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カザフスタン産翠銅鉱と電球型瓶のミニ鉱物ジオラマ

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Twitterでは告知いたしましたが、昨日は体調不良のためお休みをいただき、失礼いたしました。
本日は鉱物のご紹介と、博物ふぇすに向けての制作について書きたいと思います。



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翠銅鉱 / Dioptase
Altyn-tyube,Kazakhstan
珪酸塩鉱物・三方晶系
CuSiO3·H2O



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カザフスタン産ダイオプテーズ、翠銅鉱です。
キラキラと輝く深い緑が美しく、鉱物標本の中では人気の高い石ですが硬度が低いため宝飾用には向きません。
この産地のものは方解石を酸で溶かして翠銅鉱を露出させたものが多く流通していますが、これは処理をしていない天然のものです。
サイズとしては小さいですが、少しお値段は張りました。




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美しい色はルーペで覗くと格別で、じっと見つめていると疲弊した心もすーっとほどけていくような、静かな美しさ。
母岩の白との対比も美しいですね。

鉱物好きには青・紫・緑などの寒色系の色が好きな方が多いようですが、私もその一人です。
興奮をもたらす暖色系よりも、クールダウンできる寒色系を選ぶのは、疲れた時にこそ美しいものを、と思っている部分が影響しているような気もします。



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森の奥の、静かな深い色の湖の底のような色。
どういうわけかこの石を見ていて思い浮かべるのはそんな景色だったりします。
敢えて言葉にしないで、ただその緑の中を揺蕩うひと時を楽しみたい標本です。



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バタバタと残務処理と新たな資材発注などをし、ようやく制作を再開し始めました。
とはいえ、少し時間が開いてしまい、高価な材料を使う精密な作品は手が慣れるまで少しかかるので、手始めに博物ふぇすに持ち込もうと思っている、電球型瓶入りのミニ鉱物ジオラマを作っています。

といっても、ジオラマとは名ばかりの、ちょっとした海辺の風景、といったところでしょうか。



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手始めにイリノイ州産八面体螢石二ツ入りの海中の景色と…、



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貝殻と蛍石のほかに、蓄光セラミック(ブラックライトや太陽光で蛍光&蓄光)を入れたもの。



博物ふぇすは時計草は土曜のみの出展ですが、日曜には小学生以下が入場無料になるキッズタイムなどもあるので、デザフェスよりも年齢層の低い人たちが来るのでは、と思いまして、子供が触っても大丈夫そうな、少しジオラマ電球より頑丈なものを作ろう、と思っています。(とはいえ、ガラス瓶ですから幼児にはキケンです)

本物の電球はデッドストックの古い電球を加工したりするのに大変な手間がかかり、時間もかかるためどうしても高価になるのですが、電球型瓶を使って、ちょっとしたものを作って、ジオラマ電球の半値プラスアルファくらいの値段で出せれば…と今、試行錯誤しています。

が、材料があまりお粗末では本末転倒なので、形と色の美しいイリノイ州産の八面体劈開蛍石は入れてあります。
それと、貝殻は私がビーチコーミングで稲毛の浜で採集し、洗浄・乾燥させたものです。



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本物の電球ではなく、電球型の瓶(本来は飴などの食品を入れるように開発されたものだそうです)なので、ガラスが厚く、中の景色は揺らいで歪んで見えます。
なので、精密なジオラマは少し、無理がある…というわけで、懐中の景色を。
あくまでジオラマですから、珊瑚に見立てた赤いものは実は着色したアイスランドモスだったりします。


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博物ふぇすの開催時期は夏休みまっただ中ですしね…こういったものも少し、持って行くのは悪くないかな…と思っています。
子供の買える金額には…ちょっと厳しいですが、ジオラマ電球よりはだいぶお安く出せそうです。
ただしその代わり、ラベルや箱は付属しない予定です。


メインのスノーグローブや電球に取り掛かるのは、来週から位になりそうな予感です。
制作に専念し、完成してからのご紹介になりますので、しばらくは作品のご紹介ではなく、鉱物や雑貨のご紹介となりそうです。





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by zabiena | 2014-05-30 21:50 | 鉱物ジオラマ