螢石酔いする量の、イリノイ州産八面体劈開螢石たち

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夏が大変苦手です。

単に肥満体だからというわけではなくて(いやそれもありますけども)、昔から寒さには大変強く神社奉職時代(当時は痩せていた…!)も白衣緋袴に足袋のみで雪の降る日も暖房なしの場所で仕事していても全く平気だった代わりに、暑さには滅法弱く、七月ごろから九月下旬まではいつも憂鬱です。

で、暑さに茹ってどうにも馬鹿らしいケアレスミスを連発したりします。


今日などはまだ夏とも言えない単なる梅雨の晴れ間ですが、ついうっかりSDカードのメモリー消去してしまい…

撮ったばかりの大量の画像が消えました。南無。



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ブログのための画像を撮影できる時間には制限があり、家事が終わって、子供が帰ってくるまでの間なわけですが、流石に再度撮影するには時間切れだったので、以前撮影しておいた画像をご紹介します。

イリノイ州産八面体蛍石。
大量の、これでもかというくらいの、イリノイ州産八面体蛍石。



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実は、8月9日(土)に時計荘が出店予定の「博物ふぇすてぃばる!」の「学問からエンタメ! 」という企画で、八面体蛍石の展示をする予定でいます。

この催し自体が第一回目の、まっさらな企画ですから、他を参考にするということができず、ずっと悩んでおりましたが、「素人でモロ文系の私が鉱物の解説などしても、図鑑などの受け売りにしかならない」という結論に落ち着きました。

それを踏まえて方々の知人友人に相談しまして、結果、「我が家にあるどうかしている量の八面体を簡単な解説と共に展示してしまおう」ということになりました。

で、そのどうかしている量の八面体を撮影したパネルなどを作ろうと今、あれこれ試行錯誤しているわけですが…



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イリノイ州産だけでこの量。
(追記・加工用に先日購入したものはここに含まれません。あくまで個人のコレクション分です…)
何をどう、撮ったらうまく収まるのか四苦八苦しています。

実家にあったものも博物ふぇす出展を機会に引き取ってきた結果のこの量なのですが、何度も知人に在り処を尋ねられ、私自身も散々探している、実家の離れにあったはずの20年以上前の青や水色や色の濃い赤紫っぽいものや黄色のものが入った瓶は何をどうしても見つかりませんでした。
今の価値としてはそちらの方が高いのですが…なぜか見つかりません。捨てたわけはないんですけどね…。
昔闘病時代にどこかへ仕舞い込んだきり、私がお嫁に行ってしまったのでその後行方不明なのが悔やまれます。

また現在自宅にはこの他、中国産とビンガム産、ほんの少しですがドイツ産の八面体もあるわけで…

もはや狂気と言われても仕方ない量なのですが、八面体劈開標本は博物館ではあまり展示などを見かけませんし、専門家の方はこういったものを大量に集めたりしないのでは、と思いまして、そんな展示も素人ならではで楽しいかな、と思った次第です。

また納得できる写真が取れましたら、パネルとポストカードにして、当日展示(ポストカードは販売)予定です。
ちなみに現物は、量が量なので全部は持って行きませんが、あまり見かけない量の展示はするつもりでいます。
(大変申し訳ありませんが、蛍石自体がモース硬度の低い脆い石で割れやすいものですし、オールドコレクションも含まれますので直接標本にお手を触れることはできません。どうぞご理解をお願いいたします)




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硝子瓶詰は美しいですが、やはり傷みも激しいので普段はちゃんと箱に入れて、暗所にしまっていました。

で、仕舞い込んでたらこんな量あるのに機会あるたびに買い続けていたことに気付かなかったというか…うすうす気づいてはいたけれど気づかないふりをしていられたというか…仕舞っていた場所が東京と千葉で数か所あったため深刻に考えなかったというか…

今でこそ高騰している八面体ですが、昔は本当に、子供のお小遣いで買える安い気軽なお土産だったんですよ。
そして、私の蒐集癖はほんの幼女の頃からのものでして、ことあるごとに少しづつ買い足してたらこんな量に。

今まで、怖くて全部一か所に集めて調べたことなどなかったのですけれどね…。
総額とか、考えたくもありませんが、昔からのものもあったりするので購入時は今ほどの価格ではなかったし、現在換算される金額ほどではないと思います。


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ささやかな美しさ、さりげなく生活の中で愛でられる気軽さが蛍石の魅力、と思って集め始めたはずが、この量ではなんだか酔ってしまいそうですね。

そんな意味も込めて、現在少しづつ放出するべく、作品に仕立てていたりします。
…何年かかるかわかりませんが、できるだけたくさんの蛍石が、愛好家の方の手に渡るといいな、と思っています。



・・・・・


そんなわけで、夏休みに開催される博物ふぇすの公式サイトはこちら
時計荘のことはさておき、博物趣味のある方には大変興味深い出展者ラインナップですので、お時間のある方は是非。
ちなみに時計荘のブースは110で、出展は土曜日のみです。
どうぞお間違えの無いよう、お願い申し上げます。



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by zabiena | 2014-06-16 21:23 | 鉱物