石の欠片も入れたのですが、土台が黒いのでわかりづらいです。
このオイルは粘度が割に高いので、水のスノードームのものよりは少しゆっくりと落下します。

蛍石がわかりづらいので、ブラックライトで紫外線を当ててみました。
写真の腕も悪いので見づらいですが、水晶の手前でかなりはっきり蛍光しているのが蛍石の欠片。
ただし、欠片なので日光の紫外線では蛍光が判別できません。ブラックライトが必要です。
それでも蛍光すると何となく、嬉しい・・・という変な性癖。
蛍石を入れてもなお、まだ寂しく物足りない気がするので、このスノードームに関しては気が向けばもう少し、手を入れ直すかもしれません。
この蝙蝠チップのように、水を使ったドームではうまく舞わなかったものが、オイルのおかげで使えるようになったので、他にもいろいろと用意しているチップを実験していきたいと思っています。
今回オイルを使ってみてかなりいい感じなので、他人様にお分けするならこのオイルを使ったスノードームで行こう、と思います。
接着方法も、今回から少し変えてみました。これも経過を見なければなりませんが、今のところとても良い感じです。
また一歩、デザフェス(もしくは委託販売)に近づいた気がします。
牛歩ではありますが、確実に一歩ずつ前進していきたいと思います。
本日二回目の更新なので、「こんな実験もしてみているよ」というお話でした。
―――
オマケ。(というか、蛇足というべきか…)

本日、次男の誕生日でした。早いもので3歳になりました。
夫が昨夜から明日の夜まで当直で留守なので、一昨日の夕方にお誕生日プレゼントを家族四人で買いに出かけ、誕生日パーティは明日。
お誕生日プレゼントは、本人が選んだレゴの基本セットでした。
今までデュプロ(幼年版のサイズが大きいレゴ)オンリーだったので、これは少し早すぎるのでは…と思ったけれど、夢中で遊んでいます。
次男に乞われて久しぶりに私が作ったレゴが、上の画像のティラノサウルスと、バナナの木。
自分でデザインしたのではなくパッケージ写真を参考につくったのですが、脳みそが錆びついているのかパーツ探しに手間取り、なんと30分もかかりました・・・・。
レゴは既に作りこんであるパーツのもの(例えば恐竜の人形自体がパーツとして存在する、みたいなもの)より、基本のブロックを形を組み合わせて作るもののほうが作る過程が楽しくて好きなので、子供に買い与えたのも基本セットですが、昨今のレゴはものすごくハイテクで、ちょっとびっくりしますね。
レゴランドにもそのうち、行ってみたいなあ…。

にほんブログ村
↑ランキングに参加しています。押してくださると、更新の励みになります。