鉱物スノーグローブ(黒・M)「冬の散歩道」「雪の精」

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本日も鉱物スノーグローブ2点のご紹介をいたします。
ここまででいったんスノーグローブのご紹介はひと段落しまして、明日からはガラスドーム・ジオラマシリーズのご紹介となります。




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鉱物スノーグローブ(黒・M)「冬の散歩道」

鉱物:ウルグアイ産紫水晶

ブラジル産紫水晶さざれ(研磨加工)
インド産雲母薄片(加熱処理)

サイズ:高さ約11.5㎝、ドーム直径約85mm



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以前に千葉県立中央博物館のミュージアムショップで購入したウルグアイ産の紫水晶をスノーグローブの中に閉じ込めてみました。
この水晶は画像で分かる通り、下の部分に茶色い層があり(未同定)、この粉がいずれオイルに溶け出してくるものとみられ、このスノーグローブは時を経るとセピア色がかってくると思われます。
が、オイル封入ですので錆びたり、かびたりの心配はありません。
色合いが変化するのを楽しんでいただければと思います。




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のちのち、セピアが買ってくることを考え、1900年代シリーズからクラシックな装いの紳士と少年のフィギュアを使ってみました。
おなじみプライザー社のHOゲージサイズのものです。
このフィギュア自体はあまり日本で流通していないもので、ドイツの本社から取り寄せてもらったもので、少し高価です。
おじいさんと孫でしょうか。
元気な孫に手を引かれ、雪降りしきる中不思議な道を散歩…いろいろな物語が想起されますね。



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紫水晶のさざれと雲母薄片をいれてあります。
雲母薄片はスノーグローブによく合います。このきらめきが、氷のようで寒々しく、そして清らかなイメージになります。
ぜひ、実際に振ってみてそのきらめきを見ていただきたいと思います。


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振ってみたところ。
スノーチップが舞う中、雲母がきらめきます。

チベット産やブランドバーグ産の美結晶ももちろん素敵だと思うのですが、私が個人的に「紫水晶」と聞いて思い浮かべるのは、こうした珍しくもない、よくある群晶で、それが故に実はこういった、「情景を封じ込めた」スノーグローブはとても好きです。
セピアに染まるというのも、なにかオマケのお楽しみのようで、なにかワクワクしますね。
もちろんそれは「永久不滅の美しさ」ではないのですが、朽ちてゆくものの美学、というのを理解していただける方にお譲りしたいと思っています…。




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鉱物スノーグローブ(黒・M)「雪の精」

ウルグアイ産紫水晶

ブラジル産紫水晶さざれ(研磨加工)
インド産雲母薄片(加熱処理)

サイズ:高さ約11.5㎝、ドーム直径約85mm




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こちらも千葉県立中央博物館の売店にて購入したウルグアイ産の紫水晶(現在は店頭にありません)です。
千葉県立中央博物館は何度かこのブログでもご紹介しておりますが、なぜか売店で鉱物が充実していて、たまに「おっ…!」と思うような掘り出し物さえあったりします。昨年、イリノイ州産蛍石をセール価格で売っていたのにはさすがにびっくりしましたが…。
主に東京サイエンスさんのマイクロマウントを中心に、たまに店頭在庫の入れ替えもあるようで、侮れません。


それはさておき、そんなところで出会った紫水晶ですが、こちらも度合いは少ないですがオイルにしみだしてくるだろうな…と思われる層がありますので、オイルは時を経るとセピア色になってくるものと思われます。
鉱物の層がわかりやすく、面白い個体でもありますね。
紫水晶は通常の状態ではもう少し色の濃く見えるものだったのですが、オイルで透過してとても幻想的なグラデーションに見えます。




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こちらも1900年代シリーズから、冬服の少女と犬フィギュアです。
このシリーズ、とても好きで昔から見かけると買い集めています。
今回は馴染みのお店に頼んでプライザー社から直接送ってもらいました。




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こちらも同じく、ブラジル産の紫水晶のさざれと雲母薄片を入れてあります。
さざれは研磨加工のしてある、角のないものです。



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振ってみたところ。
凍てつく雪景色の中、幼い彼女には降りしきる雪が雪のせいに見えたのかもしれません。
空へ手を伸ばして雪の精を捕まえようとしている少女と、それを見守る彼女の飼い犬。
なんだかノスタルジックで微笑ましい、そしてどこかさみしい情景となりました。
とても冬らしいスノーグローブです。


2点とも、経過観察・メンテナンス後に問題がなければ11月8日(土)のデザインフェスタ(ブースNO.E-383)にて販売いたします。



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今度のデザフェスは11月…ということで、クリスマスものも作ろうかな…とも悩んだのですが、今回は見送りました。
なぜかというとですね…クリスマスのスノードームは巷に完成度の高い工場生産品がたくさん出回るからです。
手作りだからよい、とは思いません。
あくまで、「工場生産品にはないもの」を作っていこう、ということで、今回はクリスマス仕様のものは作らないことにいたしました。


また…何度も何度も同じことを申し上げて恐縮なのですが…
鉱物スノーグローブは手作り品であり、時を経ると劣化しいずれは壊れてしまうものです。
時計荘では一点一点細心の注意を払って製作しておりますが、劣化のスピードに関してはまったくの運であり、予想がつきません。
花が枯れるまでを愛でるように、刻々と変わりゆきいずれは消えてなくなる儚い石の不思議な光景をお楽しみいただきたいと存じます。
どうぞ、ご承知おきの上、お買い求めください。

劣化しない、長く楽しめるものが良い、という方には鉱物ガラスドームシリーズやジオラマシリーズをお勧めいたします。
どうぞ、よろしくご理解のほど、お願いいたします。



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by zabiena | 2014-10-26 21:18 | スノードーム | Trackback | Comments(0)