ドームサイズ:大 35×24mm
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こちらの記事内、百円玉との比較画像の大きいサイズのドームが同じサイズです)
幻想的な風景に、唐突なスーツ姿の紳士を組み合わせるのが好きです。
これは多分、幼少期から大好きだったマグリットや、ミヒャエル・エンデの「モモ」の影響なのですが、どういうわけかこの組み合わせは意外にしっくり来る気がします。
以前読者様におっしゃっていただいて以来、これを「鉱物紳士シリーズ」と呼んでいたりするのですが、この鉱物紳士シリーズの中でもこの、アタッシェケースを下げて歩く紳士と水晶の組み合わせは、特にお気に入りです。
例によってアーカンソー州産の、細めの姿美しく透明度の高い水晶を使ってみました。
鉱物紳士フィギュアはプライザー社製のNゲージサイズ、町の通行人シリーズ。
鉄道模型の中で使えばなんてことない普通のビジネスマン(ドイツ人)なのですが、鉱物と組み合わせると何となくシュールレアリスムの香りがしますね。
今回かなり大目に接着剤を流し、水辺の景色にしてあります。
水晶の根元には蛍光素材を埋めてあり、水辺に咲く白い花は、人口の蛍光粒なので…
ブラックライトを当てるとこんな感じで蛍光します。
人工の素材なので、輝度が高く、また今回は粒を埋め込んでないので明るい場所から暗い場所に移動したり、夜、電気を消した後などにもうっすら蛍光を観察できます。
しばらく蓄光し、消えていく様を眺めるのも、何度見ても飽きません。
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お知らせです。
都合により明日はブログの更新をお休みさせていただきます。
また、東急ハンズ池袋店のイベントが始まる14日からは少しばたばたしますので、不定期の更新になります。
会期中、Twitter等では今までご紹介した作品等をツイートすることがあります。
どうぞよろしくお願いいたします。
デザフェス出展用の作品も、ぼちぼち仕上がり始めています。
そちらのご紹介もそろそろはじめようと思いますので、もうしばらく作品のご紹介にお付き合い下さいませ。
また、11月8日(土)のデザインフェスタ出展後は残務処理のため、1週間ほどのお休みをいただきます。
イベントが続きましてなかなか思ったように事務作業や残務処理が終わらず、ご迷惑をおかけいたしますが、一人ですべてをこなしておりますのでどうぞ、ご理解のほどお願い申し上げます。