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鉱物ジオラマ瓶「時の森の修道士」と千葉中央博物館

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鉱物ジオラマ瓶「時の森の修道士」

鉱物:モロッコ産藍銅鉱

小さな秤量瓶の中に、先日北川隆司鉱物コレクション展(当日の記事はこちら)を見に行った際に購入した小さな藍銅鉱を入れ、ジオラマにしてみました。

藍銅鉱はその名の通り深い藍色の鉱物で、古来より岩絵の具の顔料として使われてきました。
その深い青の中にきらきらと煌めく部分があり、太陽光の下で見ると非常に美しいのですが、あいにく本日の曇天模様の薄暗い光の下では撮影ができず…。
ぜひ実物をご覧になっていただきたい作品です。



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青い岩の陰に修道士が一人。
地面に突き刺さった歯車はヨーロッパの古い懐中時計のものです。
模型用の緑を低木風にしてみたのですが、あまりもさもさとしてしまうと鉱物が映えなくなるので控えめに入れてあります。


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こちらも蓋は接着していませんので、覗き込むことができます。
なお、地面は固めてありますので、藍銅鉱を取り出すことはできません。
このままの状態で手を触れず、ご覧になっていただきたいと思います。



・・・・・・・

オマケ。

本日は千葉県立中央博物館に息子たちを連れて行ってきました。

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この博物館は我が家から自転車で10分ほどの距離にあり、近所なので年間パスポートを所有しており、子供たちを連れてたまに遊びに行きます。
(上の画像は常設展示室で許可を経て撮影したもの。館内は一部撮影不可の展示室もありますが、撮影のできる展示室もあり、学芸員さんに申し出れば親切に教えてもらえます)


日曜日は午前中が長男の習い事があるので、お昼を取った後は近場で遊ぶことが多く、今日は久しぶりに「たいけんのもり」で行われている子供向けプログラムに参加しに行きました。

このプログラムは土日の午後1時から毎週行われており、子供向けの工作や紙芝居などで気軽に自然を学べる内容となっていて、幼稚園児でも一緒に参加できます。
今回のプログラムは「ムカデくんとヤスデちゃん」でした。

そしてなによりこの、「たいけんのもり」なる名称の子供向け展示室が子供たちは大好きなのです。
この展示室には…



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剥製・骨格標本・オウムガイやアンモナイト、アクリル樹脂封入の鉱物、土器の模型のパズル、などの展示物があり、ほとんどすべてのものを「さわってみよう」と触れさせてもらえるのです。
剥製の毛並みをそっと撫でてみたり、土器を組み立てたり、本棚の図書を読んでとせせがんでみたり、館内の催しのお絵かきをしてみたりとひとしきり遊べます。

ここで遊んだあとは屋外にある附属の生態園へ行き、チャレンジシートで森の中を探検してスタンプをもらう、というのが我が家の子供たちの楽しみです。


正直、あまり遠方からわざわざ来るような規模ではないのですが(例えば上野の科学博物館のような大規模なものではなく、小さな子供も気負いなく学べるちょうどよい大きさ、といった印象)、近所に住む我が家にとってはなくてはならない場所となっています。


…ちなみに母の今日の一番の収穫は…

なぜか鉱物(特にマイクロマウント)がとても充実しているこの博物館のミュージアムショップ、いつも掘り出し物がないか子供の手を引きつつも横目でしっかりチェックして行くのが常なのですが、本日は何と…イリノイ州産の八面体、それも色付きでバイカラー、綺麗な成形の物がいくつも!!しかも10パーセントオフセール中でした。
それはもう…「お母さん、ずるーい!!!」(近所なので、いつも子供たちにはお土産は買わないよ、と言い含めてあるのです…)と言われつつもしっかりゲットしてホクホクの母なのでした。

北川コレクション展の期間中だけなのかどうかはわかりませんが、他にも20パーセントオフの物も結構あり、ミュージアムショップとしてはなかなか、購買意欲をそそられる博物館なのでした。
…他にもクリソコラや藍銅鉱、オパールなどをいくつか買い足しましたのでまたそれもジオラマやガラスドームに使いたいと思っています。



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by zabiena | 2014-02-02 21:18 | 鉱物ジオラマ