鉱物スノードーム「おかえり、子供たち」
2013年 09月 25日
鉱物スノードーム「おかえり、子供たち」
鉱物:中国産水晶(Jinkouhe District,Leshan,Sichuan,China)
プロテスタントのシスターが、今日より施設に暮らす姉弟を暖かく迎えます。
おかえり、子供たち。今日からここが、あなたたちの家ですよ。

いつもお世話になっているlucioliteminerals(以前の紹介記事はこちら)さんに、スノードーム用にと仕入れていただいた中国産水晶のミニクラスターを譲っていただいて制作しました。
なかなか姿もよく、可愛らしい群晶です。
水晶はスタンダードな無色透明の群晶が一番好きなのですが、オイルのスノードームではオイルと同化して見えにくくなるため、使いどころを選ばないとよくわからないスノードームになりやすいです。
この中国産のものは部分によって透明度もあり、適度に形もわかり、また姿も美しいので気に入っています。
水晶の群晶は教会に見立てたのですが・・・・そう見えなくもない、という程度でしょうか。
プロテスタントの教会はそもそも、そこまで美麗な装飾を教会に施さない、という傾向はあるようですが、イメージです。


別の角度から。
今回、Nゲージサイズのプライザー社(ドイツ)のフィギュアに合わせて樹木を作って入れてみました。
といっても、キットとして販売されているものなので、「作った」というより組み立てた、という感じではありますが。
葉を散らないように樹脂で固め、念のため幹の部分のワイヤにはネイルのトップコートを塗ってあります。
一応、まっすぐ立ってはいるのですが、ドームの形によって歪んで見えます。
場所によっては傾いて見えますね。

今回の雪は大理石の細粒です。
そのため、振ってみると始めは猛吹雪になります。
穏やかな光景が一気に、「早くこちらにおいで!!急いで!!」と緊迫した風景になってしまいます。


が、徐々に落ち着いてきた辺りはこんな感じ。
このくらいの景色が私は好きです。
粒が細かいので、雪はゆっくり舞いおります。
変化する景色を見るのも楽しいので嫌いではないですが、最初の猛吹雪状態が凄すぎて、好き嫌いが分かれそうなスノードームです。


樹や水晶に降り積もる雪。
緑の樹にしたのは単に色彩的なコントラストがきれいそうだったから、なのですが次回は白く雪の積もった状態の樹を作って入れてみるのもいいかもしれない、と思っています。

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