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鉱物スノードーム「神様の思し召し」

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鉱物スノードーム「神様の思し召し」

鉱物:岐阜県産煙水晶(岐阜県中津川市高峰)

修道女・修道士シリーズです。
自分が結婚前に巫女だったから、というわけではないのですが、宗教者モチーフが好きです。
信教は違えど、祈る人の姿は美しいと思います。

日本人は宗教アレルギーが過ぎるところがある、と個人的には思います。
宗教とはもっと身近で、身構えずとも己の内にあるものだ、と思うのですが、これは神棚仏壇はもちろん、邸内社や荒神棚のある古い昔ながらの神仏習合の風習の残る元農家で生まれ、三河育ちの敬虔な仏教徒の母に育てられた私の生い立ちに関連があります。
私の実家では、季節の中で神仏を祀って祝って祈って手を合わせて過ごすのが日常でした。

夫はまったく信仰のない人ですが、これも両親が大学進学のため地方から上京してきて東京で就職し、郊外に家を構えた転勤族で、サラリーマンの核家族育ち(代々のお墓は浜松にあり、夫の祖母が守っています)、という生い立ちに由来するものだと思います。

どちらが良いとか悪いとかはないし、そんなことは全く思わないのですが、こんなにも環境が違うのに、よく私と結婚する気になったな…と不思議に思うところはあります。
けれど自分に足りないもの、自分にない視点を、愛する人と補い合えるのはとてもよいことですね。
私も夫から学ぶことがとてもたくさんあり、それはとても幸福なことです。


もっとも夫は私の信仰を尊重してくれる人なので、結婚前にきちんと信仰については話し合い、子供たちには私が宗教教育をしています。(ちなみに、私は仏教系大学出身なので、教養基礎程度には宗教学を学んだ経験はあります)

そのうち、子供たちは思春期を迎えるころになれば自分で選択するでしょうから、その時は私は強制するつもりは一切ありません。

お墓まで捨てる、と言われたらいろいろ考えねばなりませんが・・・。
思春期に自分の信仰と向き合い、悩み学び考えながら取捨選択をするのは、私も通った道なので心配はしていません。
むしろ、何の疑問もなく宗教を持たずに批判するのではなく、信ずることを知っている上で、宗教が自分に必要かどうかを考えてほしい、と願っています。


それはさておき。

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今回の鉱物は「Eremo」で使用したものと同じ、lucioliteminerals(以前の紹介記事はこちら)の店主様御本人が採集されたものです。

母岩にぽっちりとついている煙水晶が清楚で控えめで、修道女の黒衣とよく合います。

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振ってみたところ。
今回、またオイルの実験につき、スノーフレークはプラスチックのものを使い、他には固定しない鉱物は入れず、舞い方の調整を試作しています。
前回の「遥か昔のこと」が少しうるさい感じになった…との反省もあり、雪だけのシンプルなものもいいな、と思っています。
この辺りの引き算の仕方が難しいところですが、好みの問題、と言ってしまえばそれまでという気もします。


シスターは深々と降り積もる雪を見ながら、一体何を思っているのでしょうね。
宗教は違えど、信ずることはまこと終わりのない道です。



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by zabiena | 2013-09-15 10:48 | スノードーム