鉱物スノーグローブ「日月星辰」
2013年 10月 13日鉱物スノーグローブ「日月星辰」
鉱物:ブラジル産アマゾナイト(天河石)
歯車の日が沈み 香箱受けの三日月が昇る
青い星と共に歯車や時計の針も降り注ぐ
機械仕掛けの日月星辰
個人的にとても嬉しいことがあったので、予定にはなかったのですが本日二回目の更新をします。
と、言っても撮りためた写真からの公開になりますから、とっておきの記事というわけにはいかないのがもどかしいのですが・・・。
(本日一回目の更新でご紹介した、私の敬愛する漫画家・鳩山郁子氏にリンクのご報告メールをさせていただいたところ、なんとご本人からとてもご丁寧且つ心のこもったあたたかいご返信が・・・!
雲の上の方のように思っていたので、本当にうれしかったです。
このところいろいろあって疲れていたのですが、本当に、これからも毎日頑張ろうという気力が湧いてきます・・・!)
さて、久々の鉱物スノーグローブ(こちらのブログでは、硝子製の球体状スノードームを「鉱物スノーグローブ」、プラスチック製のドーム状スノードームを「鉱物スノードーム」と呼んで区別しています)です。
鉱物は先日、海月グローブのワークショップで訪れたCafe SAYAにて(当日の記事はこちら)購入したアマゾナイト、天河石です。ところどころ白い部分は石英かと思われますが、その部分も透過光で透き通って美しいです。
時計の香箱受けと呼ばれる部品を月に、金色の歯車を太陽に見立てて接着してあります。
今回はフィギュアを入れず、高さを出してみました。
地味?ものたりない?とも思うのですが、フィギュアに拘っているわけではないので、たまにはこういうのもいいかな、と。
もちろん、オイル封入なので時計部品が錆びる心配はありません。
鉱物と金属の部品という取り合わせはとても好きなので、今後もちょくちょく作っていこうと思っています。
星のチップのほか、接着しない歯車、時計の針などの部品も入れてあります。
粘度は高めにしていますが、舞うというほどのスピードではなく、しゃらしゃらと動き回るさまを楽しめれば、という感じです。
プラ製スノードームと違うのは、歯車などの部品がそこには溜まっているときは、台座部分に沈んで見えなくなってしまうこと。
なにも封入してないように見えたのに、振ってみたら歯車が落ちてきた!という小さなさプライスになっています。これはこれで割と好きです。
振ってみたところ。
プラ製のものよりずっしりしているので、慎重にゆする、という感じになります。
星は比重が軽いので、ふわふわと舞いながら落ちてきます。
歯車はほとんど撮影のできないスピードです。
―――
世の中には美しい絵を描く人がいて、美しい物語を紡いでくれる。
なんて素敵なことでしょう。
そういった感性を持ち合わせている方々はやはり、私のような者からしたら雲の上の神様みたいな存在です。
福音を下さるので、日常に流されて生活に疲れた私なども、救われます。
自分にそんな偉業は成し遂げられると思ってはいませんが、地上を這う者として、日々、少しでも時間を割いて美しい石を生活の中に取り込んでいける形にしていきたいと考えています。
継続は力、菲才の身であっても毎日少しづつ努力すれば道も開けましょう。
鳩山氏の「エルネストの鳩舎」発売記念対談(鳩山郁子×中山シズカ)にあった言葉「表現者は自分の世界の王様でないと」を胸に、明日も細々、頑張っていこうと思います。
鳩山郁子先生、ありがとうございました。勇気をいただきました。
ヤギさん郵便になってはご多忙中失礼と存じますので、この場を借りてお礼申し上げます。
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