いよいよ今日から10月ですね。東急ハンズ池袋店30周年催事「創造素材の森」(10月14日~19日)も目前に迫ってまいりました。ラストスパート、気を引き締めて頑張ってまいります。
今まで出店してきたイベントと違い、大型店舗での催事で入場料等もありませんのでぜひ、お時間のある方、お近くにお住まいの方はお立ち寄りください。時計荘のブースは一階正面入り口入ってすぐ、レジの前のテーブル二台です。初日の14日火曜日は午前11時くらいから14時くらいまで、会場におりますので、作品について何かご質問等ありましたらお気軽にお尋ねください。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
それでは、本日の鉱物ガラスドームのご紹介です。
鉱物ガラスドーム(大)「5つの橋を越えて」
鉱物:パキスタン産水晶
ドームサイズ:大 35×24mm
(
こちらの記事内、百円玉との比較画像の大きいサイズのドームが同じサイズです)
パキスタンの透明度の高い水晶の単結晶と、羊飼いとヒツジの群れを組み合わせてガラスドームに閉じ込めてみました。
水晶自体は小さなものですが、中に気泡が入っていたり、形もコロンとしていてなかなか面白いものです。
表題はZABADAKの名曲「五つの橋」の歌詞より。民族調の素敵な曲です。
と言っても、「五つの橋」の歌自体に羊飼いは出てきませんし、あまり共通点はありません。
ただ私にとっては羊飼いというモチーフ自体が神話じみていて、異国情緒を感じるために、そんな民族調のファンタジックな曲を思い浮かべました。
星座を作ったのも、イエス・キリスト誕生をはじめに知ったのも、かのダビデ王の最初の職業も、羊飼い。
現実にはとても大変な仕事ですが、夢の中の景色ではなんだかとても寓話的に存在するモチーフです。
その羊飼いと、羊たちはNゲージサイズのプライザー社製。
ものすごーーーーく、細かいです。
羊飼いが私の小指の爪に満たないサイズ。羊たちに至っては米粒より小さい…のに、この精巧さ。
3匹の羊はきちんとそれぞれポーズも違います。
まさに職人技ですね。
ちなみに、羊たちは少しずらしながら配置しているので、くるくる回すと3匹いるのがわかりますが、正面からは2匹しか見えません。
…羊よ羊、いったい何の星を見る。
派手な傾向もなく、景色としても地味かもしれませんが、個人的にはこの、羊飼いとヒツジのフィギュアと水晶の組み合わせは、神秘的でファンタジックな気がして、とても好きです。
明後日は新宿の小田急第一で「国際ミネラルアート&ジェムショー」(主催のTIMAのサイトはこちら)が催されますね。
ワンコインでノジュール(化石の入った石)割りができたりと、なかなか面白そうです。
同じTIMA主催の春の東京国際ミネラルショーに比べると、アクセサリーなどの加工品やルースなどを扱う店が多めですが、鉱物標本を扱う老舗も何店舗も出店しています。
秋。
ようやく過ごしやすい季節になりましたが、急に肌寒くなったりと体調を崩しやすい季節でもありますね。
どうぞ皆様も、ご自愛専一にお過ごしください。