鉱物スノードーム「死神」

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鉱物スノードーム「死神」

鉱物:ペルー産黄鉄鉱
    (Racracancha Mine,Tinyahuarco district,Pasco,Peru)

冷たく光る死の国への扉の前で 死神が笑ってる
待ってるよ、ずっと待ってるよ 死神は囁く
命の時計が時を刻む音がする

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ハロウィンシリーズ第四弾です。(第一弾・「願い事を三つ言え」第二弾・「女吸血鬼カーミラ」第三弾・「カボチャ狩り」

フィギュアはドイツ・プライザー社のHOゲージ、ファンタジーシリーズより「死神」です。
悪魔や女吸血鬼に比べると細かいところまでよくできていてなかなか迫力・・・というか、日本人の感性に近いものがありますね。
死神の足元の金色の歯車は接着しておらず、見づらいですが黄鉄鉱の足元の三日月形の香箱受けという大きめの部品のみ接着してあります。ほか、微小時計部品(針や歯車やねじなど)も接着せずに入れてあります。

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全部は見られませんが、結構たくさん入っています。
時計部品は今、レジン工作ブームやスチームパンクブームで高騰しており、こういうことをするとコストが上がってしまうのですが…似合っていたので。
勿論、オイル封入ですので、黄鉄鉱も時計部品も錆びることはありません。

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ペルー産の黄鉄鉱はいつもお世話になっているlucioliteminerals(以前の紹介記事はこちら)さんにスノードーム用にと紹介していただいたペルー産のものです。

黄鉄鉱独特の光沢は触らなければそれほど劣化しませんが、やはり経年で多少は曇っていってしまいます。
が、こうしてオイルに保存しておけば酸化を防ぐことができます。
luciolitemineralsさんによると、酸化してしまう鉱物や化石をオイルに入れて保存するという方法は実際に存在するそうです。

アンモナイトが黄鉄鉱に置き換わった「黄鉄鉱化アンモナイト」などは、白鉄鉱が多く含まれていると硫黄が空気中の水分と結びついて硫酸になり、それによって溶かされて粉々に分解されていってしまうので、粉をふいて崩れてくる前にオイルに浸けて保存したりするというお話でした。

ただ、完全な黄鉄鉱だと、崩れてくるというほどのことは起こらないので、ここまでする必要はないのですが、よりきれいに保存できる、という点でオイル製の鉱物スノードームは非常に優れているというご紹介です。

ただ…土台に接着したりフィギュアを接着したりなどの加工していますから、そういう意味では本当に鉱物を純粋に学術的な興味から蒐集していらっしゃる方には眉を顰められてしまうだろうとは思います…。

私の場合はあくまで、オブジェとして、インテリアとして鉱物を身近に楽しむ、という目的で作っています。

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振ってみたところ。
使用したのはもちろん、蝙蝠フレークです。
オイルの粘土は高めなのですが、歯車は振ってくる、落ちてくる、という速い速度なので撮影はできませんでした。(振ってみてそれを置く、シャッターを切る、という撮影を一人でしているので…カメラの腕もありません)

ハロウィンらしく、不吉な雰囲気は今までのハロウィンシリーズ随一ですね。
やはり、フィギュアがよいと雰囲気が出ます。


―――

なんとか、プラスチック製スノードームの接着問題が解決に向かっています。
次のデザインフェスタまでには何とか、販売ができる…かな…という程度の進展ではあるのですが。

ただ、スノードーム自体の特性上、壊れやすいものであることには変わりありません。
ガラス製のスノーグローブは非常に薄いガラスを使用していますので割れやすいですし、あまり強くシェイクしたり、衝撃があると、中の鉱物やフィギュアが取れてしまうこともあります。

また、プラスチック製のスノードームは現在、デザインによって2社のものを使いわけているのですが、特性上、小傷がもともとついているものがあります。
磨いて撮れるものではないので(磨き粉で磨いてみたことはあるのですが、余計傷がついてしまう結果に…)、こういうものだ、と割り切るしかないようです。できるだけ、傷の少ないものを選んではいますが…。
この後、もう一社別のものを使う予定ではいますので、そちらとの兼ね合いを見つつ、ということになりそうです。


また、デザインフェスタのことを共同出店を考えている妹と話し合いました。
妹の繁忙期が1~3月ですので、この間は土日に休みが取れません。
ですので参加するとしたら来年5月のデザインフェスタになりそうです。
と言っても、デザインフェスタ自体は抽選ですから、それに外れると11月になってしまうのですが…

そんな、気の長い話ではあるのですが、時間があるのはそれまでに改良できる余裕があること、と楽観的にとらえ、これからも精進していきたいと思っています。

モタモタともどかしいやり方で申し訳ないのですが、どうぞあたたかい目で見守ってくださいますよう、お願い申し上げます。


明日は、ハロウィンシリーズから少し離れて、ラピスラズリのスノードームの紹介です。
よろしくお願いいたします。



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Commented by at 2013-10-22 23:04 x
この石、本当に扉というか門というか、存在感ありますね。死神の影が映り込んでいるのでしょうか。禍々しくって結構好みです。
蝙蝠だけのシンプルな感じも、合っていると思います。
BGMに展覧会の絵の「古城」を流したら似合いそう。
Commented by zabiena at 2013-10-23 13:55
銀さん

石の造型というのは本当に見ていて飽きません。
黄鉄鉱はラピスラズリの中にあるときなどは本当に金のようですが、こうして単結晶になるとギラギラとして、形もさまざま、仰る通り存在感があります。

ムソルグスキー、似合いそうですね。
by zabiena | 2013-10-21 11:03 | スノードーム | Trackback | Comments(2)