鉱物ガラスドーム(大)「廃墟の紳士」とヒヤシンス開花
2014年 02月 03日
このところ昨年11月くらいからコツコツと作っていたガラスドームの仕上げが一気に終わり、ガラスドームの完成品数がいきなり増えました。
ブログでご紹介するものと、現在作成中の物とはかなりタイムラグがあり、実は今現在プラスチック製ドームキットの接着に未だ四苦八苦しております。展示する分にはいいのですけれど…販売するにはまだ、いくつか解決したい部分があり、これを克服しようと日々試行錯誤しています。
また鉱物スノーグローブに関しては現在、ガラス製ドームキットの追加注文分の到着を待ちつつ、封入する鉱物や歯車のクリーニング、鉱物の土台作りなどの地味な下準備をしています。本当はもっと鉱物や個人的なコレクションの撮影もしたいのですが…このところ午前中はあまり天気が良くないこともあり、画像の撮り貯めはなかなか進んでいません。
そんなわけで、しばらくこちらのブログではガラスドームと鉱物ジオラマ瓶の紹介記事が中心になります。その上で余力があれば、合間に鉱物やイベント記事などの更新もはさみたいと思っています。
5月はまだ遠い…と思いはするものの、3月に入るとまたすぐ午前保育になり、子供の通う幼稚園の春休みは長く、春休み中は育児で時間が取れなくなる、そして4月はいよいよ次男の幼稚園入園でしばらくかかりきり…と考えると、今が一番作品に集中できる時なのかもしれない、と思っています。
記事に偏りが出てくるとは思いますが、どうぞ温かく見守ってくださるよう、お願い申し上げます。
さて、それでは本日の鉱物ガラスドームです。
鉱物ガラスドーム(大)「廃墟の紳士」
ドームサイズ:大 35×24mm(
こちらの記事内、百円玉との比較画像の大きいサイズのドームが同じサイズです。)
以前ご紹介した
石華工廠さんのビスマス人口結晶のさざれ(紹介記事は
こちら)を使い、ビジネスマンのフィギュアと合わせてみました。
ビジネスマンシリーズは個人的になぜか気に入っているモチーフです。
「モモ」の時間泥棒、マグリットの山高帽の男、MIB、星新一のショートショートに出てくる紳士、なぜかスーツの紳士と不条理な光景、というのは心惹かれます。
また、今回はビスマス自体に高さがないため、メリハリをつけるためにこの小さなガラスドームに白い樹を立ててみました。
本当は普通の小さな常緑樹も作ってはみたのですが…雰囲気としてはこちらのほうがしっくりきたので、こちらを採用しました。
明け方の夢のようにぼんやりとしてつかみどころのない、けれどここからたくさんの物語を連想させるような、そんな風景です。
こちらもこの後金具を接着し、オーナメント仕様にした上で、デザインフェスタにて販売予定です。
・・・・・・
オマケ。
子供らがリビングで水耕栽培していたヒヤシンスがここ数日で一気に花開いてきています。春はもうすぐそこに、と思うくらい今日は暖かでしたが、どうやら明日はまた冷え込むようですね。こうして三寒四温を繰り返し、春はヒヤシンスの花が開くようにゆっくりとやってくる、そんなことを思った一日でした。
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