シャララ舎へ納品の鉱物ガラスドーム2点と通販のお知らせ
2015年 02月 26日
前回より続いて、市川のシャララ舎へ納品済みの作品をご紹介させていただきます。当方では店頭在庫につきましては把握ができないため、販売済みの場合もございますがご容赦ください。詳しい在庫につきましては、シャララ舎までお問い合わせください。
本日は最後に、今後の時計荘の活動に関するお知らせもございます。
鉱物ガラスドーム(大)「星の眠る場所」
鉱物:アーカンソー州産水晶ポイント
ドームサイズ:大 35×24mm
鉱物紳士の佇む水辺。静かな景色です。アーカンソー州産の水晶は小さいながらダメージもなく、透明度が非常に高く美しい姿のものを選定して使用しています。
紳士の足元にご注目。一粒の星が…。水晶の根元にも蓄光樹脂を仕込んであるので、紫外線ライトを当てると激しく蛍光、蓄光します。草の下の水面も蛍光塗料を少し流してあるので、紫外線で蛍光します。
水晶の根元の土台を土色にするとくすんだような感じになるのですが、こちらの蓄光樹脂は元の色が乳白色なので、そこまで曇った感じの色にはならないのも、特徴です。蛍光には好き嫌いがあると思いますが、やはりリクエストの多いのは傾向樹脂を仕込んであるものだったりするので、これからも継続して作っていこうと思っています。
鉱物ガラスドーム(大)「寡婦」
鉱物:アフガニスタン産ラピスラズリ
ドームサイズ:大 35×24mm
小さいけれどもしっかりとラピスラズリらしい、青と白、細かな黄鉄鉱の観察できる欠片をガラスドームの中にそっと閉じ込めました。
ドーン!と大きな石もそれはそれで綺麗ですが、こんなふうにささやかでもその石の特徴がしっかり出ている欠片が私はとても愛おしく感じます。とはいえ、やはり標本として飾るには小さすぎるので、こういった形で密やかに飾っておくのもまた、趣が異なって美しい、という気がします。
フィギュアはNゲージサイズ、小指の爪より小さなサイズの喪服の老婦人。
白いハンカチを握り締め、静かに泣いている御様子…
もちろんラピスラズリ自体は蛍光しませんが、水面には蛍光塗料をほんの少し流してあり、紫外線で蛍光し、蓄光粒はぼんやり蓄光します。
星の丘、ラピスラズリの夜が来ると、寡婦の老婦人は会いたいと焦がれる人の魂に、触れることが出来るのかもしれません。
さて、最後にお知らせです。
ツイッターの方では既につぶやいておりますが、ようやく通販の準備が整いました。上の画像にある作品を、来週半ば頃に通販でお買い求めいただけるようになります。初回は9点のみ(鉱物やディスプレイ品は含みません)の取り扱いになります。
やはり、天然素材ですし色合い等をしっかりお伝えするのは難しく、実物をご覧にならずにお買い求めいただくのは難しいとは思うのですが…個人的に、転勤族だった頃、都心のお店などに買い物には到底いけないような場所に住んでいた際に随分と、通販での買い物に心和んだ経験がありまして、どうしても取り組んでみたかったことでもあります。
ただやはり…私の住環境では自家通販を行うには厳しく、今まで諦めていたのですが、とある企業からお話を頂きまして、WEB販売をさせていただく運びになりました。まだ勝手が分からず、準備にも時間がかかりがちで、あまりたくさんの数を扱えるわけではありませんが、これから勉強させていただこうと思っている次第です。
なお、通販を行うサイトや日取りに関しましては、先方からの連絡が入り次第、また改めてブログとツイッターにて告知させていただきたいと思っています。
どうぞよろしくお願い致します。
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今年はたくさん、いろんなことが始まりそうな気配です。ほかにも同時進行で、いくつか楽しい企画を進めており…告知ができる日が楽しみです。これも、このブログの読者諸氏、皆々様の暖かい応援と日々の支えあってのことです。全てはここから始まりました。本当に感謝しています、いつもありがとうございます。
浅学菲才の身ではございますが、日々誠心誠意、精進してまいりますので、今後共どうぞよろしくお願い致します。