国立科学博物館・「ヨシモトコレクションの世界」展

三連休で行かれた方も多いのではと思いますが、この秋から冬にかけて、上野の国立科学博物館ではこのブログの読者諸氏にはぜひともおすすめしたい展示が目白押しです。

実はこの後、また新作のご紹介が控えておりますので、一挙にご紹介したいところなのですが、記事を書き始めたところ長くなってしまったので…当ブログではこの3つの展示を今日と明日の二日に分けてご紹介したいと思います。


本日ご紹介するのは日本館のほうで行われている「ヨシモトコレクションの世界」展
(常設展への入館料だけで観覧できます)


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おなじみの科学博物館中央エントランスに、威容を誇る剥製の櫓。
画像ではうまく伝わらないと思うのですが…ものすごい迫力です。到底撮影画面に収まり切りません。


ヨシモトコレクションについては、上のリンクの公式サイトに詳しく解説が載っています。

ヨシモト氏は日系ハワイ人2世の実業家なのですが、狩猟としてのハンティングから始まり、掘り下げて学術的にも大変貴重な一大コレクションを築き上げた人物です。
国立科学博物館地球館(現在改装中)の3階展示室のずらりと並んだ迫力の剥製展示「大地駆ける生命」の剥製の大半も、このヨシモト氏からの寄贈なのですが…詳しくは公式サイトをご覧ください。並々ならぬ情熱と社会貢献、蒐集家の鑑ともいえる人物なのではないでしょうか。



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そんな彼のオフィスまで再現されています。ヨシモトコレクションの最大の特徴は、そのハンティングの記録が詳細に残されていること。
はじめはレジャーとしてのハンティングを楽しんでいた氏が、徐々にその目的を動物の生態や多様性の研究、そして自然教化に移していったことがわかります。


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それにしても、剥製の素晴らしい出来…ほれぼれしますね。
なお、この剥製たちは今現在も企画展示だけにとどまらず、国立科学博物館内で展示・研究されています。
(その内容についてはこちらに書かれています)


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私事ですが、幼い息子たちを連れて行ったとき、下の息子は「大地駆ける生命」の展示で号泣しました。
あの迫力のある展示が相当怖かったようなのです。
けれど一つ一つの剥製の、この躍動感ある佇まいをあれだけ一度に展示してあるわけですから…子供には怖いかもしれませんね。

今回の子の企画展は展示室が大変明るく、またエントランスホールの展示法もユニークなものなので、怖がりの子供にもおすすめかもしれません。
動物園とはまた違った、感動があります。


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アザラシやサイのトロフィーなど初めてみました…。
生物の多様性、いのちの造形のすばらしさに痺れます。



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ヨシモトコレクション展は日本館にて、1月18日まで。
ディスカバートークは12月23日、要申込みです。



さて、私は前回・前々回に記事にしたCafe SAYAとシャララ舎へ行った当日、合間合間に科学博物館で3つの展示を見てきました。

というのも…私の実家のある府中から東十条に向かう途中に上野を通過するので、まず午前中に寄って、その後Cafe SAYAへ行き、さらにその後に見逃した場所を見て、上野駅からは京成線が始発ですのでシャララ舎のある京成本八幡まで、というコースですべて回りきれるのです。

とはいえ、あまり都内へ出かけられないが故の詰め込みすぎ道程ではあるので、皆様にはごゆっくり、一か所ずつ廻られることをお勧めします。

今季の科学博物館はまさに、一日あっても足りないくらいのボリュームです。
地球館は現在改装中ですが、日本館のヨシモトコレクションの世界展のお向かいの部屋は…魅惑の「望遠鏡・顕微鏡・天球儀・時計」のアンティークが目白押しの常設展示室…。
冬休みもまたぐ会期ですので、ぜひのんびりとご覧になってください。



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by zabiena | 2014-11-25 23:33 | 博物館・科学館・美術館 | Trackback | Comments(0)