Cafe SAYAにて八面体蛍石劈開ワークショップ参加(二回目)

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ご報告が遅れましたが、博物ふぇすてぃばる!にてエントリーしておりました「ガクモンからエンタメ!」では時計荘は一日のみ出展枠(2日間両日出展枠の方々とは別のエントリーとなっております)にもかかわらず、合計11票のご投票をいただきまして、見事順位発表に掲載されることができました。
当日当ブースへお立ち寄りくださった方々、ご投票くださった方々には深く深く、御礼申し上げます。
誠にありがとうございました。

来年の博物ふぇすてぃばる!に参加できるかどうかは…諸事情により正直微妙なところではあるのですが、これを励みに今後の催事におきましてもますます精進させていただきたいと存じます。
今後とも、時計荘の活動を暖かく見守ってくださいますよう、どうぞよろしくお願い申し上げます。


・・・・・・・



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2,3か月に一度の頻度で訪れている、東十条の不思議なカフェ、Cafe SAYAへ。
今回は蛍石八面体劈開ワークショップの参加をしてきました。
実は劈開ワークショップは二回目の参加です。
(一回目の参加記事はこちら

このワークショップは大変人気が高いようなので、2回目の参加は初めての方を押しのけての予約にならないよう…と思い、予約開始から1日経った時点でしたので、今回は最終回の5時~6時半の回でした(私は1回目の回に予約を入れることが多いので、これは結構イレギュラーです)。
が、その結果、ずっとお会いしたかったpatati patataのくつ箱さんとお会いするという嬉しい偶然も…。

この回も満席の大盛況でした。やはり、八面体の吸引力はすごいですね。


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当日は「ルーチカ的博物學のススメ」と題されたディスプレイがお店の一角にしつらえてありました。
博物趣味の人間にとってはたまらない小道具の数々…ですが、個人的に気になったのはこれ。



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ちょっとわかりにくいのですが…500円硬貨くらいの大きさの、薄型LEDライトです。

今まで鉱物を観察するために下からのライトアップは今までIKEAで購入した黒縁のLEDライトを使っていました。
趣味で鉱物を見て楽しむ時間は私にとって非常に大切な時間なので、小道具にも大いにこだわって美しい時を楽しみたいのですが、意外にこうしたものでシンプルで邪魔にならないデザインのものは少なく、IKEAのものも探しに探して…と選んだものです。
が、元の用途はクロゼットなどにつけるライトですから、表面がわずかながら球面になっており、繊細な標本を載せるときは少し注意が必要でした。

そんな事情があって、ディスプレイされていたこのコイン型LEDライトのこのシンプルさは使い勝手がよさそう…と見ていたのですが、店主のSAYAさんから、後日きらら舎(Cafe SAYAのネット通販)にアップするよ、とのご紹介が。
本日より販売されている模様です。(サイトはこちら、きらら舎のブログでの紹介記事はこちら
私も早速購入しましたので、またいずれご紹介しますね。
なお、こちらのコインライトは電球色のため、白熱灯下でカラーチェンジするニューメキシコ州産蛍石などの変色を観察できるようです。逆に、そういった効果が気になる方には向かないかもしれません。



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さて、本日のソーダ…。
スペシャルメニューで「時計草」があるとのこと!
さっそくオーダーしました。

我が家では今年、時計草の実は不作で、あの酸っぱいソーダは今年は味わえていませんでしたが、思わぬところでパッションフルーツの甘いソーダを味わえました。


ソーダを飲みながら、劈開に沿って蛍石を割っていきます…。



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私が割った蛍石たち…。
イリノイ州産と中国産です。ニッパーで割っていったのですが、いびつですね…。

今回はかけらから八面体を割り出すのではなく、いびつな八面体を利用してさらに小さな八面体を割り出すワークショップでした。

近頃は自宅でも劈開割りを練習しているのですが、主に私が使っているのは鏨なので、ニッパーで割っていくのはなかなか難しかったです。
が、カフェでほかの方々と向き合って割るのであれば鏨は破片がかなり飛ぶので危険(まして飲食物などがテーブルにある状態では厳しいかもしれません)ですし、テーブルや自身の指を傷つけることもありますので、向かないのかもしれません。

個人的には入門編はニッパーで始めるのが良いかと思います。少ない力で割れますし…。
ただ、ニッパーで割る場合はやはり、中国産などの劈開がそろっていない産地のものは性格には割りにくいかもしれません。
イリノイなどのきれいに劈開に沿って割れやすい産地のものはペンチで十分、楽しく作業ができると思います。
まあでも…そのイリノイの塊やかけらを入手するのがなかなか厳しいわけですが…。

確実なのは、こうしたワークショップに参加して、劈開割りをしたことのある人にコツを目の前で教わるのが一番でしょう。
私も頭の中で図形の展開などできないタイプなので、小冊子の図入り説明はとても分かりやすいと思いました。
慣れればどこに刃を入れればいいのかはすぐつかめるようになると思います。

ちなみに、今回も割った石を入れる瓶と、リーフレットがセットとなっており、持ち帰ることができました。
こういった小道具も、嬉しいですね。



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カフェにはイリノイやニューメキシコの八面体も売られていました。
イリノイのものはSAYAさんが割られたものだとのこと。
あれだけの数を割るのは大変だと思います。さすがですね。



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個人的に勉強になったのはやはり、SAYAさんの蛍石についてのお話でした。

このところ私もイリノイ産蛍石の塊をひたすら割っていたりするのですが、その中に蛍光するものが含まれていて、その蛍光についてあれやこれやとお話を伺いました。
石自体が青白く光るのは間違いなく蛍石自体の蛍光で、不純物による蛍光についてはまだ、調査中なのだとか。
蛍光する蛍石自体はほかの産地のものもありますが、八面体で、となると中国湖南省かイリノイ州産か、というところとなるわけで、そうなると断然、通常の状態がすきとおって色とりどりのイリノイに軍配が上がりますね。

私のほうでも蛍光するイリノイ州産蛍石はそれほど手持ちが多いわけではありませんが、今後作品に使えるようなレベルの八面体に整形できるよう、腕を磨こうと思った次第です。
塊自体ではまったく標本としては価値のない、見た目にも美しいとはいいがたい蛍石が、八面体になった途端に美しく幻想的な姿を見せるのはまったくもって不思議で感動的ですね。
いずれ、その蛍光も、ブログにてご紹介しようと思っています。


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話し込んでいて今回、写真をあまり撮れませんでしたが…
今後の制作活動に十分生かせるような素敵なお話を伺って、大満足の「おひとりさま時間」でした。

Cafe SAYAは小さなお店ですので、訪れる際には予約をされたほうが安心です(満席でもお買い物のみはできるようですが、食事・ワークショップのためには予約が必須です)。
明日土曜日は夏休み最後のカフェ営業日で、本日23:00pm現在まだ1席のみ空席がある模様です。
お時間のある方はこの夏最後の思い出に、ぜひ。



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by zabiena | 2014-08-29 22:59 | 鉱物 | Trackback | Comments(0)