にわのわ アート&クラフト・チバに行ってきました。
(なお、画像は買い物をしたお店のもので、お店の方に撮影許可を得ております)
ヘンリー・ムーアの彫刻の周りにたくさんのテント。
前回来たときは道は大渋滞、スタッフは大混乱で、なんだかあまり楽しめませんでしたが、今回はいろいろ改善されていて、とてもスムーズに移動もでき、あれこれ見て回るのも楽しめました。
全体的なテイストとして、近年はやりのナチュラル嗜好な感じが強すぎて、私には少し健康的すぎる感じもしますが、これは個人的な好みの話。
ナチュラルとは言いつつ、本当の自然体で過ごすには、こういうイベントで売っているものって、何もかも高価すぎる気がしますが、手仕事というものはそれなりに時間も労力もかかるもので、ましてやアートにお金がかかるのは言うまでもないことです。
フランスではそういう、お金のかかったナチュラル嗜好をBB(ボボ。ブルジョアボヘミアンの略)っていうらしいですが、ほんと、自然体でありながら余裕のある、そういう絵になるおしゃれな暮らしって、お金がないとできないものかもしれないですね。お金がある程度あって、余裕もないと、なんとなく貧乏臭く見えてしまうのでしょうし。
あとは、お金がなくても絵になる、っていうのは結局スタイルの問題なんだろうなあ。
細身の美人は、お金かけてなくて何着てて何持っててどんな暮らししてても様になって、素敵に見えるという。それいったらもう、おしまいなんですけどね。私とか、始まらないうちから終わりなんですけどね・・・・。
閑話休題。
開催地の川村記念美術館は、私が日本で一番好きな美術館です。
ジョセフ・コーネル作品を多数所蔵しており、藤田嗣治やマグリット、キスリングなどのわたし好みの絵画が多く、広い広い庭園も美しく、また企画展も優れたものを多く催しています。
ちなみに河村記念美術館友の会に入会すると一年間入館無料の上、こうした催しの無料入場券や、売店やレストラン、茶席の割引が受けられるサービスもあり、私はもちろん会員です。
来週に新宿ショーを控えているので、あまり散財できないはずなのですが、ゆらゆら揺れるガラスのオブジェ、一輪挿し、鉱物をのせるために木製の台、生花を生けられるガラスのペンダント、こぎん刺しのブローチを購入。
また、出張郵便局から特別スタンプ、木下綾乃さんデザインの特別消印が押せるとのことで、自分宛に一通だしてみたり。
なんだかんだと、細かく散財している気もしますが、これだけ伸びやかな景色のなかでは、まあこれくらいたまにはいいか、なんて思ったりしてしまうのでした。