鉱物スノードーム「土曜深夜」

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鉱物スノードーム「土曜深夜」

鉱物:ウルグアイ産紫水晶(Tucaramba,Uruguay)


土曜の夜更け 人通りのない歓楽街の裏通りで
ほろ酔い気分のサラリーマンがタクシーを呼ぶ
ここはどこだろう よくわからないがいい気分
星が降り注いで 空からタクシーが降りてくる


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使用している鉱物はlucioliteminerals(以前の紹介記事はこちらさんに、スノードーム用にと紹介していただき、譲っていただいたアメジスト。
ウルグアイ産で色合いも濃く美しく、小ぶりで結晶の形もよいものです。

が、

フィギュアはプライザー社街の通行人シリーズからタクシーを呼ぶビジネスマン。
取り合わせがなかなか異様です。

もともと乙女チックなメルヘンの世界を作るというよりは、どちらかというと、もっと混沌として不思議な、けれど風通しの良い景色を作りたい、と思っています。
そこでテーマの「明け方に見たような気のする夢」なのですが、脈絡のないものが登場したり、当たり前に不思議なことが起こったり、という夢の景色って、それほどメルヘンではない気がします。

そんなわけで、麗しいアメジストと、サラリーマン男性のスノードームを作ってみました。

蛇足ですが私がサラリーマン(背広を着た男性)のモチーフが好きなのは、単に中高生の時好きだったマグリットの影響かと思われます。
中学時代マグリットが好きだった、というのはそれはもう、なんというか王道中の王道の青春時代ではありますが、他にも当時は太宰にハマってみたり梶井基次郎や阿部公房や稲垣足穂や澁澤龍彦が好きだったりとそれはそれはもう、ベタな中学生でした。

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振ってみたところです。
今回、青い星が降り注ぐドームの中に、いつもコメントを下さる銀さんのアイデアを盛り込んでみましたが…写真ではわかりづらいです。

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これ。
わかりますか?金色の星が一つだけ、封入されています。
肉眼では割とはっきり見えるのですが。
たまたま、アイデアをコメントで頂いたときにこのスノードームが乾燥済みだったので早速試してみたのですが、どうでしょう。なかなか素敵です。

金の星は流星のタクシーを捕まえようとする彼へのシグナルでしょうか。
それとも、彼は金の星に手を伸ばしているところなのでしょうか。

などと、空想するのもまた楽しいです。

銀さん、素敵なアイデアをありがとうございました。

―――

本日は結局、午前中に子供たちと実家の母、妹とで卸売センターのハロウィンセールへ行き、それから実家の両親が子供たちを「京王れーるランド」へお出かけに連れて行ってくれるというので、私は一人で、

渋谷パルコ内WRAPPLEにてリボンやペーパーアイテムなどの買い物→東十条のCafe SAYA(以前の紹介記事はこちら、カフェでの鉱物倶楽部の記事はこちら、万華鏡ワークショップの記事はこちら)へルーチカ図鑑Ⅱを購入しに行きがてらレジンアクセサリーワークショップ→渋谷ハンズへ戻ってあれやこれやとクラフト材料を調達。

というコースを楽しんできました。

本当は見たい美術館や博物館の展示、行きたいアンティークショップなどもあったにはあったのですが…今日は荒天の上あまり時間もなかったので、このくらいで。
Cafe SAYAでのワークショップの写真をまだ整理していませんので、Cafe SAYAの記事は明日、更新する予定です。素敵な鉱物と化石も購入したので、それもいずれご紹介したいと思います。

スノードームの台座のデコレーションを考えているのですが、使えそうな資材をいろいろと調達してきたので、帰宅したらまた、いろいろと試してみようと思っています。

スノードームの台座のデザインについてはしばらく迷走するかとは思いますが、どうぞあたたかい目で見守ってください。
ご意見・ご感想はいつでも大歓迎です、いつも大変参考にさせていただいております。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。


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Commented by 桐奈 at 2013-10-27 20:03 x
こんばんは、桐奈です。
いつも楽しみに読んでおります^^

読書についてですが、私も梶井基次郎や澁澤龍彦など好きです。良いですよね!
安部公房はシュールというか、難解で未だに解釈出来ないものが多いです…笑

読書の記事があったからでしょうか、サラリーマンのスノードームが星新一をモチーフにした世界観に見えました。
流星タクシーを呼ぶサラリーマン、星新一の小説に出てきそうなシーンです。
zabienaさんは星新一読みますか?^^


Commented by zabiena at 2013-10-27 22:04
桐奈さん

こんばんは。いつもありがとうございます。

梶井基次郎に憧れてアヴァンギャルドぶりっこした短編(暗い)を、星新一を気取って不条理系ショートショート(すごく暗い)を書き、別役実や西島明に憧れて不条理系戯曲(やっぱりものすごく暗い)を書いて上演していた恥ずかしい過去が実はあります…恥ずかしい…
実はヴンダーカンマー趣味というか、キャビネ・ド・キュリオジテに強い関心があるのも澁澤龍彦の自宅写真を見て以来です(笑)
どれもこれも、なんていうか青春の王道ですね・・・。
ほか、近現代の作家では夏目漱石、太宰治、北杜夫、村上春樹、山本道子、江國香織などが好きです。
読書は幼い頃からずっと好きですが、子供が生まれてからは思うようにできていません。
星新一、そういえばここ10年くらい読み返していない気がしました。
久しぶりに小屋裏の文庫本ケースをあさってみようと思います!

私が最近読んでスノードームに影響しそうだと思ったくらい面白かったのはユアグローの「一人の男が飛行機から飛び降りる」という短編集です。悪夢的な作品が好きです。
Commented by at 2013-11-03 16:03 x
一つ星、せっかく試してくださったのに、遅いコメントですみません。なるほどこういう感じになるのですね。
まさかサラリーマンと一緒になるとは思いませんでした(笑)この人、ほんとにいい具合にごきげんですね。

スノードームではないですが、一昨日書店で好きなサイトの一つである「MINIATURE CALENDAR」の写真集が発刊されているのを発見しました。結局買わなかったのですが、このサラリーマンを見て、やっぱりちょっと欲しくなってしまいました。
zabienaさんのスノードームも、いつか手に取ってじっくり拝見したいものです。
Commented by zabiena at 2013-11-04 01:00
銀さん

いえいえ、いつもコメントをくださって本当にありがとうございます。
面白いアイデアを頂いたので、早速試してみましたが…写真の腕が悪いもので…あまりうまく撮れませんでした。

サラリーマン、なんだか好きなんですよねえ。
モチーフとして使いたいのはマグリットの山高帽の男が理想なんですけど、山高帽でなくてもスーツの男性は好きです。

MINIATURE CALENDAR、私は知りませんでした~!
これからじっくり見てみようと思います。…影響受けそうな気がします…真似っこにならないように気をつけなくてはいけませんね。

いつか、銀さんのもとにスノードームをお送りできるよう、モタモタとではありますが、頑張っていきたいと思います。
by zabiena | 2013-10-26 22:56 | スノードーム | Trackback | Comments(4)